復活日記
written by YOLY
生まれ変わって、虫になって。

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 2010 /11 /1
・週末
 フットサルの合宿。
 台風の中、体育館で練習。
 船盛り食って、酒飲んで、楽しすぎる。

 反動で、筋肉痛が辛いのと、
 反動で、一人がさびしく感じる。

 眠い。

 そして、明後日からインド。
 ハードスケジュールだなあ……。

・何か質問
T.合宿でのハプニングなかったんですか?
U.インドは、1週間くらい行かれるんですか?
V.水島ヒロって、なんでもできちゃうんですねぇ〜(-へ-)


 T:ハプニングは特になかったんじゃないですかね。
   まあ、台風が来たって事くらいですかね(笑)。
   いや、当初の予定では、外で練習予定だったので、
   体育館が取れて本当に良かった。

 U:インドは一週間ですね。11/3〜11/10行きます。

 V:アレは凄いですね〜。
   まあ、能力があるからこそ芸能人になるんじゃないですかね。


 2010 /11 /2
・印度日本化計画
 というわけで、明日からインドに行ってきます。

 と思ったら、急きょ飲み会の誘い。
 飲みすぎて遅刻したらシャレになんねー(笑)。

 大丈夫かな?

 ま、大丈夫だらう。


 2010 /11 /3
・インド
 いやあ、しかし、インドは暑いですね……

 ……ってまだジャパンに居るんですけど(笑)

 飛行機が11時半発なので、まだ6時間くらいは居るんじゃよ。

 昨日は会社の後輩の送別会だったので、
 っていうか、急に会社やめることになったので、
 送別会に来ませんか?
 と言う流れで送別会だったので、
 心の準備もなく、しかも、飲み過ぎて
 まだ頭がちょっとフラフラしてます。

どうか気をつけて行ってらっしゃいませ。
あまりドタバタしなくてイイですよ。

楽しんできてください。
インドを日本にしーてしまえっ!!


 いつもドタバタする気はないんですけどね(汗)。
 いや、してるつもりもないんですけどね(笑)。

 デリーで見た、着物の男がー
 ニンジャのポーズで、リクシャを止めたー。

YOLYさん、お気を付けてインドに行ってきてください。
特に水には・・・・


 水は怖いですね。

 ガイドブックによると、
 生水には細菌が入っている。
 生ジュースには、生水から作った氷が入っている。
 人から貰った水には睡眠薬が入ってて、
 お店で買ったペットボトルは、
 たまにふたが開いてて、生水が入っていて、
 ホテルに置いてある、煮沸した水は、
 実は煮沸していないなど、
 トラップが多すぎるんですが(笑)。

 まあ、気をつけて行ってきます。

・成田なう
うだうだしてたら、搭乗時間ギリギリになったので、飯食わずに、搭乗口へ。

腹減った……

と思ったら飛行機遅れてやんの……。

腹減った……。


ああ、やっと、搭乗開始か。


しばし、さらば、日本。

・とりあえず
インド到着。

携帯から書いてますが、パケ代たけーよ(笑)

なので、短め。


 2010 /11 /5
・トラブル
は、ツアーだからないと思ってたら、そんなことはなかったぜ(笑)!

とりあえず、今は、電車に揺られています。

今、8時間半経過。
あと、6時間らしい……。


暇だ……。


 2010 /11 /7
・イヤフー
 今、アグラという、タージマハルのある街に来ています。
 豪華ホテルに泊っています。

 豪華なので、インターネットも出来ます(笑)。
 1時間150ルピー(約300円)とお金もかかりますが(汗)。

 あー。久しぶりの日本の情報は懐かしいなあ。
 (完全に情報依存症候群)

・アグラで胡座
SPECお休みです(-へ-)


 先週言ってたお。

 ……って、これだけか(笑)。
 オレに向けてのメッセージは。

 と思ったらもう一通来た。

なんか大変そうですねー。
楽しんでますか?無事のご帰国をお待ちしております。

ちなみに12日はA300番台でした。


 楽しんでますよー。

 トラブルだらけで、チョー大変ですけど。

 深夜の駅、夜の帳で一人事件。
 2000円得して6000円損した事件。
 5時間軟禁事件。等、

 盛りだくさんすぎるんだよ畜生(笑)。

 下痢になってないのが唯一の救いか。
 ちょっと、お腹緩いのと、風邪気味だけど……。

・あ。
 今、日本で日付が変わった……。

 インドは20:30。

・ロッチ
YOLYさん、こんばんは。
なんだか、帰国された際の、事件レポートが楽しみです。
ロッテ優勝しました。


 ロッテ優勝したんですね!
 一応千葉県民なもので……。

 事件レポートは、
 何かもう色々ありすぎて、
 まとめながら、忘れてます(笑)。

 あと2日。

 持ってくれーオレの体ー。

連投すみません。
ルピーって通貨だったんですね(-□-;)
ゼルタでしか知りませんでした・・・


 ゼルダのルピーは何でルピーなんでしょうねえ?
 パラララパラララー。

・インターネット
 あー。久しぶりのインターネットは楽しいなあ(笑)。

 ところで、海外の一人旅行って死ぬほど寂しいね。
 昨日ちょっと日本人と話す機会があったけど、
 超嬉しかった。

 とはいえ、あと2日でこの旅も終わってしまうかと思うと、
 それも寂しかったりする……。

・あー
 もうすぐ終わる。

 キャッシュに溜めておいて、ゆっくり見よう。

 ……っていつの時代のインターネットだ(笑)。


 2010 /11 /10
・帰国&帰宅
 疲れた、眠い、風邪ひいた。寝る。

・日本
 日本て良いなあ……。

 お米美味しい。

オバマ大統領も今インドに行ってるらしいですね!
あたしも2月に行くことにしました〜


 そうらしいですね。
 向こうのテレビにオバマが出ずっぱりで、
 何があったのかと思ったら、
 新聞にオバマが来たぞー! って書いてあるの見て、
 オバマ君もついに私と同じ思考がもてるようになったかと。

 何か、お祭りの時期でもあったため、
 テロ警戒が大変だったらしいですよ。
 らしいというのは、明日以降書いていく
 インド旅行記で明らかになると思います。

 インドは是非楽しんできてくださいね〜。

だいぶ遅い情報ですが・・・筋少ちゃん年内ラストワンマンみたいですね。
『年末スペシャル楽曲限定解除ライブ!いろんな曲で楽しんで来年もよろしく!!』
12/23(木・祝) LIQUIDROOM
主催者先行11日までですよー間に合いますか?


 らしいですね。
 間に合いました(笑)。
 限定解除ってAT免許かよ。

 魅力的だけどなあ……
 どうしようかなあ……

 11,12月だけで3回ライヴに行きますからね……。
 まあ、3回行くも4回行くも同じって説もありますが。

12月23日はどうされますか?
私とりあえず申し込みました。

ところで、インドは日本になりましたか?
アンタの生き様カッコイイぜ。


 とりあえず、申し込んでおくかなあ。
 でも、今は、申し込み=GETだからなあ……
 明日までかあ……悩むな……。

 ところで、俺の生き様が格好良い?
 バカ言うな。
 そんなのは常識だ。

 だが、ツアーで行く辺りが、
 俺の限界を物語っているな。
 本当に格好いい男は、
 行きの航空券だけ持ってインドに行くものさ。

おかえりなさ〜い!
日曜の為に、体力回復させてくださいね!
お大事に!!


 おうともよ!
 日曜は弾けますよ。
 日本印度化計画は、是非やって欲しい!
 ……と思ったけど、
 後期曲ライヴだからやらない可能性が高いな(笑)

 ヨガの奥義見せてやる(なんだそりゃ)。

・というわけで
 明日から全7話で、インド旅行記がスタートです。

 つっても、まだ4話までしか書き上げてません。
 ちなみに、下痢にはなりませんでしたが、
 風邪は引きました。

 日本人と話す機会があったんですが、
 そんなにみんな下痢って無かったですね。

 そんなものなのかも。

 でも、飯を構成している物質の7割がスパイスなので、
 確実にゆるくはなります。
 っていうか、スパイスって余り消化されないので、
 うんこを構成している物質がスパイスになります。

 家帰って、俺の後にトイレに入った妹が、
 トイレがスパイシーな匂いがするって言ってました。
 俺も、自分の屁がかなりスパイシーな匂いに感じました。

 そういえば、スゴク屁が出たな。
 あれもスパイスのおかげ(?)なんだろうか?

 と言うわけで予告!

第1話

 突然の予定変更。
 18時の電車が遅れているので、
 13時の電車に乗るという。
 が、チケットが手配できない。

 俺を置き去りにして、チケットを探し東奔西走するガイド。

  電車発車時刻まで、あと30分。
  ニューデリーの駅で一人孤独に佇む……

 第1話 インドの洗礼

第2話

 しかし、本当の孤独はそんな物では終わらなかった。
 15時間の電車旅行の果て、たどり着いたのは、
 孤独な、夜の帳の駅。

 そして、ガイドとはぐれた男。

  ここで、彼は息絶えるのだろうか……。

 第2話 死と生の境界・ガンジス川

第3話

 ガイドからの解放。
 流石にガイドと四六時中一緒にいるのに疲れていた俺は、
 一人でガンジス川を見学する。

 騙す男、騙される男。

  ついに、インドが牙をむく。

 第3話 金の魔力

第4話

 電車が来ない……
 まだ、電車が来ない……

 仕方がないので夜の街に繰り出す、俺とガイド
 祭りの中、俺が見たモノとは?

  そして、まだ来ない電車。
  本当に電車は来るのか?

 第4話 悠久との戦い

第5話

 タージ・マハル。
 最も美しいと言われている建造物。
 ……うーん……

 よく考えると、この5話は
 特におもしろみもない坦々とした話になるかもしれん。
 まだ書いてないけど。

  でも、タージ・マハルは凄かった。

 第5話 タージ・マハル

第6話

 もうろうとする、意識
 夜鳴り響く、電話
 ぶちぎれる、男

 来ない、車

  寒い……もう……ダメかも知れない……。

 第6話 ピンクシティーでぶちぎれ金剛

第7話

 遂に訪れる最終回。
 ガイドとの別れに浮かぶ涙。
 お金とは
 人生とは
 愛とは
 死とは

 夕陽が浮かび、インドに別れを告げる時が迫ってくる。

  ――だが、インドは最後までインドだった。

 第7話 長かった戦いよさらば!



 とまあ、こんな感じです。
 面白いかどうかはよく解りません。
 特にまだ書いてない5〜7話は、
 意識無いところもあります(笑)

 現に、5話で昼飯に何食ったか、
 良く覚えてないんですよね……。

 あと、予告の内容と実際の日記の内容は
 事なる場合もございますので(笑)、
 ご容赦願いたいと思います。

 それでは。


 2010 /11 /11
・第1話 1日目&2日目・前半
1日目

 インド到着。
 空港で写真を撮ってたら、
 警備員(?)に怒られたが、


この警備員のおっちゃんにおこられた。


 ガイドさんが助けてくれた。

 空港には国家機密が色々あるから、
 写真には撮っちゃ行けないらしい。
 駅や橋も基本的にはダメだとのこと。
 何て厳しい国なんだ……。

 11月の3からしばらくの間、お祭りと言うことで、
 道中、花火が打ち上がってた。
 でも、何か、不細工な花火だった……(笑)

 何て言うか、丸くなくて凸凹していて……。

 ホテルまで車で送迎。
 約1時間。その間、ガイドさんが
 話しかけてくる。
 何でも、日本語を勉強したいから、
 給料無しでガイドしているそうだ。

 まあ、でも、チップとか貰うんだろ?
 と思ったり。
 チップの相場が書いてあったんですが、
 1日250ルピー(約500円)で、最終日に
 まとめて払って欲しいとのこと。
 さらに、運転手さんにも、
 1日150〜200ルピー払って欲しいと書いてあり、
 これだけで、5〜6000円の出費になる。
 実際、この旅行で使ったお金の
 大半はチップだった……。

 さて、ガイドさんに話を戻そう。
 今は大学で数学を専攻していて、
 いずれ、日本に行って金を貯めて、
 物価の安いインドで優雅に暮らしたいのだとか。

 日本のことが知りたいと言うことで、
 結婚しないのか?
 恋人はいるのか? と言う質問攻め。

 いねーよ。うわああん。

 で、次は、日本の雇用事情。
 給料はどれくらい貰っているのか、等。
 PCの技術者と車の技術者はどちらが儲かるか聞かれたが、
 どちらもピンキリだよなあ。

 で、ホテル到着。
 チェックインの面倒を全てみてくれる。
 感謝。

 夕飯は食べますか?
 と言われたので、じゃあ、美味しいとこにつれてって。
 とリクエスト。

 ホテルの近くのレストランにて夕食。
 美味。しかも、大量に米をよそわれ、
 満腹。


南インドの料理らしい。
でも、毎日に多様なモノ食ってた気がする。


 おかわりは? と言われ、
 コレで十分ですと言ったら、
 小食ですね。と言われたが、
 日本だったら十分に大食漢。

 流石インド人。おデブちゃんが多いわけだ(笑)。

 ガイドさんもいっしょに飯を食べていて、
 そういや、ガイドさんの食事代どうするんだろ?
 まあ、これだけたらふく食べて、
 コーラも飲んで、
 2人で約500円だから、
 払っても良いけどね。
 と思ったら、さも当然のように、
 255ルピー(払え)と言われる。

 うん、まあ、良いけどさ、
 そう言うモンなのか?
 とちょっとカルチャーショック(ってほどでもない)。

 その後一人で夜の街をふらつき、


夜の街。デリーにはそんなに牛は居なかった。
でも、ブタは居た。


 今、ホテルにてコレを記す。
 今のところ、まあ、こんなものかな?
 って感じ。
 明日から、どうなることでしょうか……?



2日目

 2日目の夜から深夜、寝台電車に乗って、
 バラーナシと言うところに行く予定だったが、
 電車が遅れていると言うことで、
 一本電車を早めたいと言われる。

 まあ、別に構わないというと、
 午後1時20分頃の電車だという。

 随分早いな……。
 午後6時の電車の一本前が1時20分か……。

 だが、まあ、しかしこの選択が
 正解だったと言うことは、
 後に知ることになるのだが。

 そのため、2日目は朝早くから行動して、
 ある程度の所は回り、
 残りは最終日に回ると言われる。

 まあ、電車の問題なら仕方ないかと了承する。
 そう言うわけで2日目は、7時に待ち合わせ。
 朝食は6時半に設定する。

 眠い目をこすりながら6時に起床。
 6時半になって、
 さて朝食でも食いに行くか……
 って、そういえば、食堂って何処にあるんだ?
 とか思っていると、
 ルームサービスが、朝食を持ってきてくれた。

 食パン×2+ゆで卵×2


ザ・普通。でも、普通の飯は珍しい。


 普通だな。
 と思うも、まあ、そんなに悪くない味。
 普通に平らげる。

 7時にロビーで待ち合わせとのことだったので、
 ロビーに移動。
 ガイド居ない。

 7時5分頃、
 フロントの人に、
 何時に待ち合わせなんだ?
 と聞かれたので、セブン・オークロックというと、
 時計を見て、アチャーという顔をされる。

 とか何とかやっている打ちに、
 ロビーにインド人が集まってくる。

 何か、ヒンドゥー語なのか何なのか解らないけど、
 言葉が飛び交っている。

 オレの周囲には、刺すわけではないが、
 蚊が飛び交っている。

 このままガイドが来なかったら、
 オレはどうなるんだろうとか思っていると、
 7時20分。ガイド到着。

 もの凄く謝られるので、
 OKというと、
 運転手はさらに遅れているという。

 うーん。これがインド……なのか?

