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2009
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どうも
お久しぶりです。 年が明けたのでまた書いてみようかなと。 とりあえず,誰も楽しみにしていないけど毎年恒例の 面白かった本ランキング。 2008年版。
第10位 グレート・ギャツビー(スコット・フィッツジェラルド,村上春樹訳)
言わずとしれた名作。 その村上春樹訳。 綺麗な英語が綺麗な日本語に移し換えられました。 村上春樹はこれからも名作を訳す予定みたいなので楽しみです。 はっきり言って,翻訳物は翻訳が下手なために 読みづらいものがたくさんあります。 上手い人が訳せばもっとみんなが海外の作品を楽しめるはず。
第9位 ピギー・スニードを救う話(ジョン・アーヴィング)
短編集です。 ちょっとジョン・アーヴィングにはまっています。 昔,太田光が面白いといっていて気になってた人。 天才型の作家ですね。 表題作が一番面白かったかな。 誰もが経験しそうな心理をえぐるように描きます。
第8位 ガープの世界(ジョン・アーヴィング)
連続でジョン・アーヴィング。 こちらは長編。 ガープという男の一生が綴られます。 ちょっと暗いですが,アメリカ小説の典型という感じ。 皮肉に満ちていて,爽やかさが無く,それでいてぐいぐいと読ませる。 ただ,読み終わると疲れます。
第7位 僕僕先生(仁木英之)
こちらは対照的に気楽に読める本。 2,3時間でも読めるかも。 僕僕という名前の仙女に弟子入りした男の話。 舞台は唐の時代の中国です。 儒教と違って楽しいことはちゃんと楽しむ道教。 その気楽さが作品にも現れています。 続編の『薄妃の恋』も面白いです。 さらなる続編が楽しみ。
第6位 ハリー・ポッターシリーズ(J.K.ROWLING)
2008年中に読み終える予定でしたが, 最終巻の7巻が200ページほど残ってしまいました。 正月休み中に読み終えたいです。 たくさんの伏線にストーリー展開の上手さ。 そしてボリューム。 作者は間違いなく天才ですな。 とりあえず,英語で読むのにはだいぶなれました。 読み終わったら,『ゲド戦記』,『指輪物語』と 有名ファンタジーを原書で制覇したいと思います。
番外編
2008年に読んだ漫画で面白かったのは 羽海野チカの『3月のライオン』と中村光の『聖☆おにいさん』。
『3月のライオン』は中学生でプロになった将棋の棋士の物語。 羽海野チカは『ハチミツとクローバー』では 才能を持った人と持たない人,それぞれの苦悩を描きましたが, とりあえず『3月のライオン』では将棋の才能を持った主人公の視点で語られます。 2巻の最後で彼が叫ぶシーンは圧巻。 天才の作品に触れられるのは幸せですね。
『聖☆おにいさん』はブッダとイエスが主人公のギャグマンガ。 1巻の1ページ目から大爆笑でした。 すげえな。 神をも恐れぬ所業。 イエスがピンチになると天使が出てきて 「迫害されませんでしたか?」って聞くのが好き。
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