復活日記
written by YOLY
生まれ変わって、虫になって。

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 2005 /3 /18
・コック・バーン
 昨日、というか、すでに今日になってしまったころに家に帰宅。
 家以外のドコに帰宅するのだこのバカオロカ。お前はアレ牛の牛肉とか腹痛でお腹が痛いとか上を見上げるなんていっちゃうタイプだろう。という揶揄はこの際とりあえず無視させていただくことにして、家にたどり着いたところから話は始まる。
 友人から一通のメイル。今日、ある番組に俺出るかもしれないから見ないとチュッチュクプリンプリンだからとかそういう内容のメイル。
 チュッチュクプリンプリンが一体何を意味しているのかはこの際どうでも良いのだが(実際の文面には書かれていなかったし)、彼がテレビジオンに登場するというのはこれは一興(かつ一驚)と放送開始時間を見てビックリ。
 まさにメイルを見たちょうどその瞬間が、テレビジオンの放送開始時刻だったのである。
 これは遇にしてはあまりに出来すぎである。まるで出木杉英才くんである。ちなみに、この出木杉君、出杉と誤謬されることはよくあること。下の名前もエイサイ説ヒデトシ説があったりするなど(現在ではヒデトシとするのが定説)名前を非常に間違えられやすいキャラクタなのですね。さらに付け加えるなら、初登場時の名前は出木杉太郎。彼の声優結構良い年のはずなのだが、彼の声優はこのまま行くのだろうか等と言うのは余計な心配なのだろうか。
 閑話休題。これは、神の意思。否、コスモゾーンの意思であると判断した私は、即座にトランクスをはき、テレビの前に抹茶スニッカーズを用意して正座。あまりに適当なことを書きすぎて何が真実やらよくわからないが、まあ、兎に角テレビを点けた訳です。

 ちなみに、彼がなぜテレビジオンに出たのかを話すには、彼との出会い、そして彼が過去に二度テレビジオンに映ったことは全く話す必要が無いため(話すとしたら塗仏の宴全編ほどの長さになるだろう)に割愛させていただくが(尚、1回目はプロレスの観戦中、客として映り、2回目はケイブルテレビで彼の働いていた、当然私も働いていたゲエセンアミュウズメントテエマパアクの取材でインタビュウに答えていた…らしい)、それでも、何故に彼がテレビに映ることになってしまったのかという事由はある程度彼の略歴を知っておく必要があると思われるので、あまり他人のプライバシイを暴くという行為は好ましいと思わないのだが、まあ、紹介させていただく。
 彼がテレビジオンに映った事由、それは、彼の職種に関連する。彼の職種は、黒板職人。人間国宝、判刻石斎氏滋賀県某村から運ばれてくる岩を切り出し、板状の大きさまで削り上げ、緑色の顔料を表面に塗る。これを、新潟県は燕の職人が真平になるまで磨き上げ、表面のゆがみが0.0001%になったものに、石川県は輪島の職人を塗り、天日に干し、乾かして作るのが黒板だというのは皆さんご存知のとおりだとは思うが、ここに、日直という文字を書くのが彼の仕事である。嘘である。つーか黒板の作り方から嘘である。いたっつってんのになんで岩から切り出さねばならぬというのだろうか。本当は彼が黒板会社に勤務しているというのは知っているものの、何をしているのかまではよく知らない。

 しかし、まだテレビの放送始まらないよ。興が乗ってるねえ。
 まあ、あわてるなって。テレビの放送内容自体は一行で終わるから。

 結局、彼は映ってなかったっぽいです。

 そう、彼は結局映ってなかったのだ。というか、彼の会社の映像が使われるとそのメイルには書いてあったのだが、彼の会社の映像がどれなのかさえ私にはよくわからなかった。
 チラッと黒板を運んでいるシーンが映ったのだが、作業員は帽子をかぶっており、彼なのかどうか判別は出来ない。体格は彼風なのだが。

 いや、そんなことよりもだ。彼が映っていなかったことなどどうでもよいのだ。
 もともとメイルにも映るかもとし書かれていなかったし。
 そんなことよりもだ、この番組の内容に問題があるのではないかと僕はアジテイシオンしたいわけである。




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