復活日記
written by YOLY
生まれ変わって、虫になって。

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 2000 /3 /4
・2000/3/4の日記
イゾクを
予定通り見る。
まあ、そこにはいろいろなドラマがあったのだが・・・
それは後で語ろう。
それより感想は・・・

面白かった。又見に行きたい。


          ・・・が、しかし。


といった感じですかな。
しかし詳しく書くと、見てない人がいるので一応隠します。
この下の行から黒い部分に感想がかかれています。
一部寝たバラ私的な要素も含まれているので
見たくない人は見ないで下さい。
尚、IEなら[Ctrl]+[A]で見えるようになります。

上にも書いたように面白く、又見に行きたいと思っている事実は否めない。
が、しかしである。
昨日書いたようにエヴァンゲリオンぽいのである。
前半1時間30分は普通(ではないか)の推理ドラマ。
後半30分は・・・意味不明。
本当。意味不明。
それはいい。
それよりも何がエヴァンゲリオンぽいって
特別篇の伏線が何一つ解決されていないのだ。
特別篇は彩という女性の語りから始まる。
彩という女性はワープロに文字を書き始め
それが特別篇の内容であるらしかった。
つまり、彩は語り部として現れるのである。
彩はいつ何のためにその文章を書いたのか。
真山や柴田(主人公達)を過去形で示していたあれは
いったいなんだったのか?
主人公達二人は死なず、彩は映画で死んだというのに。
また、ケイゾク/漫画では
塩川管理官という男が朝倉=犯人とされていたが
今回の映画では別の男が朝倉となっていた。
しかもそいつははじめに死んでいるのである。
といってもこの謎はちょいとだけ解けた。
小説版ではここの部分は詳しく書かれているのであった。
しかし映画のみ見ている人にはあまりにも説明不足である。
ほかにも特別篇の最後で彩という女性は
誰かの墓参りをしていたのだが
それが誰の墓なのかわからない。
というのもその墓の持ち主だと思われていた男=真山は
何の不思議も無く生きているのである。
つまり墓参りをする必要のある人はいない。
柴田に催眠術をかけたのは本当に朝倉なのか?
どんな催眠術をかけたのか?
・・・はっきり言って解決しないなら伏線張るなって感じである。
本編にもそれは言える。
はっきりいって意味の無い伏線が目立つ。
前半の推理ショーと
後半のサスペンスがつながっていないのである。
結局何が言いたいかといえば
何がやりたいのかわからないのである。
ケイゾク=推理ものであるならば
最後までわかりやすい推理ものであれば良いし
ケイゾク=柴田と朝倉の戦い
であるならば
最初からそうすりゃあいいのである。
実際、前半部分の推理ものは
演出や流れも面白いものであると思える代物であった
後半の意味不明な部分も
意味不明ながらに何がやりたいのかわかった。
つまり
カルピスもキリマンジャロもおいしいが
カルピスとキリマンジャロを混ぜると最悪の味付け。
といった感じであろうか?
二つの話がうまく融合していないので
結局何を対象にしているかがわからないのである。
さらにいろいろやろうとしてどれも中途半端に終わっている。
結局特別篇から登場した遠山なんかは2、3シーンしか出てこない。
ならはじめから出す必要ないようなきがしますね。
という点を考慮に入れ
いろいろな角度から点をつけてみた。
各10点満点とする
演出10点(やはり演出は最高であると思う)
音楽9点(音楽はいいがそれを流すタイミングが悪いように=五月蝿く感じられた)
シナリオ5点(前半と後半がかみ合っていない)
演技8点(演技は良い。やはり好きだな。彼(女)らの演技は)
ラスト9点(いろいろ惜しいところは多いが、やはり面白い。最後のオチも好き。
      まあ、なんだかんだでハッピーエンドな所も)


あ色々書いたが
各方面で賛否両論ありそうだが
結局面白かったとは言っておこう。
で、見に行くのにどんなドラマが合ったのか。
たいした事ではないが
急に昨日友人に買い物を手伝えといわれ、
それに間に合わせるためにいろんなところに言ったのである。
最終的で上野で見たなあ。
約束が無ければ1円も払わずもう一度見れたのに。
まあ、それも運命。
給料が入ったらもう一度見に行こうではないか。


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