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2006
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/26
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・デスノートですの。
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映画・デスノート前編を見る。
序盤の感想は、 漫画は映画にすべきではないかも。 だった。
いろいろなシーンが、どれもうそ臭いのだ。 監督は、金子修二。 平成版ガメラを撮った監督だ。 平成版ガメラが、ガメラがまるで現実に居るような描写だったので、 デスノートもそうなるか? と思ったが、やはり、難しいのだろうか。
どうも、演技が下手なのか、 やはり、映像にしてしまうと間抜けなのか、 いろいろなシーンが滑稽に見えてしまう。
どうも、心臓麻痺で死ぬシーンが、 へたくそなんだよなあ。
とはいえ、後半になってくると、オリジナルストーリーも登場し、 原作を知っていても、手に汗握る展開になっていく。 後編へ続くというシーンもいい。 だからこそ前半の滑稽さが逆に惜しい。 ちなみに、ストーリーは結構前半で終了。 後編は、さらにオリジナルストーリーになると思われる。 じゃないと終われないしなあ。 後編終わった後に、「デスノート2前編」とやったら、総スカンだろうしなあ。
映画オリジナルキャラの、月の恋人、秋野詩織なんて、 今後弥海砂が登場したら邪魔になるだけだろうに。 と思っていたが、いや、彼女が居たおかげで、 映画は引き締まったといってもいい。
あと、さすがに外人が月を付けているとおかしいからか、 レイ=ベンパーが、日本人のレイ=イワマツになっていた。 まあ、ただ、尾行がへたくそすぎてお前、FBIじゃないだろ? と、突っ込みたくなってしまったが。
月がノートの存在を隠すためにいろいろやるシーンや、 Lがわがままを言うシーンがカットされているので、 ちょっと、物足りなかったかなあ。 アレやアレのシーンは欲しかったなあと。
監督の金子氏の推薦か、 ウルトラマンマックスの主役・トウマカイト役の青山草太と、 ロボット少女・エリー役・満島ひかりが登場。 (金子監督はウルトラマンマックスの監督もやっていた) 満島ひかりは兎に角、 青山草太が、松田という、突っ込みどころの多いお惚け刑事役。 マックスが、マックスが……と思ったけど、 マックスはマックスで意外とお惚け役だったなあ。
エンドロール。 この作品は動物を虐待してません云々と、 動物も出てこないのにテロップ。 ははーん。 さては、ガメラの新作で監督になれなかった金子監督が、 新作ガメラでは亀を虐待していたらしいから、 それを皮肉ったんだな。 と思ったが、ワーナー系の映画だと必ず出すらしい。 ちがったか。ちえっ。
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