復活日記
written by YOLY
生まれ変わって、虫になって。

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 2006 /2 /1
・こんにちは、仕事
 ハローワークに行く。

 なんでも失業保険の給付には説明会を受けなければならないとの事。
 めんどうくさあああああい。

 輪を掛けて窓の外は雨。

 めんどうくさあああああい。

 雨の中はローワークに向うと、
 道中、偶然、知り合いに会う。

 2年前のクリスマスイヴに結婚した女の子で、
 実に3年ぶりくらいに出会う。
 だんなも一緒にいたが、どこと無く前の彼氏に似てる……が……。

 彼女の彼氏は3人ほど知っているのだが、
 うーん……。

 ……まあ、結婚は見た目じゃないよね。

 適当に話をして分かれる。

 ハローワークでは、
 就職活動の仕方とか、失業手当のもらい方とかを延々聞かされる。

 就職決まっているし、どちらにしろハローワークで職探す気は無いので、
 すごくだるい。

 しかし、80人ほど説明会に参加していたのだが、
 この説明会って毎日やっているんだよなあ……。

 毎日それだけ失業者が居るってことか。

 半分寝ながら講義を終え、
 ハローワークを出ると豪雨。

 この中帰るのか。
 面倒ついでだと、
 近所にできたジムに申し込みに行こうと、ジムへ向う。

 できたと言ってもオープンは4月から。
 先行申し込みをすれば永年2100円/月安くなると言うし、
 入会費等もタダになると言うのでいく。

 まあ、多分その手のキャンペーンは月一でやると思うけどね。

 今まで行ってたジムはお風呂が無くて、
 ジャグジーはあったんだけど、水着着用必須だったのね。

 で、今度のジムはお風呂がある。
 でも、プールが無い。
 でも、割り引き使って大体6000円/月程安い。

 プールはまあ、そんなに利用しなかったし、
 夏になったら海に行くからいいかと、
 申し込むことにした。

 申し込もうとすると、カードを作れと言われる。
 何でジムってやつはカードを作らせるんだろうねえ。

 もう、コレでカード三枚目だよ。
 と思いつつも、カード申込書を記入。

 ……と。

 そうか、ああ、
 どうすんだ、これ。

 お勤め先

 あのー勤めてないんですけど。
 というと、怪訝な顔をされた。

 3月から勤めるんですけど。

 というと、その会社名を書いてほしいと。

 でも、今内定二個出てて、どっちに行こうか迷っていると。
 (一個出てないけど、説明が面倒だからこう言った)

 かなり怪訝そうな顔をされ、
 じゃあ、それ以外の資料は今日作成しますから、
 それが決まったら又来てくださいといわれる。

 資料を作成して、
 写真撮影。

 しまった。ひげそってないは寝癖だわ。

 そんな状態でハローワーク行くのもどうかと思いますけどね。

 しかし、無職には厳しい世の中だわア。


 2006 /2 /2
・届いた
 ノートパソコンが届きました。

 

 vaio type Tオーナーメードモデルです。

 いじっていじっていじり倒してます。

 LANがつながらなかったり、
 共有がうまくいかなかったりしたものの、
 さすが俺。
 うまくつながって快適空間です。

 薄いです。
 ニンテンドーDSより薄いです。

 重いです。
 かなり軽いはずなんですが、
 それでもやっぱり重いですね。
 ああ、動作が、ではなく、質量が。

 今回はノートから日記を書いています。
 まあ、別にだから何だって感じでしょうけど。

 ああ、楽しいなあ。このおもちゃ。

 相当金がかかっているのは内緒です。

 ……無職なのに。


 2006 /2 /3
・なーにやってるんだか。
 ※今回の話は、完全フィクションです。
  Yolyの脳内でのみ起こった話です。

  又、非常にこう、アレなんで57歳未満の閲覧を禁じます

 いいですか?

 書いちゃいますよ。

 えっと、ですね。
 どこから書きましょうか。

 あ、まあ、あのフィクションなんで。

 この法治国家日本で、そんな犯罪が行われているわけありませんから。

 もう一度書きます。フィクションです


 固有名詞及び、地名等は実在のなんたらかんたら、関係ありません。

 裏ビデオ(DVD)を買いました。

 あ、まあ、だから、フィクションですよフィクション。
 仮にね。仮に。

 今日ね、面接だったんですよ。
 最後の。

 ここに受かってて、条件がよければここにいくし、
 落ちた場合は、前に受かったところに行くので、
 本当に最後の面接なわけです。

 で、面接が終わった後に、
 明日フットサルの試合があると言うので、
 どうやら脛当てを買わないといけないらしいのですね。

 で、買ったわけですよ。

 その後、ふらふらと新宿を彷徨ってたら、
 ピンク色の妖精が僕に語りかけてくるんですよ。

 エ・ロ・ス

 エ・ロ・ス


 エ・ロ・ス



 エ・ロ・ス





 エ・ロ・ス





 エ・ロ・ス!!!!

 気付いたら、エロDVD屋にいたんですよ。
 きっと、キャトルミューティレーションってやつでしょう。
 どこかに、インプリンティングされているに違いありません。

 でも、なんかこう、いまひとつ燃え(萌え)無いんですよね。

 お金を出すからには、こう、ね。

 分かりますか?

 あと、

 ついてきてますか?

 仕方ないんで、2・3軒はしごして。

 なんか、ふらふらっと、入った店がすごく狭い部屋に、
 何か聞いたことも無いようなメーカのDVDが並んでいるエロDVD屋だったんですね。

 あー。こういうところは違うなと思って、出ようとすると、
 怪しい男が近づいてきて、

「ここには、表しかないんで、行きましょうか」

 と耳打ちされる。


 しまった。

 断ったら殺される

 まてよ?裏?

