復活日記
written by YOLY
生まれ変わって、虫になって。
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2010 /11 /13
・第3話 4日目・前半
4日目
6時起床。
やべえ。早起き!
日本時間で9時半だから、
体に染みついているのかも知れない……。
っていうか、いつもそんな時間に起きて居るんですね私は。
そうだ、ガンガーに行こう。
と、チェックアウトを済ませ、ガンジス川へ。
リクシャー(日本語の人力車が訛ったらしい)に乗りたい。
というか、乗らないと着けないくらいの距離(7kmくらい)なので、
町中で、出合った、サイクルリクシャー(自転車のリクシャー。
このほかに、バイクのリクシャー=オートリクシャーもある)
に、値段を聞くと50ルピー(約100円)と言うので、
安い!と、乗り込み、ガンジス川へ。
走れ運転手!
リクシャーに乗ると、
別の場所(マージンが貰える宝石店など)に
連れて行かれるとか、
最初に言った金額より多い金額を
要求されるというウワサを聞いていたのですが、
この人は、普通にいい人で、
50ルピーでOKでした。
2回目のガンジス川。
で、ガンジス川。
歩いていると、
いろんな人にいろんなものを売りつけられそうになったり、
ボートに乗らないか。と言われたり。
ガンジス川には、
マニカルニカーガートという、
人を焼く火葬場のようなものがあり、
そこで人が焼かれる姿が見られると聞き、
悪趣味ではあるものの、
人の死とは何か、
生きるとは何かを、
小学4年から悩んでいる私としては、
一度は見ておきたい場所であったので、
ガンジス川沿いにそこまで行こうと思うが、
あまりに、客引きがしつこいのと、
川沿いに本当に行けるか解らなかったので、
別のルートから行こうと思う。
で、引き返そうとすると、
ナマステ。と声をかけられる。
手を差し出されて、握手しましょうと言われるので握手。
と、手のつぼを刺激される。
うおっ。気持ちいい。
っていうか、なんだコレ? いきなりマッサージ?
と思い、手をふりほどこうかとすると、
ダイジョーブ。ノーマネー。
と言ってくる。
いや、絶対ノーマネーじゃねーだろー。お前。
と思いつつ、まあ、数百ルピーなら、
気持ちいいし、払ってやろうかと、
体を揉ませる。
手から始まり、足やらなにやら揉まれる私。
何か、一人増えて、
ゴザみたいなのに、横にされて、
背中から、足から、全身マッサージ。
靴まで脱がされて、
(靴を盗まれて逃げられなくなるかもと警戒して、
ちょっと抵抗したけど、ダイジョーブと言われ、
うっかり脱いでしまう。でも、鞄だけは、
いくらダイジョーブと言われても手放さなかったオレ偉い(笑))
うつぶせになってくれと言われ、
うつぶせになったその横に、牛の糞があったのと、
ヘッドマッサージもしてくれたのだが、
あまり手が綺麗そうではないので、
髪を触って欲しくないなあ(笑)と思ったのが難点だが、
いやあ気持ちいい。
グッドマッサージ、トゥナイト、グッドスリープ、
グッドマネーと、
金を要求する気満々なのが気になるが、
疲れているので、まあ、数百ルピーだろうと
高をくくって終わって、話を聞くと、
1000ルピー(約2000円)要求される。
それは高い!
日本でだって、もうちょっと安い。
お前はノーマネーと言った。
と、言い切り、その場から逃げると、
勿論追いかけてくる。
でも、人混みに紛れ、逃げ切ることに成功。
うん、こう書くと、
オレって人でなしだな。
まあ、しかし、ノーマネーと言ったのは事実だし、
騙すなら、
1.ノーマネーと言わない。
2.靴はお金を渡すまで返さない。
3.もっと追いかけてくる。
くらいのことはして欲しいものだよな。
とか思っていると天罰が!
