復活日記
written by YOLY
生まれ変わって、虫になって。

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 2006 /7 /8
・035:淫乱性女小百合
7:00

 従姉妹の小百合が大学受験のためにボクの家に来たのは、まだ年が変わる前のことだった。
 冬休みから、こっちの予備校で勉強をするのだという。
 (中略)
 ボクは、小百合の部屋を開けた。
「おい、小百合、夜食」
 ドアを開けたボクを見て小百合はビク……ビクと痙攣した……ように見えた。
 顔が紅潮している。熱でもあるのだろうか。
 大丈夫か。ボクは小百合の肩に触れた。
「あ……ダメ」
 小百合の口からと息が漏れた。
 彼女は自慰行為にふけっていたのだ。それも、ボクの写真を使って。
 小百合……ボクは激高した。
 (中略)
 ボクの指が乱暴に彼女の秘部に触れた。
 ねっとりとした感触がボクの指先から、脳の先端にまで行き届いた。
 あふぅ。
 彼女の口から吐息が漏れる。
「いやぁ……いやなのぉ……もぅ……あぁ……堪忍してぇ」
 いやと良いながらも、彼女は腰をくねらせる。ボクの指先ももう、ふやけてしまうくらいびしょぬれだ。
「口では厭と言いながら、ここは正直じゃあないか」
「ぅん……そんなぁこ……とぁ……な……ないモン」
 (中略)
 その夜は、終わらないんじゃないかと言うくらい、長い夜だった。
 朝まで、僕たちはお互いの体をむさぼりあい、そして、夜が明けた。
 小百合は毎日ボクの体を求め、ボクもそれに応じた。
 しかし、小百合の性欲はそこなして、来る日も来る日もボクは求められた。
 小百合の受験が終わり、小百合は実家へと帰っていった。
 寂しいなとも思ったが、これ以上続けたら、ボクの体が持たないと思っていたし、丁度潮時だなとも思った。

 そして4月。
 小百合は……見事に大学に合格し、そして、今も又、ボクの家に下宿しているのである。
 「これからもよろしくね」
 小悪魔のように笑う小百合をみて、ボクは、力なく笑った。


 ……ごめんなさい。
 無理です。

 ちなみに、参考資料。


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