 ……それは、ありかも。

 と、思ったとか思ってないとか。
 店を出て、その兄ちゃんに連れられるまま移動。

 このまま、どこかへ走って逃げちゃおうかなと思いながら、
 ついて行くわけですよ。

「で、何歳がいいの?

 急にそんなことを聞かれ戸惑う私。
 どうやら、女優の年齢を聞いているみたいです。

 ……何歳からあるんだ?

 と、おもいつつも、「あ、ああ、普通で

 案内されたのは、喫茶店

 え?と思っていると、喫茶店の奥の階段へスタスタ。
 二階が会議室になっていて、そこの中で販売は行われている模様。

 ドアを開けると、大きなテーブルに、30冊位のファイル。
 テーブルには3人の男と、入口に1人の男。

「好きなのを選んで、そこの人に言ってください」

 入口に居る男を指差す兄さん。
 そのまま、又、新宿の街へと消えていった。

 ……さて。

 目の前には大量の女性器もろだしの写真集。

 いくらくらいなんだろうと思って横を見ると、

 3枚7000円

 高いのか安いのか良くわかんねえなあ。

 普通のDVD買うとしたらまあ、安いけど、
 こう、ねえ、××から×××しちゃえばタダで手に入ると言えば
 タダで手に……。

 ばら売りはしてないのかと聞いてみると、
 1枚3000円とのこと。

 とりあえず、買わなければ殺される
 と思ったか、あー、まんこみてえ。
 と思ったか、

 たぶん前者だと思うのですが、
 お気に入りの女優を見つけたのでそれを買うことに。

 ファイルに書いてある番号を告げると、
 携帯電話でどこかしらに連絡。

 10分後、見事それを焼いたDVD-Rが僕の元に届きました。


 しかし、DVD-R一枚3000円とはいい商売だよなあ。
 ネットで裏ビデオ通販している会社もあるけど、
 そこは一枚500円位だって言うのに(さすがに家バレが怖くて買えません)。
 あと、料金表には45枚50000円まで書かれていたが、
 買う人いるのか45枚。

 僕の前に居た人は10枚くらい買っていましたけど。

 ……とまあ、コレが僕の脳内で考えた、裏ビデオ屋の仕組みなんですけどね。
 もちろん、完全フィクションですし、

 そのDVDはきちんと捨てましたよ。

 いや、もう、買ったってこともフィクションですし、

 捨てたってことはフィクションですけど。

 しかし、なーにやってるんだか。

・ああああああああああああああああああああ。
 どうしよう……。

 いやあ……。

 あああ、もう。

 ……受かっちゃった。ゲーム会社。

 どうしようかなあ。

 1:某大企業の子会社でプログラマー。
   収入は良いし、終身雇用をうたっている。

 2:ゲーム会社の企画。
   年収は少し下がる。
   月収は大分下がる。(その分ボーナスが多い……はず)
   でも、やりたかった仕事。
   去年社員の半数がリストラされている。

 やりたいことは2なんだけど、
 お金とか未来を考えると1なんだよなあ。

 ああ、ああああああああ。

 どうしようかなあ。

 ↑あんなこと書いている場合じゃねえっツーの。


 2006 /2 /5
・決めました。
 さんざん悩んで、でも結果はわかっていたような気もしますが。

 ゲーム会社に就職します。
 皆さん買ってください。

 もちろんどの会社かは教えませんけど。

 悩みすぎて疲れました。
 明日伝えようと思います。

 そして、今週の金曜には海外一人旅です。

 海外もハワイ以外初めてで、
 一人旅も基本的には初めてです。
 (大学受験の際京都に一人で行ったことはあるけど、
  旅行といえるかどうかよくわからないので)

 あと、チャーリーとチョコレート工場と妖怪大戦争のDVDを買いました。
 裏DVDの話をしたと思えば(妄想だけど)、
 ファンタジーの世界に浸かって。
 どんな人間なんでしょう僕は。

 チャーリーとチョコレート工場は本当におもしろいです。
 レンタルでもいいから見てみてください。
 妖怪大戦争は、少し子供および妖怪好き向けなので、
 妖怪好きにならぜひにという感じでしょうか。

 ああ、とりとめがないですね。
 とりとめがないのはいつもの事です。
 そういうわけで、明日は決戦です。
 いや、まあ、貴社に決めました、貴社には行けなくなりました。
 を伝えるだけなんですけど。

 ダメ元で賃金交渉もしちゃおうかななんて思ってます。
 それが原因でその会社に行けなくなったら、
 やっぱりゲーム会社は止めましたと書くと思いますが、
 そのときはそういうことなので、お察しください。

 さて、もう寝ましょう。グウ。


 2006 /2 /6
・歌詞検索サイト
 無料歌詞検索サイトを見つける。

 きちんと、JASRACに許諾をえているみたいです。

 レンタルしてきたCDの、あの歌詞が分からないというときにも便利だし、

 何より、
 筋肉少女帯が15件
 大槻ケンヂが3件(しかも、仮面ライダー555の挿入歌が!)
 特撮が2件あるのも嬉しい。


・妖(あやかし)
 妖怪大戦争を見たり、
 怪―KWAI―を読んだり、
 京極夏彦原作嗤う伊右衛門の漫画版を読んだり、
 これまた京極夏彦原作、堤幸彦監督
 「続巷説百物語―狐者異(こわい)」のDVDを見たりしています。