 結局7時45分にホテルを出て、
 インド門へ。
 第一次世界大戦の戦没者が祭られているという。


朝日が当って綺麗でしょ


 で、続いて、ラージ・ガートという、
 ガンジーのお墓に車で移動。

 が、時期的なもので(?)、中には入れず、
 外から見ることになる。


ガンジーの眠っている場所。
この火は絶やすことがないらしい。



リスが居た。珍しいと思ったが
この後も結構見かける。


 まあ、そんなに近くで見たいわけでもないし……。

 続いて、ジャマー・マスジットに車で移動。
 写真を撮るためには、200ルピー(約400円)支払う必要があるという。
 まあ、仕方ないかと払い、
 中に入る。


お金を払ったんだから撮りまくりますよ。


 靴を脱げと言われるので裸足で巡る。
 お金がかかるが塔に上りたいか?
 と言われ、
 バカとケムリは高いところが好きのことわざ通り、
 バカなので、高いところが好きなため、
 塔に上ることに。


さあ、上りますよ。


 と、電車の時間に間に合わなくなるかも知れないから、
 急いで上る旨のことを言われる。
 この後もそうだが、
 急げ急げと急かされることしきり。
 もっとゆっくり見たいよ……。

 ガイドの分も合わせて120ルピー(約240円)支払い、
 塔の頂上に到着して、写真撮って、急いでおりる。


はい、上りました。


 で、早歩きで、オールドデリーの街を抜ける。


時間ねえっつってるのに、
お前何写真撮ってるんだ? と言う顔の(?)ガイドさん。
ちなみにガイドさんは、先を歩いて、
写真を撮る私を余り待ってくれないので、
良く写真に写り混んでます。ジャマです(笑)。


 店が沢山閉まっていたが、
 これは、お祭りがあるためだという。

 で、ラール・キラーというムガル帝国時代の城まで歩き、
 中を見学。


有名らしい門。当然、ガイドさんは映りこんでます。



足場がアリエナイくらいゆがんでます。大丈夫なのか?


 土産物屋を見つめていると、
 今日は時間が無くて申し訳ないが、
 土産物屋に行っている時間はないとのこと。
 次は、フマユーン朝に移動すると言われ、
 車に乗り込むが、
 少し移動したところで、
 時間がないので、このまま駅に向かうと言われる。

 駅に向かうと言いつつ、
 とあるホテルの前に停車し、
 チケットを取ってくるから待ってろと言われ、
 何故か運転手も外に降りていき、
 車に一人で置いていかれる。

 むう。と心細く居ると、
 10分ほどで戻ってきて、
 ニューデリー駅に向かう。

 ニューデリー駅で、ガイドさんがチケットを取ろうとしている間、
 多数の客引きが、話しかけてくる。
 チケットはここで買うんじゃないとか、
 良いタクシーがあるとか。

 おお。何かインドっぽいと思いつつ、
 断り続けていると、
 ガイドさんが近づいてくる。

 なんでも、
 お祭りが近いから、席が取れない。
 とのこと。

 え?

 ええええ?

 どうするのよ?
 どうなるのよ?

 あちこちに電話するガイドさん。
 チケットの取り方が解ったから、
 ちょっと取りに言ってくる、
 ここで待っててくれ。
 と置き去りにされる。


駅前。良く話しかけられました……。


 日向で、結構暑い。
 そして、やはり客引きに話しかけられる。
 オー、ジャパニーズ。コニチハ。
 良いタクシーあるぜ(英語)。
 嫌、今から、電車乗るとこだから(英語)。
 サヨナラー♪ サヨナラー♪
 と、よく解らない歌を歌い出すインド人。
 時計を見ると、1時。
 あれ?1時20分発って言って無かったっけ?
 ここに置いていかれて、
 すでに30分が経っている。
 このまま、ここで、オレは、死ぬのか……

 ……と死を覚悟したとき、
 ガイドさん登場。
 チケットが取れた。
 申し訳ない。とのこと。

 異常に長い電車の端の方まで移動し、
 乗り込んだのは13時10分。
 ちなみに、発車時間は20分ではなく15分だったので、
 超ギリギリ。

 何とか電車に乗り込み、
 次の街、バナーラシへと向かうのでした。

 続く。



 2010 /11 /12
・第2話 2日目・後半 & 3日目
2日目(後半)

 電車に乗り込む私。

 さて、場所はと思うと、
 なんと、個室。
 これは、ラッキー。
 と思うも、4人部屋。
 4人用個室。
 オレ以外に3人家族。
 (父。母。娘。娘は何歳なのかよく解らない。
  中学生のようにも見えるし……20歳くらいにも見えるし……)


こんな感じ。しきりはない。


 ガイドさんは? と思うも、
 自分は席が取れなかったので、立っているとのこと。
 ……大変だなあ……。

 11時間くらいで着くと言われるので、
 ちょっと横になり一眠り。

 したら、ガイドさんに起こされ、
 昼飯と言われる。

 昼飯の予定はタンドリーチキンだったが、
 予定を変更して、カレー。

 うーん。タンドリーチキンが良かったなあ(笑)。

 で、飯を食ったら、やることもないので、寝る。

 何か、昨日から移動してメシ喰って寝てばかりだなあ……。

 物売りが激しく出入りしたり、
 3人家族の会話が五月蠅かったりで、
 なかなか眠れなかったが、
 家族も眠りたいらしく、電気を消され、
 その家族も就寝。
 っていうか、電気の権利、あんたら持ちかよ。

 コレに関しては、後に解るのだが、
 ここは本来4人で取る、1等シートっぽい。
 普通は、そこに異物は入ってこないのに、
 俺が入ってきていることの方が間違いだったんだなあ……。
 ちなみに本当は2等シートに乗る予定だったが、
 席がなかったので、1等シートになっていた。
 ある意味ラッキーだったわけだ。

 ちなみに、

娘 私 上
母 父 下

 こんな感じで寝ていたが、
 流石に、異国の外人としきりのない場所で寝ているのが
 嫌だったのか(3・4回目合ったし……)
 途中から、

荷物 私 上
娘母 父 下

 こんな感じになってた。

 3時間くらいで目が覚め、
 小説でも読むかと読書灯を付けるも、
 読める明るさではなかったので、
 PSPでゲームやったり、
 音楽聞いてたら、
 又眠くなったので、寝る。

 前に、トイレに行く。
 洋式トイレがあったので、
 ウンコしたら、流す仕組みが無かったので、
 そのまま逃げる。

 ちなみに、印度式のトイレもあって、
 こっちは、タダ穴が空いているだけで、
 穴から線路に落ちる仕組みになっている。
 つまり、インドの線路には
 糞尿が落ちまくると……。
 むう。

 部屋に戻ると、部屋の入り口に食事売り。
 何か、パンと卵焼きの入った包みを渡され、
 うっかり受け取る。
 と、21ルピーを要求される。
 しまった(笑)。
 まあ、返品するのも何だし、
 よく考えたら21ルピー≒42円。
 まあ、ちょっと食べるか。
 と食べたら、眠気が増幅。

 で、ちょっとうとうとしていると、
 と、3人家族が電気を点ける。
 まぶしい。なんだ?
 と思ったら、彼らの夕食タイム。
 ……。

 あうーと思ってると、
 ガイドさんがやってきて、
 うちらの夕食は20時30分だと言われる。
 ガイドさんは席が取れたらしいが、
 次の駅から取れないので、
 又立つらしい……どんなシステムなんだ?

 夕食到着。
 って、ツアーには今日の夕食はないはずだったが?
 と思ったら、お金を要求される。
 後で良いとのことなので、次の日に払う。

 お金を払うんだったら、
 弁当の種類とか選びたかったなあ……。
 いや、まあ、いいけど。

 飯を食べ終わると、
 ガイドさんが、4時くらいに着くと言う。
 あれ? 11時間じゃなかったのか?
 と思うが、まあ、それがインド何じゃないの?
 と思うことにする。
 しかし、そうなると、あと7時間ヒマだ。

 携帯をネットに繋いでみたら繋げたので、
 2ちゃんねるで、自分のゲームの評判などを見て、
 ニヤニヤした後、
 ツイッターとか、
 このサイトの日記とかを更新していると、
 また眠くなったので、寝ようと思うも、
 家族3人が大声で話していて五月蠅い上に、
 電気を消してくれない。

 もう、23時ですよ……。

 ふと下を見ると、
 娘が、又何か食ってやがる。

 太るぞ。と思いつつ、
 持参の耳栓と、シーツを顔に巻いて、
 手製の目隠しを作成。

 ……何か、家族に笑われた気もするが気にしない。
 他の人が寝ているのに、
 声を小さくしようとか、
 電気を消そうとか、
 そう言う心遣いはないんだよなあ。

 まあ、日本人が繊細すぎるのかも知れないですが。

 と、暫く様子を見ていると、
 向こうも眠くなった様子で、電気を消してくれる。
 やったー!

 これでやっと眠れる。
 と、眠ったところ、1時になった瞬間、電気が点いて、
 何か、インド人が大きい声を上げている。
 なんだ? と思ったら、その家族は
 この駅で降りるっぽい。

 ふう。と思いつつ、
 目もさえてしまったことだし、と、
 鞄から、ノートPCを取りだし、
 この文章を書いている。わけだ。

 あと、2時間(多分)、どうしたものかな。
 って言うか、着いたら朝までどうするんだろう。
 一応、休憩所があるみたいなことは言っていたが……。



2日目、続き

 まさか、続きがあるとは思わなかった……。
 上でトラブルなんて書いてますが、
 トラブルって言うのは、こういう事を言うんですよ!

 バラーナシの駅についたが、
 ガイドさんが起きてこないんですよ。

 必死に駅員さんに、
 I'm looking for my guide in this train.
 と伝えるんですけど、
 まあ、その、一等席(オレが居た所)や
 二等席以外の座席なんて探せるような状況じゃないっぽくて、
 電車が発車しちゃったんですね。


深夜、4時、一人。
※明るく見えますが、カメラのおかげで、実際はもっと昏い。


 ホームには多数の寝ている人。
 何て駅だ……。
 しかし、どうすべ。

 と思って、鞄をあさったら、緊急連絡先が見つかったんでかけてみたんですが、
 ……外人(インド人?)が出て、切られちゃったんですよ。
 あれー?
 伝え方が悪かったのか?
 と思って、さらに鞄をあさると、
 もう一個電話番号が出てきて、
 どうも電話のかけ方が間違えていたらしくて、
 そっちにかけたら、今度はつながって、
 運転手をそっちに向かわせるから、
 それに乗って、ホテルに行けと。
 何回か電話でやりとりをして、
 運転手らしき人に遭遇。
 どうもこの人は英語がしゃべれないらしく、
 携帯を渡してくれて、携帯の向こうの人が
 英語でなにやらまくし立てるんですが……

 何言ってるかわからねえ……。

 でも、自分の名前と明日泊る予定であるホテルの名前は聞けたので、
 おそらくこの人に違いないと、この人に着いていく。

 と、オレが電車から降りたときから着いてきていた男が、
 ポーターやらせてくんない(意訳)?
 と言ってきたので、OKと。
 もう、くたくたですから。

 で、荷物運んで貰って、
 貰った資料に、駅のポーターは20ルピー(約40円)くらいって書いてあったので、
 20ルピー渡したら、50(約100円)はよこせっていうので、
 まあ、もう、数十円で喧嘩するのもばからしいし、
 運転手も50はわたせって言ってるので、
 50渡して、
 ホテル着いて、
 色々手続きするけど、70%くらい英語わかんないけど、
 まあ、何とかなったっぽくて、
 ホテルの部屋で、コレを書いてます。

 いやあ、しかし、携帯電話を使えるようにしておいて良かった……。
 つっても、家出るときは、使うつもり無かったから、
 充電器持ってきてないので、
 電池がやばいんですけどね(汗)。

 成田で、ちょっと聞いてみたら使えるようにしてくれたので、
 これでいいや。ってやっといて良かったです。

 でも、電話代、どれくらいかかるんだろう……(汗)
 (帰国後調べたら、大して喋ってないのに、1400円かかってました……)

 まあ、こまけえことはいいか。
 細かくないこととして、
 今後の予定が今のところ未定で、
 明日何時に起きればいいのか解らないんですが、
 まあ、今5時だし、
 15時間も電車に揺られてた所為で、
 体が揺れている感じがまだ収まらなくて
 スゴク眠いので、もう寝ます……。



2日目、さらに続き

 いやあ、さらに続くんですよ(笑)
 と言っても、トラブルは起きません。
 ひたすら眠いだけです(汗)。

 上の日記を書き上げ、
 なかなかお湯が出ないから、
 水のままシャワーを浴びて、
 着替えていると、
 部屋の電話が鳴る。

 ガイドさん。
 すみません。今、ホテルに着きましたとのこと。
 今からガンジス川の夜明けを見に行きましょうとのこと。
 あれ? それって明日じゃなかったっけ?
 と思うも、まあ、今日済ませて、
 明日はゆっくり眠る作戦もありだな。
 と思い、ガンジス川に行く。

 ガンジス川に向かう途中、
 もの凄く謝られる。
 なんでも、カチョウサンに怒られるかもとのこと。
 でも、本当は降りる駅を間違えたのは、
 YOLYさんとのこと。
 起こしに行ったら、誰もいなくてビックリしたと。
 え? でも、オレ、駅員にたたき出されるようにして降りたんだけど?
 でも、チケットには、次の駅の名前が書いてあるとガイドさん。
 でも、どう考えても、バナーラシの駅の方がホテルに近いんですけど?
 ていうか、ほぼ駅前だし。

 と思ってチケットを見ると、
 私のチケットは、バナーラシ。
 ガイドさんのチケットは次の駅だった。

 オーコレは2人とも正しかった。
 誰も悪くない。
 と言っていたが、
 チケット持ってきたのガイドさんだし、
 ガイドさんが一番悪いと思うんだが……。

 まあ、いいや。
 別にもう会えたし怒ってない。と伝えるも、
 すみません。でも、誰も悪くない。
 の繰り返し。
 よほど、その課長が怖いんだな……。

 で、ガンジス川到着。


夜明け前だというのに人の海。



沐浴。寒くないのか……?



