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2001
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・のび太もたまには考える。
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ということで、 たまには私も考える。
ちなみにタイトルはドラえもん34巻に収録されている。 結構いい話であるので一読をお勧めする。
というわけでまじめな話。
ニュースで、1999年4月、当時18歳だった少年が 主婦と11ヶ月の長女を殺害した事件で 少年に無期懲役の判決が下ったことに対し 残された遺族(殺害された女の人の夫)が それに対して無期懲役では軽すぎるといっている。 死刑にすべきだとして、運動を起こしている。
なお、その少年の手記によれば 少年はぜんぜん反省しておらず、 裁判ですらゲーム感覚で楽しんでいる。
というようなことをやっていたのね。
で、うちの親父なんかも 「判事はもっと慎重に行動すべきだ」 なんていってるのね。
確かにそうなんだけど、 一応日本の法律では、死刑の次って無期懲役だよねえ? 確かに無期なんていっても、 実際には十年弱で出所することが多い。 だから、死刑と無期懲役のさってのは非常に大きいと。
わかるんだけどねえ。 家族が殺されたから相手もしんじゃえ。 っていうのは非常に危険な考えではないかな。
もちろん、今でこそこんな風に冷静に書いているが 本当に家族あるいは、恋人、友人等々が 実際に殺されてしまった場合、 相手に対しては死をもってしても許しきれないほどの憎悪の念が 湧き上がるだろう。
でも、死んじゃったらそれでいいんだろうか? 確かに殺したいほど憎んではいるけど 死んだらそれで終わりでしょ。 少年犯罪だから相手の顔も、名前も知らされないままに、 「死にました」 の紙が一枚届く(届かないかもしれないね)だけでしょ。
それに懲役刑って 実際には相当恐ろしいことだと思う。 外界から、楽しみなどをすべて排除して 10年。 人生80年として8分の1。
それがすべてなかったことになってしまう。 出てきたとして、20代後半。 高卒、前科あり。
勿論、少年犯罪なので 前科については公にはならないが それでも高卒である。
10年経って出てきた世界に何が待っているんだろうか。 友人?恋人?両親? 今までの知り合いは当然自身が前科物であることは知っているはずである。 どれだけの人が彼を受け入れてくれるのであろうか?
よく、ネットなどで少年犯罪について言及するとき 刑務所から出てきたら普通の生活に戻れる云々というくだりのことを書いている人がいるが、 無理だろう。 少なくとも今の日本には 犯罪者を受け入れてくれる機関は存在しない。 いくら公にならないといっても
履歴書に 10年以上ものブランクがある人間を怪しまない企業はないであろう。 まっとうな職に就けるとも思わない。
結婚だってできるかわからない。 出所したら彼女と結婚したいといっているらしいが その彼女だって、10年も経てばどうなるかはわからない。 それまで待てるような真摯な女の子ならばよいのだが。
何がいいたいのかというと。 私は、死刑より懲役刑のほうが怖い。 それからの一生をずっと悔いながら生きていく人生。 それは、「捕まったこと」なのか「殺してしまったこと」 なのかはわからないが 何かあるたびにその日のことを悔いることになると思うのだ。 死ぬまで。
そう考えると死刑より懲役刑のほうが怖い。
とおもうのだが、いかがであろうか。
あまりまじめすぎてもね。
ということで今日思ったこと。
Auって今まで家族割引やってなかったんだ。
EEじゃんぷのさびって「サバト・サバト」って言っているんじゃなかったんだ。
加藤あいかわいいなあ。
そうだ。京都に行こう。
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