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2004
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/24
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・[マンガ]7位
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松島幸太朗 読んだ本:ショー☆バン
何か起きそうでおきない。
演劇や映画などでは良くある手法だが、
マンガではあまり見かけない。
しかし、このマンガはそうなのだ。
たとえば、主人公が足に違和感を感じたとする。
普通の野球マンガなら、数週間後には足のじん帯のひとつでも切るだろう。
これは違う。
何もおきない。
試合の最後まで、違和感が気になって、
次の日にも違和感があって、
安静にしろといわれて安静にしたら治ってしまうのだ。
普通は、安静にしろといわれたら、安静にしないでいためるだろう。
だが、その普通はあくまでマンガ内での普通であり、
現実世界でそんなことが起きたら、安静にする人が大部分なはずだ。
これは、マンガ内リアルではなく、
現実としてのリアルを描いているマンガなのだ。(大げさすぎ)
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