 妖怪だらけです。

 京極夏彦の書物に出会わなければここまで妖怪にはまらなかったでしょう。
 もっと言えば、水木しげる先生に出会わなければ、なのですが。

 もともと、水木先生の漫画、特に鬼太郎が好きで。
 妖怪に関する考え方と言うのが漠然とあったわけです。

 妖怪を居るとか居ないとかそういう次元で考えるのはおかしくて、
 あるけど居ない。居ないけどある。そういうものなのだと。
 漠然と思っていたわけです。

 昔の人は無知だから妖怪は居ると信じていた。
 でも科学が発達した今、それを居るとするのはばかげている。
 と言う考え方に反目していたのですね。

 そんなときに京極夏彦の書とであって。
 はじめは、妖怪否定派だと思ってたんですよ。
 推理小説の体裁をとっていますし。
 でも、次第に、僕……というより、水木先生ですね。
 水木先生の考え方に近いと言うか、
 氏も水木信者であると言うことが分かって。

 それではまりましたね。

 来月には鬼太郎のDVD-BOXもでるので(買うので)、
 まだまだ、妖怪バカ天国は続きそうです。

 妖怪にご用心(無理やり、筋少と言うかオーケンの曲に絡めて見た)。

・仕事
 とりあえず、ゲーム会社に意思を伝える。
 ・給料は何とかあと少しあがらないか。
 ・でも、どちらにしろ、入社はする。
 ・保険の関係上3月1日以降の入社にしてほしい。

 入社日と、給与が確定したら又連絡をくれるとのことだが、

 「そんなわがまま言うならいらない」と言われたらどうしよう。

 もうひとつのほうはもう断っちゃったしなア。
 すごく残念そうに「がんばってください」と言われてねえ。
 罵倒してくれたほうが……ああ、胸が痛い。

 しかし、思えばその子会社を紹介してくれなかったら、
 (実際には母体の子会社の子会社の子会社の子会社)
 おそらくそこに行っていただろうなあと言うことを考えると、
 これも運命なのかと思ってしまう。

 結構絶妙な時間チャートなのよね。

日付ゲーム会社一般企業
('05)12/21(金) リクナビのオープンオファーが届く
→応募
('05)12/26(水) 書類選考通過
('05)12/下旬書類発送 
1/11(水) 1次/2次面接
1/16(月) 1次/2次面接通過の連絡
1/17(火)書類選考通過の連絡 
1/18(水) 役員面接
1/19(木) 子会社を紹介
1/25(水)1次面接 
1/26(木) 子会社の役員面接
及び合格通知
1/27(金)1次面接通過の連絡 
2/03(金)2次面接
及び合格通知
 


 って感じですからね。
 1/19の時点で合格だったら、そっちに行ってましたね。
 もしくは、1/25以前に役員面接(及び合格通知)があったら、
 1次面接は受けなかったでしょうね。

 運命か……。

 運命の交差点か……。


 2006 /2 /7
・有名なのかも
 なんだか知らないけど、

 日立空調システムのサイトが、無駄に燃えてます

 間違えました。

 萌えてます。

 おいおい、そっちが間違いだろうって?

 だったら、見に行けばいいじゃない

 ね?萌えてたでしょ?
 2004年からこんな感じみたいですけど、
 有名なんですかね。っていうか、何がしたいんだ日立。

 中には、漫画も連載されていて
 流し読みしたんですけど、
 日立の日の字も出てこないんですけど。

 ……何がしたいんだ日立。

・ああいろいろやっかいだなも。
 今週の金曜日から海外に行くのですが、
 どうやら、一説によると、僕の行くイタリアで、
 今週の金曜日からオリンピックが始まるらしいですね。

 安藤美姫は結構好みなのでもしかしたら会えるかも……。

 ……ローマからトリノは700kmくらいはなれてましたああああ。
 東京から青森くらいあんじゃねえか!!
 無理!!

 と、はしゃいでますが、もしかしたら行けなくなるかもしれないと。

 と、言うのも、いろいろありまして、
 先のゲーム会社に入社日と給与を決めてもらっていまして、
 その連絡が今週中なんですね。
 まあ、そうはいっても今日明日中にくるだろうと、
 昨日、楽観的に思ってたんですけど。

 まだこないですね。

 さすがに入社日確定してない中、
 旅行に行っちゃうのはどうもなあ。
 内定が決まったという書面も書いてもらわなくちゃいけないしなあ。

 うーーむ。

 とりあえず明日連絡がなかったら、
 電話してみようかなあ。
 でもなあ、それでウザいと思われたら嫌だしなあ。

 正直に旅行に行くって言っちゃおうかなあ。
 何でそんな時期に海外旅行行くんだってつっこまれそうだしなあ。

 強行突破か……?


 2006 /2 /8
・こいつは懐かしい。
 懐かしTVマニアックス NHK篇 - goo ブロードバンドナビ -

 gooブロードバンドナビのコンテンツで3月31日まで、NHKの懐かしい番組を、
 鮫肌文殊、中川翔子、松村邦洋の3人がナビゲートするという動画を配信中。

 実際の放送は数十秒くらいしか流れないのだが、
 懐かしい。

 特にはに丸くんは懐かしいなあ。
 NHKのキャラなのに、笑っていいともに出演したんだよなあ。
 はに丸はクリリンだったんだねえ。

 懐かしいわけではないが、

 この、蚊学入門てやつはすごいなあ。

 酒を飲んだ人と飲まない人を蚊帳に入れ、
 500匹のヤブ蚊を放つ!


 500匹って!

