復活日記
written by YOLY
生まれ変わって、虫になって。
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・第5話 故障
目が覚めると、やや頭痛はあるものの、
前日に比べるとだいぶ良くなっていた。
やっぱり寝不足だったのかな?
と思いながら朝食。
そこまで体力が回復していなかったので、
果物多め。
ほとんど寝ていたので、
あまり恩恵がなかったホテルに後ろ髪をひかれながら、
ホテルのロビーでガイドさんと合流。
荷物をホテルに預けられるということで、
ホテルに預けようと思ったが、
特に袋を持ってきていなかったので、
リュックの奥に入っていたジャンプ展のビニール袋に
服を詰めて、カウンターに預ける。
バスに乗ってマチュピチュに移動。
そもそも、ツアーの予定では
バスで移動した先で待ち合わせだったのだが、
ホテルのロビーまで迎えに来てくれたおかげで、
バスにもすんなり乗れてラッキー。
マチュピチュ到着。
まあ、マチュピチュって言ったってただの遺跡だろ?
テレビとかで見たことあるし、
そこまで興味n……
……
……いや、
これは……
実物はやっぱり迫力が段違いだ。
うむ。これは来てよかった。
軽くまだ頭痛はするものの、
壮大な景色に感動。
感動ついでにちょっと元気になったので、
ひたすらマチュピチュ遺跡の
あちこちを歩き回り(3時間くらい)、
見学を終えるとガイドさんとはお別れ。
ここから先はこのたび始まって以来の
(といっても、パロミノ島はオプショナルツアーで行ったんですが)
昼間の自由時間。
見学が終わったのが11時くらいだったので、
17時半発クスコ行きの電車まで、
6時間くらい暇。
マチュピチュ村は小さな村なので
どうせなら、クスコに帰りたいと思ったが、
まあ、ツアーの都合もあるのだろう。
のどが渇いてきたので、
せっかくだからマチュピチュ遺跡の近くで
なんか、飲もうかと思うも激混み。
すいているのはビュッフェレストランのみ。
うーん。それはちょっとなあ。
そこまでおなかすいてないし。
仕方ないからバスでマチュピチュ村に戻ることにする。
バス停に行くと、テレビが置いてあって、
みんなでワールドカップを見ている
これは、並んでいる人なのか?
ワールドカップを見ている人なのか?
よくわからなかったので、
そこら辺にいたバスの案内人ぽい人に話を聞くと、
バスに乗りたいならこっちだといわれ案内される。
やっぱり、アレはワールドカップを見ている人だったのかしらん?
と思っていると、そっちからも人がぞろぞろやってくる。
最初にバスに乗り込み、外を見ていると、
なんで私たちが乗れないんだと言っているっぽい人が2人いた。
あれ?
これ、俺たち横入りしちゃった?
と思ったが、まあ、疲れていたし、
悪いのは案内人だろうと。
で、マチュピチュ村に戻ってくる。
とりあえず、のどが渇いていたので
カフェに入り作戦を練る。
とりあえず、街をぶらつき、
おなかがすいたら昼食を食べ、
あとは街をぶらつき……
うーん……5時間も時間をつぶせそうにない。
と、地球の歩き方に、
面白い記事を見つけた。
マチュピチュ村には、
マッサージ屋がたくさんあるらしい。
SO・RE・DA!
飛行機に長時間座っていたり、
船に長時間座っていたり、
バスに長時間座っていたり、
鉄道に長時間座っていたので、
アタイの腰はもうバキバキよ。
ということで、渋る妻を説得し、
昼食後の空いている時間で、
マッサージに行くことにした。
昼食はグリルのお店。
なんだかメニューがいまいちよくわからなかったけど、
アルパカを食べてみたかったので、
アルパカのステーキを注文……
したら、それよりこっちのほうがいいぞ。
アルパカの肉も食べられるし、
ペルーぽい料理だと言われたので、それにする。
アルパカの肉は結構固く、
それなりに臭みもあったが、
なんか肉食べているという感じでおいしかった。
なんか、食事中、
やたらハエが来るのでなんだろう?
と思ったら、窓の下に鶏が飼われていた。
表はすごくきらびやかだが、
裏はそういう感じなのねと。
で、街をぶらついていると、
マンコ・カパック広場を発見。
この広場には、初代インカ皇帝マンコ・カパック氏の像がある。
なるほど。これが、マンコ・カパックか。
ほら、これが、マンコ皇帝だよ。
と連呼していたら、妻に怒られた。
何・故・だ!
で、マンコも見たことだし、
マッサージ屋に。
ホテルの前で呼び込みやってたおばちゃんに
適当についていったら、
これが気持ちよかった。
※エッチなマッサージじゃないですよ。
気力も体力も回復し、
気づいたら17時。
駅に移動して、
電車に乗る。
昨日は闇の中で見えなかったけど、
こんな姿をしていたんだねお前は。
※乗った電車のグレードが違うので、
昨晩の電車とはまた違うんですけどね。
自分もマッサージのおかげか、
だいぶ体調が回復してきたので、
ビールを購入し持ち込む。
アルコールは高山病の敵と聞いていたが、
今のところ元気だし、大丈夫だろうと。
電車に乗ると、
目の前に座ったおっちゃんがすごく陽気な人で、
いろいろな人に話しかけている。
すごいな。
と思っていると、電車が発車。
30分くらいすると、
電車がガクンと停車する。
すわ何事か?
と思うと、なんか止まっちゃった。
的アナウンスが。
え?
と思っていると、
目の前のおじさんがおもむろに何かを取り出した。
それは、クスコサワーという、
クレープフルーツを原料にしたお酒が、
2〜3リットル詰まったペットボトルだった。
何だこのおじさん。
のん兵衛なのか?
俺がビールを飲んでいるのを見て、
飲みたくなったのか?
と思ったら、みんなにふるまいだした。
俺と、妻にも一杯ずつくれた。
そして、周囲の人に、
大丈夫だ的なことを言い出したのだ。
よくよく観察して、
その人の正体が分かった。
その人は、別のツアー会社のガイドさんだったのだ。
だから、みんなに声をかけていたし、
止まった電車でお酒をふるまったのだ。
なるほど。
と思っていると陽気な音楽。
変なサルような妖怪の格好をした男が、
音楽に合わせて踊りだしたのだ。
そして、妻やほかの女の人も立たせて踊りだす。
それが終わると、今度はアルパカの毛を使った
服のファッションショー&即売会が始まった。
なるほど!
これをやるために、
止まったふりをしたのだな。
そう予想したのだが、
果たしてそれは外れていた。
止まったのは、ただのトラブルだったのだ。
そして、修理を完了するのに
あと15分はかかるとの説明が流れる。
目の前にいた、別会社のガイドさんは、
15分と言われたら、2時間はかかるよ。と笑っていた。
そして、案の定2時間かかるのである(泣)。
21時につくはずだった電車は、
23時半に到着した。
実に、6時間も電車に乗っていたのだ。
そして、この駅からクスコのホテルまでは、
結構距離があり、
駅でガイドさんと合流し、車に乗り込んだが、
ホテルに着いたのは午前1時過ぎ。
そこで、ガイドさんの無情な一言が告げられるのです。
(とはいえ、ガイドさんのせいじゃないですが)
明日は5時50分にこのホテルを発ちます。
起きて準備する時間を考えると、
4時間しか眠れないのか。
くたくただけど。
シャワー浴びちゃったので、残り3時間半。
朝はもうすぐそこだ!
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