火葬場。美しい炎は、人の燃える色。



日本の夜明けぜよ。(インドだけど)


 ガンジス川を見終えて、さて、ホテルに帰ろうかと思うと、
 次は、明日行く予定の新ヴィスワナート寺院に今日行っちゃって、
 明日は終日フリーにしようとのこと。
 それは良いね、と賛成し、そこに行く。

 車の中でうとうとしてしまい、
 半分寝ぼけた状態で見学。


うろ覚え(笑)行ったような気もする。


 ガイドさん曰く、昨日電車の中でほとんど寝てないから、
 12時半まで寝かせて欲しい。
 とのこと。
 まあいいか。オレも眠いし。と承諾して、
 別れる(ガイドさんは別のホテル)。



3日目

 ホテルで朝食を食べられるというので、
 ビュッフェスタイルの朝食を食べる。

 ルームナンバーを聞かれたので、
 答えると、チェックアウトがどうたらと言うことを言われる。
 おそらく、早朝チェックインだったから、
 何か違うんじゃね? 的なことを言われる。

 どう答えようか。と迷っていると、
 大学生風の3人組が、
『部屋番号いくつッスか?』
 と助け船(?)を出してくれた。
 107と、部屋番号を答えると、
 ワン・ゼロ・セブンとそのホテルマンに伝える。

 ……いや、そこはもう終わっている話なんだ……。

 と、ホテルマン、
 チェックインが変則的だから、
 食べるのにはお金がかかるよ。
 と言う旨のことを言ってくる。

 朝食はツアーに含まれていて、
 さっき、ガイドさんとフロントマンが
 フロントで打ち合わせは済ませてある……

 と伝えたいのだが、
 どういって良いかと思案していると、

『お金を払えっていって居るみたいッスよ』
 と大学生がナイス助け船。
 ……うん、それは解ってるんだ。
 うぜえなこいつら。
 とは、声に出さずに、ありがとうと答えエートと悩んでいると、
 別のホテルマンが、
 コイツは無料でオーケーだぜみたいなことを言って、
 無事に朝食完了。

 部屋に戻るともの凄い眠気……のハズが、
 寝ると1時間くらいで目がさえてしまう。

 あと3時間どうすべと思っていると、
 入れ替わり立ち替わり、ルームサービスが、
 クリーニングとか、セットとかしに来る。
 ああ、面倒くせえなあ。
 アイムスリーピーって伝えたろうが。
 と思ったら、寝てます起こさないでください的札が、
 机の上に置いてあることに気付く。
 ああ、これだしておけば良かったのね……。

 カメラの容量を見ると、ちょっと残りわずか。
 画素数が多いとはいえ、4GBのSDカードの容量が残り少ないって、
 どういう事だよ。と苦笑しつつ、
 ノートパソコンに転送しようとすると、
 SDカードを認識しない。
 げ。
 いつもは、カメラにUSBを繋いで転送しているのだが、
 SDカードスロットがあるので、
 余計な荷物を増やさないためにと、持ってこなかったのが
 仇になってしまった。

 どうしよう……
 と思っていると、このカメラ、SONY製品だと言うことに気付く、
 SONY製品と言うことは……
 メモリースティックが使えるんじゃね?
 と、PSPに入っている32GBのメモステを刺したら、
 無事認識。
 残り17GB。
 これだけあれば安全だろう(笑)。
 持ってて良かったPSP。

 で、時間になったのでロビーに行くと、
 今日は時間ぴったりにガイドさん到着。
 まだ、朝のことを謝っているので、
 OKOKと伝えるも、
 誰も悪くないと言われ、
 うーん。謝っているのか居ないのかよくわからんなあ。
 と思う。

 で、昼食。
 今日の昼食は、自腹という、
 よく解らないツアーなので、自腹。
 とはいえ、ガイドさんに連れて行かれた店で食べることに。
 やっぱり、よく解らないツアーだなあ。
 昨日食べられなかったタンドリーチキンがあったので
 注文したら、アホみたいな量が来て、
 途中でギブアップ。


よく思い出すと、俺はハーフサイズで良いかなと思ってたんだが、
ガイドさんが勝手にフルサイズ頼んだんだよな。
まあ、いいけど。


 流石に(?)機嫌を取ろうとしたのか、
 今日の昼飯代は、私の分は私が払います。
 と、まあ、当然のことを言ってきたが、
 別に良いですよと奢ることに。
 まあ、これでガイドさんの心証が良くなれば。

 しかし、このレストランが、料理が出てくるのが遅くて、
 結局、このレストランを出たのが14時。

 で、サルナートを見学。


釈迦が悟りを開いた後、初めて説法を説いた地。
いまは、ほのぼのとした公園。



鹿。ガイドさんも鹿には興奮を抑えきれないようで、写真を撮ってた。


 今日はもう一つ、ラーム・ナガル城を見に行く予定だったが、
 時間がない(ガイドブックによると17時に閉まってしまう)ので、
 明日にしようと言われる。

 まあ、終日フリーも魅力的だが、
 一つくらい明日でも良いか。
 なんなら、そこで解散してホテルで集合すればいいかと、
 楽観的に考え、OKする。

 と、土産を買い物したいか?
 と聞かれたので、したいと答えると、
 シルク屋に連れて行かれる。
 あー、シルクは特に要らないなあと伝えたが、
 まあ、見るだけと、見せられる。
 が、見ても要らないものは要らない。
 恋人居ないのか? 結婚してないのか?
 結婚に興味はないのか? と、
 人の心をえぐるようなことも言ってきたので(笑)
 キッパリと断る。

 で、ホテルに戻る。
 何かリクエストはないかと聞かれたので、
 酒が飲みたいと答える。
 とかく、インド人は酒を飲まないので、
 何処にも酒がないのだ。
 ペプシコーラはあるのに……。

 と、ホテルの人に聞いてもらったら、
 頼まれれば出すとのこと。
 ルームサービスにも載ってないのに……。

 で、明日の打ち合わせ。
 13時半からラーム・ナガル城に行って、
 そのまま電車でアグラに行くと言われる。

 しかし、明日のフリータイムで、
 ガンジス川をぶらつくのを楽しみにしていたので、
 そのプランは納得できないと伝える。

 お祭りがなければ、きちんとした行程で
 旅行が出来たのですが、お祭りだから、
 とガイドさんに言われ、
 いや、って言うか、アンタが寝てえから、
 日程変わったんじゃないかと心で思い、
 食い下がる。

 朝一でそのラーム・ナガル城に行って、
 フリータイムに出来ないか?
 との問いには、
 その間、自分と運転手は何したらいいのか解らないから、ダメ。
 と言われる。
 まあ、そうだけど、それはそっちの都合じゃネエか?
 と思い、食い下がると、
 朝早く起きて行けば、13時半までじっくり見られると言われる。
 早く起きたくネエよ。
 と思い食い下がるも、14時集合まで妥協してくれたので、
 それでいいか、と思い、それにする。

 しかし、冷静に考えると
 9時に起きても、5時間あるんだよな……
 ……そんなにすることあるか?
 ……ま、いっか(笑)

 で、街をぶらつく事にする。
 何か、子供2人に写真を撮ってくれとせがまれたので撮ると、
 写真を撮ったんだから金くれと言われる。
 くそー。そう言う手口か。
 と思い、払おうとすると、他の物乞いも、
 コイツは金を払うヤツだと気付いたらしく、
 バクシーシと言って手を差し出してきたので、逃げる。
 が、子供たちは追いかけてくる。
 仕方なしに1ルピー(約2円)渡すと爆笑される。
 少ないって事か? それとも、
 コイツ本当に払いやがったぜ? って事か?
 とちょっと不快な気分になるも、
 もう一人の分も払えと言ってきたので、
 彼にも1ルピー渡すと、またも爆笑される。
 うーん、意味がわからん。
 やっぱり、少ないって事なのかなあ?
 でも、2円でも、貰って笑うって酷いよな。


この売り物の仏像をバックに取ってくれと指定までされた。
今見ると、かなり良い服を着ているので、
物乞いではなく、冗談で金クレって言ったら、小銭よこしやがったぜこいつ。
的なアレだったのかも。と思ったり。


 何か気分が悪くなったので、ホテルに帰り、
 寝転がると、なんかいいえも知れぬ寂しさに覆われたので、
 ビールを注文して飲むことに。
 日本語が聞きたくなり、
 PSPに転送してきた水曜どうでしょうを
 見て時間をつぶす。
 持ってて良かったPSP。

 飯の時間になったので、
 飯を食い、ここでもビールを飲む。
 ビールのお釣りを貰うまでの間、
 ロビーをふと見ると、(多分)日本の女子大生3人組。
 へー。こんな所にも居るんだ、
 声かけちゃおうっかなー。
 でも、ビールのお釣りがまだ来ないから、
 あーあ、どっかに行っちゃった。
 と心にもないことを思っていると、
 ビールのお釣り到着。

 さてどうするか?
 どうもお祭りみたいだし、
 夜の街をふらつこうかな。
 と思い外に出ると、さっきの女子大生。
 あ。
 と思うと、向こうも、あ。と言う顔をしてきたので、
 ガン無視して(するな(笑))外へ。

 話しかければ良かったという葛藤と、
 でも、そんなに可愛くなかったぜという、
 あのぶどうは酸っぱいに違いないというキツネ理論と、
 でも、可愛かったら、そもそも、
 照れて話しかけられないんじゃね?
 って言うか、照れて話しかけられなかっただけじゃね?
 とか、思いながら、空を見上げると
 いびつな形の花火。
 ああ、ここはインドなんだなあ。
 と思い、ホテルに帰り、
 また、ビールを飲みながらコレを書いているワケです。
 明日は、どっちだ?



 2010 /11 /13
・うー。
 昨日、会社の飲み会において12時間ぶっ通しで飲み続けていた所為で、
 今日は駄目駄目です。

 明日はライヴですね。
 みんな楽しみましょう。

 明後日も仕事だし、
 明日のライヴはライヴレポはないと思いますが、
 セットリストは書く予定ですので、
 セットリストが見たいという人は来てください。
 それでは。

・そんなに
 心はえぐられてないですよ。

異国の地で心をえぐられるって・・。
日曜はハジけましょ!!

勝手にタンドリーチキンをフルサイズにしちゃって、
結局奢ってもらうガイドさんて・・誰も悪くない・・の?


 まあ、そう言う国なんでしょう。
 インドって言うのは。

 前に、ベトナムに行ったときは、
 ガイドさんは同じメシは食わないモノでしたが、
 (コッチが飯を食っているときには消える)
 場所とか、旅行会社で違うのでしょうね。

パン焦げてる。


 そうね。
 確かに焦げてる。

・第3話 4日目・前半
4日目

 6時起床。
 やべえ。早起き!

 日本時間で9時半だから、
 体に染みついているのかも知れない……。
 っていうか、いつもそんな時間に起きて居るんですね私は。

 そうだ、ガンガーに行こう。
 と、チェックアウトを済ませ、ガンジス川へ。
 リクシャー(日本語の人力車が訛ったらしい)に乗りたい。
 というか、乗らないと着けないくらいの距離(7kmくらい)なので、
 町中で、出合った、サイクルリクシャー(自転車のリクシャー。
 このほかに、バイクのリクシャー=オートリクシャーもある)
 に、値段を聞くと50ルピー(約100円)と言うので、
 安い!と、乗り込み、ガンジス川へ。


走れ運転手!


 リクシャーに乗ると、
 別の場所(マージンが貰える宝石店など)に
 連れて行かれるとか、
 最初に言った金額より多い金額を
 要求されるというウワサを聞いていたのですが、
 この人は、普通にいい人で、
 50ルピーでOKでした。


2回目のガンジス川。


 で、ガンジス川。
 歩いていると、
 いろんな人にいろんなものを売りつけられそうになったり、
 ボートに乗らないか。と言われたり。
 ガンジス川には、
 マニカルニカーガートという、
 人を焼く火葬場のようなものがあり、
 そこで人が焼かれる姿が見られると聞き、
 悪趣味ではあるものの、
 人の死とは何か、
 生きるとは何かを、
 小学4年から悩んでいる私としては、
 一度は見ておきたい場所であったので、
 ガンジス川沿いにそこまで行こうと思うが、
 あまりに、客引きがしつこいのと、
 川沿いに本当に行けるか解らなかったので、
 別のルートから行こうと思う。

 で、引き返そうとすると、
 ナマステ。と声をかけられる。
 手を差し出されて、握手しましょうと言われるので握手。
 と、手のつぼを刺激される。
 うおっ。気持ちいい。
 っていうか、なんだコレ? いきなりマッサージ?
 と思い、手をふりほどこうかとすると、
 ダイジョーブ。ノーマネー。
 と言ってくる。
 いや、絶対ノーマネーじゃねーだろー。お前。
 と思いつつ、まあ、数百ルピーなら、
 気持ちいいし、払ってやろうかと、
 体を揉ませる。

 手から始まり、足やらなにやら揉まれる私。
 何か、一人増えて、
 ゴザみたいなのに、横にされて、
 背中から、足から、全身マッサージ。
 靴まで脱がされて、
 (靴を盗まれて逃げられなくなるかもと警戒して、
  ちょっと抵抗したけど、ダイジョーブと言われ、
  うっかり脱いでしまう。でも、鞄だけは、
  いくらダイジョーブと言われても手放さなかったオレ偉い(笑))
 うつぶせになってくれと言われ、
 うつぶせになったその横に、牛の糞があったのと、
 ヘッドマッサージもしてくれたのだが、
 あまり手が綺麗そうではないので、
 髪を触って欲しくないなあ(笑)と思ったのが難点だが、
 いやあ気持ちいい。
 グッドマッサージ、トゥナイト、グッドスリープ、
 グッドマネーと、
 金を要求する気満々なのが気になるが、
 疲れているので、まあ、数百ルピーだろうと
 高をくくって終わって、話を聞くと、
 1000ルピー(約2000円)要求される。
 それは高い!
 日本でだって、もうちょっと安い。
 お前はノーマネーと言った。
 と、言い切り、その場から逃げると、
 勿論追いかけてくる。
 でも、人混みに紛れ、逃げ切ることに成功。
 うん、こう書くと、
 オレって人でなしだな。

 まあ、しかし、ノーマネーと言ったのは事実だし、
 騙すなら、
1.ノーマネーと言わない。
2.靴はお金を渡すまで返さない。
3.もっと追いかけてくる。
 くらいのことはして欲しいものだよな。

 とか思っていると天罰が!

