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2001
/10
/25
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・うつくしまふくしま
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月曜、失意のどん底に在りし私は泣きながらヨゾラノムコウを眺めていた。あれから・・僕たちは・・。携帯の着信音が鳴る。「あ、俺。」と、高校時代の友人。何用かと問うと、「前に旅行行こうっていってたじゃん。」とのこと。そう、たしかに、旅行に行こうと言っていたが、その時に言っていたのは、明日(火曜)から行こうということだった。しかし、連絡をとろうとしてもとれず、まあ、あの話はなくなったんかなあ?と思っていたのだが、休みを取ったので行こうということになる。一瞬迷ったがどうせ暇だしと言うことで、行くことになる。
火曜、夜。自分が車を出し、彼を迎えに行く。どこに行くかはこの時点では未定。漠然と、福島に行こう、そして「うまいモノを食べよう」という事になる。そういえば北に向かうなら、友人の家が途中にあるはずだと、そいつの家にいきなり立ち寄る。誘ってみるが、次の日バイトなので無理とのことなのであきらめる。 彼の家を出、一路北へ向かう・・はずがなんか逆の方へ向かい、都内へ。なんでそうなってしまったのかはわからないが、北に向かうため、国道4号に出ることにする。途中、ガスがなくなりかけていたので適当にガソリンスタンドに入る。値段が書いてなかったのでいくらかと思ってみると、96円。まあ、こんなもんかと思って100m進むとそこには92円の表記。・・SHIT!! 4号を北上していくと、そういやこの道見たことあるなあと思う。4号北上するとどこに行くの?と、地図を見ると宇都宮。ああ。そうか、ゴールデンウィークのあの仙台旅行のルートと同じなんだと思いながら、じゃあ、宇都宮に立ち寄るかと宇都宮に進入。もう、2時だったので、どうせやってる店は無いだろうと思ったら、一軒発見。入って飯を食うことに。餃子はそこそこのうまさ。チャーシューもうまいが麺がいまいち。むう。とおもいつつ、腹ごなしもすんだことだし福島へ。
日が昇るころ郡山へ到着。今回はできるだけファミレスは禁止と言っていたんだが、休むところがほかに無かったためにガストに。地図で確かめると、ちょうど、左に行けば会津。右に行けばいわき、直進で福島と言う地点。話し合いの結果・・というか、あまり愚痴は書きたくないのだが一緒に言った奴が、意見を言わない奴でチョットこのころからイライラしていた。まあ、そのイライラが、これからの旅行をある意味面白くするのだが・・。話し合いと言うより、俺の独断で、会津に行くことに。 しばらく進むと、猪苗代湖に。少し休憩して、会津へと到着。どこか温泉に入りたいなあと思って、探してというも、ずーーーと悩みつづけているので(ここでかなりイライラしてきている。)、東山温泉と言うところへ。ここにはどうも、公衆温泉は無いみたいだったが、まさに温泉郷と言う感じ。面白い写真もいっぱい取れたがまあ、それは今度の機会に。 公衆温泉は見当たらず、かといってホテルのお風呂は時間限定な上、600円と高かったので、芦の原温泉へ行くことにする。芦の原の入り口に温泉入れますというドライブインがあったのでそこで温泉に入る。疲れも取れ、元気回復。さてどうするの問に、またぐちぐち悩み始めたので、「ああああああーーーもーーー喜多方ラーメン食い行くぞ!!!」と、北上を決意。 喜多方につくが、もうかなりいらついていたので、ここで、もう、「ここから先は俺は一切意見は言わないから、君が決めてくれ。俺は君の言うとおりのみ運転する。」と、半分切れる。と、また、どのラーメン屋に入るのかを悩み始め、喜多方をあっさり通過。U ターンして、でかめの店に入る。心の中で、あーーー。こういう観光客用の店ってたいていまずいんだよな・・と思うも、一切意見を言わないと言ったのでそこにはいる。 まずい。 麺はうまいんだろうが、ゆでてる人がへたくそなので、ぬめりがしっかり取れておらず、また、スープは学食のスープバリのまずさ。