復活日記
written by YOLY
生まれ変わって、虫になって。

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 2010 /11 /11
・第1話 1日目&2日目・前半
1日目

 インド到着。
 空港で写真を撮ってたら、
 警備員(?)に怒られたが、


この警備員のおっちゃんにおこられた。


 ガイドさんが助けてくれた。

 空港には国家機密が色々あるから、
 写真には撮っちゃ行けないらしい。
 駅や橋も基本的にはダメだとのこと。
 何て厳しい国なんだ……。

 11月の3からしばらくの間、お祭りと言うことで、
 道中、花火が打ち上がってた。
 でも、何か、不細工な花火だった……(笑)

 何て言うか、丸くなくて凸凹していて……。

 ホテルまで車で送迎。
 約1時間。その間、ガイドさんが
 話しかけてくる。
 何でも、日本語を勉強したいから、
 給料無しでガイドしているそうだ。

 まあ、でも、チップとか貰うんだろ?
 と思ったり。
 チップの相場が書いてあったんですが、
 1日250ルピー(約500円)で、最終日に
 まとめて払って欲しいとのこと。
 さらに、運転手さんにも、
 1日150〜200ルピー払って欲しいと書いてあり、
 これだけで、5〜6000円の出費になる。
 実際、この旅行で使ったお金の
 大半はチップだった……。

 さて、ガイドさんに話を戻そう。
 今は大学で数学を専攻していて、
 いずれ、日本に行って金を貯めて、
 物価の安いインドで優雅に暮らしたいのだとか。

 日本のことが知りたいと言うことで、
 結婚しないのか?
 恋人はいるのか? と言う質問攻め。

 いねーよ。うわああん。

 で、次は、日本の雇用事情。
 給料はどれくらい貰っているのか、等。
 PCの技術者と車の技術者はどちらが儲かるか聞かれたが、
 どちらもピンキリだよなあ。

 で、ホテル到着。
 チェックインの面倒を全てみてくれる。
 感謝。

 夕飯は食べますか?
 と言われたので、じゃあ、美味しいとこにつれてって。
 とリクエスト。

 ホテルの近くのレストランにて夕食。
 美味。しかも、大量に米をよそわれ、
 満腹。


南インドの料理らしい。
でも、毎日に多様なモノ食ってた気がする。


 おかわりは? と言われ、
 コレで十分ですと言ったら、
 小食ですね。と言われたが、
 日本だったら十分に大食漢。

 流石インド人。おデブちゃんが多いわけだ(笑)。

 ガイドさんもいっしょに飯を食べていて、
 そういや、ガイドさんの食事代どうするんだろ?
 まあ、これだけたらふく食べて、
 コーラも飲んで、
 2人で約500円だから、
 払っても良いけどね。
 と思ったら、さも当然のように、
 255ルピー(払え)と言われる。

 うん、まあ、良いけどさ、
 そう言うモンなのか?
 とちょっとカルチャーショック(ってほどでもない)。

 その後一人で夜の街をふらつき、


夜の街。デリーにはそんなに牛は居なかった。
でも、ブタは居た。


 今、ホテルにてコレを記す。
 今のところ、まあ、こんなものかな?
 って感じ。
 明日から、どうなることでしょうか……?



2日目

 2日目の夜から深夜、寝台電車に乗って、
 バラーナシと言うところに行く予定だったが、
 電車が遅れていると言うことで、
 一本電車を早めたいと言われる。

 まあ、別に構わないというと、
 午後1時20分頃の電車だという。

 随分早いな……。
 午後6時の電車の一本前が1時20分か……。

 だが、まあ、しかしこの選択が
 正解だったと言うことは、
 後に知ることになるのだが。

 そのため、2日目は朝早くから行動して、
 ある程度の所は回り、
 残りは最終日に回ると言われる。

 まあ、電車の問題なら仕方ないかと了承する。
 そう言うわけで2日目は、7時に待ち合わせ。
 朝食は6時半に設定する。

 眠い目をこすりながら6時に起床。
 6時半になって、
 さて朝食でも食いに行くか……
 って、そういえば、食堂って何処にあるんだ?
 とか思っていると、
 ルームサービスが、朝食を持ってきてくれた。

 食パン×2+ゆで卵×2


ザ・普通。でも、普通の飯は珍しい。


 普通だな。
 と思うも、まあ、そんなに悪くない味。
 普通に平らげる。

 7時にロビーで待ち合わせとのことだったので、
 ロビーに移動。
 ガイド居ない。

 7時5分頃、
 フロントの人に、
 何時に待ち合わせなんだ?
 と聞かれたので、セブン・オークロックというと、
 時計を見て、アチャーという顔をされる。

 とか何とかやっている打ちに、
 ロビーにインド人が集まってくる。

 何か、ヒンドゥー語なのか何なのか解らないけど、
 言葉が飛び交っている。

 オレの周囲には、刺すわけではないが、
 蚊が飛び交っている。

 このままガイドが来なかったら、
 オレはどうなるんだろうとか思っていると、
 7時20分。ガイド到着。

 もの凄く謝られるので、
 OKというと、
 運転手はさらに遅れているという。

 うーん。これがインド……なのか?

