復活日記
written by YOLY
生まれ変わって、虫になって。

Back To Index 復活日記 筋少日記 静謐日記

最新七日間を表示

月別表示
<<  2007/8  >>
SMTWTFS
1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031

語句検索

RSS

 2007 /8 /20
・馬鹿ツアー2007
・1ヶ月前

 大阪に住んでいる友人に久しぶりに連絡を取る。
 たまには会いたいなあ、こっちには帰ってこないの?
 等と、たわいも無い会話を繰り広げていたのだが、
 そのうちに何がどうなってこじれてしまったのかは解らないが、
 浜松にうなぎを食べに行こう。という話になる。

・1週間前

 今度、あいつと浜松までうなぎを食べに行くんだよ。
 あはは。馬鹿だろ?
 と話していたら、
 その話俺も乗った!
 と、パーティが一人増える。

・1日前

 というわけで。こだまに乗って浜松へ。
 電車賃往復合計15000円だけど、気にしない。
 ハンターチャンスってそれは児玉清。ヒーロー。

 浜松駅で大阪の友人と合流。
 とりあえず浜名湖へ移動。
 電車で弁天島へ。

 弁天島で自転車をレンタル。
 ここら辺で一番上手いうなぎ屋を教えろや!
 と、観光案内のオバちゃんを脅して、うなぎ屋の情報をゲット。

 うなぎ屋へ移動。
 早速、食いますか。と、ドアに手をかけると、
 本日、予約のお客様のみの看板。
 ええええ……
 此処まで来たのに、食えないのか〜?
 他の店探すか……?
 と思い辟易するも、
 夕方の部の予約が出来ないかと交渉。

 と、言っては見るもので、
 上うな丼3人前ならなんとか材料もあるという。
 もちろんOK。
 うなぎ食ってパワーアップ。
 よし、このまま浜名湖をチャリンコで一周しちまうか。


 ……そう思っていた時期が俺にもありました。


 ちなみに。
 ボクこと木偶の坊は、
 方向音痴です。

 もう少し正しく言うと、
 地図を見ないで勘で動いて大胆に間違える男なのですね。
 地図を見ながら迷うことはマズありません。

 で、大阪の友人は、地図が読めない男なんですね。
 この二人が合わさるとどういうことになるか。

 答え:
 あさっての方向に行く。

 途中でダイソーを発見したので、タオルと飲み物を購入したのですが、
 そのついでにいまどこにいるか調べてみたら、
 持っている地図の範囲外の場所で、
 浜名湖から遠ざかっていることが判明。

 じゃあ、こっちかな。と適当に曲がってみるも、
 行き止まり&行き止まり。

 迷い道検定3段の俺の提案により、
 一旦わかる道に戻ろうというも、
 それは嫌だという、3人目の男。

 うーむ。と、数分迷うが又行き止まり。
 やっぱり一旦戻るしかネエと、
 一旦元の道がわかる場所へ戻る。

 で、自転車疾走……
 ん?ちょっと待って。
 電話だ。

 もしもし?
 −もしもし。
 どちらさまですか?
 −心臓ですけど。
 ああ、はいはい。どうしました?
 −やばい……
 え?
 −お前の体ヤバイ。

 脈拍が異常に上がっているのが、
 脈を取らなくても解るようになり、
 頭が軽く痛くなってくる。
 こいつはやばいなあ。
 この程度で俺やばいのか?
 と思って再度心臓に問い合わせたんですけど、
 俺が此処まで心臓を酷使(……酷使って)したのは、
 3〜4ヶ月前。

 この3〜4ヶ月の間、
 起きる→会社行く→会社帰る→寝る
 の繰り返しで、運動なんて久しいことをすっかり忘れていた。

 こいつはどこかで休みたいぜ。
 と思うも2人は遥か先のガンダーラ。

 何とか食らいつきつつ、1時間が経過。
「もう、浜名湖の北側に来たかな?」
 大阪の彼が言うが、地図を見て愕然。※ここ

 ちなみに。
 駅前で自転車を借りたのが午後1時。
 自転車返却期限は午後4時30分。
 現在の時刻午後3時過ぎ。
 駅から此処までかかった時間、約1時間。
 ということで、少し湖を見学して、戻ることに。

