復活日記
written by YOLY
生まれ変わって、虫になって。

Back To Index 復活日記 筋少日記 静謐日記

最新七日間を表示

月別表示
<<  2006/5  >>
SMTWTFS
123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031

語句検索

RSS

 2006 /5 /8
・反ダヴィンチコード
 反ダヴィンチコードという本をぱらぱら見ていたのだが、
 これは、ダヴィンチコードの反論本である。
 宗教のことは良くわからないので、こういう反論の仕方もあるのだなあ。
 と、思ったのだが、この本、信憑性が怪しい。

 というのも、この本では、ダヴィンチコードに書かれている
 フィボナッチ数列は、
 1・1・2・3・5・8・13となっているが、
 フィボナッチ数列の第一項は0、つまり、
 0・1・1・2・3・5・8・13
 でなければおかしいと書かれているのである。

 フィボナッチ数列とは、
 前の二つの数字を足したものが次の数字になるという数列で、
 1+1 = 2
 1+2 = 3
 2+3 = 5
 と展開していく。
 で、あるから、確かに第一項は0でもいいのである。
 ※0・1 で始まろうと、1・1で始まろうと、
  項が1つずれるだけで、ほぼ同じ数列となる。

 しかし、フィボナッチ数列は大抵の数学書で、1項、2項を1としている。
 これは、もともとが、レオナルド・フィボナッチによる、
 1つがいの兎は、産まれて2ヶ月目から毎月1つがいの兎を産む。
 1つがいの兎は1年の間に何つがいの兎になるか?

 という問題からきているからである。

 自分が詳しい知識が間違えているというこの一点で、
 この本が正しくないと決め付けるのはいかがなものかとも思うが、
 少なくとも、この一点においては、ただ単に因縁をつけているだけとしか思えなかった。



Back To Index 復活日記 筋少日記 静謐日記