 結局7時45分にホテルを出て、
 インド門へ。
 第一次世界大戦の戦没者が祭られているという。


朝日が当って綺麗でしょ


 で、続いて、ラージ・ガートという、
 ガンジーのお墓に車で移動。

 が、時期的なもので(?)、中には入れず、
 外から見ることになる。


ガンジーの眠っている場所。
この火は絶やすことがないらしい。



リスが居た。珍しいと思ったが
この後も結構見かける。


 まあ、そんなに近くで見たいわけでもないし……。

 続いて、ジャマー・マスジットに車で移動。
 写真を撮るためには、200ルピー(約400円)支払う必要があるという。
 まあ、仕方ないかと払い、
 中に入る。


お金を払ったんだから撮りまくりますよ。


 靴を脱げと言われるので裸足で巡る。
 お金がかかるが塔に上りたいか?
 と言われ、
 バカとケムリは高いところが好きのことわざ通り、
 バカなので、高いところが好きなため、
 塔に上ることに。


さあ、上りますよ。


 と、電車の時間に間に合わなくなるかも知れないから、
 急いで上る旨のことを言われる。
 この後もそうだが、
 急げ急げと急かされることしきり。
 もっとゆっくり見たいよ……。

 ガイドの分も合わせて120ルピー(約240円)支払い、
 塔の頂上に到着して、写真撮って、急いでおりる。


はい、上りました。


 で、早歩きで、オールドデリーの街を抜ける。


時間ねえっつってるのに、
お前何写真撮ってるんだ? と言う顔の(?)ガイドさん。
ちなみにガイドさんは、先を歩いて、
写真を撮る私を余り待ってくれないので、
良く写真に写り混んでます。ジャマです(笑)。


 店が沢山閉まっていたが、
 これは、お祭りがあるためだという。

 で、ラール・キラーというムガル帝国時代の城まで歩き、
 中を見学。


有名らしい門。当然、ガイドさんは映りこんでます。



足場がアリエナイくらいゆがんでます。大丈夫なのか?


 土産物屋を見つめていると、
 今日は時間が無くて申し訳ないが、
 土産物屋に行っている時間はないとのこと。
 次は、フマユーン朝に移動すると言われ、
 車に乗り込むが、
 少し移動したところで、
 時間がないので、このまま駅に向かうと言われる。

 駅に向かうと言いつつ、
 とあるホテルの前に停車し、
 チケットを取ってくるから待ってろと言われ、
 何故か運転手も外に降りていき、
 車に一人で置いていかれる。

 むう。と心細く居ると、
 10分ほどで戻ってきて、
 ニューデリー駅に向かう。

 ニューデリー駅で、ガイドさんがチケットを取ろうとしている間、
 多数の客引きが、話しかけてくる。
 チケットはここで買うんじゃないとか、
 良いタクシーがあるとか。

 おお。何かインドっぽいと思いつつ、
 断り続けていると、
 ガイドさんが近づいてくる。

 なんでも、
 お祭りが近いから、席が取れない。
 とのこと。

 え?

 ええええ?

 どうするのよ?
 どうなるのよ?

 あちこちに電話するガイドさん。
 チケットの取り方が解ったから、
 ちょっと取りに言ってくる、
 ここで待っててくれ。
 と置き去りにされる。


駅前。良く話しかけられました……。


 日向で、結構暑い。
 そして、やはり客引きに話しかけられる。
 オー、ジャパニーズ。コニチハ。
 良いタクシーあるぜ(英語)。
 嫌、今から、電車乗るとこだから(英語)。
 サヨナラー♪ サヨナラー♪
 と、よく解らない歌を歌い出すインド人。
 時計を見ると、1時。
 あれ?1時20分発って言って無かったっけ?
 ここに置いていかれて、
 すでに30分が経っている。
 このまま、ここで、オレは、死ぬのか……

 ……と死を覚悟したとき、
 ガイドさん登場。
 チケットが取れた。
 申し訳ない。とのこと。

 異常に長い電車の端の方まで移動し、
 乗り込んだのは13時10分。
 ちなみに、発車時間は20分ではなく15分だったので、
 超ギリギリ。

 何とか電車に乗り込み、
 次の街、バナーラシへと向かうのでした。

 続く。



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