 ……の前に。
 追いかけてくるんじゃないかとビクビクしながら(笑)、
 路地に入ったり、適当に曲がったりして、
 勘に基づき歩いていると、
 まあ、当然の如く道に迷う。
 なーにこんな時のために地図があるんじゃないか。
 と地球の歩き方を見るも、
 細かい場所まで載ってない。
 なーに、いざとなったらリクシャーに乗って、
 マニカルニカーガートに連れて行って貰うさ。

 と思っているが、路地はダンダン細くなり、
 リクシャーなんて見あたらない。


ま……迷った(汗)。


 どちらに行けば、大通りなのか皆目見当も付かず、
 オレは、インドという名の不思議のダンジョンのなかで、
 力尽き、倒れてしまうのだな。
 と思いつつ、1時間ほど歩くと、
 でた。大通り。

 やったー。さて、リクシャーに乗るか。
 と思ったとき、やっと気付いた。
 何に?
 太陽の力に。

 光の国の戦士は、太陽エネルギーを元に
 巨人に変身し、ウルトラマンとして活躍する。
 ならば、このオレも、太陽エネルギーを使えば、
 ガンジス川にたどり着けるんじゃないだらうか。

 思い出したのである。
 西から昇ったお日様が、東に沈む。
 と言うことに。、
 いや、逆だ、
 いや、むしろどちらでも良い。
 昨日、ガンジス川から昇る朝日を見たのだ。
 そして、今、自分は同じ岸にいる。
 と言うことは、
 太陽目指して歩いていけば、ガンジス川に
 たどり着けるのではないだろうか?

 はたして、その予想は正しく、
 適当に路地に入っては、太陽の方を目指す作戦は成功した。
 ついに、ガンジス川に着いたのだ。


やったーガンジス川だよー!


 しかし……。
 マニカルニカーガートはどこなんだ?
 ガートの名前が書いてあったので、
 地球の歩き方を見る。
 が、ガートの名前がない。

 左には、橋が見える。
 しかし、昨日、船の上から、
 あそこに火葬場があると言われたときには、
 橋までは行かなかったはずだ。
 と言うことは、
 橋ではない方向に移動だ!

 と思い、移動開始。
 地図を見ていると、子供が話しかけてきた。
 どこに行きたいんだ。
 スルーしようかと思ったが、
 マニカルニカーガートは何処にある?
 と聞いたら、案の定進行方向。
 教えてやったんだから、ボートに乗れ。
 と多分言っている子供を無視し、
 歩いていくが、
 やはり、地図にないガートばかり。

 なんじゃー?
 と思っていると、やっと、地図にあるガート発見。
 なんと、地図の外側まで歩いていたと言うことが判明。
 なるほど。地図に載っていないわけだ(汗)

 マニカルニカーガートまで、川沿いに歩いて行けそうなので、
 歩いていくことに。
 と、子供たちが話しかけてくる。
 金くれ。
 日本人か?
 良いホテルがあるぞ。
 ボートに乗らないか。
 全ての誘いをスルーし、
 やっと着いたぜ、マニカルニカーガート……の隣のガート。
 ってええ?
 通り過ぎてる?
 って言うか、さっきの汚いたき火をしていたところが、
 マニカルニカーガート?
 と思い引き返すと、
 ダメ。そっち、ダメ。
 と言われる。
 ん? と思っていると、
 高校生〜大学生くらいの少年が、
 そっちはダメだと言ってきた。
 ああ、行っちゃ行けないところもあるのか。
 と思い、忠告に従う。

 このとき、何故、地球の歩き方に書いてあった
 一文を思い出さなかったのか……
 今になっても悔やまれる……。

 コッチ。と言われ、何となくついて行ってしまう。
 と、そこは火葬場を見下ろすことが出来る場所だった。
 そこで少年は、英語で火葬場の説明をする。
 なるほど、コレでルピーを払えって言う魂胆だな。
 100ルピーくらい払ってやるか。
 と思って何となく聞いていると、
 なんか、変なおばあさんにオレの幸せを祈られる。
 で、何か良くわかんないが、
 火葬場の薪代を払え。と言われる。
 そら来た。
 と思い、100ルピー(200円)を取り出すと、
 はん、ふざけんなよ。そんな金じゃ足りないよ。
 みたいな仕草をしてきたので、
 幾らだ? と聞くと2,500ルピー(5,000円)だと言われる。
 あ? ふざけんな。と言って外を出ようとすると、
 ガシッと腕をつかまれ、睨まれる。
 ここで、もう一回ふざけんな。という気力があれば良かったんですが、
 散々歩いてつかれていたことと、
 少年の目が本気で殺そうとしている
 (まー、そこまではしないと思いますが)目だったのと、
 Tシャツが破れるばかりのちからでTシャツをねじってきたので、
 ちょっと怖くなって、
 流石に2500は高い。と。
 じゃあ、1000で良い。と言うので、
 1000くらいなら、と、1000を渡そうとすると、
 オレじゃない、コッチの(さっき祈った)おばあさんにだ。
 と言う。
 何だ、意外と良いヤツ……な訳ネーって言うか、
 幸せになってくれって言う祈りが、
 全く通じてねえぞババーと今になって思うが、
 その時は、死にたくない。っていうか、ケガしたくない。
 と思っていたので、1000渡して立ちさろうとすると、
 あの爺さんにもだ。と、また、Tシャツをつかんで脅してくる。
 チッと思いつつも、完全にチキン化しているので、
 ああ、払ってやるよと。
 爺さんに100渡す。
 他に渡すヤツはイネエだろうな?
 と思うと、コッチにまだ居る的なそぶりで、
 別の建物に案内しようとするので、
 さすがに、これ以上はネエなと思い、
 もういい、やってられるか。と、言うと、
 じゃあ、最後に、オレのガイド料1000ルピー払えば
 許してやるよ、と言うので、ああ、1000だな。
 と、1000払って、逃げ去る。


この薪を6000円分買ったわけだな(笑)


 後で、地球の歩き方見たら、
 似たようなケースがあって、
 20$で許して貰った。
 走って逃げた。
 と書いてあって、
 あー、ナルホド、
 30000ルピー(6000円)は相場の3倍かあ……
 とちょっと悔しくなったという……。

 ともあれ、命が助かって良かったと、
 またも路地に入ると、
 メグ・カフェの文字。
 あれ? 聞いたことがある。
 と地球の歩き方を見たら、
 日本人のメグさんが、
 インド人の旦那とやっている店で、
 日本料理が食べられるという。

 日本料理!?

 何という甘美な名前だろうか?
 スパイスにスパイスを混ぜたスパイス料理。
 もしくは、砂糖に砂糖を混ぜた糞甘い砂糖菓子。
 これが印度料理である。
 いや、美味いのだ。
 美味いのだが、流石に毎日だと疲れる。
 胃も、心も、そして、肛門も。だ。

 まだ、尻パニックにはなっていないのだが。
 (※尻パニック……オレ用語で、
          肛門が尋常じゃない痛みに襲われること)
 時間の問題な気もする。

 よし、そこで、食事を取ろう。
 と思ったのだが、道に迷いまくる。
 地図を片手に、奮闘しながら、
 何とかメグ・カフェへ。

 途中、メグ・カフェに案内してやろうか?
 と言うインド人も居たが、何処に案内されるか
 解ったもんじゃないしスルー。
 ヴィスワナート寺院(昨日行った新ヴィスワナート寺院とは別もの)に
 参拝する人が一杯つまっている路地を抜け(無いとたどり着けない)、
 メグ・カフェに。

 このとき思ったのだが、
 インド人は、基本的に自分主義である。
 参拝客が居て、向こうから来る人がいるのに、
 自分は先に進む。
 それどころか、
 先に進もうと待っている人さえ押しのけ、
 先に進む。
 況や、交通状況も同じである。
 車線が車線の意味をなしていない。
 3列の車線なのに、5列は当たり前。
 逆側から車が来ることもある。

 まあ、そう言うわけで、メグ・カフェで
 チキンカツ丼を食べる。
 これが、美味。
 いやあ、なんというか、お米はタイ米なので、
 日本の丼が合わないんじゃないかと思ったんですが、
 卵とかゴマとかで、良い感じに合うように
 仕上げられて居るんですね。

 で、オーナーのメグさんは、
 普通に誰かと日本語を使って携帯で話していて、
 ああ、日本語って懐かしいなあと思ったり。

 しかし、インドの、しかもガンジス川のほとりで
 日本料理屋を開いてるって凄いなあ。
 と、正直、驚愕。
 年齢も、そんなに変わらなく見えたし。

 で、メグ・カフェで一息ついて、
 又、ガンジス川にでも行こうかと思って歩いていると、
 何か、町人が、解らない言語で、
 オレに話しかけてくる。
 なんだ? と思っていると、
 自分の右から、破裂音が。

 インドでは、絶賛お祭り中で、
 今日もお祭り。
 そのために、花火を仕掛けた位置に、
 丁度、オレが到着したのだ。

 驚くオレを見て笑うインド人の子供。
 と、何人かは、話しかけてくる。
 ジャパニーズ?
 金くれ。
 ボートに乗らないか。
 良いホテルがあるんだ……。
 畜生。それしかお前ら知らないのか……。
 と思いつつ、ガンジス川に出る。
 が、コレより上流に行こうとすると、
 先ほど、マッサージ代を踏み倒した野外マッサージ屋(笑)が。
 下流に行こうとすると、先ほど、6000円脅し取られた、
 ガイドステーションが。

 ……うん、帰ろうか。
 と、泣きながらホテルに戻ることにする。
 歩いて帰ろうか? と思い、30分ほど歩いて心が折れる。
 疲れた……上に、この道が正しいかも解らないのだ。
 仕方ない。と、サイクルリクシャーに話しかける。
 ホテルニューテンプルタウンに行ってくれ。
 どこだかわからん。
 しらないのか。じゃあ、別の人を探す。
 いや、たぶんなんとかなる。
 いくらだ?
 場所が解らないからわからん。
 じゃあ、乗らん。
 大丈夫だ、乗れ。
 とまあ、歩きすぎたために、
 他にサイクルリクシャーもないし、
 まあ、ボルっつっても、1000は要求してこないだろう(笑)。
 と、乗ることに。
 しかし、何か住所などの情報はと鞄をあさっていると、
 住所の書いてある紙を発見。
 無事にホテルにたどり着く。

 さて、会計タイム。
 朝の人は50ルピーだったが、
 お前は幾らなんだ?

 ワンハンドレッド。
 なるほど、2倍か。まあ、100円くらい多く払ってやるよ。
 と、財布に手をかけると、コイツはボレる。
 と思ったのか、
 ……ヒフティー。
 と、50ルピー付け足してきた。
 おまえワンハンドレッドって言ってから、
 2秒は間があったぞ(笑)。
 ああ、もう良いよ。払えばいいんだろ?
 疲れてるんだコッチは。
 と、150ルピー(約300円)払う。

 そして、ホテルのロビー。
 まだ13時。
 うーん。13時半のままでも良かったな(笑)。

 で、ホテルの回りをふらついたり、
 ホテルのレストランで、
 コーラと一番安い食材だった
 ピーナッツを頼んだら、
 スゲースパイシーで、
 スパイスはちょっともういいや。
 と思い、99%残したら、
 レストランの人が、
 もったいない。パックにしてあげようか?
 と言ってきたが、
 もう、スパイスは要らないし、
 なんか、どーせパック代と言って、
 お金を要求されるんだろ?
 と疑心暗鬼になって(笑)、断る。

 で、ガイドさん到着。
 運転手さんがちょっと遅れているとのこと。
 まあ、仕方ないか。
 と思い、待つ。

 ホテルの人が、ヒマだろうから。
 と、ロビーで読む用の新聞と雑誌を渡してくる。
 ガイドさんには英字の新聞。
 は良いとして、
 オレには何故か、スペイン語の雑誌。
 ……なぜだ。
 しかも、アリゾナ砂漠特集。
 ……なぜだ。

 で。

 30分経過。来ない。

 60分経過。来ない。

 来ないと、ガイドさんをせっついたら、
 電話してくれて、
 75分後にやっと来た。
 ……これが、インドか。
 しかし、この後、もっとインドを思い知ることになる……。

 ガイドさんは、執拗に忘れ物はないかと聞いてくるが、
 まあ、大丈夫だろうと、答える。
 しかし、あんなに大切なものを忘れているとは、
 このときは、私も、ガイドさんも気付いていなかったのである。

 それは何かというと、
 ガイドさんの携帯電話。
 って、お前かよ。

 何でも、16時くらいまでに、
 22時発射予定の電車が遅れるかどうかを判断して、
 遅れる場合は、18時発の電車に切り替える……
 と言うことをやらないとダメらしいのである。
 で、さらには、自分の他にガイドさんが居て、
 その人が連れている客の状況も把握し、
 20時の電車にするか、22時の電車にするかを
 判断したり、連絡したりしないとダメらしいのだ。

 それって、携帯、超重要じゃね?

 で、番号は覚えていたらしく、
 運転手さんの携帯を借りて、連絡したり、
 公衆電話からかけて連絡したりして、
 その後は何とかなった。

 で、ラーム・ナガール城に行き、
 博物館を見学。


ラーム・ナガール城入口。
中は写真撮影不可。
対岸からガンジス川を見られると聞いていたが、
何か、カットされた……事に後で気付いた。


 (運転手が遅れたため)時間も良い頃合いになったので、
 駅へと移動する。

 しかし、そもそも22時発の電車なのに、
 17時に駅にいるって言うのはどうだろうなあ……
 と思いつつ、ガイドさんとカフェでアイスを食う。

 電車到着まで6時間……。
 長い夜が、今始まる!



 2010 /11 /14
・こそばゆい
ここまでの感想です。
YOLYさん、本にしませんか?
さてさて、私写真であまり感動した事が無いのですが、
タイトル【ガンジス川の夜明け前だというのに人の海
には、大変感動致しました。

続きを楽しみにまってます。


 そこまで褒められるとこそばゆいですね(笑)。

 まだまだ写真は勉強中です。

 ご意見いただけて嬉しいです。

・第4話 4日目・後半
4日目後半。

 電車を待っている間、ガイドさんとトーク。

 ガイドさんによると、
 フタリジンの人が来る。
 だから、ロクニンになるとのこと。

 ん?
 何を言っているのか良くわからんなあ。
 と聞いても、埒があかない。
 さらには、女の子が来ると言っていた。
 私と、Sさんが同じベッド。
 (当然、上と下で別々ですよ)
 Nさんが、ちょっと離れたベッド。
 と言われ、
 SさんとNさんは、別々のグループで、
 つまり、
 オレ・オレのガイドさん
 Sさん・Sさんのガイドさん
 Nさん。Nさんのガイドさん
 で、6人か!
 と納得したのだが、
 全く違うと言うことが後で判明する(笑)。

 で。

 18時。22時の電車は1時間遅れると言う話。
 でも、他のガイドさんとの都合上、
 18時の電車には乗れない。
 23時まで待つ。と言われる。


ここで、5時間待つのか……


 えー。5時間待つの?
 と戦々恐々していると、
 ガイドさんが、あまりにヒマだから、
 街をぶらつきましょうと提案してくる。

 それは面白そうだと、着いていくことに。

 丁度、お祭りの時期なので、
 街中が楽しそうで、面白い。


祭りの開始。


 で、ビール屋さんでビールを購入。
 何故か、オレ払い。
 でも、その代わりつまみ代は払いますよ。
 と言われるが、つまみ代は5ルピー(10円)。
 割が合わないなあと、苦笑していたが、
 お菓子とか、屋台の食べ物も
 奢って貰い、ちょっと満足。
 屋台の料理は、もしかしたら……!
 と思ったのだが、あれから24時間以上経過した
 今現在、何の問題も無し!


