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2006
/11
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・デスノート
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設定だけでコレは面白くなるに違いない。 そう思わせる物語というのはある。
たとえば、西暦3000年、佐藤性姓が気にくわないから佐藤性姓を皆殺しにする…… ではなくて(※上のあらすじの小説は実在する上、映画化が決定している)、
クラス全員が一人が生き残るまで殺し合いをするとか、 名前を書いたら死ぬノートがあって、それで犯罪者を裁くとか。
※よく考えたら上2作とも同じ人(藤原竜也)が主人公だね。
そんな設定で面白いと思える、デス・ノートの映画版後編を見てきた。
ストーリーはね、 良くできて居るなあと。 原作を知らない人にはどう映るかは判らないですが、 原作を知っている人にとっては、うわっ。やられた! という落ちになっていると思います。 色々はしょられたシーンも多いので(まあ、2時間に収めるのは無理があるよなあ)、 あれ?アレ説明したっけ? とか、 こっちだとこうなるんだ。 というしーんが多くて、有る意味楽しめます。
後半の決戦のシーンも、 原作よりこっちのほうがいいんじゃないかと思うほどでした。
んが、 映像が何かチープです。 テレビ局で暴動が起きかけるシーンがあるんですが、 どうも半径3m位しか盛り上がってないっぽい。 ……っていうか、そう見えちゃうだけなんですけど。 そう見えちゃダメだよなあと。
あと、序盤、とあるキャラ(前編で死んだキャラ)の 葬式が行われるんですが、 一般人の葬式でアレはないんじゃないか?
身の丈よりでかい遺影に向かって献花してたんですが、
そう言う宗派があるんですかね? 芸能人じゃ有るまいし。 と、死に神の存在を知ったLよろしく椅子から転げ落ちました。
しかし、 上映前に売店でパンフレットを買おうとしているときに、 大声で、 最後、AがBに頼まれてCにDをあげてたのの意味は何? と言っているバカっぽい顔の(完全主観です)中学生ぐらいの女の子が居て、 こ……このバカ…… 大声で……け……結末を喋りやがった。
駄目だこいつ… 早く なんとかしないと…
ってな感じだったんですが、 最後そんなことは起きず、 あれ?スタッフロール後か? と思ったんですが、それもない。
んーー??
と考えて 判った。 主語と述語がおかしいんだ。
CがBに頼まれてAにDをあげた。
が正解だったんですね。 っていうか、そんなシーン原作にもあるし。 全然最後じゃないし(後半と言えば後半だけど)。
バカ(完全に主観だよね)で助かった。
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