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2001
/5
/6
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・前回までのあらすじ
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やっと、出発。
そうね。良く考えるとまだ出発した所なんだよね。 今日中に書き終わるんだろうか。
K井氏の555ステッカーの貼ってある車に乗り込み まずは宇都宮へと向かう。
というのも、まだゴールデンウィーク初日。 下手をすれば高速は混んでいるので 宇都宮から東北道に乗るのが最善と考慮しての事。
ついでに宇都宮で餃子を食べれば気分はハッピーウレピーヨロピクネ(c ジョジョの奇妙な冒険)。 と言う事でついたぜ宇都宮。 PM10時。
町はもう夜。 ゴールデンウイークと言う事もあったのかどうかは知らないが 開いている店などほとんどない商店街を とぼとぼと歩く4人。
響き渡る族の噴かすアクセル。 スケボーの少年。 マウンテンバイクの少年。 あほ4人。
まるで映画みたいに 誰もが皆息絶えた地球の片鱗にある空間のような 寂しい感じがしてきて泣きたくなる衝動をこらえつつ・・・
開いてるラーメン屋なんてどこにもねえじゃねえか!?
ピカチュウの絵の描いてある (これが微妙にへたくそでグゥ) ラーメン屋を発見。
勿論こんな時間だからしまっていたのだが その店の前にあるチラシを見つける。
ぱくる。
(えーーー。一部私の見た幻覚と思われる表現がありますが まあ、妄想、と言う事で当局は一切関与いたしませんことをここに記します。)
ないようは、宇都宮餃子連合みたいなことが書いてあり、 それによると11時現在(ここまで1時間宇都宮をさまよっていました) 開いている店は2件。
どちらもそこから歩いていける距離じゃねえ。
と言う事で無駄に駐車場料金を払った愚民4人は 車に乗り込みラーメン屋へ。
ラーメン屋では自分以外の3人は 餃子定食(餃子、白米、スープ、香の物)を注文すると言う。 自分的には麺系が食べたかったが 麺系と餃子を別に頼むと高い。 それに、みんなが餃子定食なのに一人だけ違うものを頼むのは何か嫌。 と言うピュアハート・・ちがった チキンハートなウルトラソウルをネガティブ方向にフルアクセルにして 俺が男らしく注文した物は・・・
「餃子定食!」
味。普通。
地元のチェーン店のラーメン屋の方が・・
いやいや。 なんていうのかなあ。 わざわざ出かけるといったことに意義があるわけで・・。
まあ、そういうことで。
宇都宮を12時過ぎくらいに出発 高速突入。 即効でA柳氏爆睡。 多分私も所々寝てしまっていたような気がする。 が、基本的に人が運転しているときにはねないよう勤めるべきなのではないかね? と思うのは私だけなのだろう。 T田氏も結構寝てた。
まあ、かく言う俺もところどころ寝てた。 すまん。
ともかく、 最高で時速170キロを目撃した夢(勿論そんな違法行為をK井氏がするはずはないと私は信じています。) を見たような気もするがそれはそれ。
そのちょっと前にT田氏が車にコーヒーをこぼしたことが原因だったらしいと言うのも おそらく夢であろう。 当のT田氏はK井氏の怒りにあまり気づいてなかったみたいだし。
とちゅう、安達太良SAで1時間ほど睡眠した後、 6時ごろ仙台着。
する事もないので松島へでも行こうかと言うことになる。 松島。 高校時代の担任の名前であり、 日本三景の一つ。 かの松尾芭蕉をして 「松島やああ松島や松島や」 と言う意味不明な詩を読ませたことはあまりにも有名すぎて 実はそのエピソードは嘘と言う事はあまり知られていない史実。
松島に行く途中、なんか面白いCDがあったので聞く事に。 Xの何らかのアルバムのおまけのYOSHIKIのインタビュー。 なんか内容は良く判らなかったけど最高。 YOSHIKIの声がぼそぼそしていて あまり良く聞こえないのだがインタビュアーのセリフから内容は推測できる。
はじめはXとはなんだったのかと言う話だったのだが そのうちに、YOSHIKIの悩みをインタビュアーが聞き始め、 あまつさえ最終的にはインタビュアーがYOSHIKIを励ますと言う始末。 ・・・!!!! 最っ・・・・高。 まあ、おれもYOSHIKIみたいなもん(なまえが)だから YOSHIKIの苦しみは解るけどね。
まあ、とにかく 松島の美しさをデジタルカメラに保存し、 日本の美観に感涙の念を感じていると A柳氏は「眠い」等とのたまい、 あまつさえその美しき哉自然に向かって石を投げ 早く寝かせろ、車に帰るぞと言わんばかりの愚考を繰り広げ 「あんた今年でいくつだよ」 というセリフが何度喉元まででかかったことか・・。
とはいえこの旅最年少の私が諸先輩方にかのようなセリフを吐けるわけもなく とりあえず、殴ると言う行為でA柳氏との心の梯には虹が宿ったと言う事にて ここら辺の文章が何やら良く判らなくなっている事にいまさらながらに気づいてみる。
まあ、この旅で私は50発近くA柳氏を殴った記憶があるのだが
許せ。
とまあ、謝っておけば人間関係と言うものに亀裂も入りにくいであろうと思われるので 又、殴ります。
松島には2時間くらいいて まだ牛タン屋が開くには日が早いと言う事で 適当にドライブ。 A柳氏がここでも我儘ッぷりを発揮して 一人ゲームボーイを始めたので 対抗してちょっとミスタ―ドリラーをやると言う ほんの些細なギャグのつもりが 松島パワーか芭蕉のエナジーか なんかうまく行ってしまい、A柳氏より顰蹙な人物になる。
でも結局クリアはできず、寂しいもんですな。 (しかし、なんだかんだあって今日クリアできました。)
へんな海岸につくも何もなく ここじゃ九十九里と一緒だよ つまんねえんだよ と行った罵倒を運転手のK井氏にぶつけてみようとしたが K井氏のコメカミにうっすらと青筋が立っていたので 血は見たくねえなア。 と思い、「温泉に行くのはいかがでしょう」と提案すると・・
続く。
あーもうつかれたあ。まだ仙台市内にはついてないしなア・・。 って言うか仙台で温泉てなんだよ。 山ねえじゃん。
次回予告。 A柳氏へ怒りが、愛が、友情が。 世界平和のために今旅立つ。 未だ明らかにされない謎。ポチョムキンさん。 餃子定食事件ぐらいで俺をせこいと思うな俺はもっとせこい、 しいて言うならつるセコ(c つるぴかハゲ丸)だ。 といわんばかりのせこい考えin俺。 帰路、俺がずっと時間を気にしていた理由は? ほとんど前回の次回予告と変わってない計画性のない俺に完敗。 もとい、乾杯。 明日こそは完結するのか? 真実は常に一つ!!
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