……の前に。
追いかけてくるんじゃないかとビクビクしながら(笑)、
路地に入ったり、適当に曲がったりして、
勘に基づき歩いていると、
まあ、当然の如く道に迷う。
なーにこんな時のために地図があるんじゃないか。
と地球の歩き方を見るも、
細かい場所まで載ってない。
なーに、いざとなったらリクシャーに乗って、
マニカルニカーガートに連れて行って貰うさ。
と思っているが、路地はダンダン細くなり、
リクシャーなんて見あたらない。
ま……迷った(汗)。
どちらに行けば、大通りなのか皆目見当も付かず、
オレは、インドという名の不思議のダンジョンのなかで、
力尽き、倒れてしまうのだな。
と思いつつ、1時間ほど歩くと、
でた。大通り。
やったー。さて、リクシャーに乗るか。
と思ったとき、やっと気付いた。
何に?
太陽の力に。
光の国の戦士は、太陽エネルギーを元に
巨人に変身し、ウルトラマンとして活躍する。
ならば、このオレも、太陽エネルギーを使えば、
ガンジス川にたどり着けるんじゃないだらうか。
思い出したのである。
西から昇ったお日様が、東に沈む。
と言うことに。、
いや、逆だ、
いや、むしろどちらでも良い。
昨日、ガンジス川から昇る朝日を見たのだ。
そして、今、自分は同じ岸にいる。
と言うことは、
太陽目指して歩いていけば、ガンジス川に
たどり着けるのではないだろうか?
はたして、その予想は正しく、
適当に路地に入っては、太陽の方を目指す作戦は成功した。
ついに、ガンジス川に着いたのだ。
やったーガンジス川だよー!
しかし……。
マニカルニカーガートはどこなんだ?
ガートの名前が書いてあったので、
地球の歩き方を見る。
が、ガートの名前がない。
左には、橋が見える。
しかし、昨日、船の上から、
あそこに火葬場があると言われたときには、
橋までは行かなかったはずだ。
と言うことは、
橋ではない方向に移動だ!
と思い、移動開始。
地図を見ていると、子供が話しかけてきた。
どこに行きたいんだ。
スルーしようかと思ったが、
マニカルニカーガートは何処にある?
と聞いたら、案の定進行方向。
教えてやったんだから、ボートに乗れ。
と多分言っている子供を無視し、
歩いていくが、
やはり、地図にないガートばかり。
なんじゃー?
と思っていると、やっと、地図にあるガート発見。
なんと、地図の外側まで歩いていたと言うことが判明。
なるほど。地図に載っていないわけだ(汗)
マニカルニカーガートまで、川沿いに歩いて行けそうなので、
歩いていくことに。
と、子供たちが話しかけてくる。
金くれ。
日本人か?
良いホテルがあるぞ。
ボートに乗らないか。
全ての誘いをスルーし、
やっと着いたぜ、マニカルニカーガート……の隣のガート。
ってええ?
通り過ぎてる?
って言うか、さっきの汚いたき火をしていたところが、
マニカルニカーガート?
と思い引き返すと、
ダメ。そっち、ダメ。
と言われる。
ん? と思っていると、
高校生〜大学生くらいの少年が、
そっちはダメだと言ってきた。
ああ、行っちゃ行けないところもあるのか。
と思い、忠告に従う。
このとき、何故、地球の歩き方に書いてあった
一文を思い出さなかったのか……
今になっても悔やまれる……。
コッチ。と言われ、何となくついて行ってしまう。
と、そこは火葬場を見下ろすことが出来る場所だった。
そこで少年は、英語で火葬場の説明をする。
なるほど、コレでルピーを払えって言う魂胆だな。
100ルピーくらい払ってやるか。
と思って何となく聞いていると、
なんか、変なおばあさんにオレの幸せを祈られる。
で、何か良くわかんないが、
火葬場の薪代を払え。と言われる。
そら来た。
と思い、100ルピー(200円)を取り出すと、
はん、ふざけんなよ。そんな金じゃ足りないよ。
みたいな仕草をしてきたので、
幾らだ? と聞くと2,500ルピー(5,000円)だと言われる。
あ? ふざけんな。と言って外を出ようとすると、
ガシッと腕をつかまれ、睨まれる。
ここで、もう一回ふざけんな。という気力があれば良かったんですが、
散々歩いてつかれていたことと、
少年の目が本気で殺そうとしている
(まー、そこまではしないと思いますが)目だったのと、
Tシャツが破れるばかりのちからでTシャツをねじってきたので、
ちょっと怖くなって、
流石に2500は高い。と。
じゃあ、1000で良い。と言うので、
1000くらいなら、と、1000を渡そうとすると、
オレじゃない、コッチの(さっき祈った)おばあさんにだ。
と言う。
何だ、意外と良いヤツ……な訳ネーって言うか、
幸せになってくれって言う祈りが、
全く通じてねえぞババーと今になって思うが、
その時は、死にたくない。っていうか、ケガしたくない。
と思っていたので、1000渡して立ちさろうとすると、
あの爺さんにもだ。と、また、Tシャツをつかんで脅してくる。
チッと思いつつも、完全にチキン化しているので、
ああ、払ってやるよと。
爺さんに100渡す。
他に渡すヤツはイネエだろうな?
