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2006
/2
/18
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・最後の晩餐
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パリも、と言いますか、海外もこれで最後です。 今、空港でこれを書いています。 何か今日もいろいろありました。
それでは。
8時起床。 今日はヴェルサイユ宮殿と、ルーブル美術館に行くことにする。 最後の最後で貴族っぽいことをしてみようと。
で、問題となるのがバカラグラス。 ホテルに預けておいて、割られたら大変だから、 持って行かなくてはいけません。 しかし、スーツケースはもういっぱいだし、 手提げ鞄には入りきらない大きさです。 かといって、バカラと書かれた袋を持って歩くのも、 金持ちだと思われて、賊にねらわれてしまうかもしれません。
何か無いかなと探してみると、 モンサンミッシェルで買った土産の袋が、 外から中が見えないし、ちょうど良い大きさです。
これに、カメラとガイドブック、バカラグラスを入れて持ち歩きましょう。
ホテルにスーツケースと手提げ鞄を預け、 オペラ駅に向かいます。
手提げ鞄に財布を入れ忘れてました。
あわてて戻り、財布ゲット。 ああ、危なかった。
駅にて、モビリオ(一日中地下鉄が乗り放題になる切符。エリアによって、値段が違う)と、 カルトミュゼ(いろいろな美術館等に入り放題になるチケット。 凱旋門はOKだけど、エッフェル塔はダメとか、微妙に肝心なところを網羅してない) を購入。これでヴェルサイユ宮殿とルーブル美術館に行けます。
ヴェルサイユ宮殿までは電車で40分弱。
その間に本を見ていると、ノートルダム寺院もカルトミュゼで入れるらしいです。 昨日入りたかったけど入らなかったので、どうせ暇だし、 ここも寄ることにしましょう。
さて、そうこうしているうちにヴェルサイユ宮殿の駅に到着。
外資系がお出迎えです。 今日の昼はそれを食べてみるのもいいなと思いつつ、
ヴェルサイユ宮殿に到着。 綺麗です。 そして広いです。
歩くのがだるいです。 どうやら広場を周回してくれる馬車があり、 しかも7ユーロ程度という事がガイドブックに載っていたので、 馬車に乗りたいと思って探し回りますが、みつかりません。 どこだろうと探しに探し、見つからないので、 インフォメーションで聞くことにしました。
あれ? 馬車ってなんて言うんだっけ?
英語の教科書を思い出します。
How did you come here, Jack? I rided my car.
あれ?ジャックは馬車に乗って来ないです。 馬車って何?
馬……Horse 車……Car
「Excuse me, I want to ride Horse Car?」 いぶかしげな顔をしています。やっぱり、馬・車じゃあ、…… いや、まてよ……馬"の"車なら……!! 「Hourse's car」 通じました。 良かったです。 ここをまっすぐ行って左。
まっすぐ行って……。 まっすぐ……
相当まっすぐ行ったのですが、 それらしい標識がありません。 引き返すと、馬車がいました。 すげえ小さい看板でやんの。
昨日のモンマルトラン乗り場もわかりにくかったですが、 これまたわかりにくいです。 フランス人はまともに商売する気があるのか……。
で、乗ろうと。 近づいていったら、看板には45ユーロの文字。 あれ?7ユーロじゃなかったの?
貸し切りだと、45ユーロみたいなことが書いてあります。 貸し切り以外の表示はありません。 7人乗りとのことなので、確かに貸し切りなしなら 約7ユーロですが……。
よくわからないし、疲れていたので、 もういいやと帰ることに。
途中寄った土産物屋で、 無事、エロトランプも発見し、
外資系で食事もし、
いざ、ノートルダム寺院へ!!
……
……
……
……あれ?
電車が止まってる。 何か車内放送もなってます。 何だろう、待ち合わせかな?
……
……
……あ。やっと動き出した。
……
……次の駅で又停車です。
10分くらい停車してます。 乗客も降りだしてます。 車内放送はフランス語なので全く解りません。 一部、ノートルダム寺院がどうたらという地名だけ聞き取れます。 これは……
……電車止まってない?
20分くらいして気づきました。 近くに別の地下鉄の駅がある駅だったので、乗り換えて何とかノートルダム寺院へ。
何か、電車が止まるほどの事故に運良く(?)巡り会えるなんて…… ……僕ってなんて幸運なんでしょう。あはは。
気を取り直してノートルダム寺院です。 中に入ります。 料金は取られません。 あれ? なんだこれなら中に入れば良かった。 …… ……あれ? 展望台に上れると聞いてたのに、入り口らしきモノがありません。 うろうろして、やっと見つけた入り口は、どうやら展望台ではなく、 宝物殿の入り口らしいです。 しかも、宝物殿はカルチェなんたらでは入場できません。 困りました。
散々迷ってから、 インフォメーションに聞きに行こうとすると、 インフォメーショに、「展望台は教会を出て右」と、日本語で書いてあります。 ムキイイイイイイイイイ!! 相当聞かれる質問なのでしょう 相当解りにくいと言うことが解っているのに、 何で改善しようとしねえんだフランス人はよおおおおお。
何か、フランスにやられてます。
バターになるかと思うくらいぐるぐるぐるぐる螺旋階段を上り、 やっと、パリを見下ろすことができました。 でも、昨日、モンマルトで見下ろしてるからなあ……。
さて、相当疲れました。 最後のメインイヴェントです。 ルーヴル美術館です。
……なんて言うか、 疲れてたことと、 ものすごい人がいたこと、 何か微妙にあついこと、 進むには階段を何度も上り下りしなくてはいけないことや、 今まで散々綺麗なモノや、すごいモノを見てきたため、 何か、別にふつうの大きい美術館だなと。
モナ・リザも展示してあったんですけど(写真撮影不可)、 ガラスのケースに入れられてて、 ガラスに光が反射して、よく見えなかったです。 まあ確かにすごいと思うんですけど、 その周りの絵もすごいんで、 その周りの絵に比べて、モナ・リザが何故それだけ特別すごいのか。 と言うのがよくわからないんですよね。
まあ、芸術的センスが僕にはないのでしょう。
一時間ほどで脱出。 人混みって苦手なんですよね。
この時点で4時。 まあ、早めに空港行くかあと、空港に出発。 ちなみにフライトの時間は11時。
空港まで一時間ほどバスに揺られ、 5時過ぎに空港到着。 チェックインしようとおもったら、 さすがに6時間前は早すぎたらしく、 今、チェックインするカウンターの前でこれを書いています。
そろそろチェックインの時間ですが、 フライトまであと3時間。 日本まではあと15時間もあります。 早く、日本のお風呂に入りたいよお。
(19:47 パリの空港にて記す)
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