 こんなのをNHKは放送していたんですね。
 すごいなあ。
 この番組。(ウルトラアイという番組)
 もっとちゃんと見たいなあ。

・土産
 僥倖日記のMDL氏が土産で
 サッカーのユニフォームを買ってきてほしいというので、
 (子細は2月7日の僥倖日記参照)

 まあ、当たりをつけようと、
 ブッフォン?のユニフォームを売ってそうな店を検索。

 ユニフォーム59ユーロ〜。

 59ユーロ……から……。

 1ユーロ約140円(2006年2月8日現在)だから……。

 8260円!!! 

 無理。

 いや、一人にだけだったらいいんですけど(よくもないですけど)、
 そんなお金あったら家族にいいもの買って帰ります。

 せめて2000円(約15ユーロ)程度の品でよろしくお願いします。

 「ユニフォームでいい」と言っている、
 for Visitorの人もそういうことですから。

 こっちは今現在無職だっつーの。

 (ガイドブックに載っている店だから高いのかもしれません。
  やすかったら買ってきますけど……)

・特撮
伊福部昭氏死去

 ゴジラのテーマ音楽などで有名な
 伊福部昭氏が8日深夜なくなられたとの報。

 又、一つ昭和の特撮の火がなくなったかと思うと悲しい。

 すでにWikipediaが書き換わっているのが、
 本当になくなられたのだと物語っているようで、
 悲しみを増幅させる。

 ご冥福をお祈りいたします。



 2006 /2 /9
・ジュディさんとマリーさん
 ジュディマリのベスト盤『FRESH』完全盤が誕生!

 ジュディマリか懐かしいなあ。
 オールナイトニッポン聞いてたなあ。
 RADIOとcheese"PIZZA"好きだったなあ。
 友人に薦めたら、誰だよって一笑に付されたなあ。
 彼、数年後にはジュディマリ聞いてたなあ。

 と。懐かしくなり、このCD買ってみようかと思ったら、
 cheese"PIZZA"入ってないでやんの。

 でも、The Great Escape(ベスト盤)には入ってるのね。
 あ、でもこっちはミュージックファイターがないや。

 シングルズベストはないのか。

 って、ミュージックファイターは持ってたので、
 The Great Escape買っちゃおうかなあ。
 


・つーわけで、
 The Great Escape買ってきました。

 しかし、これを買った中古CD屋は、わかっててかわかってなくてか、
 今日発売のFRESHを飾り付けた横で、
 cheese"PIZZA"を流してたんですけど。

 上にも書いたように入ってないんですよね。

 しかも、旧FRESHを、980円で売ってるし。
 思わず惹かれたんですけど、cheese"PIZZA"入ってなかったので。

 そのCD屋、ゲームも売っているんですけど、
 ゲームゾーンから時折聞こえる「SIREN2」の環境音が、
 怖いと言うより、気持ち悪い、不快で、

 なんか、流すことによって客を減らす効果になっているんじゃあないかと。
 そんなことを思っちまったんですが。

 どうなのでしょう。

・さて、
 明日には海外に行くわけですけど。
 本当に行っちゃっていいのかなあ。

 結局、昨日その会社に電話して、
 入社日はほぼ決まったから今日の夜メールを送ると言われて、
 一日たつけど何のメールも来ないんですよね。

 まあ、メールだったら向こうでも見られるはずだから……
 本当に見られるのかなあ。

 本当に行っちゃっていいのかなあ。
 まあ、行くけどさあ。

 採用証明書って言うのをもらいたいという話もしていて、
 来てくれとか、郵送してくれとか言われてもできないんですよね。

 もう、連絡来ない方が悪いよなあ……。

 とりあえず、出かけるという旨のメールは出しておくべきか。
 ……ってアドレスが解らないや。
 困ったなあ。

 そういうわけで、
 明日から海外行ってきます。
 朝早いので、寝坊しないようにしないと。

 何とか向こうでもメールできるようにしたいと思っていますので、
 何か用事がある人はメールをください。
 当然ながら、携帯にメールしても、見ることができませんので。
 それでは、次に書くのは海外から……

 もしくは帰ってきてからになります。
 それでは。


 2006 /2 /11
・WRYYYYYYYY!
I'm in Rome's hotel.

This message from the hotel.

This machine can't use Japanese and Kanji.

And...

Sassoku, Borare masita......

Kuwashikuha, Paris de Kakeru to Omoimasu.

See you.

・超ホームシック
※●は、写真です。新しいウインドウが開いて表示されます。

 これが書けていると言うことは作戦成功です。
 作戦というのは、iPodにテキストファイルを保存して、
 ホテルのマシンで開いてコピー&ペーストするという、
 超、強引な作戦です。

 行けるといいな。

 以下は、昨夜泣きながら書いた日記です。

 今日や、明日のことは明後日、パリで書くと思います。
 それでは。

 -------

 えーと、イタリアに着きました。
 現地時間で2月10日23時です。
 ジャパンタイムだと2月11日7時です。

 ローマは怖いねえ。
 いきなりぼられました。

 まあ、おいおい書いて行きます。

 成田を日本時間の9時に出発。
 パリについたのが、13時。
 時差が8時間なので、12時間飛行機に乗っていたことになります。
 パリまではよかったんですよ。
 日本からの飛行機だから、日本語での説明もあるし、スッチーも日本語話してくれます。

 パリからはもう、完全に治外法権ですね。
 治外法権と言う言い方はどうかと思いますけど。

 パリの空港で、とりあえずメールがチェックしたかったんですよ。
 日記にも書いていますが、内定の決まっている会社から何かしら連絡があると困りますし。

 無線LANを試してみたんですが、案の定ダメで。
 (でも、成田だと使えたんだよなあ。不思議)

