復活日記
written by YOLY
生まれ変わって、虫になって。

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 2018 /10 /31
・ザ・シサ 感想
恒例、新譜感想の時間だよ!

正直、ザ・シサは、最初なんだこれ?
って思いが強かったです。
まあ、とっつきにくいというか、
ハードロックな感じではあまりないですからね。

しかし、聞いていくうちに、なんだこれ?
が、なんだこれ? になり、
だんだん、なんだこれ?
になっていって、しまいには、なんだこれ?
になりました。

つまりは、多分、好きなんじゃないかな?
おそらく。
……どうなんだろ?

1.セレブレーション
開始は、いつもの筋少のアレ。
モーレツア太郎や、高木ブーや、仲直りのテーマでやってるアレ。
(なんていうのかよくわからん)
わかるのは、仏陀Lや新人のように、
ある種一区切りなんじゃないかなと思うこと。

やっぱり、インストで始まるアルバムは好きですね。
特に今回、ステーシーの美術や、キラキラと輝くもののように、
最初と最後(最後じゃないけど)が同じ曲で挟まれているじゃないですか。
この構造、結構好きなんですよね。

2.I,頭屋
この曲、最初はピンとこなかったんですよね。
聴きこんでいくと、
かけあいとか面白くて好きなんですけどね。
歌詞をよく見ると、
何故歌い続けるのか?
というのがテーマになっていて、
『みんなのうた』とか、
『ベティーブルー・って呼んでよね』とか、
『サンフランシスコ10イヤーズアフター』のような、
誰が為に歌うのか。
何のために歌うのかというのが、
筋少のある種、テーマとして存在しているのかなと。
その結果、頭屋にたどり着いたと。

3.アウトサイダー・アート
初聴きでは、
どこのヒーロー物のテーマソングかと。
疾走感は好きだけど、
ヒーロー物感が最初は好きじゃなかった。
(もちろん、今は好きだがねという意味も込めて)

4.オカルト
これも、初聴きはなんだこれ?
だったんですが(MV含む)、
いやあ。
染まってきているのか、
今は、これしかないじゃないか!
と思うようになってますね。
ストーリー性が非常に高くて好きですね。

藤子・F・不二雄先生の短編で、
ミラクルマンというのがあるんですが、
それに近いものがありますね。
あと、地球を粘土でこねこねするのも、
藤子先生の短編やのび太の創生日記なんかにも
登場しますね。

あ、別にパクリだ!
とか言いたいわけではないです。

5.ゾンビー・リバー〜Row your boat
初聴きでは、セレブレーション以降、
あまりピンと来ず(オカルトは事前に聞いていたし)、
うーん。と思っていたところ、鳥肌が立った一曲。
格好いい。
ちょっと特撮+電車感がある気がします。
電車のBAD LUCK MANにちょっと似ている気がします。
しかし、筋少にはゾンビという言葉がよく似合うなあ。

最初はトゥルー・ロマンスだと思いますが。

っていうか、なんだよゾンビリバー
書いてて、頭こんがらがってきた、
ゾンビでできた川なのか?

オーケンの短編小説、ロコ・思うままにに、
ステーシー異聞 ゾンビ・リバーという
タイトルの短編小説ありますね。

どんな話だっけ?
覚えてないなあ。
今度実家帰ったら読み返してみるかなあ。

6.なぜ人を殺しちゃいけないのだろうか?
インタビューでネタバレ食らいましたけど(笑)、
まあ、確かに、そりゃあ人を殺しちゃいけないよな。
っていうか、そんなに朗らかに殺人の歌を歌うな(笑)。
この曲も最初から結構好きですね。
ただ、同情はしないけどは、
いいわけ臭くてちょっとなくてもいいかなと思った。
途中から、葬式関係なくなって、
弁護とか初めてく流れがバカバカしくて好き。

7.宇宙の法則
初聴きではすごく好きだったんですけど、
何回聞いても、なんか、するりと脳から零れ落ちる感じ。
なんか、つかみどころがない曲に感じるんですよね。
いや、好きなんだと思う。好きなんだけど。
特に好きなのは、来世でも再びお逢いしましょうのところ。
最近の筋少には(いや、昔からか?)、来世がよく出てくるなあ。
オーケン・トレインとか。
古くはさらば桃子とかか。

しかし、宇宙の法則と言えば、
我々世代にはFF5なんだが、
全く関係ない(なら書くな)。

8.マリリン・モンロー・リターンズ
最初のフレーズを聞いたときに、
何言ってんだこいつと思いましたが、
やっぱり何度聞いても、何言ってんだこいつ感があります(笑)。

イタコもよく出てきますよね。
イタコがよく出てくるロックバンドってのも変な話ですが。
イタコ・Loveとかタイトルになってますしね。

ヘイユウブルースっぽいなあと思ってたら、
筋少版のヘイユウブルースを狙っているとのことで納得。

語りあり、かけあいありで、
アルバムの中で一番好きかもですね。

9.ケンヂのズンドコ節
タイトル見た瞬間に、スコココーンと腰が砕け、
作曲者が内田雄一郎だと知った瞬間に、
期待度がマックスになったという、異色の曲ですね。
この変なアルバムの中でも、極めつきにやばいですね。

最初のフレーズを聞いた時から、
この曲が壊れていくんだろうという予感が走り、
そして、その通りに、この世界が壊れていく感じが、
とても好きですね。

ズンドコ節なのに天使登場するし。
しかし、筋少に出てくる天使は、ノゾミ・カナエ・タマエの天使と言い、
人間を矢で虐殺してくるのは、
一体何なんだ(笑)。

2つの歌詞が重なる(まさにシサ!)のが好きなので、
矢が刺さってきたあたりからすごく好きですね。

10.ネクスト・ジェネレーション
あー、また壮年ロックバンド妄想
(月に一度の天使とか、別の星の物語りとか)かと思ったら、
あれ? ちょっと違うのか?
と思ったら、やっぱりそうなのか?
と思ったら、最後にオチがきて、
これ、自分のことだとしたら、
相当に気持ち悪いぞ(笑)と思った後に、
向こう側の視線で書かれているから、
(ロック側で書かれてないから)
あれ? そこまで気持ち悪くないかも?
となってきている一曲です。

オチがなあ。
正直よくある系なので、
もうひとひねりほしいなあと思っていたら、
本当は、この続きがあって、
母娘の魂が入れ替わる話の、
これは序章とのことで、
そっちのほうがいいじゃねえかと。

今のままだと、ただロックバンドの妄想だからなあ(笑)。

11.セレブレーションの視差
セレブレーションでも書いた通り、
最初と最後が同じ曲というのが好きで。
タイトル見た時からその予感はあったんですが、
まさにそれで。
しかも、オーケンの散文詩というのが、
これまたすごくいい。
おそらく。
……どうなんだろ?
が、すごくいい。

特撮のケテルビーからの一説も
微妙にマッチしていて、
大槻ケンヂの今後が楽しみになる1曲。

12.パララックスの視差
あれ?
終わったんじゃないの?
と思って、最初は蛇足感があったんですが、
やっぱり、これじゃないとだめだな。
と思うようになってきまして。
3人、誰の作曲も好きなんですけど、
内田さんのは特に好きだなあと。
歌が、ゴッドアングル Part2に少し似てるなと思った。



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