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2007
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ランキング
第6位 『十二番目の天使』(オグ・マンディーノ)
社会的に成功を収めた男が家族を失う。 やる気を失ってしまった彼は, リトルリーグの監督を依頼される。 そこで出会った野球が人一倍下手な少年。 彼との触れ合いを通じて…というお話。 王道を堂々と歩んだような作品。
第5位 『走ることについて語るときに僕の語ること』(村上春樹)
フルマラソンを何度も完走している村上春樹。 彼の走ることに対する思いは, 他のエッセイでも度々語られているが, 今回はかなり具体的に本にまとまっている。 しかし,走ることについて語るという体裁はとっているが, 内容はどちらかというと,やはり書くことについて。 村上春樹の中で書くことと走ることは 分かち難く結びついているんだなあと感じます。 僕も最近,走るのが楽しくなってきました。
第4位 『スロウハイツの神様』(辻村深月)
メフィスト賞作家。 とあるアパートに集う人々。 売れっ子小説家に,売れっ子脚本家。 童話作家を目指すやつ,画家を目指すやつ,映画監督を目指すやつ。 トキワ荘みたいな設定の中で, 住人たちのストーリーが語られる。 ストーリー自体が面白いわけではないのだが, どの登場人物もとにかく優しさに満ちている。 もちろん,困った人もいるんだが, たいていのやつが優しい。 その優しさが,何だか切ない感じで4位。
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