 公衆インターネットを見つけたんで、やってみようと思ったんですが、
 コインとカードしか受け付けてないんですね。
 持っているのは札のみ。

 こりゃあ困ったなあと、両替機を探すもそんなモノはない。
 ジュースの自販機を見つけ、喜ぶも、札を入れる場所がない。
 仕方なしに、売店で欲しくもないチョコレートを購入。
 何とかコインをゲット。

 コインを投入するも、
 お金を入れてくださいの表示。

 なんだそりゃ。

 なんだか、空港案内のサイトは見られるんですけど、
 ほかのサイトに行けない。
 どうも、ほかのサイトに行くには、カードが必要な様子。

 なんだそりゃ。

 1.5ユーロ投入して、何もできず。
 チョコを含め合計4ユーロくらいの損失。

 ふう……。

 そこからイタリアへの飛行機に乗り換え。
 ここから、日本語は使えず。
 搭乗手続きをしようとすると、横によけられる。
 何か言ってるんだけど、さっぱり解らず。

「Can you speak English?」

 なんだそりゃ?宇多田の歌か?
 ってちがう。それくらいは解る。

 で、「A little」って答えたら何故か爆笑。

 ついでに横にいる客まで笑っているのだが、
 何言ってるかわかんないので、全く悔しくない。

 なんだか、次の飛行機がどうたらといっているようなので、
 あれ?乗る飛行機間違えたか。
 「Next?」というと、大きくうなずかれたので、
 ああ、やっぱり次なのかと思ったら、発券。
 乗る飛行機はやはり間違えてなかった。
 ああ、もうさっぱり訳がわからない。

 搭乗し、席を探すと、隣には可憐な女の子が。
 席に座ろうとするとにこりとほほえみかけてくれる。
 ん?この子は、俺に気があるのか日本人なのか?
 そう思って、話しかけようかなあと、心の中に強く思う。
 何か一個でも日本人だという確固たる証拠さえあれば、
 話しかけようと思うも、

 その後一言も日本語は発せず、
 フライトアテンダントに、イタリア語で話しかけられたときも、
 困りましたねえという表情はしたモノの、無言。
 飲み物のサーヴィスの時は、
 俺が、「ビア」といったつもりが、「コーラ」が出てきているというのに、
 きれいな発音でオレンジジュースというし、
 これが、日本語のオレンジジュースなら、日本人だ!!と決めつけますよ。
 手にクリームを塗りだしたときは、そのクリームのメーカーは……。
 どうやら、欧米製。
 (やっていることはかんぜんにストーカーですね)
 降りるとき、荷物に手が届かなそうだったので手伝ってあげたときも、
 会釈はするモノの、無言。

 結局、彼女が日本人かどうかは、解らぬまま、ローマ到着。

 ローマ到着といっても、
 日本の入り口が成田にあるように、
 ローマからは少し離れているんですね。

 そこからタクシーでローマまでは50ユーロほどかかるらしいので、
 少し怖いけど、電車で行くことにしました。(電車だと9.5ユーロ)



 とはいえ、ローマの中心部にある、テルミナ駅までは電車で行っても、
 そこからホテルまでは結構あります。
 ここは、タクシーを使いましょう。

 おそらく10ユーロもかからないはずです。

 ……本当なら。

 駅前で待っていると、5人くらいに、
「タクシー?タクシー?」とか、「ワ・タ・シ」とか、話かけられましたが、
 徹底無視です。話しかけてくる奴らはボリタクシーだと書いてありました。
 しかし、一人の男がいくら無視してもしつこい。「No,No Thank you」と言っても、
「もう、このあたりにはタクシーこないよ(英語)」とか、
「10ユーロオンリー、オフィシャルタクシー、ノープロブレム」とか、
 話しかけてきます。自分でノープロブレムというやつほど、プロブレムなやつもいません。

 徹底無視。
 ガイドブックに書いてある、正規のタクシーがくるまで待つ。

 と待ってたんですけどなかなか来ず。
 どうしようかなーとうろついていると、又さっきのおじさん。
 の後ろにはどうやら正規のタクシー。
 あれ、じゃあ、本当にこのおじさん正規のタクシー会社の人だったのかな。
 それとも、そういう風に言っているだけか。

 怪しみながら、タクシーに乗車。
 ホテルを見せると、OK,まかせとけ的なメッセージ。
 と同時に、フルアクセル!!
 明らかに地図と逆方向!!
 しまった、遠回りされる!!
 ま、まあ、10ユーロだと言ってたし……

 ってね。
 おれも、お人好しだよなあ。

 相当遠回りしてホテル到着。
 荒っぽい運転、狭い道、飛び出す人など、
 ある意味アトラクションを楽しめたし、
 メータ回してないのは10ユーロだからで……

 運転手、ホテルに着くやボタンを押すとメータが表示される。
 「フォーティーエイト(48ユーロ)」
 ここで、おかしいぞ!おいコラ!と言えばよかったんですが、
 幸せ馬鹿の僕は、「フォー点エイト(4.8)」と言っていると思ってしまったんですね。
 何で、イタリア人が点なんて日本語使うんだよ。
 その上、お馬鹿なことに、ポケットに50ユーロ札しか入ってなかったんです。

 こっちは、4.8ユーロだと思っているから、
 まあ、これでお釣りちょうだい、と、50ユーロ札を出す。

 運転手の手の中でそれが10ユーロ札にすり替わる。

「テンユーロ!テンユーロ!」

 運転手は、おまえ48ユーロだっていっているのに、10ユーロしか払ってねえぞ。
 と、因縁を付けてきてたんですね。
 でも、じつは、まだ、この極楽とんぼは気づいてません。

 50ユーロ札だと、お釣りが大変だから10ユーロ札で払えと言っているのかな?

