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2005
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ACCURACY OF DEATH
昨日書いた伊坂幸太郎の『死神の精度』の英語の題名です。 6つの短編が収録されてるんですけどね、 基本は、 主人公である死神が指令を受けて、ある人間が 死ぬべきかどうかを判断しに人間界に行く。 そのときどきによって姿形を変えながらその人間に近づく。 その人間と関わり合いながら、「可」か「見送り」かを報告する。 「可」の場合は死ぬことになる。 とまあ、そんな話です。 『死神くん』みたいな話ですが、これが面白い。 いや、『死神くん』も面白かったけど…。 人が死ぬからって変にヒューマンになっていないところがグー。 この本の死神は調査対象の人間が死のうがどうしようか関係なくて、 そんなことよりCDショップで音楽を聴くのに夢中になっている (死神の世界には音楽はないらしい)。 そのなかに、ちょっとした驚きを見せてくれる。 伊坂幸太郎、職人です。
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