ぐちゃぐちゃのポテトに、スパイスとミルクをかけたモノ。
奢って貰ったと言うが、1個5ルピー(10円)。
やっぱり割りにあわ……ゲフンゲフン(笑)。


 ちなみに、ガイドさんは
 お酒は悪いものだけど、
 ビールは良いものだ。と言っていて、
 (ビールもお酒じゃないのか? とは思うのだが)
 ビールは小麦から出来ているから、
 体に良いを主張していた……。
 その理屈は、よく解らないのだが……(汗)。

 で、2時間ほど暇をつぶし、
 駅に戻ると、3時間遅れの表示。
 いや、1時間遅れが2時間経過したら3時間遅れって、
 進んでないって事かよ(笑)!


駅には眠る人の山が……。


 仕方ないですね。とガイドさん。
 映画でも見に行きませんか?
 との提案。
 それは面白そうだ。
 行こうじゃないか、と。
 エロイのと、エロクないのどちらが良いですか?
 と言われるので、
 まあ、エロイの見ても、
 オナニーする訳にもいかないし、
 電車の中で悶々としてしまうのもアレなので、
 普通ので、と言う。

 で、リクシャーの人に、
 この近くに映画館はないか? すぐに始まる映画はないか?
 を、聞くと、
 なんだなんだ? どうしたどうした?
 と、リクシャー仲間がぞろぞろ集まってくる。
 なんだコレは(笑)と、思っていると、
 何か決まったらしく、リクシャーに乗り込む。
 で、着いたところは、……ココ?
 よく見ると、映画のポスターが貼ってあるが、
 電気が点いていない。
 どうも、本日の営業は終了した模様。
 あーあ。
 と思っていると、ガイドさんが、トイレに行ってくると。
 トイレあるんだ? と思ったら立ちション。
 あー、オレもしたいな。
 と、立ちション。
 海外旅行で、立ちション。
 何やってるんだ。と苦笑しながらも、
 さーてあと3時間、どうするんだ?
 と、ワクワクと、ドキドキが押し寄せてくる。

 とりあえず、他のリクシャーにも
 映画館のことを聞いたが、どうやら、
 やっている映画館はない様子。
 仕方なしに、駅に戻る。

 あの映画は面白かったですね。
 と、ガイドサンが下らないことを言ってくるので、
 エキサイティングで、ファンタスティックでしたね。
 と、乗る。

 先ほどの喫茶店にはいると、
 日本人が居る。
 ガイドさんと、おじさんと、大学生風の男2人が1つのテーブルに。
 大学生風の女の子3人が別のテーブルに座って居る。
 珍しいこともあるモンだな。
 と思っていると、
 ガイドサンが、この人たちといっしょに電車に乗りますと。

 ん?
 あ。
 さっき、6人て言ってたのは、
 そう言うことだったのか?
 と納得。
 フタリジンは、2チームでってことか。

 ガイドさんとなぞなぞを出し合ったりして、
 暇をつぶす。
 ガイドさんは、今現在大学生で、
 数学を専攻しているというので、
 数学(とも言えない)の嫌らしい問題を出したら、
 答えを納得してくれなくて、
 あ、この人面倒くさいなとかちょっと思う(笑)。

 それと、
 (いっしょになる)女の子3人で誰が好きかとか、
 (ちなみにオレの席からは女の子の姿は見えない)
 どんな女の子が好きか? とか、
 今、中学生(インドの中学は、日本のとは年齢が違うらしくて、
 18歳らしい)とつき合っているとか、
 6人彼女が居たとか、
 お前も32で彼女居ないのは問題あるぞ、
 ガンバレとか、
 異国の地で、インド人に励まされ、泣く(いや、泣いてない)。

 で、その6人とオレの7人で待合室に移動。
 6人が和気藹々と喋っている中、
 オレ、無言。
 誰か話しかけてくれー。
 と思うも、誰も話しかけてくれない。
 そのうち、6人がみんな歯を磨き始めた。
 インド、
 待合室、
 深夜、
 歯磨き。
 場違いだ。
 場違いにも程がある(笑)。
 いや、もちろん、歯磨きは大切ですよ!

 観察していくうちに、
 何となく6人の素性がつかめてきた。
 女の子3人:仲良し。
 男2人:仲良し。
 女の子の1人がおじさんをお父さんと呼ぶ。
 男2人は、女の子3人とおじさんに敬語。
 女の子たちも男に敬語。

 ここから想像するに……
 ゼミの教授(おじさん)が、
 教え子である大学生(男2人)と、
 娘とその友達2人を連れてきた……
 という組み合わせだな。
 と、一人でにやつく。

 1時間経過。

 女の子たちは歯磨きを終え、
 クリーム塗ったり洗顔したり。
 よく、そこまできれい好きで、
 インドに来ようと思ったな……。

 オレなんか、アレだぞ。
 今、Tシャツ汗くさいし、
 ヒゲは4日剃ってないし、
 浮浪者風の男と、浮浪者のおばあさんに、
 頭をもまれたり、さすられたりしたけど、
 今日は風呂は入れないから、
 明日までそのまんまなんだぞ?

 とか思いつつ、
 話しかけるタイミングを伺う。
 が、みんな疲れてて、
 話しかけるタイミングがない。

 おっさんは、さっきからiPodいじってるし。

 30分経過。

 おっさんが、トイレを探しに出て行ったが、
 見つからなかったというので、
 ここで、トイレ情報を提供。
 実は、17時に来たときに、
 トイレの場所をゲットしていたのだ。
 ただし、そのトイレは5ルピーかかる。
 と言う話をしたら、
 5ルピーは高い等の話が始まった。
 と、そこへ、
 向こうのガイドさんが、入ってきた。

 トイレは無いの?
 と女の子の一人が聞くと、
 ココにありますよ。
 と、待合室のドアを開けるガイドさん、

 ……うん、オレの話、全く意味ないね。

 とまあ、そんなこんなで、
 会話に成功、

 今までの旅乗りを聞くと、
 ほぼ旅の行程は同じ。
 ただ、1日目、私が早めた電車に乗ることが出来ず、
 結局、18時発の電車に乗ってきたとのこと。
 で、その電車が遅れに遅れ、電車が来たのは夜の3時。
 バナーラシに着いたのは、
 夜の7時くらいだったという……。
 なので、今日一日でバナーラシを見学した羨ましいと。

 にしても、なんで、
 私一人にプライベートガイドが付いているのかと不思議がられる。
 おや? と思い、関係を聞くと、
 おっさん・女の子3人組・男2人組は
 別々の旅行者なのだという。

 確かに、それでは、オレが羨ましいだろうな。
 と言う話になり、
 まあ、オレは、ちょっと変わったコースだからじゃね?
 と言う話をする。

 私のは途中で飯がフリーになり、
 デリーと、バナーラシのホテルは同じだけど、
 アグラとジャイプールのホテルは、
 豪華ホテルになる……というコースなのだ。

 ずるーいと言われ、
 でも、お高いんでしょ? と言われるが、
 一人参加代金はちょっと高めだが、
 そんなに変わらない旨を告げると、
 さらに驚かれ、うらやましがられる。

 とか、そんな話をしていたら、
 1人寝、2人寝、6人とも寝たので、
 眠れない男としては、
 ココにいても仕方ないし、
 体動かしたいし、
 と、ホームで電車を待つ。


ホームにはネズミが縦横無尽に。アニマルには事欠かない国である。


 向こうのガイドさんが、
 明日はみんなでショーを見ながら飯を食うのだが
 (向こうは全員夕食付だが、自分は夕食無し)、
 お前もどうだ?
 と言われるが、
 アグラでは食べたい料理屋があったので、
 やんわり断る。

 結局、電車が来たのは5時間遅れの
 朝3時。

 恐るべし……インド。


・AX
着いた。

ロッカーに服しまったので寒い。

てか、タオル忘れてた。
なんか、インドから帰って来てから、現実感がないのよね……

寒い……


 2010 /11 /15
・あー。
 昨日、ライヴだったんだっけ?
 (まだ、現実に戻ってきてない)

 いや、仕事せな。

 そういえば、昨日のライヴで、
 開演前に知っている人にあったので、
 インド旅行の話をしていたら、
 前方にいた人が、
 もしかして、YOLYさんですか?

 って話しかけられて、超挙動不審に。

 まあ、平素から挙動不審ですけどさ。

 なんでも、インドの話をしてたから、
 もしかしたらと思ったらしい。
 おちおち、インドの話もできない(笑)。

 無愛想ですみません。

・セトリ
よしよし。ありがとう。
セトリUPしたな。

さて、明日も仕事や。
YOLYさんも早よ寝ーや。


 ういーっす(適当(笑))。

・挙動不審
挙動不審でしたね。つられて私もオロオロしてしまいましたが・・
昨日は楽しかったですね!!面白い場面に同席できて光栄でした。
友人は、とても優しそうな人だ、と申しておりました!
インドの余韻、結構続いているようですね。
私もヨリーさんの写真好きですよ!


 そりゃあ、町中(?)で、
 ブログ読んでますよって言われたら挙動も不審になりますよ。
 優しそうな人じゃないんです。
 優しいんです(笑)。

 インドの余韻は、まだ、ちょっとですね。
 軽く熱があるのかも。

 写真は、勉強中です。
 でも、褒めていただけると嬉しいです。

セトリあざーす!サーチライトもの凄く楽しみにzepp東京まで生きてゆきます。やるよね?ね?


 サーチライトは、やるんじゃないですかね。
 というか、そんなに好きな曲じゃないはずなのに、
 昨日は来るモノがあったんで、
 是非やって欲しいですね。

・インド
YOLYさぁ〜ん、インド旅行記サボらないで下さいよぉ〜
みんな、期待してるんですっ!!
俺、村上○木の本で世間が騒がれている時よりも、
興奮してますからっ!!


 現在、絶賛編集中です。
 もう、ストックが残り少ないんですよね(汗)。

 何とか今日中には。

・第5話 5日目
 で、電車に乗り込む。
 一昨日の電車は、1等席だったと言うことを知る。
 今回は2等席。
 本当は一昨日も2等席の予定だったのだが、
 取れなくて1等席になったのだろう。
 何かもう狭くて、
 同じベッドって言っても、
 降りるまで顔も合わせないほどだ。
 (一昨日のは個室になっていたので、
  顔は合わせやすかった)


2日前の電車に比べて圧倒的に狭い。


 狭い……
 そして、ほこりっぽい……

 オレのガラスの気管支がうなりを上げる。
 喘息の薬を飲むために水が欲しいな。
 と思ったが、水はスーツケースの中。
 スーツケースはベットの下に閉まってしまって、
 開けるのは面倒くさい。

 ので、ガイドさんに、水を頼む。
 すぐに水売りが来ると思いますから、
 私が買ってあげますよ。
 何と心強いガイドさんのお言葉。

 しかし、結局降りるまでこのガイドさんから
 水を受け取ることはなかったのであった……。

 ……やはり、インドか。

 朝、バクスイしていたら、
 ガイドさんに起こされる。
 寝かせてくれ……と思うも、
 朝食だと、先日40ルピーで買った
 パンと卵を渡される。
 寝かしてください。あと、水を下さい。
 と言ったら、まかせて、水は私買いますね。
 会社から朝食のお金貰ってますから、
 と言われるが、1時間経っても何の動きもないので(笑)、
 ベッドの下に締まったスーツケースを引っ張り出し、
 鍵を開けて秘蔵の水を飲む。

 ところで、起こされたときに気付いたのだが、
 異常に寒い。
 はっきり言って起こされなかったら
 凍死していたかも知れないレベルで寒い。
 乾燥していることも合わせて、
 ちょっと喉が痛い。

 だから水が欲しかったわけでもあるのだが(笑)。

 水を飲むと、少し喉が潤され、
 又眠気が襲ってきたので、寝る。

 ふと気付くと
 もう一人のガイドさんが、
 上に寝ている日本人のお客さんを起こして
 朝食を渡している声が聞こえて、
 ああ、うちのガイドもゆっくり
 起こしてくれれば良かったのに……とちょっと思う。
 と、カーテンが開いて、
 コッチのガイドさんも朝食食べた?
 と聞いてきた。
 ……寝かしてくれえええ(笑)

 8時間で着くと言っていた電車は、
 10時間で目的の駅に到着(もう、それくらいでは驚かない)。

 時間がないので急ぎますよ。
 と言われる。

 が、超大渋滞。
 というか、無茶しすぎ。
 渋滞しているところを突っ切らないと行けないけど、
 信号が無いので、無理からに突っ込むから、
 デッドロックになって渋滞がどんどん長くなる……
 って、どんな国なんだ(笑)


この右折は無茶だと思う。


 ここら辺から体調が余り良くなかった気がする。
 スパイシーな食事に飽きてきたと言うこともあるが、
 昼飯は相当残した気がする。
 何食べたかよく覚えて無いんですが……。
 まあ、多分、カレー的な何かだったかと(笑)。
 っていうか、基本、カレー的な何かしか
 食べてないですからね……。

 ……と、思い出した!
 ここでは、バイキングを食べたんだった。
 スパイシーな料理が並ぶ中、
 マカロニをケチャップで炒めたモノや、
 芋を煮たモノみたいな、
 スパイシーじゃない食事が、
 非常に心地よかったことを思い出した(笑)。
 上で、相当残したとか言ってますが、
 結構食った。
 ああ、そうだ。思い出した。

 ガイドさんは、一つずつ、ノンベジ(チキン・マトンなどの肉を使った料理)か、
 ベジ(野菜のみの料理)か聞いてて、
 大変そうだったなあ。
 どこかに書いておけばいいのに。

 というわけで、飯を食って、
 いざ、タージ・マハルへ。


見えてきた☆


 と、手荷物検査が厳しすぎて、
 色々没収。
 自分の作ったゲームのキャラと一緒に、
 タージ・マハルを撮ろうと思って、
 ミニフィギュアを持って行ったんですが、
 没収されてしまった……。
 ま、没収って言っても、
 取られたワケじゃなくて、
 後で返して貰えるんですけどね。

 タージ・マハルをゆっくり見ようと思ったら、
 次が控えてますからと、駆け足で見ることに。
 アーン。もっとゆっくり見たいヨー。


荘厳。ココは、もう少しゆっくり見たかった……。


 中に入れるらしいのだが、
 長蛇の列のため、入っちゃダメと言われる。

 で、アグラ城に移動。
 時間がないので、車でなくて、オートリクシャーで移動。
 オートリクシャー代は、当然(なのか?)自分持ち
 ま、まあ、もう慣れましたけど……
 100円だし……。


オートリクシャーとわたくし。


 アグラ城。
 ギリギリセーフ。
 5時に閉まるというのに、
 4:40到着。
 まあ、入ってしまえばゆっくり出来るみたいだが。

 というわけで、ゆっくり見物。
 ……はさせてくれず(笑)、
 駆け足で見物。

 このアグラ城に描かれている絵のような、
 石の出来るまでを見たいか?と聞かれる。
 多分、石を買わされるのだろうな?
 と思ったら、案の定(笑)。


こういう彫刻がどうやって出来ているのか見たくないか? と言われたわけです。


 まあ、でも何も買わずに店を出る。
 いきなり60000円のテーブルを売りつけようとしてきたが、
 買えるかそんなもん(笑)


