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2007
/9
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どくそ
最近,たくさん本が読めて幸せです。
昨日は森見登美彦の『【新釈】走れメロス』を。 『走れメロス』,『山月記』など,文豪の有名な短編を 現代風にアレンジしたもの。 割とふざけた感じなんだけど,時々鋭かったり…。 斉藤秀太郎という変人の気持ちが分かってしまう自分,大丈夫か?
今日は横山秀夫の『第三の時効』。 研修所にいた頃,何故か他の研修生がくれたもの。 ずっと読んでいなかったんですが, 女の子に勧められたからという不純な動機で読む。 しかし,面白かった。 一気読みでした。 某県警の捜査一課の活躍を描いたもの。 基本的に探偵が館で推理するような非現実的な物が好きなので, こういう作品はあまり自分で買って読むことはないです。 でも,捜査のリアル感がすごい。 シリーズものらしいので他のも読みたくなりました。
少し前に読んだのは万城目学の『鴨川ホルモー』。 一見,なんじゃそらというお話だが, なかなかどうして主人公のヒロインに対する気持ちなんて よく書けてると思います。 彼女いない歴の長い人間が一度は味わうような悲哀があります。 「ホルモー」とは何か,徐々に明らかになっていく感じが面白いです。
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