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2006
/8
/21
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こないだ
親戚の家に泊まったときに,綿矢りさの『蹴りたい背中』があったので借りて読みました。 おしもおされぬ芥川賞受賞作。 『インストール』が好きになれなかっただけに期待せずに読む。 『インストール』もそうだったが,1時間くらいで読み終わる。 内容の濃い話じゃないんだよね。 それでも今回はなんでこの作者が天才といわれるのかがなんとなく分かりました。 たしかに,文章がなんかすごい。 どこがといわれても困るが面白い。 村上春樹を読んでいるときに感じる, 「なんかよく分からないけど,とにかくすごいってのは分かる」 っていう感覚に近いものを感じました。 107刷とかいうものすごい数字が奥付にありました。
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