非売品のミニタージマハル。
店主『写真撮って良いよ。でも、1枚1ドルね。
ジョーダンジョーダン……』
て、全然冗談に聞こえない(笑)


 その後、お菓子や紅茶が買いたいと言い、
 お菓子屋と紅茶屋に行く。
 お菓子屋は思ったより、生菓子というか、
 配布しづらい感じだったので、特に買わず、
 紅茶屋で、紅茶と、スパイスを買う。
 なんか、ちょっとでも何かに注目すると、
 それを買わせようとしてくるので、
 断るのが大変だった……(汗)。

 で、ホテルへ。
 ここでも、夕食をみんなと食べないかと言われたが、
 ちょっと体調が悪いと言うこともあり、
 断ることに。

 ホテル。
 何て言うか、すげえでかい。
 入場するときに手荷物検査が。
 どういうことだよ……。

 あまりに、VIPしか泊らないので、
 ホテルから出るときは、
 悪人が着いてくるので気をつけろと言われる。

 で、チェックイン。
 時間がかかり、ちょっと立つのにつかれる。
 早くしてくれ。とガイドに伝えると、
 モーニングコールはいるか?
 両替はしたいか?
 というような、どうでも良いことばかり聞いてくるので、
 ちょっと切れる。
 そんなんどうでも良いから、はやくしてくれ。
 モーニングコールは、朝食が7時からだと言うので、
 6時45分からにしてくれと頼んだら、
 時間がないので、7時半には出発したいからと、
 6時半にされた。
 ……まあ、いいけどさ。

 部屋。
 豪華。


豪華だったので、思わず……
って、この写真だと普通の部屋にしか見えないね(笑)


 ちなみに今までの宿は、
 なかなか(10分くらい出し続けないと)お湯が出ない。
 風呂桶がない。
 など、
 水回りのトラブルが多かったんですが、
 お風呂がちゃんとしてるんですよ!
 流石豪華ホテル。

 うれしさの余り、
 そして、昨日風呂に入っていないと言うこともあり、
 風呂に入って体を洗いまくる。
 で、試しにノートPCでネットに接続してみると、
 パスワードを要求される。

 フロントに電話をし、
 インターネットがしたいのだがと聞くと、
 ビジネスセンターでお金を払えば、
 ネットが出来るというので、
 ビジネスセンターまで行き、
 ネット接続用のパスワード入手。

 で、ネットウオッチ……
 してたら、体の調子がおかしい。

 飯を食いに行く気力もない。

 豪華な部屋が返って一人では寂しい。
 ああ、
 みんなと飯を食いに行けば……

 部屋に置いてあった、
 ビールをちょっと飲んだら、
 気持ち悪くなり、倒れるように眠る。
 どうなるんだ……
 この旅……。



 2010 /11 /16
・インド
旅猿で、インドやってます。
基本、インドのガイドさんは、自分都合優選で動かれるんですね(-0-;)


 ああ、旅猿って、前もインド行ってませんでしたっけ?

 そっちのガイドさんも自分都合優先なんでしょうか?

 多分、こちらから言えば、こっちの都合を優先してくれるんでしょうけどね。
 インド人が、結構、自分中心ですから。

 まあ、あの日記は愚痴が多いですが、
 そんなに悪いガイドさんではなかったと思います。多分(笑)。

 今夜更新予定の日記では、
 私、ぶち切れてますんで、
 フォローするわけじゃないですけど。

・ドン!



 なん……だと!?

・第6話 6日目
 頭が重い。
 世界が回る。

 これは……、
 俗に言う……、

 風邪というやつだな。

 インドで、風邪、ひいちゃいました(テヘッ)。

 朝、4時。

 これ、どうしようかと。
 とりあえず、半身浴でもして、
 熱を少しでも冷まそうかと、風呂に入る。

 悪☆化。

 上手い具合には行かないね。
 とりあえず、少しでも寝るかと
 布団に入る。

 確か、6時半にはモーニングコールが鳴るはずだから……
 だから……
 だ……

 はっ。

 時計は?
 7時15分!?

 なんでやねん!

 モーニングコールは?
 聞いてへんで!

 っていうか、いそがな!
 ガイドさん待たせてまう……
 っていうか、からだ重い……

 だるぅ……。
 朝食?
 食べる気にならない……

 と、思いつつ、
 フロントに行くと、まだ、ガイドさんは居ない。
 よかった。
 急いでチェックアウトを済ませ、
 部屋でのビールとか、ジュースとかの高さに改めて驚き
 (TAXが入っていた所為でさらに高くなっていたんだと思われる)、
 ガイドさんと合流。


豪華ホテルの庭園。体調が良ければ……。


 1時間くらい車に揺られ、
 ファテープル・シークリーに到着。


何か、インドで綺麗な制服を着ている女の子を見ると
異常に萌えた。ギャップ萌えってやつか?
上の写真はぶれてるけど(笑)


 へとへとながら、
 時間がないとのことで(と言っても、この日には遅れはなかったはずなので、
 元からかなりの強行スケジュールだった模様)、
 駆け足で見学。

 ちょっとだけ、風に当って、楽になる。


風が気持ちいい……。



うろ覚え……。



巨大な門


 ファテープル・シークリー内にある、
 何でも、当時の王様が、願いをかけたら、
 子供を授かったという建物に行く。
 その願いをかけるヒモと布を、200ルピー(約400円)で買わないか?
 と言われ、まあ、旅の恥はかきすてだ。
 そんな霊験あらたかな一品ならば、
 数百円など惜しくないと、購入。
 で、何でガイドさんが2本のヒモの内1本持ってるのかは謎(笑)。

 世界平和と、
 自分のゲームの売り上げアップと、
 結婚……若しくは彼女が出来ますようにと、

 俗まみれの願いを思いに込め、ヒモを結ぶ。
 ガイドさんは俺の金で何を願ったんだろう(笑)。


さあ、俺の願いは叶うのでしょうか。


 で、いざ、ジャイプールへ出発。
 ジャイプールまでどれくらいですか?
 と聞いたら、あと4時間くらいと言われる。
 げ。
 そりゃ、時間無いワケだ。

 熱に加え、喉の痛みも出てきて、
 完全にグロッキー。
 あー。
 ホテルでやすみてえ。

 そんな俺を不憫に思ったのか、
 ガイドさんが、バナナを買ってきてくれた。

 ありがたう。と、バナナを食うと、
 運転手が皮を渡せと言ってくる。
 言われたとおりに皮を渡すと、
 道路に投げ捨て大爆笑。
 ……うん、まあ、いいけどさ。
 だから、インドって汚いんだよね……。

 もし、後ろに、ドンキーコングが居たら大スピンだな。
 とか、思いながら、
 ああ、コレは現実なのだろうか。
 それとも、悪夢なのだろうか。
 世界が揺らめく。

 気付くと、パーキングだった。
 休憩。とのこと。
 喉に良いから、と、チャイを飲ませてくれる。
 まあ、当然俺払い(ガイドの分含む)なんだが。
 そうそう。
 この旅で、俺、変わったんだよ。

 なんと、
 紅茶飲めるようになった……かも。

 なんとって程じゃないですが、
 私の友人なら知っての通り、
 生粋の紅茶嫌いなんですよ私は。

 でも、何か、
 インドだと、紅茶が美味しかったんだよね。
 気候とか、疲れとか、味付けとかあるかもしれないですが。

 まあ、まだ日本に戻ってきてから
 紅茶飲んでないので、
 本当に飲めるようになったのかは謎。

 で、チャイ飲んで、
 あー、でも、少し、喉にしみるわあ。
 と思って、売店ふらついたら、
 なんと、ここで、ホールズ発見!

 60ルピー(約120円)と、
 インドの物価からすればお高いですが、
 いや、ホールズで喉潤しますよ。
 やった!

 と、ホールズ舐めてほくほく顔の私。

 ガイドさんが話しかけてくる。
 この前の女の子たちはどうだった?
 昨日、あの3人と話したのだが、
 一人がYOLYさんを気に入っていた。
 もし良ければ、あちらの人たちと一緒に
 今日、パーティをしないか?

 と言うのだ、
 パーティ。
 なんて魅力的な響き。
 っていうか、その、3人の女の子と、
 いつの間に話したのかは解らないが、
 向こうのメンバーと飲みに行くって事か。
 それは、ちょっと魅力的だ。
 女の子が俺に惚れているかどうかは兎に角として。
 日本人と話したい。
 ……しかし。

 ……この体調では。

 少し考えさせてくれ。
 と言うと、
 お金なら、心配ない。
 自分(ガイド)の分は自分(ガイド)で払う。
 とのこと。
 とーぜんだろ……と思いつつも、
 ちょっと体調が優れないと言い、断る。

 また、眠気が襲ってきて、
 気付いたら、ジャイプールについていました。


インド名物(?)多人数乗車。


 ジャイプール。

 ピンク・シティとも呼ばれる都市。
 その理由は、エロイから……
 ではなく、建物がピンク色だから。

 城壁で囲まれたこの町で、
 昼食を取ることになる。
 予定では、
 豪華マハラジャホテルで優雅な昼食……

 となっていたのだが、
 どー見ても、普通のレストラン。
 こんなモノなのか?
 いや、違うだろうが、
 どーせ、高級飯っつったって、
 スパイスをスパイスで煮染めたものしか出てこないんだろうな。
 と、風邪で疲れていることもあるし、
 もう、ここでも、どこでも良いよ。
 と、飯を食う。

 よく考えれば、
 24時間ぶりの飯のハズなのだが、
 体調の悪さも相俟って、
 全く食欲がない。
 ほとんど食わずに残す。

 で、ジャイプール名物の天文台に行く。
 いつものガイドさん以外に、
 専門のガイドさんが着いて説明してくれるのだが、
 体調悪すぎて、
 なにを解説して貰っているのかも
 よく解らず。


日時計……だと思う。


 とりあえず、普段だったら、
 結構興味あるようなことを言われているのだが、
 解らなくても、どんどん次に進んでいった。
 後で、ガイドブック見て補完。

 その後、シティ・パレスへ。
 マハラジャの邸宅兼博物館だそうな。


いまでも、ココには人が住んでいるそうだ。


 すげーなあ。と思いつつ、
 さて、コレでホテルへ。
 と思ったら、
 明日行く予定のアンベール城に今日行っちゃおうという話。
 何でも、1日目の午後の予定を明日こなさないといけないから、
 本当は、象に乗る→城内を見物の予定を、
 今日、城内を見物→明日の朝、象に乗る。
 にしたいとのこと。

 まあ、体調最悪だったが、
 それでもいいか。と思い、
 そのプランを採用。


水の宮殿(中には入ってない)



鏡だらけの宮殿


 城は思ったより楽しく、
 とはいえ、半分酩酊状態のような感じで、
 一回り。

 出口で、コブラを操るおじさんが居た。
 本当にレッドスネークカモンだ!
 と、面白半分で見てたら、
 10ルピーと言われる。
 100ルピーで触らせてあげるというので、
 せっかくだたら、と、お金を払って、
 おっかなびっくり、ヘビに触る。
 何やってるんだ、俺(笑)。


レッドスネークカモン!


 で、ホテルへ。
 ホテルに向かう途中、
 午前に言った、パーティの件を誘われる。
 ちょっと、体調が回復してきていた事もあって、
 乗り気な態度になるが、詳細を聞くと、
 どーも、キナ臭い。

 1.ショーを見るためにお金がかかる。
  →よくよく聞くと、オプショナルツアーだった。
   ガイドさんの裁量で安くできるようだったが……。
   それでも、1000ルピーはかかる。
   別にショーを見たくないし、
   体調が悪いのですぐに帰りたい。

 2.向こうのメンバーはまだ来るか解らない。

 うん、これはあれだな。
 ワナだな。
 そう思い、適当な理由を付けて断る。

 と、土産買いたいんだけど。
 と、ガイドさんに昨日から伝えてあったのですが、
 ホテル着いちゃったよ。
 と思ったら、
 この後、2人で買いに行きましょうと言われる。
 ついでに、体調悪そうですし、
 薬草入りのチャイも飲みましょうと。
 歩いてか……
 俺の金でリクシャーでか?
 まあ、いいけどさ。
 このお金は、
 ガイド君。
 君のお金でもあるのだよ。

 ※ガイド君、君のお金でもあるのだよ計画とは。

 ガイドには、チップを払わなければいけない。
 相場は、1日150〜250ルピーらしい。
 で、7日間なので、
 1050ルピーから1750ルピー。
 であるが、まあ、ガイドさんにはお世話になっているし、
 最低2000ルピーは渡そうと思っている。
 そして、そのお金は別にしておき、チップ代は、
 俺が別れの時持っている、全ルピーにする。
 と決めていた。

 だから、俺ががココで使う金は、
 お前(ガイドさん)の金だ!
 と思っていたのですね。

 ちなみにこの時点で残り5000ルピー
 土産が2000ルピー、
 明日使うお金、運転手へのチップ含め1000ルピー、
 ガイドさんへのチップ2000ルピー+α
 と考えていたのですが……。

 これは、大きく狂うことになる。

 まあ、いい話を戻そう。
 で、一旦ホテルで休憩してから、
 集合と言うことで、別れることにする。

 17時半に別れ、18時半にホテルのフロントで
 集合という話に。

 部屋でくつろぎ、
 テレビを点けると、くれよんしんちゃん。


今日の宿も豪華。でも寂しい。
いつかは、新婚旅行とか行きたいものだな……。


 ああ、寂しい。
 日本に帰りたい。
 豪華な部屋が逆に、寂しい。
 静かだ。
 寂しい。
 寂しい
 寂しい。
 寂しい。
 でも、明日には日本に帰る……
 それはそれで……寂しい。

 と、無茶苦茶な事を考えていると、
 電話。
 なんだ?
 おい。

 時計を見る。
 約束の時間は過ぎてない。

 電話を取ると女性の声。
 誰だ?
 と思うと、
 どこかで聞いたことがある声。
 バナーラシの夜に電話をした旅行会社の人だった。

 何でしょう?

