静謐日記
written by blue
 フカク、モグル。ヤミヘ、カエル。
 blueのニッキ。

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 2007 /12 /29

ベスト3
第3位 『フィッシュストーリー』(伊坂幸太郎)

このランキングは1冊読むごとに順次更新しています。
この作品は年の初めの方に読んだので,
内容をほとんど憶えていないんですよね。
ただ,面白かったという印象は強く,この順位。
内容を確認して感想を書こうと思ったんですが,
本が見当たらない。
ということで,2位にいきます。


第2位 『ゴールデンスランバー』(伊坂幸太郎)

首相暗殺のぬれぎぬを着せられた男が
仙台の街を逃げ回るお話。
現在と過去,様々な登場人物の視点が
めまぐるしく入れ替わる。
伏線が小さいものから大きいものまで張り巡らされています。
その辺の上手さはさすがですが,
ちょっとやりすぎな感もあります。
何もかもぴたりとはまりすぎで,
いかにもこれは小説なんだと,読者の興を覚ましてしまうかも。
でも,得体の知れない力から逃げる緊迫感は最高。
なので2位。


第1位 『有頂天家族』(森見登美彦)

今年出会った作家で一番印象に残ったのが森見登美彦。
5,6作読みましたが,この作品が見事に第1位を獲得。
狸の家族が京都を舞台に繰り広げるドタバタ劇。
基本は面白テイストなんですが,その中に
ほろりとさせる家族愛もあったりして。
これからも彼の作品には注目です。
文句なしの第1位。


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