 なんて思ってます。

 どうも話がかみ合わない。
 そりゃそうだ。
 まさか、2重にぼられようとしているなんて思ってもないわけです。
 1重も気づいてないんです。

 で、は。っと気づいた。
 藤子不二雄A短編集にあった!!
 お金をすり替えて、たりねーぞと言って多くもらう詐欺が。
 それか。今畜生。

 ……ん?
 まてよ。
 10ユーロだと足りないだとおおおおおおおお。

 こ……こいつ、48ユーロ要求してきて、
 その上、すり替え詐欺まではたらこうって言うのか!!
 (ここで気づいた)
 何をするだあああああああ!!

 とりあえず、「50 euro,50 euro, I take you 50 euro(なんか変な言い方)」
 と、言い続けてたら、1.3ユーロくらい返してくれました。
 それで、こう、ホテルの前で、
 ふう、とりあえず勝った……勝ってねえ!!
 と言うことに気づき呆然。

 ローマは本当に怖いところだよ。

 ホテルでくつろぎながら、
 インターネット喫茶を探してとりあえずメールが見たいなあ。
 あと、夕飯食べよう。

 そう思い、ホテルの外へ。
 インターネット喫茶全く見つからず。

 キイイイイイイイ!

 事前にネットで調べたときには、
 結構あちこちにあるみたいなことが書いてあったのに。
 20時(現地時間)だからか?
 結構店も閉まってたしなあ。

 レストランは腐るほどある。
 全部イタリアンなんだよなあ。
 当然なのかもしれないけど。
 外に書いてあったニューに日本語訳がついているレストランに入る。

 ペンネが、ペン風パスタとなっていておもしろかったので、
 (あと、何だったのパスタが、細きしめんと訳されてた)
 まあ、聞いたことあるしと、ペンネ=アラビアータを注文。

 飲み物はいるか、サラダはいるか、水にはガス(炭酸かな?)はいれるか。
 ワインはいるか、などと、いろいろ付けてこようとするので、
 とりあえず、水withoutガスと、赤ワインを注文。
 で、食前にパン登場。もちろん、これにもペイがかかります。
 食事後。「Good?」と聞いてきたので「Very Good」と返す。
 まあ、うまかったけど日本でも食えない味じゃないな。
 で、ティラミスとカプチーノはいらないかと聞いてきたので、
 とりあえずイエスと答えたら、ティラミスがかなりの美味で感激。
 で、うーんいろいろ食べ過ぎちゃったなあ。
 お金結構かかるんだろうなあ。

 ……

 ……

 ……

 ……えっと、お会計ってなんて言うんだ……

 食事後10分くらいぼーっとする。
 何回かウエイターと目があって、お会計を……。
 という、視線を送るが、笑顔を返してくれるだけで、
 何も解っちゃいねえ。

 数回の視線あわせの後、どうやらやっと解ってくれたらしく、
 何かを書くふりをしてきたので、多分それ。と思い、イエスと答える。

 ……

 ……

 ……

 ……

 ……ワインが回ってきて眠いよおおお。まだあ。

 は。まさか……ローマだけに、終わりがないのが終わり(ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム)……。

 と、思って思って思い切った頃に、会計。

 パン 1.55ユーロ
 クラッカー(今、レシート見て気づいた。おいてあったけど食ってないのに……)2.07ユーロ
 ワイン 4.5ユーロ
 ペンネ 6.20ユーロ
 ティラミス 4.65ユーロ
 カプチーノ 2.07ユーロ

 合計 21.04ユーロ(約3,000円)

 高っ!
 一食三千円かよ。
 まあ、これはそれなりにおいしかったからいいけどさあ。

 ああ、そうそう。
 こっちの店って、見送りはしないのね。
 会計したら勝手に帰りやがれっていう。
 お釣りだけ渡されてどうしよう。って思っちゃったもん。

 で、ホテルに帰って、明日にでもフロントでネットカフェの場所でも聞くかと思ったら、
 ロビーから鍵盤を打つ音。
 若い女の子がなにやら必死に書いている。
 ……ん?
 あれ?
 グーグルじゃねえ?

 おお。あんなところに、ネットが。
 この子早くやめないかなあ。
 そう思って10分ほど、その子の後ろをうろうろするもやめる気配がない。
 もしかしたら、このホテルのサーバー管理の人なのか。
 (ロビーではやらないだろうけど)
 フロントで聞いてみたら、
 どうやらお金(30分3ユーロ)を払って使っている模様。

 じゃあ俺も金払うよ。と、札を取り出すと、拒否。
 コイン以外は受け付けませんとのこと。
 うーん。やっぱり欧米の文化はよくわからん。
 ポケットを探ると、ちょうど3ユーロがあったので、
 カードを購入。ここにかかれているシリアルを打ち込むと、使えるようになるのだとか。

 ログイン。
 メールチェック。
 やっぱり、内定先の会社からメール。
 …………来てくれとか、何かを送ってくれとかだったら困るなあと思っていたが、
 特にそういうことはかかれておらず安心。
 返事をか

 ……しまった日本語が使えない。

 いろいろなサイトからコピー&ペーストを使用して
 文章を作成するも、タイムオーバー。

 途中でシャットダウン。

 困ったなあ……。

 やっぱり明日日本語入力可能なネットカフェ探すかなあ。
 と思いながらこの日記を書いているYOLYでした。

 つーか、まだローマついて数時間なのに、書くことおおすぎ。
 明日は一日ローマ散策(予定)。どうなることやら。





 2006 /2 /13
・つかれたー。
 疲れています。
 今、パリに着きました。
 やっと自由にネットが使えます。
 というわけで2日前の日記を書きます。
 つーか、書いてあったモノなんですけどね。
 毎日2日ずれて書いていくはずです。
 時差ってやつですね(違います)。

