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2006
/10
/13
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・好きすぎる
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好きすぎるからかもしれないが、 ドラマ版嫌われ松子があまり気に入らない。
元元、映画版嫌われ松子を見て、こいつは面白いと、 今のところ2006年最高の映画だと思っているくらい面白くて、 原作も即効で購入&読了。 サントラ2枚に漫画版まで買ってしまったほど 好きなんですよ。
だからかもしれませんが……
……なんか気に入らない。
原作では、半浮浪者状態で周囲の人から”嫌われ”ていた松子が死んで、 その後片付けを甥がしていく内に、 松子の一生……幸福だった中学教師から、 落ちていく様子がだんだん見えてくると言う話なんです。
この落ちていくさまが非常に淡々と進んでいくんですよね。 だから、松子が追い詰められて落ちていく様子が、 あまりドキドキしないんですよ。
初見だった映画はもちろん、原作を読んだ時でさえ、 おい、待て松子、そこはそうじゃあないだろうと、 落ちていく松子にドキドキしたんですが。
そのほかにも、
何で主人公が甥じゃなくて姪になったんだろうとか、 その彼氏役の人の演技が下手すぎとか、 シリアスなシーンで明るい音楽がうざいとか、 半浮浪者状態で死んだはずの松子の死体がキレイすぎとか、 昭和40年代の松子の洋服が今すぎとか、 昭和40年代の松子茶髪は無いだろうとか、 松子の妹のキャラちがくない?とか、
なんか、拘泥がないところに私が拘泥してしまっているのですよ。 まあ、見ますが、個人的には映画のほうがお薦め。
来月、DVDが出る(Amazon)ので、見てみてください。
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