 よくよく地図を見てみると、浜名湖の周囲は約80km。
 1日、しかも3時間で廻ろうなんてことがそもそも無理でした。あははは。

 で、
 もう疲れたし、俺汗まみれだし、
 弁天島温泉と書いてあったし、何処かで温泉に入ろうと、
 昼、うなぎ屋を教えてくれたオバちゃんの首筋にナイフを突きつけながら、
 ここら辺で一番良い温泉はどこですかいのう?
 と聞くと、ちょっと先のホテルでしか入れないとのこと。
 あいわかった。
 あんじょう成仏せいやあと、オバちゃんの頚動脈を断ち切ると、
 (最近、この日記殺人ネタ多くネエ?←自重します)
 とりあえず自転車を返しに行くことにする。

 と、大阪の彼に電話。
「うちのチャリンコ、はよ返してえな」
 とのこと。
 見ると、4時20分。
 あの糞ガキ共、うちのチャリンコパクリやがったなあ!!!
 と思っていたかどうかは知らないが、
 急いで自転車を返しに行くと、
「ああ、やっと来た」
 と安堵の声。

 ……余程信じられてなかったんでしょうか?



 で。



 かき氷を食べ、
 いざ鎌倉。レッツ温泉!!
 とホテルに乗り込むと、
「お前らのような糞に入らせる温泉はございません」
 と、日帰り入浴を拒否られる。
 何でも、この時間帯は混むから宿泊客以外は断っているとのこと。
 だったら、何か書いておけよなあ。
 と思いつつも、何とかならないかと聞くと100m程はなれたホテルでも入れるから、
 お前らの様な糞はうちのような高級ホテルでなくて、
 糞みたいなそのホテルに行きやがれ(意訳)。
 と言われる。

 で、その糞みたいなホテルこと普通のホテルに行くと、
「当ホテルには糞に入らせる温泉はありません。
 っていうか、この界隈にはお前らに入らせる温泉はネエ」
 と言われる(もちろん意訳)。
 小さな温泉街って日帰り入浴させてくれないんだよなあ。
 まあ、このホテルと、さっきのホテルは早く潰れておしまい。
 と、呪いをかけるだけかけて、
 2件目のホテルで、
「浜松ならスーパー銭湯があるはず」
 という情報を得ていたので、
 じゃあ、一旦浜松に戻るか。
 ということになる。


 で、浜松。
 駅にあった観光案内で、
「ここら辺に温泉があると聞いたんじゃがのう」
 と脅すと、怯えながら車で25分ほどいったところにあるような気がする。
 と言われたので、タクシーで行くことにする。

 八扇乃湯
 あ。今気付いたけど、18日はサービスデーだったんですね。
 いや、行ったのは19日なんでちって思っただけですが。

 温泉にゆっくりつかり、疲れを取る。
 サウナにも入り、よし水風呂だ。
 と思うが、水風呂が小さく、まあ、一応足場はあったので、
 入れるとは思うが、大量に水があふれ出てしまいそうだし、
 ま、水浴びるだけで良いかと水を浴び、
 露天風呂の脇で涼んでいると、
 ズワバアアアアアアア!!!
 と水のあふれる音が。

 すわ何事か。と思ってみると、
 俺より巨漢の日焼けスキンヘッドデブ×2が、
 先ほどの狭い水風呂にみつちりと入っている。



 こ……こいつは見事なガチホモセクシャルだぜ。



 と思っていたのですが、
 帰りのバスにはその片割れしか乗っていませんでした。
 あれ?

 で、浜松に戻り駅前のうなぎ屋で2食目のうなぎを食べました。
 うなぎ三昧。


 おまけ。
 風呂屋から出るとき、
 Tシャツがやたら汗臭かったのですが、
 着替えもないし、仕方なくそれを着ていて。
 帰りの新幹線とかもやたら臭くて辟易していて、
 やばいよなあこれ。
 と思ってTシャツを良く見ると、

 塩吹いてました!!

 黒いTシャツに白いラインが浮かび上がっていました。
 どんだけ汗書いているんだ俺。



Back To Index 復活日記 筋少日記 静謐日記