と思うと、コッチにまだ居る的なそぶりで、
別の建物に案内しようとするので、
さすがに、これ以上はネエなと思い、
もういい、やってられるか。と、言うと、
じゃあ、最後に、オレのガイド料1000ルピー払えば
許してやるよ、と言うので、ああ、1000だな。
と、1000払って、逃げ去る。
この薪を6000円分買ったわけだな(笑)
後で、地球の歩き方見たら、
似たようなケースがあって、
20$で許して貰った。
走って逃げた。
と書いてあって、
あー、ナルホド、
30000ルピー(6000円)は相場の3倍かあ……
とちょっと悔しくなったという……。
ともあれ、命が助かって良かったと、
またも路地に入ると、
メグ・カフェの文字。
あれ? 聞いたことがある。
と地球の歩き方を見たら、
日本人のメグさんが、
インド人の旦那とやっている店で、
日本料理が食べられるという。
日本料理!?
何という甘美な名前だろうか?
スパイスにスパイスを混ぜたスパイス料理。
もしくは、砂糖に砂糖を混ぜた糞甘い砂糖菓子。
これが印度料理である。
いや、美味いのだ。
美味いのだが、流石に毎日だと疲れる。
胃も、心も、そして、肛門も。だ。
まだ、尻パニックにはなっていないのだが。
(※尻パニック……オレ用語で、
肛門が尋常じゃない痛みに襲われること)
時間の問題な気もする。
よし、そこで、食事を取ろう。
と思ったのだが、道に迷いまくる。
地図を片手に、奮闘しながら、
何とかメグ・カフェへ。
途中、メグ・カフェに案内してやろうか?
と言うインド人も居たが、何処に案内されるか
解ったもんじゃないしスルー。
ヴィスワナート寺院(昨日行った新ヴィスワナート寺院とは別もの)に
参拝する人が一杯つまっている路地を抜け(無いとたどり着けない)、
メグ・カフェに。
このとき思ったのだが、
インド人は、基本的に自分主義である。
参拝客が居て、向こうから来る人がいるのに、
自分は先に進む。
それどころか、
先に進もうと待っている人さえ押しのけ、
先に進む。
況や、交通状況も同じである。
車線が車線の意味をなしていない。
3列の車線なのに、5列は当たり前。
逆側から車が来ることもある。
まあ、そう言うわけで、メグ・カフェで
チキンカツ丼を食べる。
これが、美味。
いやあ、なんというか、お米はタイ米なので、
日本の丼が合わないんじゃないかと思ったんですが、
卵とかゴマとかで、良い感じに合うように
仕上げられて居るんですね。
で、オーナーのメグさんは、
普通に誰かと日本語を使って携帯で話していて、
ああ、日本語って懐かしいなあと思ったり。
しかし、インドの、しかもガンジス川のほとりで
日本料理屋を開いてるって凄いなあ。
と、正直、驚愕。
年齢も、そんなに変わらなく見えたし。
で、メグ・カフェで一息ついて、
又、ガンジス川にでも行こうかと思って歩いていると、
何か、町人が、解らない言語で、
オレに話しかけてくる。
なんだ? と思っていると、
自分の右から、破裂音が。
インドでは、絶賛お祭り中で、
今日もお祭り。
そのために、花火を仕掛けた位置に、
丁度、オレが到着したのだ。
驚くオレを見て笑うインド人の子供。
と、何人かは、話しかけてくる。
ジャパニーズ?
