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2006
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・財布
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続く。 と書いておいて続かないブログやMixiが多い昨今、 このサイトはきちんと続くのです。多分。
ちなみに、先日書いた「寝不足」の原因となる物は、 完成して、プレゼントもしました。 何を作ったのかというと、 フットサルメンバーの一人である友人の結婚祝いに、 オリジナル焼酎ボトルをプレゼントしたのです。 オリジナルといっても、焼酎とボトルは鏡月という、 非常にポピュラーな焼酎なのですが、 何を作ったかといえば、 其れのラベルですね。 ラノベじゃ無いですよ。 ラベルです。 べるのでもないですよ。 べるのって言うのは、桜た……まあ、そんな話はいいんですよ。 べるのが知りたい人は、検索でも何でもして、 自分で調べてください。 フルネームは本田べるのです。
閑話休題。
まあ、そのラベルに、フットサルのメンバー全員の写真や、 結婚する二人の写真を上手く組み合わせて、 ラベルを作ったわけです。
と言う風に、キチンとフォロ・ロマーノします。 そういえば、フォロ・ロマーノは良かったなあ。 フォロ・ロマーノって言うのはイタリアにある遺跡です。 皆さんも、ローマにお立ち寄りの際には是非。
というわけで、財布の話がやっと出来ます。 いや、別に実はそれほど面白い話ではないのです。 財布をなくしてしまったんですから。
財布の中には、 定期 クレジットカード キャッシュカード 免許 会社の入館証 レンタルビデオのカード 某バンドのチケット 某映画のグッズ引換券 現金数万円
などが入っています。 特に、上のものは無くなったら、 手続きが面倒&二度と手に入らないものばかりです。
こいつはこまったなあと。 今流行の歌風に言えば、 こ〜いつは困った。 ですね。ですねですねですね。ですね。ですね。ですねですねですね。 状態です。 それでも、(当時の)後藤真希や、(当時の)吉澤ひとみが、 僕と一緒に踊ってくれば、僕だって夢の中へ行ってみたいと思いませんかふふっふー。 ですが、 真っ暗な道の中で、ただ途方にくれるばかりです。 温泉から自転車で10分ほど離れた場所で、日も暮れ、あたりは闇です。 とりあえず、温泉に忘れてきたと言う可能性もあります。 電話でもし……
……電話番号がわからねえ。
ちくしょう。 いや、まてよ。 文明万歳。 文明万歳。 カステラ1番電話は2番。3時のおやつは文明堂。 ってCM最近見ないよね。
903iにはGPS機能がついている。 そして、そのGPS機能を使えば、施設などの電話番号もわかるのだ。 ヴィヴァ文明!!
早速電話をかける。 「財布を忘れたのですが」 「どのような財布ですか?」 「(ん?あるのかな?)グレーのです」 「二つ折りですか?ストレートですか?」 「(お?)二つ折りです」 「少々お待ちください」
……あるのかい?ないのかい? どっちなんだい? エヴィバディパッション!んー!んー!(←人が違う)
「……済みません。ありませんね」
無いのかよ!!
… ……。
まてよ。 リューク。所有権を放棄してもノートの切れ端に触っていれば記憶は消えないんだよなあ。 ロッカーの…… ……中…… ロッカーの…… ……番号。
無駄なことだけはしっかり覚えている、 変な脳みその中から、ロッカーの番号をひねり出す。
「131のロッカーの中に忘れてきたかもしれません」
……
が、駄目。
いや、駄目と言うより正確には、 誰かがもう使用している。
誰かが使っていると言うことは、 財布があったら、発見されているだろう。 届け出ないと言うことは…… 厭な予感しか感じない。
とりあえず、戻ります。と伝え、戻ることに。
といっても、途中で落とした可能性も無きにしも非ず。 服を着たときに財布を確認したかどうかを脳に問い合わせるが、 覚えていない。その件に関しては秘書に全て任せてある。の一点張り。
こんなことならマッサージ40分待ちでもいいから愛けりゃア良かった。 そうすれば、そこで財布出すだろ? くそう。
道端に落ちていないか確認しながら戻る。 暗がりの中、なにが落ちているか何てはっきり見えない。 目を凝らしつつ戻る。 黒い塊を発見しては、 テブクロだったり、 猫だったり、 まっくろくろすけだったり、 裸の広末涼子だったり、 財布がねえ。いや、いっそ、裸の広末ならそれでもいい。 と思ったが、やっぱり広末と思ってよく見たらタニシだったり、 もう、駄目なんじゃないかなと思いつつ、温泉にリバース。
とりあえず、靴箱とロッカーを調べるが、やはり無い。 念のため女湯も調べさせていただけますかと、 問い合わせるも拒否(←流石に問い合わせてません)。
131のロッカーはやはり閉ざされている。 こりゃあ、このロッカーの人が出てくるまで待つしかないな。 長期戦になるkおじいちゃん開けてるの131だ!!!
と、ふと横を向いている間に、コンピューターおじいちゃんが、 俺の(←違う)ロッカーを開けているじゃないですか。 チャンス!と、 足元に落ちていた自由の女神の形の文鎮で鼻っ柱をゴリッ!ゴリッ!と殴打。 温泉で血行がよくなっているもんだから、 どろりとした血が、どろり、どろり、と、 あひぃあひぃいいながら、はいつくばって逃げようとする老人を 置いてあった体重計で、ゴキリ。 ぴくぴくと動かなくなったその塊をみながら、 真っ裸の男たちに取り囲まれ、僕は、その短い人生が終わったと感じたのでした。
完
と言うのは全くのでたらめで、 済みません、お宅の晩御飯ロッカー拝見させていただいてもいいですか? と、快諾を戴き、 果たして中から財布が出てきたのでした。
あー。よかった。
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