 と聞くと、
 今日の昼は本当は、
 マハラジャのホテルで食事をしなくてはいけないのに、
 うちのガイドが間違えて、普通のレストランにしてしまった。
 申し訳ないので、
 ディナーを予約したから、
 これから食べに行って欲しいとのこと。

 うーむ。
 体調は悪いが……、
 豪華ディナーは心惹かれる。

 というわけで、ディナーに行くことに。
 で、時間になったので、フロントに行くと
 ガイドさんがしょぼくれている。

 怒られたんだろうなあ。
 と思うが、まあ、俺には関係ない話。

 さて、行きましょうかと声をかけ、出発。

 すみません。
 と、ガイドさん。
 私は間違いました。と。
 いや、もう良いですと。私。
 いや、でも、私は間違いましたすみません。と、ガイドさん。
 でも、――。
 カチョーさん私を怒りました。
 時間がなかったから、私は仕方なしに、
 レストランに行きました。
 私は、お金も、チケットも貰ってませんでした。
 私は、悪くない。

 ……。
 ……。
 ……。
 あのー。
 それって、私に言ってどうなるんですか?
 言いたいことがあるなら、カチョーさんに言えばいいじゃないですか。
 私、体調悪いんで、……。
 と、俺。

 いや、でも、私は何が間違いだったんでしょう?
 お金も、チケットも貰ってませんでした。

 ……。
 ……。
 ……。
 ……。
 ……。
 ……。
 ……。
 ……。
 ……。
 うっさいんじゃボケエ!
 お前が、何貰ってようが、貰ってまいが知らんが、
 俺に関係あんのか?
 あ?
 お前がそう思うんなら、その、
 カチョーに言えよ直接。
 お前の会社の事なんてしらネーよ。
 お前は行くべき所に行かなかった。
 俺にとってはそれが全てだ。
 お前が、その、カチョーが悪いって言うなら、
 カチョーに電話繋げ。
 俺が文句言ってやるよ。
 ほら、あ? どうした?

 いやあ、切れたねー。
 ぶちぎれちゃったねー。
 インドで。
 夜中に。
 あそこで、ガイドさんに逆ギレされて、
 細切れにされて、
 ガンジス川に流されなくて良かったね。

 疲れてたんだよ。
 そのうえ、風邪ひいてたんだよ。

 黙るガイドさん。
 猛る俺。

 無言のまま、夜道を歩く。
 ココです。と紅茶屋に案内され、
 紅茶を飲む。
 美味い。

 大概気まずくなったので、
 美味いと褒める。
 ありがとうございますとガイドさん。
 ココはガイドさんが支払ったが、
 1杯10ルピーなのを、俺は見逃さない(笑)。

 で、土産物屋を求めて、
 夜道を歩く。
 土産物屋は遠いんですか?
 と聞くと、これから調べますとのこと。
 あの……
 体調悪いんですけど。
 と思うも、もう、怒る気力も無し。
 なにやら、携帯電話ショップで聞き込み、
 数歩歩くと、携帯に着信。
 見つかったらしく、土産物屋にダッシュ。

 チョコの詰め合わせが120ルピー(240円)と言われ、
 安い!と、即買い。
 その他にもめぼしいモノを買いあさり、
 1000ルピーかからずに、土産終了。
 まあ、後は空港にてカードで買えばいいや。

 で、お待ちかね。ホテルでディナー。
 ホテルは近いんですか?
 と聞くと、オートリクシャーを手配。
 流石に体調が悪いと言うことに気付いてくれた模様。
 ホテル到着。
 支払いは、まあ、俺だよな。
 っていうか、このお金は、
 ガイドさんの金でもあるんですがね(ククク……)。

 ホテルに入ると、
 そんな予約は受けていないとの答え。
 なんでも、
 行くべきホテルは、ラージパレスホテル。
 このホテルは、ラージマハルパレスホテル。
 微妙に違う。
 確認を取ると、やっぱり違ったらしい。
 で、先ほどまで俺たちを乗せていた運転手が来るからと、
 ホテルの入り口で待つことに。

 辛いなあ……。
 と思い、椅子に座っていると、
 そのホテルのガードマンが、
 座布団付きパイプ椅子を出してきた。
 今の椅子の方が良いんだけどなあと思うが、
 コッチに座れと言われ座ることに。
 と、その椅子にガイドさんが座る。

 ……なんだったんだろう。
 アレは。

 流石に体調がかなり厳しくなり、
 もう、ダメだと思ったとき、
 ガイドさんが、薬を差しだした。
 今まで、何回かガイドさんに薬はいかがですか?
 と言われたが、
 危ない薬なんじゃないかと、拒否していたが……
 こうなったら仕方ない。
 飲もう。
 と、薬を貰う。

 ガイドさんが、ガードマンに水を要求していたが、
 どうみても危ない水だったので、
 水を使わずに飲む。

 ガイドさんが、水を使わないで飲むと、
 薬が良く溶けないと言ってきたので、
 俺は大学で化学を専門にやってきた。
 そんな理屈はない。OKだ。
 と言う旨を伝える。
 まあ、大学で化学なんてやってないんですけどね。

 その後、インドトークにはなを咲かせていると、
 薬が効いて来たのか、
 大分、楽になる。

 と、(1時間くらい経って)車もやってくる。

 ガードマンにお礼を言い、
 いざ、ラージパレスへ。

 と、30分ほどで到着。
 意外と遠いのね。


飯を食うためダケの、豪華なホテル


 到着後も何か、悶着していたが、
 何とか食事にありつく。
 ビールを貰ったら、ビールは風邪に良くないと
 ガイドに言われるが、
 知るか、俺はビールが飲みたいんだ。とビールを飲む。
 と、給仕が、ブランデーのお湯割りだと体も温まって
 風邪なんて治るぜ。と言うので、ちょっと興味もあったし、
 ブランデーなんて普段飲まないけど、
 やってみることにする。

 あら不思議。
 スゴクからだが暖まる。

 ところで、料理ですが、
 まあ、普通でした(笑)。

 いや、そんなにスゴク美味いモノが出るわけで無し。
 あ。一つだけ、
 スープが出たのが嬉しかったなあ。
 このとき気付いたんですけど、
 インドって、スープ無いんですよね。
 喉も痛かったし。
 スープ好きだし。
 美味しかったなあ。

 でも、肝心の料理は、
 皿の上に、ちょっとずつ料理を盛っていくだけというモノ。
 それも、ガイドさんは、ベジ(肉食わない派)なのに、
 ガイドさんの皿にも肉を乗っけていって、
 ガイドさんは結構不快そうな顔をしていて。
 コレは酷いなと、ちょっと思いました。


こんな感じでちょっとずつ食事が盛られていく。
味は、まあ、普通(笑)。


 まあ、日本だったら1000円のバイキングレベルの味ですね。
 幾らだったのかは知らないですが。

 と、若干不快になりながらも、
 ビール代(何故かガイドさんの分も含む)2杯分と、
 ブランデー1杯分で、900ルピー(約1800円)というのに、
 ちょっと驚愕し、
 ホテルに戻り、
 ガイドさんからもう一錠貰った薬を飲み、
 暗い闇の中に
 落ちていくのでありました。

 次回、最終回、
 無事、日本に戻ってくることは出来るのか!?


 2010 /11 /17
・すんません
第七話 YOLY 〜THE LAST MESSAGE〜は、まだでしょうか?


 海猿か。

 すみません。
 体調を崩してしまって、
 まだ、書き上がってません……
 ……しばしのお待ちを……。

私、他人の旅行記なんて全然、全く興味無いんですよ。
でもね、YOLYさんね。

アンタの旅行記おもしろいよ。なんかね読ませる文章だぜ。


 ああ、ありがとうございます。

 早めに最終回も書き上げます……。


 2010 /11 /18
・お待たせしました
YOLYさん、
首を長くしてまっていますので、
身体直して、壮絶なLASTを書きあげてください!!
待ってますんッ!!


 遂に最終回です。

 インドで、私は何を手に入れたのか。

 そして、――

 さよなら、インド。

・最終話 7,8日目
 何か……鳴っている。
 重い頭を揺さぶりながら、
 鳴っている電話を取ると、
 モーニングコール。
 頼んでいないので、ガイドさんが勝手に頼んだのだろう。
 余計なことを(笑)。

 とはいえ、今日は、デリーに移動して(移動時間6時間とのこと)、
 デリー見学もしなくてはいけないので、
 急がないと。

 そして何より、
 今日は、インド最終日。

 着替えを済ませ朝食を取る。
 大分良くなったとはいえ、
 まだ喉が痛い。

 外人向けのホテルなのか、
 100%洋食のビュッフェ(とはいえ、牛・豚肉はない)
 だったので、ゆっくりと堪能。

 スパイスも今日が最後となるとちょっと恋しくなるなあ。

 朝食を済ませると、
 すでにガイドさん到着。

 車を待っている間、ホテルの新聞を読むと、
 オバマはん、インドにやってくる(意訳)の文字。
 そういえば、テレビ回すと、オバマばっかり映ってたなあ。
 と思う。

 車に乗り込み、

 ガイドブックに載っているラッシー屋に行きたいと、
 我儘を言ってみると、
 通り道なのでOKとのこと。
 ガイドブックを見せると、ガイドブック欲しいなあ。
 日本では使わないですよね。みたいなことを言われる。
 が、とりあえず無視してラッシー屋へ。
 最後なので、運転手さんにも奢ってあげよう。
 と思っていたのだが、
 こちらが何も言わずに、意図を組んでくれて、
 しっかり、大3つ頼まれる。
 まあ、この金は君の金だから良いけどね。
 と思うことで、精神の安定を図る。
 一杯飲んだらスゴク美味かったので、
 もう一杯飲むことにする。
 この一杯は車で飲もうかと思ったら、
 そのカップ(カップは素焼きのコップで、
 飲んだら、ゴミ箱に捨てるタイプ)を
 捨てるところがないから、ダメと言われる。
 えー。昨日のバナナの皮みたいに、
 道ばたに捨てるのはNGなのか?
 っていうか、ゴミ箱くらいどこかにあるだろう?
 と思うのだが、そう言うモノらしい。
 倫理観が解らず、
 急いで飲み干す。お腹たぽんたぽん。

 で、風の宮殿へ。
 ここは、中が綺麗だというが、
 外観を写真に収めてスルー。
 まあ、ガイドブックを見たら、
 まだオープンする時間じゃなかったし、
 日程表にも、<見学>ではなく、
 <下車>と書いてあったので、
 そんなものか……と、思うことにする。


風の宮殿。中は綺麗らしいので見たかった。



前日の夜に撮った風の宮殿。綺麗。


 で、昨日も来たアンベール城に移動。
 ゾウさんに乗るために行列。

 立ってるの辛いなあ。
 でも、ゾウさんはもっと好きです。の精神でがんばる。

 立っていると、
 ターバンを売りつけてくる男有り。
 会社の人におみやげで、
 ターバン買って行ってやるかと思って、
 話を聞くと、2000ルピー(約4000円)とのこと。

 どうですか?
 と、ニコニコ顔のガイドさん。
 いやあ、払っても良いけど、
 お前のチップ無くなるぞ(笑)と思いつつ、
 今の現金チェック。

 5000ルピーから、
 おみやげ600ルピー
 食事で900ルピー
 ラッシー代100ルピー
 なので、3400ルピー(約6800円)ですね。
 2000ルピーはガイドさんに渡して、
 200ルピーは運転手に渡す予定なので、
 使えるのは1200ルピーな訳です。

 で、ニヤニヤしていたら、
 どんどん値段が下がって、
 最終的には400ルピーになったので、
 まあ、それなら良いかと購入。
 でも、もっと安くできたと思う(笑)。
 というわけで、残り800ルピー。

 ゾウの乗り場には、
 チップは渡さないでください(英語)の文字。

 ガイドさんによると、20〜30ルピー払ってくださいとのこと。
 どっちなんだ(汗)。
 というわけで、ゾウの上で、
 チップを要求されたので、30ルピー渡そうとしたら、
 100ルピー要求される。
 もう無茶苦茶だな、この国。
 後ろに、No Tipsって書いてあるしな(笑)。

 100ルピー渡し、残り700ルピー。
 つっても、この先買うもの無いんだけどな。


ゾウ。足下はウンコだらけ。


 車に乗り込むと、デリーまで6時間と言われる。
 やっぱり、無茶だよなあ。
 このツアー。

 喉が痛いので、アメが欲しいと言うと、
 まだ、朝早いから、アメ屋は開いていないと言う。
 車はどんどん郊外へ。

 1時間ほどガマンし、どんなアメでも良いので、
 ああいう、水とかお菓子を売っている店では、
 アメは売っていないのか?
 と聞くも、はっきりしない返事。

 無理矢理止まらせて、
 店員に聞いてもらうと、アメはないとの答え。
 と、目の前のボトルにアメっぽいモノがつまっているのに気付く。
 これは、アメじゃないのか?とガイドに聞くと、
 このアメは喉に良くないとの答え。
 そんなのどっちでも良いから、アメをくれ!
 と、10個飴を購入。10個で10ルピー(20円)。
 安すぎる……。

 包装とか安っぽかったけど、
 それでも、1個2円は凄いよなあ。

 アメ要る?と聞いたら、ガイドも、運転手も拒否。
 よほどヤバイアメなのか……何かあるのか?
 と思いながらもアメを舐め、ご機嫌。

 と、そこに、ガイドさんがビールを買ってくれる。
 めずらしく、奢りだ。
 最後だから、飲みましょうとのこと。
 くう。泣かせるじゃネエか。
 おつまみに食べたピーナッツが美味しかったので、
 値段を聞くと5ルピー(約10円)。
 コレをおみやげに買いたいと伝えるとOKとのこと。

 ビール瓶は、相変わらず路上に捨てる。
 大丈夫かあ……と思ったり、
 やっぱり、ラッシーの容器は
 道ばたに捨てても良かったんじゃないか? と思ったり。

 3時間ほど車を走らせ、
 昼食。
 最後のスパイシーご飯。
 最後かと思うと、ちょっと哀しくなる。

 体調の所為もあり、半分ほど残す。


最後の晩餐
インド飯


 旅行当初、
 ガイドさんに、アンケートを渡されていたので、
 ガイドさんのことを褒めまくって、渡す。
 が、ガイドさん目の前で読むモノだから、
 悪く書いて無くて良かったなあと思う(笑)。

 飯屋に、ホールズが売っていたので、
 購入。コレは、高いですよねとガイドさん。
 確かに、8個で60ルピー(約120円)。
 一個15円と、さっきのアメの15倍する値段だ。

 そこから、2時間ほど車を走らせ、
 遂にデリーに到着。


さて問題です。
高速道路の路側には、この様なコの字型のコンクリが置いてあります。
工事の途中なのかも知れませんが、
インドの人はコレをある事に利用しています。
なんでしょう?