金くれ。
ボートに乗らないか。
良いホテルがあるんだ……。
畜生。それしかお前ら知らないのか……。
と思いつつ、ガンジス川に出る。
が、コレより上流に行こうとすると、
先ほど、マッサージ代を踏み倒した野外マッサージ屋(笑)が。
下流に行こうとすると、先ほど、6000円脅し取られた、
ガイドステーションが。
……うん、帰ろうか。
と、泣きながらホテルに戻ることにする。
歩いて帰ろうか? と思い、30分ほど歩いて心が折れる。
疲れた……上に、この道が正しいかも解らないのだ。
仕方ない。と、サイクルリクシャーに話しかける。
ホテルニューテンプルタウンに行ってくれ。
どこだかわからん。
しらないのか。じゃあ、別の人を探す。
いや、たぶんなんとかなる。
いくらだ?
場所が解らないからわからん。
じゃあ、乗らん。
大丈夫だ、乗れ。
とまあ、歩きすぎたために、
他にサイクルリクシャーもないし、
まあ、ボルっつっても、1000は要求してこないだろう(笑)。
と、乗ることに。
しかし、何か住所などの情報はと鞄をあさっていると、
住所の書いてある紙を発見。
無事にホテルにたどり着く。
さて、会計タイム。
朝の人は50ルピーだったが、
お前は幾らなんだ?
ワンハンドレッド。
なるほど、2倍か。まあ、100円くらい多く払ってやるよ。
と、財布に手をかけると、コイツはボレる。
と思ったのか、
……ヒフティー。
と、50ルピー付け足してきた。
おまえワンハンドレッドって言ってから、
2秒は間があったぞ(笑)。
ああ、もう良いよ。払えばいいんだろ?
疲れてるんだコッチは。
と、150ルピー(約300円)払う。
そして、ホテルのロビー。
まだ13時。
うーん。13時半のままでも良かったな(笑)。
で、ホテルの回りをふらついたり、
ホテルのレストランで、
コーラと一番安い食材だった
ピーナッツを頼んだら、
スゲースパイシーで、
スパイスはちょっともういいや。
と思い、99%残したら、
レストランの人が、
もったいない。パックにしてあげようか?
と言ってきたが、
もう、スパイスは要らないし、
なんか、どーせパック代と言って、
お金を要求されるんだろ?
と疑心暗鬼になって(笑)、断る。
で、ガイドさん到着。
運転手さんがちょっと遅れているとのこと。
まあ、仕方ないか。
と思い、待つ。
ホテルの人が、ヒマだろうから。
と、ロビーで読む用の新聞と雑誌を渡してくる。
ガイドさんには英字の新聞。
は良いとして、
オレには何故か、スペイン語の雑誌。
……なぜだ。
しかも、アリゾナ砂漠特集。
……なぜだ。
で。
30分経過。来ない。
60分経過。来ない。
来ないと、ガイドさんをせっついたら、
電話してくれて、
75分後にやっと来た。
……これが、インドか。
しかし、この後、もっとインドを思い知ることになる……。
ガイドさんは、執拗に忘れ物はないかと聞いてくるが、
まあ、大丈夫だろうと、答える。
しかし、あんなに大切なものを忘れているとは、
このときは、私も、ガイドさんも気付いていなかったのである。
それは何かというと、
ガイドさんの携帯電話。
って、お前かよ。
何でも、16時くらいまでに、
22時発射予定の電車が遅れるかどうかを判断して、
遅れる場合は、18時発の電車に切り替える……
と言うことをやらないとダメらしいのである。
で、さらには、自分の他にガイドさんが居て、
その人が連れている客の状況も把握し、
20時の電車にするか、22時の電車にするかを
判断したり、連絡したりしないとダメらしいのだ。
それって、携帯、超重要じゃね?
で、番号は覚えていたらしく、
運転手さんの携帯を借りて、連絡したり、
公衆電話からかけて連絡したりして、
その後は何とかなった。
で、ラーム・ナガール城に行き、
博物館を見学。
ラーム・ナガール城入口。
中は写真撮影不可。
対岸からガンジス川を見られると聞いていたが、
何か、カットされた……事に後で気付いた。
(運転手が遅れたため)時間も良い頃合いになったので、
駅へと移動する。
しかし、そもそも22時発の電車なのに、
17時に駅にいるって言うのはどうだろうなあ……
と思いつつ、ガイドさんとカフェでアイスを食う。
電車到着まで6時間……。
長い夜が、今始まる!
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