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2009
/11
/26
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・折川ルイ
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久しぶりに登場の、折川ルイたんです。
折川ルイっていうのは、このサイトの公式キャラクターで(え?そうだったの?)、 YOLYが、俺が悪いのか? と思った時に、そっと近づいてきて、 「その通りよ」 とつぶやきながら、よく研いであるリストカット用ナイフ(なんだそりゃ)を 渡してくる妖精なんですけど。
俺が悪いのかどうか、は、 折川ルイたんより、読者のみんなに決めてもらおうじゃないか。
いや、怖かったんだよ。最初は。 伊集院のラジオをiPodに詰めて、夜、街を歩くのが好きなんですが、 昨晩も会社帰りに無駄に歩いていたら、 服を引っ張る手があるんですよ。 ははあん。これがかの有名な袖引き小僧だな。 と思って、見ると、そこにあったのは、袖引き小僧ではなく、 いや、袖引き小僧がいたらそれはそれで怖いんですけど、 50歳くらいのおばさんの顔。
ひやあ。
あわててヘッドホンを外し、 何スか?
と尋ねてみると、 私は太平洋戦争の東京大空襲の時に亡くなった霊である。 私が亡くなったのは、運命だったとしてそれは良いのだが、 私の夫は私がなくなったことをいまだ認められず、 夜な夜な待ちを徘徊している。 今年でもう110歳になろうというのに。 ついては、夫を止めるため、ココから暫く進んだところに、 善国寺という寺がある云々
なんてことは全く言わず、
非常にあわてている様子で、 なんだか、良くわからないことを言う。 なんだか、良くわからないことと言っても、 東京大空襲が云々と言ってくるならば、 オン・ベイシラ・マンダヤ・ソワカと、善国寺に祭られている毘沙門天を召喚し、 帝都大戦が始まるところなんですが、 よくよく聞くと、どう考えても生きている人間。
要領がつかめない話を、私なりに解釈したところ、
・鍵が無い ・お金も無い ・カギの救急車を呼ぼうとしたら、現金が必要と言われた ・事務所はもう誰も居ない ・無断欠勤になってしまう
何か微妙につながるのかつながらないのか良くわからない話だが、 つまるところ、金を貸して欲しいと言う話。
金を貸してくれと言われても、 そんな誰かもわからない人間に1万近くも貸すわけには行かないよなあ。 と思いつつ、話をよく聞いて解決方法は無いか―― と、色々聞き出そうとしたら、面倒くせえなと思ったのか、 もういいです!と、他の人に話を聞きに――お金を借りに行った。
しかし、なんだったんだ? 寸借サギか?と思って色々調べたが、そんな手口は無い。 言っていることも微妙に支離滅裂で、よく解らない。 やっぱり、アレ幽霊だったのか? それとも、お金を貸さない折川ルイのか?
でも、そもそも、身分証無いとカギなんて開けてくれないよなあ。 身分証見せてもらえばよかったか。
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