復活日記
written by YOLY
生まれ変わって、虫になって。

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 2004 /5 /31
・なつかし汁
 通夜に向かう電車。気持ちが沈んでしまいそうだったので本屋にて書を購入。
 下妻物語
 リアル鬼ごっこ
 の2冊。共に文庫版。

 下妻物語は、先日見た映画が予想をはるかに越えてよかったため、
 原作も呼んでみたいものだと思い購入。

 リアル鬼ごっこは、インターネット上の書評が余りに凄い(試しにアマゾンでこのワードを検索してみるといい)ので、
 そこまで凄い本なら呼んでみようと購入。

 結局下妻しか読み終わらなかったのだが、
 ああ、又映画見に行きたいなあと。おもいました。
 ロッキンホース・バレリーナはロリータ御用達の靴でしたのね。
 ダ・ヴィンチを買っているくせに、小説はまとめて呼んだ方が良いと思い込んできる主義なので、
 大槻ケンヂ氏の「ロッキンホース・バレリーナ」はまだ未読なのです。
 文中にそのことは出てくるのでせうか。(下妻物語の主人公風)

 ストーリーは映画の方がやや好き…いや、原作も捨てがたい。
 原作は中盤から友情物語なのに対し、映画は最後の最後に友情を掴み取るという感じ。
 原作より映画のほうが主人公・桃子の性格が悪く、だからこそ成長していくという感じ。
 原作は基本的に桃子の性格は変わってない…ンじゃあ無いかな。

 まあ、ちょいと質が違うので比べるのは難しいといったところかしら。

 そんなこんなで、葬儀場につく。
 葬儀の話は湿っぽくなるので割愛。
 久しぶりに中学1年の時のクラスメイト(といっても中高一貫校だったので高3まで学校は一緒)達に会う。

 いやあ、みんな変わってねえなあ。
 すこし、いや、凄く…というとまあ、葬儀なのであれだが…嬉しくなる。
 友人の中に、××教に入ってよとか、この浄水器がさあ〜とか、そういう事を言ってくる人が居なかったのがいい感じ。
 なんか、そういった…久しぶりに高校の同級生に会ったら…という話を偶さか聞くので。

 中学時代の思い出に花が咲く。
 「電車の中で、自分の靴の裏をなめて、俺こんなことできるぜって自慢げに言った後、
  それを見ているおじさんに対し、『あの人は俺を付けねらっているスパイだ!!』と指差した…

 (あれー?そんな奴居たかな・・?)

 …よな、おまえ」
 え?俺?そんなことしたかなー。したかモナー。
 靴底なめたのは何か覚えてる。何でなめてんだこいつ=俺。
 人指差す癖はその頃からあったんだなー。塾講師時代についたとおもてったけど。
 しかし、なんだそいつ。

 靴の裏をなめる。
 しかも自慢げに。
 知らないおじさんを指差す。
 あの人は俺を付けねらっている・・・。

 完全な電波ちゃんじゃん!!

 んー。そういわれれば・・・俺は変わったのかも・・勿論良い方に。
 しかし、何か、みんないいやつだよなー。と、思った日曜の夕暮れ。

 先生、僕達は結構まともに育っているみたいです。
 ありがとう御座いました。


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