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2005
/9
/24
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・パズルとは
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芦ヶ原伸之氏の話は一昨日書いた。
哀悼の意味で、パズルの宣教師―ニコリ「パズル病棟日誌」総集編購入。
これは、「ニコリ」というパズル誌に氏の死の直前まで連載されていたもので、 そのニコリと言う雑誌は、かなりストイックなパズル誌である。 ストイックの意味を書こうとしたら相当長くなってしまったので、 簡単に説明すると、まあ、他のパズル誌と大きく違うのは、
商品賞金の類が殆ど無いということだろう。
その事を友人に話したら、 何のためにパズルを解くのだと驚かれたことがある。 もちろん、パズルを解くためだ。
しかし、この解くという行為。 慣れてしまうとタダの作業になってしまうのが欠点だ。 だから、しばらくこの本を買うのをやめていたのだ。
この、芦ヶ原伸之氏は、そういったこの本の読者をも 頭の固い人間だと揶揄する。 パズル好きにとって、頭が固いといわれると奮起するもので、 なら、この問題が解けるかい。 といわんばかりの偏屈な問題に挑戦してしまうのだ。
パズル好きだと自負するなら、 一度読んでみてほしい。 パズルに関する概念が変わるから。 そして、惜しい人を亡くしたもんだと思ってしまう。
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