復活日記
written by YOLY
生まれ変わって、虫になって。

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 2005 /4 /9
・ロングエンゲージメント
 久しぶり(といっても1ヶ月ぶり)に映画。
 いやあ、3月12日の封切りから行こう行こうと思っていて、やっと行けた。
 くそう。仕事が忙しすぎる。

 地元の映画館で、ここは映画の移り変わりが激しいから、
 早く観にいかないと上映期間が終わっちゃうと思ってたら、
 普通の上映はすでに終了。

 朝一にプレミアスクリーンでのみ上映

 という、素敵な仕様に。
 この、プレミアスクリーン。
 凄く良くて、シートがファーストクラスに使われている椅子を使用(確か)。
 さらに全席指定(これはプレミアじゃなくても)、凡ての椅子にテーブルが標準装備という凄くリラックスできるシチュエイシオン。
 おまけに、ポップコーンもつくという。

 こりゃあ、行きたいなあ。と。
 でも、お値段がその分お高い(2500円)ので、あー、こりゃあ見送りかな。
 なんて思ってたんですけど、良く見りゃ、通常料金で入場可とのこと。
 その代わりポップコーンはつかないけど別に何の問題もなし。

 まあ、朝早く起きなきゃいけない。
 朝早いといっても平日に行くのは無理。
 つまり、朝ゆっくり寝ていられる休日に早く起きて、
 しかも鑑賞後に会社に行く。

 といった困難な条件を乗り越え無ければならなかったのです。
 しかも、この映画館、毎週毎週上映映画が変わるため、
 木曜日にならないと、次週その映画が上映されているかが解らない。
 早めに行かないと、その映画館で見れなくなっちゃうんです。

 でも、音響が良いし、指定席だし、席広いしで、
 その映画館で見たい。見たい。見たい!!!

 というわけで、もう、早めに指定席のチケットを買って、
 絶対に観にいかざるを得ない状況に自分を追い込み、
 見てきました。今朝。ええ。もちろん、今は会社でこれを書いていますよ。


 『ロングエンゲージメント』

 これは、フランスの映画で、恋愛映画の皮をかぶったミステリなんですね。
 原作があるというのをパンフを読んで知ったので読んでみようカナとも思っています。
 あらすじは、第一次世界大戦中、戦場で死刑になったとされる恋人の死を受け入れられずに彼の消息を探すというもの。
 これがねえ、見る前は、どうせ生きてるんだろう?お話なんだから。
 と思ってしまうのだがね。
 こう、途中途中で、うわ。これ、生きてないってことなんじゃあ…
 こう来たらどんでん返しで、生きてても他に女がいるとかそういう…
 などというバッドエンディングが脳裏をよぎってしまって。
 基本的にグッドエンディングが好きなのです。
 結末は書いてしまうとアレなので、見やがれコンチクショー。
 といった感じですね。
 音、撮影法、ストーリーどれをとっても遜色が無いと思います。

 ただ、3点。
 1:2カットほどチープなシーンがあった。アレはなんなのだろう。
 2:フランスについての知識がないと辛いところがちょっと。
   例えば、みんな死刑になったのかの説明が良く理解できなかったのだけど、
   理由は『兵役を逃れようとわざと手を怪我したから』なんですね。
   なんというか、こういった軍国主義的なものは日本特有なもので、
   フランスには無いのかと思ってたのですけど、あったんですね。
   うーむ。世界史に学が無いことを露呈してしまうような文だったか。
 3:人名と相関図は覚えろ。
   外人の区別がつかないことで有名な僕ですが、
   人名と相関図がよくわからないと、楽しめません。
   ああ、あそこで殺されたのはあいつだったのね。
   みたいな。なんか、みんなとは違うピースが他のシーンで埋まったり。
   ※完全にピースが埋まったのは、映画上映後にパンフレットを読んでだった…。
    しかし、ピースが埋まるともう一度見たくなる。
    早くDVD出ないかな…。


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