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2005
/6
/23
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・いんすとーる
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曲名:少年、グリグリメガネを拾う 収録CD:月光蟲、対自核 寸感:月光蟲はやっぱり、おどろおどろしくていいね。 人の中に救う闇を、グリグリめがねは教えてくれる。 だが、恐れることは無い。 何か厭なものを見たって、それは人生の修行なのだからと嘯く。
少年が、少女が捨てた現代のグリグリメガネであるところの、 コンピュータを拾ったところから始まるのが、 この、芥川賞受賞作家であるところの綿矢りさが書いたインストール の、始まりである。
というわけで、先日、インストールのDVDを借りてみてみた。
やばいよ上戸彩!!
クリトリスとかいう単語を見て、
濡れた
とか言っちゃうし、
神木隆之介君(何度も言うようだが、俺は彼が大好きだ) に、乳をもみしだかれるは、
スカトロって何?とか言っちゃうは。
もう、あと少し若かったら、 3回はおかわりできるね
…何を?
まあ、内容はそれほどでもなく、 まあ、何でお爺ちゃんMac買ってるんだよとか、 親に内緒なのに、よく回線つなげるなとか、 Macなのにウィルスに感染するのはおかしいとか、 コンピュータ拾って数日なのに風俗嬢とよく知り合えたなとか、 その当時のMacだと、モデム回線だろうから、電話代馬鹿にならないだろうな
なんて、ね。 うん、あれだ、電車男張りに、変なところに気が行ってしまったわけだな。
ああ、そうそう、昨日書き忘れたけど、
初めて待ち合わせの日、 格好よくなったつもり(←実際なっているけど)の主人公を、 あっさり、相手が見つけるんだが、 それってどうなのよ。
あと、やっぱり、一番最初のめしをどこかたのむところ(まで)が、 面白いのであって、あとはやっぱりそれほどでも無いよなあ。 めしをどこかたのむところまでなら、 相手の情報もそれほど伝わってなくて、 気持ち悪いとまで思わないのだよね僕も。
しかし、 色々なサイトで感想を見てみたが (映画を見た後は必ずやる) 俺のように、個人情報云々を公開されるのは気持ち悪い って言う人が全く居ないのには、ちょっと驚愕。 俺だけなのか?俺が変なのか?
閑話休題。
まあ、そんな感じで突っ込みを入れてみたものの、 相手は芥川受賞作家ですよ。 きっと、映画になったときに整合性が取れなくなったんでしょう。 余り面白く無いストーリーも、 いや、決して面白くないわけではなくて、 なんか、大人になっちゃってるからさあ…。 ここで言っているようなことは10年位前に通り過ぎちゃってるんだよね… (あ、フォローするわけじゃないけど、カメラワークや、音楽は小気味良い) きっと、すばらしい文体で書かれているんだろうなあ……。
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