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2006
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/9
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将門
高田崇文の『QED〜ventus〜御霊将門』を読みました。 この人のQEDシリーズですが,歴史の話に無理矢理現実の事件を 絡めるという変なシリーズです。 しかし,段々現実の事件部分が少なくなってきて, 遂に今回の作品では9割以上が歴史のお話でした。 はっきり言ってその歴史部分が面白いんで,僕はかまわないんですけどね。 しかし,今回は本当に現実の事件部分が希薄だった。 ちょっとした叙述トリックを使っただけで, あとはもうひたすら将門のお話。 しかも,将門は茨城の人ですからね。 登場人物達が上野から常磐線で取手へ, そして常総線で水海道へと行きます。 普段乗っている電車に小説の登場人物が乗っているというのは 不思議な感じがするものです。 ただ,登場人物達が取手駅の改札内にあるカフェで 昼食を取るシーンがあるのですが, 取手駅の改札ないにカフェなどありません。 多分。 僕の知る限りはありません。 常総線の改札のすぐ隣りにスタバはありますけど。 そこのことでしょうか? とりあえず,将門はいい人です。
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