おそらく、下で売っているスープの本を湯に溶いただけと思われる。私はセットで頼んだので、魚を煮しめたものが出てきたが麺よりそっちの方が数倍うまかった。 という感想を持ち、まだ午前なのでどこへ行くか決めて、と言うと30分近く悩んだ挙句、五色沼へいき、いわきで晩飯を食うと言うことになる。いわき・・?いわきって別に観光地じゃないから何も無いんじゃないのかと思うが、まあ、いいか何か考えがあるんじゃないか?と思い、。行こうと車を走らせる。 途中、もう眠気がピークに達しこのまま運転を続けたら、生命にかかわると思い、仮眠。
五色沼を見るが、歩く体力もなく、もともと山道を歩くのが好きではないので、途中で引き返すことに。色はついているように見えなかったな。うだうだと土産屋なんかを模索。 五色沼を出、いわきに向かう途中、先に出てきた出発時に立ち寄った友人からメール。ハードディスクが壊れたらしい。おばかさん。また、母親から、某社から選考結果の封書が届いていると言われ、封書?ってことは不合格なのでは?と、ドキドキするが、確認してもらうと、合格。とはいえ、まだ1次選考。就職できるのか? いわきにつきそうになるが、友人が曲がり角を一切気にしていないので通過。迷いつつも市街地につくが、案の定でかい道には名物とか、うまそうな店は無い。イライラしながら(おなかもすいていたしね)どうするのと聞くと、又何か悩んでいる。悩んで解決するわきゃ無いんだが。結果、いわきを脱出、南下することに。港町(名前忘れた)に着き、彷徨う。「あ、そこのみせ」というので、見てみると駐車場は無い。駐車場無いんじゃない?というと、聞きに行くと言う。多分あったらでかくかいてるだろうなあと思っていると、案の定、無い。そんなにここで食いたいの?と聞くと、「いや別に。何か飲み屋みたいだったし」とのこと。店を見ると、店名に酒の文字。そりゃあ、飲み屋だ。 もう一見目に付いた店があるのでそこにしようと言い出すが、一目で飲み屋だとわかったので却下。だって赤提灯でてるんだもん。さすが帰国子女。日本の常識を知らない男。 ふう。一息ついて軽く切れる。「何でここにきたの?」そう、適当に走っていても、店なんて見つかるわきゃ無い。知っているならともかく始めてくる町で。イライラと腹の減りが限界に達したので、もう君には任せられないと、近くのローソンに入り、地図を模索。美味そうな店はあるが、時間が時間(この時点で午後8時)なので、店は無い。 しかたねえ。水戸までなんかしてそこらで店を探すかと、南下。(時間はあったので北へ戻っても良かったが、いかんせん疲れていた。もう運転に飽きていた。)が、水戸近くになってもファミレス以外の店はないし、コンビにも無い。困ったなあと思っているとトンカツ屋が。小さいトンカツ屋で、となりは潰れかけたエステ。まあ、いいや。こんなもんだろうと思い、入る。 普通の肉じゃあまずいだろうと思い、特上ロースかつを注文。友人がトンカツ屋でネギトロ丼を頼んだのには驚いた。さすがに常識の無い男。と思ったら、揚げ物は得意でないのだと言う・・しかし・・。まあ、いいや。出てきたトンカツを口に運び驚く。うめえ。多分、今まで食べてきたどのトンカツ(と言っても別にトンカツ評論家で無いので、そんなにたくさんのトンカツを食べたわけではないが)より美味い。勿論、異常な空腹(12時間ぶりの飯)ではあったが、それを除いてもかなり美味いと思われる。ぜひ又行きたいと感じる。 そしてさらに南下。行きによった友人宅によろうかなあと思っていたが、眠いので却下。家へと帰る。友人の終電が無く、とはいえ、彼の家まで送って帰ってくるほどの元気もなければガスも無いので、家に泊まってもらうことに。 が、よく眠れず、しかも、俺が爆睡しているというのに3時くらいに、意味もなく起こされたので、余計眠れず、まあ、4時30分ころに終電も出るんで駅に向かおうと言うことになり、駅へ。 駅に行くがまだあいてなかったので、和民で一杯飲んで、んで、あいつを送って家帰って寝る。眠い。
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