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2002
/6
/17
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・ドラえもん考察その1
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では、今日からドラえもんについて考えたいと思う。 とはいえ、どこでもドアが本当に作れるのか?ということや、タケコプターでの飛行が本当に可能かと行った事を考察するわけではない。ましてや、どこぞの謎本のように適当に野比家の性生活を考察するのでもない。(ところで、野比という、漢字が一発変換で無いにしろ、変換候補に入っていると言う事に少し驚いた。)
では、何をするのか。
藤子・F・不二雄氏亡き今、ドラえもんはアニメ製作会社によって好き勝手に製作されてしまっている。少なくとも、映画は愛と感動のみで埋め尽くされ、伏線の妙を味わえたあの頃のドラえもんはもうどこにもいない。
本来ならば、私が小説でも書いて見たいところであるが、それは同人誌となんら代わりが無いし、おそらく私以外にもやっている人間はいるであろう。 もちろん、最終的にはそれを行いたいと思っているのだが、その前に、もっと深くドラえもんというものを知る必要があるのではないかと思うのだ。
とかく、漫画がアニメーションになるとき、キャラクターには妙な味付けがされてしまい、(特に顕著な例であったのが、ドラゴンボールGTの孫悟空であろう。悟空は、事あるごとに、「オラ、おめえだけはぜってえゆるさねえ」と言っていたし、この台詞に聞き覚えがある人も多いだろう。しかし、原作で悟空はどんな悪人でも許すと言うところにヒーローとしての資格があり、決して怒りや憎しみでは戦わない。というのが、格好良かったはずである。実際、悟空が、怒りや憎しみで戦ったのは、クリリンを殺されたことによる、ピッコロ及びフリーザに対してだけであり、フリーザに到っては、一度は怒りを感じたものの、命乞いをするフリーザにエネルギーを分け与えているのである。)変になってしまっていることが多い。
たとえば、ドラえもんではどのような例があるかと言えば、
※ドラえもんは、「のび太」のことを基本的に呼び捨て。 ※「源しずか」嬢のよび名は「しずちゃん」 ※ジャイアンは、そんなに「心の友よ」と言わない。
等があげられるであろうか。
・・まあ、このことは後に又触れると思うが、アニメーションに不満を言っていてもし方がないので、先へ進もうと思う。今日考えたいのは、映画ドラえもんの舞台である。
それでは、過去のドラえもん映画全作品の舞台を列挙してみよう。
「のび太の恐竜」 [過去][アメリカ〜日本]
「のび太の宇宙開拓史」 [現代][宇宙][特殊能力:地球人は、力が強くなる]
「ぼく、桃太郎のなんなのさ」 [過去][日本]
「のび太の大魔境」 [現代][アフリカ] 「のび太の海底鬼岩城」 [現代][海底]
「のび太の魔界大冒険」 [パラレル][日本〜魔界][特殊能力:一応魔法が使える]
「のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)」 [現代][宇宙][特殊能力:小さい]
「のび太と鉄人兵団」 [現代][鏡の中]
「のび太の竜の騎士」 [現代〜過去][地中] 「のび太のパラレル西遊記」 [過去][中国・ゲーム世界] 「のび太の日本誕生」 [過去][アジア〜日本]
「のび太とアニマル惑星(プラネット)」 [現代][宇宙][特殊能力:動物が動く]
「のび太のドラビアンナイト」 [過去][アラビアンナイトの世界]
「のび太と雲の王国」 [現代][天上世界]
「のび太とブリキの迷宮」 [現代][宇宙][特殊能力:機械の世界]
「のび太と夢幻三剣士」 [現代][夢の中]
「のび太の創世日記」 [パラレル][ドラえもんの道具の中]
「のび太と銀河超特急」 [現代?未来?][宇宙]
「のび太のねじ巻き都市冒険記」 [現代][宇宙]
※「のび太の南海大冒険」 [過去][南海]
※「のび太の宇宙漂流記」 [現代][宇宙]
※「のび太の太陽王伝説」 [過去][古代王国]
※「のび太と翼の勇者たち」 [現代][パラレル世界]
※「のび太とロボット王国(キングダム)」 [現代][パラレル世界]
となる。尚、※がついているのは、藤子氏死去以降の作品である。 コレで思うのは、ともかくもう行くとこが無くなって来ているのでは?ということである。 最近の作品は特に、無理やりと言った感が強い。行くべくしていくのではなく、そこが舞台だから仕方なくいくと言った感じである。導入がへたくそと言うのもあるだろうが、それ以外にもある様に思われる。とくに、ここニ年の作品は、どちらもパラレル世界って・・。
では、今まで言った事がないもしくは、斬新な行き先と言うのはどんなところであろうか・・。
過去の世界 過去の世界はかなり言っているがここなら面白いのではと思う場所がまだあると思われる。 「戦国時代」:一応、桃太郎のなんなのさで少し行ってはいるが、あまり戦国がらみではなかった。行って見てはどうだろうか。 「古代ギリシア時代」:神話などを絡めてみたら面白いのではないかと思う。
現代の世界 魔境も、海底も、地中も、天上も、行ってしまったわけであるが、再度、ここに訪れるというのも面白いかもしれない。
未来 以外にも未来には行った事は無い。銀河超特急が微妙に未来っぽいのだが、未来の世界に行くと言うのは斬新であるような気がする。
宇宙・パラレル 宇宙・パラレルでは、必需となるのが「特殊能力」である。そこがどんな星であるかが重要になるのだが、今までだと、「虚弱体質」「小さい」「魔法が使える」「動物」「ブリキ」「ぬいぐるみ」「鳥人間」「ロボット」の世界というのがあったわけだが、うーーーんあまりいいのが思いつかない。
その他 夢の中だったり、鏡の中なんてのもある。意表をついてこんなのはどうだろう。 「あの世」:さすがにダークすぎるか・・。 「猫の世界」:ニャーニャー
とまあ、いろいろあるわけですが・・・。 あーー。まとまんねーー。ねみー。おやすみ。ZZZZ...
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