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2010
/1
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・小説
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正月出勤は何が辛いって、 漫画雑誌が全く出ていないことなんですよ。
ということで、友人に借りては見たものの、 中々食指が動かなくて読んでいなかった、 道尾秀介氏の書いた向日葵の咲かない夏を読む。
この道尾秀介氏、 借りた友人Aとは別の友人Mの友人であるらしい。 #当然、AとMも友人である。
序盤に若干の違和感を覚えたので、途中で読むのをやめていたんですが、 貸してくれた友人が面白いといっていたのを思い出し、 面白いって言ってたってことは、 この違和感にもちゃんと理由があるってことは、 この違和感は、×が×××××ってことなんだろうなあ。 と思ったら、予想通りだった。
いや、この本が面白いといわれていなければ、 文章とか構成が下手糞なヤツが書いたんだろうなあって思って、 驚けたんだろうなあと思うとちょっと残念だが、 面白くないといわれていれば読まないだろうし、 そこらへんが難しいところよね。
っていうか、外側から大枠の仕掛けにたどり着いちゃうっていうのは、 ちょっと悲しいのですよね。
とあるゲームで、登場する人の一人が、 正体不明とゲーム雑誌で紹介されているのに、 登場した瞬間に名前を名乗るので、 正体わかってるジャン。 ってことは、別人なんだろうなあ。 と思ったら案の定別人だったと言う体験もしていて、 その時も、外側から仕掛けにたどり着くのは、 仕方ないけど、もったいないなあと。
でも、そういう点を含めても面白かったですね。 ちょっと調べたら 市橋容疑者が捕まった時にこの本を持っていたことで、 今、若干話題になっているようです。
もう一冊借りているので、そちらも読んでみようと思います。
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