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2006
/11
/5
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・ワールドトレードセンター
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ワールドトレードセンターを見てきた。
自分の人生において、ショックを受けた事件というのはいくつかあって、 当然のごとく9.11事件も含まれる。 テレビを見ていて。 ああ、世界が終わった。 そう思った夜だった。
先日、ユナイテッド93を見た。 これは、ユナイテッド93で何が起きたかを空想した物語であったが、 今回は、救助に向かった男達の実話である。
最初は淡々と事実が紡がれるため退屈感が否めない。 (何が起きるのかって言うのは知っているから) が、しかし、中盤以降グッと盛り上がっていく。
生き埋めになった救急隊員の話で、 彼らが生き残るのか死ぬのかって言うのは、 僕には知らない事実であるからである。
生き埋めになった彼らは本当に助かるのか。 それが最後まで判らなくて(事実に即しているので、誰か1人は助かるのだろうと言う予測は出来る物の) 後半には、生きろ!と、叫び出したくなるほどだった。
気づいたら泣いていた。 (まあ、僕は結構泣きますが)
できるなら、 この救助隊に起こった事実を知らないままに見ると、 もの凄く興奮できると思う。 実際、あそこではたくさんの人間が亡くなって…… ……行方不明になっているわけで、 その人の数だけあそこにはドラマがあったのだと思うと、 涙が止まらない。
そういえば、 あの事件を陰謀だって言って、 そう言う本を書いて、小銭を稼いでいる人がいますが、 幾多の人が死んで、行方不明になっているわけで。
何か、凄く不謹慎かつ不愉快だと思うのですが、 そう言う人には人の心はないのだろうか。
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