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2009
/1
/18
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・絶望
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そのとき、私は、絶望していたのである。
昨日、明日良かったら一緒に行きませんか? というメールが届く。
おお、これは、一人で臨もうと思っていたので、 幸いと、OKを出す。
聞けば相手は23歳。 これは、今度こそ、ロリ系巨乳に違いないと。 俄然ハッスルしてくるわけですよ。
で、メールが返ってきたのを見て、 あれ?名前が男っぽいぞと。 いや、でも、ギリギリ女の子と言えなくもないのかな? まあ、仮にユウキという名前だとしましょう。 男にも取れるし、女の子にも取れる名前と言うことで。
これは、あれですね。男っぽい名前って事は。 ショートカットのスレンダー美人ですよ。 剣道とか弓道とかの達人に違いないですよ。
……まあ、十中八九男なんだろうなあ。
と思いながら、当日。 あ、ここまで性別は聞いてません。 到着と同時に、ユウキ(仮)に、着いたとメール。 と、目の前に立っていた女の子が、携帯を取り出すじゃありませんか。 お? これは、 逆転満塁ホームランか? そういえば、携帯電話の占いで、今日は素敵な出会いがあるでしょう。 他の運は最悪だけど、恋愛運だけ最高! ってなっていたなあ……。
で、その女の子がポチポチメールを打って、 携帯を仕舞うわけですよ。
ふふん。 俺がここにいるとも知らないで。 可愛い子猫ちゃんだぜ。
まあ、結論から言うと、絶望していることからもおわかりの通り、 この娘じゃなかったんですけどね。
来たのは、普通の男の人でしたとさ。 絶望した!
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