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2009
/3
/6
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・ジェネラル・ルージュ
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映画館で見た、ジェネラル・ルージュの予告編が、 無性に面白そうだったので、 原作を読んでみた。
が、ジェネラル・ルージュを読むなら、前作のチーム・バチスタの栄光と ナイチンゲールの沈黙も読みなさい。と、本屋のポップに書いてあったので、 とりあえず、ナイチンゲールの沈黙を読む。 (チーム・バチスタは既読)
超科学が出てくるので、ちょっと驚きはしたものの、 白鳥の言動が面白く、最後まで楽しんでよむ。
で、ジェネラル・ルージュ。 これは、ナイチンゲールの沈黙と同時間帯に起こっている事件で、 どうやって整合性をとるんだろうと思ったら、 けっこう無理やり整合性を取っていた。
で、話は面白かったんだけど、 白鳥が活躍しなかったのと、 後半のご都合主義な偶然の連続がちょっといまいち。 Aiという医療機器の話も、不要だと思った。 #この作者はこのAiを病院に取り入れるべきだ! #と言う主張をしたいためにこの小説を書いている様な気がします。
で、映画の予告を思い出してみたんですが ……映画の予告と全く違う。
映画の予告では、 竹内結子演じる田口の元に、 特定メーカーとジェネラルが癒着しているという告発文章が届く。 で、そこに骨折して入院してきた、阿部寛演じる白鳥。 なぜか白鳥の元にも告発文章が届いていた。 時を同じくして、告発されたメーカーの支店長が自殺する。 で、何か大きい事件が起こって、大量のけが人を前にして、 田口が「何でドクターヘリが飛ばないのよ!」と叫ぶ。
と言う感じなんですが、 1.田口は男 2.白鳥が来た理由は骨折ではない 3.白鳥の元に告発文章は届かない 4.自殺者はいない 5.田口はドクターヘリに興味ない 6.っていうか、精神内科だからけが人の看病はしない 7.そもそもそんなに暑いキャラじゃない
まあ、後半はとにかく、3.4.はもう、これ、 別の話なんじゃないか?ってくらいの改変だと思うんですが。
自殺者が出ちゃダメなんじゃないかなあ。 あの話だと。
まあ、DVDが出たら見てみようかなと思います。
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