復活日記
written by YOLY
生まれ変わって、虫になって。

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 2009 /1 /26
・続・すべった話
 次の日もすべったんですよ。
 ええ。
 スキーで。

 22時くらいに寝て7時半に起きたんですが、
 まだ眠い。
 朝食食ってとっとと出ようと言われるが、
 だるい。ねむい。プリキュア見たい(嘘)。
 と、ぐずる。
 じゃあ、先に行って待っているからね。電話頂戴。
 と言われるも、なんだかんだで準備に時間がかかり、
 俺と同じ時間に出発する彼ら。
 ふ。
 間抜けなやつらだ。

 だが、まだこのときは、自分がもっとも抜けているということに、
 気づいていないのである。

 チェックアウト後は宿が使えないので、
 近くの施設を利用。
 更衣室にあるロッカールームでお着替えをして、
 いざ出発!

 ってああああああああ!
 グローブがない!

 まさか、ロッカーの中に閉まったんじゃ!?
 あわてて、ロッカーを開ける。
 300円かかるがこの際仕方がない。
 ん?
 ないぞ?

 あ。

 そういえば、ここについた時、
 隣のロッカーに鍵をかけずに入れたんだった。
 うぼあ。
 無駄300円かよ。

 とほほ。

 だが、まだ知らない。
 真の悲劇はこんなものではないということを。

 15時50分出発だから、
 13時にあがって、飯食ってお土産買って風呂入って、
 それでちょうどいいんじゃねえか?ということに。

 で、すべりを堪能。

 13時。
 お着替えをして、飯食いに。
 スキー場のふもとの定食屋で食う。
 スキー場にしては、普通の値段だし、美味い。
 今まで、スキー場の飯=不味い・高い。
 だったのだが、今回のスキー場は飯は美味かった。

 飯食って、お土産買って、時間を見ると15時。
 結構ぎりぎりだなと、風呂に入り、風呂から出ると15時30分。
 長風呂好きなので、
 もう少し入って居たかったのだが、
 仕方がない。着替えて急いでロッカールームへ。
 ロッカールームに到着して40分。
 1人がクレープを食べたいというので、
 彼が買ってくるのを待ちながら荷物を整頓。

 と、同じ宿だった3人娘の1人が座っている。
 話を聞いてみると、足を怪我したとのこと。
 だったら、荷物ぐらい運んでやるさ。
 と、いい格好しいの俺。

 とりあえず、荷物だけ先に自分らのバスに積んでくるね。
 と、時間もぎりぎりだし、あわてて荷物を運ぶ。
 荷物を運ぶと、バスの乗客は全員そろっており、
 白眼で見られるが、とりあえず気にしない。

 で、戻ると、荷物より、足が痛くて歩けないので、
 おんぶできないかという話に。
 任せておいてください。
 と、偽紳士オーラを発揮し、
 未成年の女子大生を
 (※補注:話を聞いてみたところ19歳女子大生ということが発覚。
  つまり、昨晩の勝負は俺の勝ち。)
 おぶるチャンスなんて早々あるもんじゃないですよ!
 エロエロモード全開で……と思ってたんですが、
 雪道、足元のお悪い中、人をおぶって歩くというのは、
 いくら、背中に居るのがと雖もつらいわけで。
 その上、足が痛いということで、手の力のみで首にしがみついている状態。
 あまり、エロエロになりませんでした。

 まあ、これで、でも、帰りのバスは、
 未成年の、しかも条約に触れない女の子と、
 キャッキャウフフできるわけですね。




 ……隣のバスでした。

 まあ、さっき白眼で見られたときに、
 席が全部埋まっていた気がしたから、
 なんとなく気づいていたけどな。

 まあ、困っている人を見たら見過ごせないタイプの男ですよ。私は。
 たぶん、おそらく、きっと、もしかしたら。

 連絡先も告げずに(聞かれなかったけど)
 立ち去る俺、格好いい。

 でもまあ、神様って居るんでしょうね。
 帰りのバスの中で隣に座っている女の子に話しかけられました。

 さすが。
 見てくれています。
 神様は。


 「あの、うるさいんで話し声静かにしてもらっていいですか?」


 ……神様なんて居ない。


 こうして、俺たちのバスツアーは、
 特に何事もなく終了したので……あ……ああああ……


 ……あれれれれれ?

 本気かよ……。
 そんな……馬鹿な。

 さあ、散々引っ張ってきたぞコンチクショウ!

 何があったのか。
 注目の最終章は、この後すぐ。



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