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2006
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/23
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・フェンスウ
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風水という考え方がある。
その考えでは、この世の中のモノを「木・火・土・金・水」の五つに分けて 考えるという考え方が主にあります。
たとえば方位。
北は水。 東は木。 南は火。 西は金。
中央が土となります。
たとえば高松塚古墳には玄武・朱雀・白虎・青龍の絵が描かれていますが、 水は黒、つまり玄を表し、北には玄武の絵が 木は青、東には青龍の絵。 火は赤、朱を表し、朱雀の絵が。 金は白、であるから、西には白虎の絵が描かれているのです。
あと、よく見かけるのは、ヒノエだとか、キノトだとか、 これも、
五行に兄と弟を付け、
木の兄=キノエ=甲 木の弟=キノト=乙 火の兄=ヒノエ=丙 火の弟=ヒノト=丁 土の兄=ツチノエ=戊 土の弟=ツチノト=己 金の兄=カノエ=庚 金の弟=カノト=辛 水の兄=ミズノエ=壬 水の弟=ミズノト=癸
と、これが十干。 毎年干支のように移行していきます。 干支とチガウのは10年単位であるということで。 これに干支を合わせて、
甲子・乙牛……と、なっていくわけです。
丙午の女は、飛縁魔という妖怪の名前にもなっているほど、火を好むというのも、ここから来ているわけです。 まあ、丙午が火を好むというのは只の迷信ですがね。 この理論で行けば丙寅だって火を好んだって良いハズじゃあないですかねえ。
さて、本題。
昨日、昼間なんかスピリチュアルだかなんだかの番組を見ていると、 鏡リョウジという、この人人気あるんですか? まあ、この人が、星座は4つに分けられると。
火・土・風・水らしいのですね。
これが解らない。 何故この4つなのか。
火・金・木・水なら風水ですよね。 中心を除けば方向は4つに分けられる訳でして、 (実際には土用の方向という土の方向もありますが) 4つに分けるというのはなんとなく理解できる。
何故、火・土・風・水なのか?
エレメントである。と紹介してあるサイトもありますが、 エレメントという考え方がどこから来ているのか。
一番近いのはアリストテレスの考え方で、 アリストテレスは万物は、「火」「水」「空気」「土」によって構成されていると。 まだ、原子なんて発見されていない頃の考え方です。
アリストテレスは敬占星術師であったともされていますから、 ここから来ている可能性もありますが、 アリストテレスだったら、空気としたと思うんですよね。 風じゃなくて。
単純に、一つおきに火土風水を割り当てただけにしか見えないし、 火…牡羊・獅子・射手 土…牡牛・乙女・山羊 風…双子・天秤・水瓶 水…蟹・蠍・魚
※聖闘士星矢好きなら解ると思うけど、 12星座は、 牡羊→牡牛→双子→蟹→獅子→乙女→天秤→蠍→射手→山羊→水瓶→魚
この4つのエレメントという考え方は、本場の占星術にもある考えなのだろうか……?
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