 あと、超寂しくて、
 メールや書き込みをくれるとすげえうれしいのでください。
 特に俺の友人たち。

 あと、一日目の写真を掲載しました。



 旅行記中この●をクリックすると、
 それに対応した写真が別ウインドウで開きます。

 では。

・ストーカーされた日
 ボンジョーノ!!(イタリア語でこんにちはの意)
 今日(2月11日)は一日中ローマを歩き続けました。
 はっきり言ってくたくたです。くたくたナースです。
 クタラギナースです。プレステスリー。プレスリー。
 今日もよくわからないテンションでお送りする、Yoly's room。
 皆さん付いてきていますか?

 7時半起床。



 ホテルにてビュッフェ形式の食事。
 トムとジェリーに出てくるような、
 穴の開いているチーズって本当にあると言うことを知り、感激。
 薄くスライスされていたけれども。

 ホテルを出て、明日(2月12日)は、ナポリに行こうと決めていたので、
 ナポリまでの切符を予約するため、テルミナ駅へ。

 この、テルミナ駅って言うのが昨日ぼられた駅ですね。
 終着駅という意味らしいです。
 終着駅に、すべての電車が到着する。
 すべての道はローマに通じると言うやつですね。
 なんか、うまいこと言おうとしてます。



 テルミナ駅まで歩き、ああ、
 こんな距離ならホテルまで歩けばよかったと実感。
 と言っても少しは距離があるんですけどね

 テルミナ駅で、窓口で予約するのはこええなあと思うと、
 自販機発見。
 適当に操作すると、適当な画面がでて、それっぽいことがかかれたので、
 とりあえず、適当に購入。

 なんて適当なんだ。と自分でも唖然。

 テルミナ駅の地下にはネットカフェがあるという噂だったので、
 探してみるけどそれらしき物件はない。
 つぶれたのかもと思い、でも、どうやってメールの返事を書こうと、
 途方に暮れる。
(まあ、実際のところはさっき日記に書いたので、
 どうやってメールを送ったかもう解っていると思いますが)

 イタリアのガイドブックで、もっとも気をつける場所の一つに挙げられていた、
 地下鉄に乗り込む。
 地下鉄の車体には異常なまでに落書きがかかれており、
 これは、本当に危険なのでは。と、少し恐怖する。



 日本語を話している女子大生のグループがいたので、
 さも、仲間ですよ。単独行動してませんよと言う顔をして近づき、
 2駅やり過ごす。

 あ、もちろん話しかけてはいませんよ。

 コロッセオ到着。



 コロッセオの周りには、
「シャシントリマスヨ」というイタリア人や、
 怪しい露天商、観光客、日本人、韓国人などが沢山。
 観光地に行くたびに思ったのですが、
 日本人は結構いますね。
 そして、ほとんど女性です。
 おばちゃんもいますが、ほとんど女子大生でしょうね。
 卒業旅行できているのだと思います。

 あ、もちろん話しかけてはいませんよ。

 コロッセオでは、入り口が解らずコロッセオを無駄に一週。
 一周して気づいた。
 一周し始めたところの人混みが入り口だと言うことに。

 俺って馬鹿だなあ。
 と思いつつ、人混みの最後尾に。
 コロッセオはすげえ混むと言う話だったので、
 覚悟はしていましたが、
 思っていたほど人は並んでおらず、
 あれ?こんなもん?と思ったら、
 入り口のところの列は、荷物チェックのための列で、
 中に入ったら、チケットを買うための列が。
 ああ。

 ここで、僕の横にどうやら日本人らしい男の人が。
 「地球の歩き方」と書かれた本を持っています。
 おお、日本人だ。
 まあ、でも、ほら、あれだ。いろいろね。あるから。
 さ。そういうことで、ね。

 あ、もちろん話しかけてはいませんよ。

 ……俺って、ダメかなあ。

 でも、話しかけられました。
 わかりやすいように「イタリア」と、カタカナで書かれた本を、
 これ見よがしに開いて、「ここでいいのかなあ」と、
 日本語でつぶやいてたら、話しかけられました。

 話しかけられ作戦成功です。

 そして、ある意味失敗です。

 基本的に、あの、僕ダメな人間なんで、
 知らない人苦手なんですよね。

 しかも、こう、なんかちょっと妙な人で。
 話を聞いていると、
 一ヶ月間、旅行をしている。
 ヨーロッパを数カ国回っている。
 イタリアが最後の国で、明後日帰国する。
 と言うような話を聞かされて。

 まあ、それはいいんですけどね。
 チケット購入までのいい暇つぶしにはなりましたし。

 コロッセオにはいると、まあ、僕は避けるように離れていったわけです。
 実際避けてたんですけど。
 で、コロッセオかあ、ポルナレフいないかなあ(ジョジョ読み過ぎ)……
 なんて写真を撮ってたんですよ。
 すると、後ろから人が走ってくる音が。
 写真を撮っている間に、ひったくりでもしようというのか、
 と、ふっとそっちを振り向くと、
 さっきの彼。

