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2006
/7
/30
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・ヴィデオカメラとあの日の思い出
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ヴィデオカメラを無くした。
うああああああああ。
ハイヴィジョンカメラ買うかな…… (てか、そもそも、カメラ何て必要あるのか)
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と書いたところで、何があったのかは解らないでしょうから、 詳細。
昨日、フットサルをやりに、S**市まで行ってきたんですよ。 何、このS**市って書き方はとお思いの皆さんもいるでしょうが、 静謐日記にも書かれている、綾辻行人原作、佐々木倫子作画の漫画、 月館の殺人を先日僕も読んだからなんですね。
いや、この綾辻氏は、地名を書くとき、基本的にアルファベット+**で 書くもので(とはいえ、月館の殺人は地名もとあるトリックに関わってくるので、こういう書き方はしていないが)、 それのオマージュですよ。
ちなみに、blue君は月館の殺人をあまり評価していないようですが、 僕は、館のトリックにビックリしました。 殺人のトリック云々は彼の言うとおり、まあそうでもないですけど。 こんな叙述アリ?(そもそも叙述か?)と思ってしまいました。 でも、館シリーズでのおきまりの名前が出てこないから、 館シリーズではないのね。 まあ、気になる人は是非。 漫画ならではのスペクタクルトリックが見られます。
で、頼館の殺人に戻ります(人は死んでいないですが)。
S**市でフットサルをやり、 その後、I**と言う居酒屋で酒をしこたま飲む。 M**駅から電車に乗り、 N**駅で乗り換え。 I**駅に到着。 D**と言うコンビニで買い物をして、 家に帰ったわけです。
で、今日は昼過ぎまで眠っていまして。 少しは外を歩かないとなあ。と思い、7時頃、家を出ようとして、 昨日のユニフォームなどを鞄に入れっぱなしなのに気づく。 やべえ、臭くなっちゃうって言うかもう臭い。 あわてて洗濯機に放り込み、さて出かけよう。 と思って違和感。
あれ?
ヴィデオカメラがない。
ヴィデオカメラは緑色のビニールに入れていたというのに、 どうもそれが見あたらない。
そうかそうか。 昨日酔って返ってきたときに、 とりだ……してないよなあ?
とおもい、部屋中探す。
もしかすると、 昨日ベロベロに酔ってたから、 その風景を誰かが撮ろうと思って、 取り出して、あの子酔っているから、 僕が持って帰っておいてあげよう。
みたいなことでもあったかな?
と、そのとき一緒にいた友人に電話。 出ない。
うーむ。 出ないか。 出ないのは良いが、 メロディコールがmihimaru GT の 気分上々↑↑なのが、 焦っているときには、やけにむかつく。 (mihimaru GT自体は意外なことに(?)さほど嫌いじゃない。と言うか、実は好き……なのだが)
困ったなあ。 タイムチャートを整理してみよう。
I** 23:00頃まで飲む。 帰り際に、トイレで小便している友人を撮った記憶がある。
M**駅 23:14 S**駅行きの電車に乗る。
↓ 電車内で爆睡。その寝姿を、写真に撮られ、 ↓ フットサルチームのMLに送られる。
N**駅 乗り換え。
↓ この間は、席には座らず。 ↓ 手から荷物は離していないと思う。
I**駅 下車。 定期を取り出した時に、ヴィデオはあったか思い出せず。
D** 鞄はレジに置いてお金を出したような気がする。
駐輪場 自転車に乗った。
自宅 トイレに行きたかったので、荷物は自分の物置部屋に放り投げる。
可能性があるとしたら、
1:I**でヴィデオカメラをしまうときに落とす。 2:M**駅で電車を待っているときに落とす。 3:M**駅からN**駅の間で、友人に預かられる。 4:N**駅で乗り換えの時に、電車に忘れる。 5:N**駅に忘れる。 6:I**駅で下車したときに、電車に忘れる。 7:I**駅で下車して、定期を取り出したときに落とす。 8:D**で財布を取り出したときに落とす。 9:駐輪場で自転車に乗ったときに落とす。 10:自宅で自転車から降りたときに落とす。 11:トイレに流す。 12:実は俺の部屋にある。 13:その他
と言うのが、さーっと頭にうかぶ。 だが、 1・2はそこまで酔っては居なかったと思うし、 (流石に落としたら気づくと思う) 5も考えにくい。 6・7は、この間手から荷物を離してないと思うし、 9〜12も考えにくい。
そこで、 3:M**駅からN**駅の間で、友人に預かられる。 4:N**駅で乗り換えの時に、電車に忘れる。 8:D**で財布を取り出したときに落とす。
に絞って考える。 もう一度友人にかけてみる。 mihimaru GTにいらつく以外進展無し。 他の友人に書けて見るも皆でない。
急いでいる/焦っているときほど、友人は電話に出ない。
という、マーフィーの法則を思い知り、 とりあえず、D**に。 そう言う忘れ物はないという。
駅に行って、忘れ物は……と聞くと、 この電話番号に書けてくれと、無下に追い払われる。
泣きながらかけるが、話し中。
この後、数回、話し中の音と、mihimaru GTを聞くこととなる。
数回の電話の後、向こうから電話。 「誰かヴィデオカメラ持って行ってない?」 「それはないよ」 とのこと。 まあ、流石に持って行ったら、何かメールなりくれるよなあ。 と思いながら、しょぼくれていると、 「ああ、でも、電車の中で、緑のビニール袋持っていたよ」 とのこと。 一歩前進。 やはり、1・2はあり得ないと言うことになる。
と言うことは、
4:N**駅で乗り換えの時に、電車に忘れる。
か?
何回かの話し中の後、やっと、JRに繋がる。 特徴を伝えると、折り返し電話をくれるとのこと。
待つこと十数分。 (この間に、-------より上の部分を書いた)
電話がかかってくる。 ありました。 とのこと。 今日ならS**駅(電車の終点)にあるので 今日中に取りに来て欲しいというようなことを言われ、 21時なので迷うも、 たまにはドライヴも良いかと、 行くことに。
40分ほど車を運転し、 S**駅に。
確認すると、まさに自分のヴィデオカメラ。 良かった。あった。
ふと周りを見渡すと、 そうか、ここは……
その駅は、昔塾講師のバイトをしていた駅の隣の隣。 近くまで来たしと、 前に働いていた街をぐるりと回ると、 なんか、あのころの生徒の顔が思い出され、 ちょっと泣きそうになる。
ついでに、人を轢きそうになる。
まあ、それは、何とか回避したのでいいんですが(結構危なかった)、 ちょっと寄ってみようかな。 でも、もう、5年前だから、流石に俺を知っている奴いねえし。 (高校受験用の塾なのです) と思いながら、みんな幸せにやっていてくれると良いなあ。 なんて。
ちょっとおセンチな気分になった夜でした。
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