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2005
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/8
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・ホモホモ7
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曲名:孤島の鬼(から笑う孤島の鬼・から笑ふ孤島の鬼) 収録CD:仏陀L・80年代の筋肉少女帯・ナゴム全曲集・筋肉少女帯 (から笑う孤島の鬼)・ベスト(空手バカボン)(から笑ふ孤島の鬼)
寸感:江戸川乱歩の同名の小説をモティーフにした歌。 初期の名作。
孤島の鬼。この曲を聴くたびに思い出す風景がある。
あれは、中学のころ。 僕らの学校ではその学校が作ったオリヂナルの体操があった。 毎日毎日、10:15の休み時間になると、全校生徒が校庭に集結。 テープに録音されたピアノのメロディと、体育教師の歌に合わせて踊る体操するという、 超画期的な、いまだかつて誰も考えたことの無い、斬新な― まあぶっちゃけラジオ体操のパクリなんだけど― イベントが行われていた。
そのオリヂナル体操に、天つきという極上の体操がある。 まず、直立。そして肩幅に股を開く。 腰を落とし、相撲の蹲踞の姿勢になる。 力をため、 両腕を上に上げ、 オラに元気を分けてくれ!! …要は、一気に立ち上がり手を上にかざす。 あたかも、元気玉を作るかのように。 天をつくから天つきってわかりやすいネイミングだねこりゃ。
まあ、それを何回か繰り返す…そんな体操があったわけですよ。
ああ、忘れてました。 そのときに掛け声をかけるんです。 よいしょ と。
校庭にみつしりと中学生から高校生までの男子(中高一貫男子校でしたから)が、 ケツを落として… よいしょ!!! もういっちょ よいしょ!!! 1500人余の男子が、 よいしょ!!!
なんつーか、ホモまっしぐらだね。 孤島の鬼のよいしょ、よいしょ…の部分を聴くたびにそれを思い出します。
この島は囲まれて、君はもう逃げれない。
島は、学校だったのかもしれない…。
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