RSS
|
|
|
|
2019
/10
/10
|
・Love 感想とその愛の形
|
Loveは、最初聞いた時はあれ? これなんだ? って感じだったんですけど、 改めて聞くと、 あれ? これなんだ? って感じで、 いまだに、あれ? これなんだ? なんだけど、 おそらくつまりは大槻ケンヂの愛の集大成なんじゃないかと。 勝手に妄想しています(笑)
感想と、愛 っていうか、感想か?これ?
01. 愛は陽炎 愛は陽炎のようにうつろう
大槻ケンヂは、愛を信じていない。 愛など存在はしないこの恋もどうせ終わるさ そう、うそぶく。
だから、どんなに一番好きな人と結ばれなくても、 うつろっていく……のではないかと。
曲としては一番筋少らしい感じがして とても好き。
02. from Now 言えない(かった)愛
要するに”今でしょ”ってことじゃないかと(笑)
Love の前に、zweiというアーティストが、 この曲をカヴァーしていたんですが、 そっちのイメージが先行して、 筋少版は最初なかなか飲み込めなかった(笑) いまでも、飲み込めてるのかな? アレンジは、まだ、あっちの方が好き。 でも、ピアノとギターのバトルはこっちの方が好き。
03. ハリウッドスター スターに憧れる愛
オーケン大好き映画の歌。 頑張ったけどダメ系かと思ったけど、 意外と(笑)、前向きな歌で面白い。 ちょっと、プログレ・エディが顔を覗かせている感じもあり、 それもまた好き。
04. ボーン・イン・うぐいす谷 肉欲の愛
いきなり、ラブホだし、うぐいす谷だし、 これはもう肉欲の愛なのではないかと(笑) 曲はなんか耳につく。 バカっぽいのに。 筋少っぽくない気がするのに、 いつの間にか筋少だ(笑)
05. 妄想防衛軍 妄想の愛
昭和の特撮みたいな歌ですね。 骨太でかっこいい。
しかし、何が妄想で、何が本当なんだろう。 恋人は本当に、存在しているんだろうか。
06. ドンマイ酒場 愛の殺人
私はあなたを愛しているわ だけど、罪は罪と思うの
オケミス で聞いた時は、 頑張ったけどダメ系の、 なんか痛いブルースかと思ったんですけど、 後半から様子が変わりすぎじゃないですか(笑) 橘高さんが、完全にサイコパスで、 内田さんが、完全にやべえ酔っ払いで、 なんだこれは…… と、絶句してしまったが、 これはこれで面白い。
殺された女性は荒井田メルなんじゃないかと、 勝手に夢想している。 あるいは最後の曲の少女だったらやだな(笑)
07. サクリファイス エロスの愛、自己犠牲の愛
神の寵愛は、見返りのない、アガペーの愛である。 だとしたら、その反対の、人間の愛、 エロスの愛は、欲しがること。 見返りの、愛なのだ。
ご褒美頂戴と言われるけど、 むしろ、ここまでで、がっつりとした ハードなギターとピアノのバトルを 渇望していた身としては、 この曲自体がわたしへのごほうび。
首しかない赤子の乗った乳母車は、 風車男ルリヲを思い出します。
08. 直撃カマキリ拳!人間爆発 なんだこれ(笑) えっと……秘孔で愛を育んじゃダメですよと(笑)
ヒーローもののオープニングっぽいとおもってたら、 ヒロイン爆発しちゃうからなあ。 ヒーローのせいで。 なんで歌だ(笑) いや、曲も面白くて好きですけど、 今回のアルバムコミック成分がちと多くないですか(笑)
09.喝采よ!喝采よ! 愛の歌。
歌謡曲だよね。 ドンマイ酒場もオケミスだと、 かなり歌謡曲だったんだけど、 なんか、きづいたら、 亀を飾る酒場の曲になっちゃったからなあ。 でも、こういう真っ直ぐストレートな愛の歌って、 筋少っぽくなくて面白いですね。
10. ベニスに死す〜LOVE あい間……なんつって。 かっこいいインストですね。 インストだから橘高さん作曲かとおもったら、 内田さん曲。 なるほど。 言われてみれば遊びがおおいか。
11. Falling out of love 覚める愛
愛は、他のアルバムでも言っている通り、 執着であり、 執着っていうのは、仏教でいうところの、 苦しみの根源である。 ま、つまり、愛さなければ苦しまないのだ。 でも、 人間という生命が進化し繁栄するためには、 愛がないと子供は生まれない。 肉欲も必要だ。 それは本能だ。
しかし、人は子をなさなくても、 愛するし恋する。 何故か。
人だからだ。
それにしても、プレアデス好きだなぁとか、 軍人はあの、妄想防衛軍なんだろうかとか、 ということは、存在していたのかとか。 いや、これも妄想っぽい。
彼女は愛をてばなし、
そして、また陽炎を見つける。
|
|
|