RSS
|
|
|
|
2006
/4
/25
|
・生と死
|
漠然と、いや、かなりくっきりと。 明確に。
どちらだよと言われれば、明確になのだが、 つかみ所がない存在の故に、やはり漠然と。
コドモの頃から、死ぬのがたまらなく怖かった。
否、死ぬ事におびえているのではない。 知性が、記憶が消滅することが怖いのだ。 たまらなく、畏い。
ただ、27年生きて、 最近、ほんの少しだけ覚悟ができたかも知れないなあと思う。 と言っても、この覚悟が完全に埋まるまでには、 あと人生を2・3回やり直さなければならないだろうなあと思う。
今、27年。 死を畏怖しだしたのが10歳の時だったので、 17年かけることの3年。 うん。あと、50年は生き続ける気でいます。
ただ、死ぬ前に、やはり怖いのは知性が無くなると言うことで。 又、自分が死ぬ前に、愛すべき人が死んでしまうと言うことも、 やっぱり恐怖な訳で。
死ぬならまだ良いサ。 呆けて、なにも解らなくなってサ。
父親が呆けて死んだ。 その体験を元に、鬼才、ケラリーノ=サンドロヴィッチ氏が 1988年に書き上げた、ナイロン100℃の作品。
カラフルメリィでオハヨ
このたび、4回目の上演となるこの作品を わざわざ、"ざわざわ下北沢まで見に行ってきた。
|
|
|