 やっぱり、デリーには牛が少ないなあとか思いつつ、
 クトゥプ・ミナールへ。


それでは正解です。答えは、トイレでした。
あのコの字の内側には、黒い塊がよく見られます。
……凄いよな、インド。
※写真は、トイレとは全く関係ありません。



壊れてるのか壊してるのか解らない建物。
そりゃ、まあ、崩れるよな。


 そして、遂に最後の観光地。
 フマユーン廟へ。

 タージマハルを作った王は、
 このフマユーン廟をモデルにして、
 タージマハルへ移動したという。


タージマハルのモデルになったらしい。
確かに綺麗。イスラム教の六芒星が映える。


 さっきのアンケートに、電車の遅れなどの所為で
 駆け足での観光だったのが残念だった。
 と書いたからなのか。
 最後の観光地だからなのか、
 ガイドさんが、ゆっくりと観光しましょうと言い出す。

 すぐそこに出口があるのに、
 ちょっと遠回りして、外に出る。


もうすぐ終わる。
子供たちに手を振られ、もうすぐ、終わる。


 終わっちゃいましたね。と、私。
 終わっちゃいましたね。と、ガイドさん。

 夕暮れが迫っている。

 今日が、終わる。

 インドが、終わる。

 ガイドさんと二度と会うことはないだろう。
 それは、死んだのと同じだ。
 運転手さんとも、
 そして、窓の外で、女の子だというのにヒゲを書いて、
 面白い顔をして、芸をして、お金を貰おうとする少女も、
 俺から3000ルピーせしめたあの子も。
 あのマッサージのおじさんも。
 二度と、会うことはないだろう。

 楽しかったか?
 楽しかったさ。

 哀しいのか?
 多分。


夕暮れ。


 夕陽を眺めていると、
 ガイドさんが、これ、私の連絡先です。
 メール下さい。と、
 メールアドレスを渡してきた。

 なんだよ。
 こんなの貰ったら。
 泣いちゃうじゃないかよ。

 汗をぬぐう振りをして、
 涙をぬぐう。


 寂しいな。


 ありがとう。
 ガイドさん。

 俺はそう思うと、インドを旅立った……

 ……とまあ、こうなると良いなあという、事を思っていたのですが、
 その10分後、そこにはガイドさんと言い争いをするYOLYの姿が。

 俺が欲しいって言ったのは、このお菓子なんだから、
 この菓子を買ってくれ。
 いや、この菓子は、中身は同じだ。
 だとしても、こっちの5袋は違う菓子じゃないか。
 それに、同じとは思えない。
 そう言うことだ?
 とりあえず、開けて食ってみろ。
 ああ、食ってやる。……同じじゃないか。ごめんなさい。

 軽い口げんかをした後、
 俺の謝りで口げんかが終わるという、
 なんか、インドっぽいなあ(そうか?)
 と思いながら、空港に到着。

 写真を撮ろうとして、今度は、ガイドさんに怒られる。
 初日のことが懐かしい。


インド、最後の一枚


 運転手さんにチップとして200渡すと、
 ちょっと不服そうな顔をされる。
 あれ? 多めに渡したはずなのに?
 ガイドさんが何か言うと、納得した様子で消え去る。

 なんだよ。
 チップって、どれくらいがいいんだよ。
 最初から書いてくれよ。

 ガイドさんとの別れ。
 今まで楽しかった。
 ココでお別れですね。
 と言うと、ガイドさんが言いよどむ。
 なんだ?
 感動しているのか?
 と思うと、チップが欲しいらしい。
 勿論やるよ。
 そのためにお金は取っておいたんだ。
 と、持ち金全て(2500ルピーくらい)を渡す。

 こんなに貰えないです。
 と言うが、まあ、本当に最初に貰った紙書いてあった額より、
 ちょっと多いくらいだったし、
 そんな少額を再両替するのも面倒くさいし、
 全部やる。と無理を言って渡す。
 でも……空港で使うお金が無くなるんじゃ……
 と言って、少し返してきた。
 幾ら返してきたのか?
 とちょっとみると、25ルピー。
 スクネーよ。
 そんなんじゃ、空港じゃ何も買えないよ。
 空港では、日本円が使えるかも知れないし、
 ダメならカードで買うから、いいよいいよ。と言って、渡す。

 で、これ、プレゼント。
 と、持っていたガイドブックをあげる。
 ガイドブックは2つもっていて、
 まあ、微妙に使えない方だし、
 でも、喜んでくれるだろうと、渡す。

 パラパラめくり、どうやら喜んで貰えたようだ。
 空港内にはガイドさんは入れないからと、
 チケットを無事交換できたら、
 外に見せてください。と言われる。

 OK。了解した。
 今まで、本当にありがとう。

 すがすがしい気分で、私は空港に入る……

 ……あのー。

 ガイドさんが何か言う。
 どうしました?
 あのー。日本に戻っても、
 そっちのガイドブックは使わないと思うんですよ。
 貰えませんか……。

 くくくく。ははははは。
 インドらしいや。
 笑い出しそうなのをこらえながら、
 いやあ、これは、友人のガイドブック何ですよ。
 と言い、流石に渡さずに空港に入る。

 チケットを交換し、ガイドと、本当に最後の別れ。

 飛行機出発まで3時間どうしようかなあ。
 とりあえずチェックインして、考えるか。
 とチェックイン。

 当然日本円は使えないから、
 カードでちょっとしたおみやげなどを購入。
 ビールを買おうと思ったのだが、
 ビールは何処にも売っていない。何故!?
 ワインやヘネシーは売っているが、
 インドじゃなくても買えるし……。
 小腹が減ったので、
 マクドナルドでカードが使えないか聞くと、NG。
 まあ、当然か。
 でも、空港ならつかえていいんじゃねーの?
 と思って、ふらついているとビール発見。
 290ルピーの表記。
 裏を見る。50ルピーの表記。
 たけー。
 空港だからって、6倍かよ。
 と思いつつ、その店はカードOKだったので、
 カードでビールとパイを食う。
 こんなことならドル持ってくるんだったな。

 飛行機の乗車時間に近くなったので
 飛行機乗り場に行くと、45分遅れとの表記。
 ……インドらしいや(笑)。
 まあ、3時間遅れることはないだろう。

 と、先日一緒になった大学生2人組(男)と出合う。
 彼らも同じ飛行機とのこと。

 色々話を聞くと、色々解った。

 昨日の夜も一昨日の夜も、ショーなんて見に行ってないと言うこと。
 やっぱり、ウチのガイドさんは、そっちの女子3人組とは話してないと言うこと。
 向こうのガイドさんは、むしろ奢ってくれたと言うこと。
 向こうのガイドさんはチップをなかなか受け取らなかったと言うこと。
 # ここら辺の違いは、
 # 多分、向こうのガイドさんはちゃんとしたお金を貰っているガイドさんで、
 # こちらのガイドさんは、学生がボランティアで遣っているガイドというのもあると思う。
 初日、フマユーン廟に行こうとしたら、オバマが来ているので、
 入れないと言われ、今日は時間がないから入れないと言われた。
 入れた俺が羨ましいと言うこと。
 個人ガイドじゃないから、おみやげ屋には寄って貰えなかったと言うこと。
 風の宮殿はどちらにせよ入れなかったと言うこと。

 まあ、どちらもどちらだな。
 と思い、やっと到着した飛行機に乗り込み、
 日本に帰る。

 ところで、寝ているときに、
 異常な吐き気に襲われて、
 スゴク苦しくなったんだが……まあ、無事に日本に到着。

 日本に帰ったら日本食が楽しみ。
 と思っていたにもかかわらず、
 何となく、頼んだ料理が、
 カツカレーで、
 何でインドから帰ってきてカレー食ってるんだ。
 と面白くなる。

 ちなみに、ガイドさんには、即座にメールしたが、
 一週間経った今現在、
 返事は帰ってこないという……。

 ……だったら渡すなーーーー。
 くくくく。はははは。
 まあ、それも、
 インドっぽいなあと、思うのでした。

 おわり。



 2010 /11 /19
・ギャップ
YOLYさんん、楽しく拝見させていただきました。
YOLYさん、そんなにお金渡したら、
日本人舐められるじゃないっすかっ!!(笑)
Japanesis real nuzumikozouって思われちゃいますよ。
インドって、IT大国だのなんだの
もう少し発展しているイメージがありましたが、
ゴミをポイ捨てしたり、金せびったり・・・投資するの辞めます。

YOLYさん、これからの日記も楽しみにしてます。
たのしかったです♪


 ありがとうございます。
 でも、インドを悪く思うのはちょっと違うかな
 とも思います。

 金をせびると言うよりは、
 お前の金は俺の物、俺の金はみんなの物
 という考え方なんですよね。

 ゴミをポイ捨てだって、
 日本も数十年前はそうだったわけで。

 文化の違いでしょう。
 日本は、そこで公害とか起きて直すようになったわけですが。

 あと、英語とローマ字が無茶苦茶ですよ……。

インドって、色んな意味で素直な国なのですねぇ。
個人的には、フタリジンが気に入りました。

吐き気はインド人も拒否する飴のせいでしょうか。

次のインドはいつですか!?


 フタリジンは、未だに良く解りません。
 二人ではないんですよね。フタリジン。

 吐き気の原因が飴かと指摘されて、
 ちょっと納得行きました(笑)。

 インドはしばらく行かないかなあ。
 次は、華やかな国がいいなあ。
 一人はさびしいから人数欲しいなあ。


 2010 /11 /20
・インディアン
 バックトゥーザフューチャーのBDが出たので、
 何か、買ってしまった。
 実は初見。

 面白いですね。

 インディアンが、ネイティブアメリカンて訳されてて、
 若干違和感。昔から?って、吹き替え版見れば解るのかな。
 だって、英語ではっきりインディアンて言ってるのにさ。

インドを悪く言ってすみませんでした・・・


 解ればよろしい(笑)

 というか、良く書いてますけど、
 ボクの文はボクの主観でしかないので、
 ボクの都合の良いようにしか書いてませんからね。

 さらに言えば、滑稽に見えるように書いているので、
 ガイドさんが悪く見えるかも知れませんが、
 個人的にはいい人で、当たりだったと思っています。
 じゃなければ、インドの夕陽見て泣かねーですよ。

 一応、ガイドさんの名誉のために。


 2010 /11 /21
・吹き替えは
 インディアンだった。

・セルゲームのテーマ
 来週あたりかな。流れるのは。

・BTTF
マーティー?マーフィー?の母ちゃんがキレイな女優さんでした。


 マーティ・マクフライですね。
 母ちゃんは綺麗ですね。


 2010 /11 /22
・SPEC
YOLYさん、SPECなんですが、平凡脳な私には訳がわかりません・・・
戸田エリカの変顔のみが楽しみになってきてしまっています。


 SPECは面白いですけどね。
 推理スタイルなのが……。

 千里眼は出来ないけど、耳がすごく良いなら出来る。
 と聞いて、なるほど。
 と思った翌週に、サイコキネシスで殺人ですからね。

 サイコキネシス出てきちゃうと、
 もう、なんでもありだからなあ……。

 戸田エリカの変顔は、ボクも興奮してます。
 って、興奮するな。あうち。


 2010 /11 /23
・中出し
広末妊娠。。。。
結局、そうゆうことだったんですねぇー♪


 いやあ、でも、2回中出し結婚するって凄いよなあ。
 元アイドルなのに。
 反省しないんですかね。
 いや、別に反省することと思ってないのか。
 前回、ギャラとか激減したんじゃないのかな。
 してないのかな。

 でも、2回って過去に類を見ないんじゃないかな。
 居るのかな。
 むしろ、3、4回とギネスを目指すつもりでがんばって貰いたいものです。

・ぱやお
トットローットトロー♪の脳髄〜


 ふ……不覚にも笑ってしまった。
 こんなんで……。


 2010 /11 /24
・キャパシティ
将軍様は何がしたいんでしょうね。
あんまり調子に乗ると、レティクル座行超特急に息子共々乗せちゃうぞ。

キャハ。


 キャハっていうのが、
 何か、怖い俺の記憶を呼び覚ましてきそうで、
 なんだこれ? と思い、無理やり記憶の真夏の扉をこじ開けたら。
 小阪由佳のブログでよくつかわれていることを思い出した。

 ああ、確かに怖いな。

 小阪由佳とは。
 アイドルやってて、可愛かったんだけど、
 急にアイドルやめて、
 激太りしてやばい感じになって、
 ブログの文章もやばい感じになっちゃった人。

 アイドル時代は本当にかわいかったんだけどなあ……。

・紅白
 まあ、出ないだろうけどさ……。
 ちょっとだけ、出てほしかったような気がしなくもない。

 最近NHKにも呼ばれてないしなあ……。


 2010 /11 /26
・忘れてた
 仕事にかまけて、これの更新忘れてた。

 なんか、最近、ダメなんですよねー。

YOLYさんの、日記で小阪由佳が気になってブログ見に行っちゃいました。
・・・やばしです。。
なぜ、あんなにかわいい子が、こんな事に


 芸能界といふのは、かくも恐ろしいものなのですよ。

さて。
明日のライブの為に、午後もがんばるか。


 ああ、明日ライヴか(やるきねーな(笑))。
 なんか、いろんな人に会うんですよね。
 飲みにも行くので、ライヴレポはないかもしれません。


 2010 /11 /28
・ライヴ
 ライヴの後、飲みに誘われて、
 飲んだら、酔っぱらいまくって、
 カラオケ行って終電逃して、
 タクシーで帰ってきて、ヘロヘロでやんす。

 なんか、モデルさんとか居たような気もするが……

 アレは夢か……?

 ん?
 メールが来てる。

YOLYさん。
昨日打ち上げ?で同席させていただいたバイキンマンのおっさんです。
楽しかったですねぇ。カラオケは行かれましたか?
まなちゃんのブログ忘れないように →http://ameblo.jp/mana-inaba/ です。


 ああ、どうやら本当に居たらしい。

 頭痛い……。

セトリありがとうございます!

『なまけもの〜ヌルヌル〜』がよかったですね(笑)
12日も楽しみです〜


 どうも、ありがとうございます。

 なまけもの〜ヌルヌルと、
 ジプシー貴公子は次回アルバムに本当に入っていそうで怖い(笑)

・でるものちゃんねー
なんだか、モデルさんとかいる飲み会に行かれるんなんて
YOLYさん、業界人見たいですね♪


 まあ、なんていうか?
 業界人?みたいな?

 今気付いたけど、俺のイメージしている業界人て、
 とんねるずだな。


 2010 /11 /30
・お腹が痛い
 昨日から、お腹が痛いです。

 土曜日に、24時間何も入っていない胃袋に
 ワインとビールを流し込み、弱った胃腸に、
 日曜日、ホルモン焼きを大量にぶち込んだら
 お腹が痛くなりました。

 こう言うの自業自得っていうんでしょうね。

マンモスのりピーは、どうするんですかね?
印税が大量に入り、仕事が順調になったら、
またお金が沢山手に入ったら手出しちゃうんじゃないでしょうか?
まさに、マーシーの法則
まぁ、あくまでも、「〜たら」「〜れば」の話です


 まあ、そんなことより、
 俺は今、マンモスげりピーなんですよ。

 あ。酒井法子?
 ぶっちゃけどーでもいいです(笑)。

・ダンガンロンパ
 クリアしましたー。

 っていうか、買ったことも書いてなかった気もしますが、

 ダンガンロンパ。面白かったです。

 俺が気に入った女の子が、
 殺される上に、×××だったり、と、
 かなり鬱な展開もありましたが、

 最後は、なんか、いい感じの終わり方でした。

 まあ、推理とかゆっくりやらせてほしいな。
 とは、ちょっと思いましたが。

 分岐もないし……

 周回プレイしないと
 スキルが集まらないのは面倒くさい……。

 まあ、愚痴が出るってことは、
 それ以上に面白かったってことなんですけどね。


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