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2005
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/17
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・京極堂シリーズ
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姑獲鳥の夏 ノベルズ 文庫版 愛蔵版 魍魎の匣 ノベルズ 文庫版 愛蔵版 狂骨の夢 ノベルズ 文庫版 鉄鼠の檻 ノベルズ 文庫版 絡新婦の理 ノベルズ 文庫版 塗仏の宴 (宴の支度) ノベルズ 文庫版 塗仏の宴 (宴の始末) ノベルズ 文庫版 ※百鬼夜行―陰―妖怪小説 ノベルズ 文庫版 ※百器徒然袋―雨 ノベルズ ※今昔続百鬼―雲 ノベルズ 陰摩羅鬼の瑕 ノベルズ ※百器徒然袋―風ノベルズ ※陰・雨・雲・風は外伝的な話
一番一般的なシリーズかな。 殺人が起きて、探偵のところに行って、でも探偵は何もしなくて、 小説家がおろおろして、警察が頑張るけど真相がわからなくて、 古本屋がとりあえず、真相を明らかにすると言う話。
あれ?なんか、あんま面白そうじゃないな。 いや、これが、凄く面白いんですって。
僕は、推理小説が駄目になってしまった時期がありまして。 まあ、そんなに読んだのかと言われると困るのですが、 密室があって、そこで殺人が行われて、ダイイングメッセージがあってという、 そういった一連の流れすべてが、どーでも良くなっちゃったんですね。 そんなときに京極夏彦に出会って。 友人が読んでいて、それって妖怪がどう絡んでくるの? と、一応は水木しげる先生を神と慕う男。 気になって聞いてみると、これが要領を得ない。 ミステリではないと言う。 解決もしないと言う。 なんだそりゃ、と思って読めばこれが又そのとおりであるから驚きである。
舞台が、戦後であり、戦後に使われた旧字体を使う箇所があるが、 旧字体の箇所は読み飛ばしても問題はない。 あとは、異様に長い薀蓄をどれだけ楽しめるかによって、 面白さは変わってくるかと。
邪魅の雫が夏に発売(姑獲鳥の夏公開と同時?)との噂
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