 息を切らせながら「写真を撮ってもらってもいいですか」
 別にそれくらいならと、ああ、いいですよ。と言うと、
 デジカメを構えだした。
 おかしなことするなあ。と思っていると、
「撮ってください」という。
 はて……?と思って、シャッターを押すと、「違いますよ」
 と笑われる。
 なんでも、自分が構えた構図で撮って欲しいと言うことだったらしい。
 面倒くせえなあと思いつつも、
 この柱と、この十字架がかぶらないようにお願いします。
 という、注文を忠実に守り、写真を撮る。

 デジカメなので、その場で確認。
 なんか気に入らなかったらしく、
「この、工事が写っちゃっているのって、おかしいですよね。
 これがなければなあ、おかしいと思いません」

 思いません

 つーかどうでもいいよ。

 そもそも、工事があったことは事実なんだから、
 その時工事があったという記録をね。
 と、思いながら、彼のそばを離れ……られない。
 ちょっと離れたところで写真を撮っていると、
「こっちの方がやっぱりいいですかね。
 写真を撮ってもらっていいですか」
 ……はあ、まあ、いいですよ。

 その後も、広いと言ってもルートは2・3個しかないコロシアム。
 何度か、彼の専属キャメラマンになりましたとさ。

 まあ、その間に、ナランチャはここで死んだのかなあとか、
 コロッセオって殺っせよって聞こえるよなああ。とか、
 こ……この地下にサンタナが!!とか、
 はっ。今時が飛んだ!などと、脳の中で遊んでたわけですけど。
 (すべてジョジョの奇妙な冒険を参照のこと)

 適当に、彼をまいて、
 さて、そろそろ、次の目的地真実の口へ行きますか。
 そのまえに、ウンコ!!!
 と、ウンコスタジアム通称トイレに駆け込む私。
 と、男子トイレは個室が二つあり、その一つの前に男性が。
 もう一つのトイレは空いているのになんだろう。
 そう思ってもう一つのトイレに駆け込むと、
 便座がない。そして、鍵がない。
 なるほど、これは壊れているのだな。
 そう思い、男の人の後ろへ。

 と、糞ボックスの中から出てきたのは、
 絶世の美女(ごめんなさい、言い過ぎました。ただのおばちゃんです)。
 待ってたと思われる男性は、そのおばちゃんと、仲良く出て行きましたとさ。
 おそらく、女子便所(秘密の花園)が混んでたので、
 男子便所を使用し、それを旦那が見張ってたのだと思います。

 で、そっちの便所を見てみると、
 これまた便座も鍵もない。
 ああ、そういうモンなのだなあ。と納得。
 ちなみに、今日、この後もう一度カフェで尿をするのですが、
 そこも鍵はありませんでした。(便座はあった)

 ぷりぷり博士を呼び出しながら、
 壁を見てみると、見事に落書きだらけ。
 基本、イタリア語なので何が書いてあるのかは解らず。
 シカゴがどうたらという書き込みの中に、

 あれ。
 これ、
 ジャパ……

 ……!

 もえー

 おおおおおおおおおおい!!
 日本人!!
 笑わせるな俺を(倒置法)。



 一笑いあった後、手を洗っていると水が止まらない。
 やばい、どうしよう、どうすりゃとまるのさ。
 いろいろやってもとまらない。
 困ったなあ、と困っていると止まる。
 時間で止まるタイプの水道だった。
 長いんですよ。日本に比べて水の出る時間が。

 ふう、何だろう、俺ってこの町に負けまくりだよな。
 そう思ってウンコ箱から飛び出すと、例の彼。

 又、写真を撮らされるのも面倒だし、
 このままだと、ついて来かねないので、
 会釈でわかれる。
「良い旅を」
 と言われ、ああ、俺も心が小さいなあと反省。

 その反省が神に届いたらしく、10分後に再会。
 あれえ。

 まあ、カフェ・ドゥ・マゴマゴしてた僕も悪いんですけど、
 ぐう。

 次はどこへと言われ、
 ああ、じゃあ真実の口へと言うと、
 それなら、フォロ・ロマーノを突っ切った方が早いですよ。
 というか、僕はフォロ・ロマーノに行きたいんですよ。
 じゃあ、一緒にフォロ・ロマーノに行きましょう。
 という、3段階スライド論理法あるいはザトペック投法で論破され、
 やむなく一緒に行動することに。

 ま、でも、フォロ・ロマーノはいいところで。
 これは、彼の言うとおりにして良かったなあ……
「なんか、特に写真撮るようないい風景でもないですねえ」
 ……
 ……
 ……えええええええええええええええええ。
 どの口かああ!!
 人が楽しんでいる風景を!!
 そもそも、おめえが行きてえって。
 つーか道に迷って散々遠回りになってるし!!

 まあ、ここで、彼とは蜜月な時間を過ごしました。
 岐阜出身なこと。
 法学部卒業後、専門に通い、今年で卒業。
 4月からは東京で社会人をやると言うこと。
(連絡先を聞かれないかとビビっていたが、さすがにそれはなかった……筈←?)
 服は1ヶ月同じモノを着ていると言うこと。
 下着は一週間替えないと言うこと。

 ……うーん。
 ちょっと僕にはついて行けないかなあ。

 まあ、そのほか、いろいろ話して、
 やっぱり、自分の写真が撮りたいときに、
 一人だと撮ってもらうわけにも行かずに困るという話を聞き、
 それはまあ、仕方ないなあ。と思ったり、
 (僕みたいに、自分の写真が嫌いというなら別ですけどね)
 明日はナポリに行こうと思っているという話をすると、
 ああ、じゃあ、僕もナポリに行こうかなあとぽつり。
 ……誘って欲しいのかな。

 ……無理。

 適度に無視していると、
 だんだん語尾が変わってくるんですね。
 ナポリに行こうかなあ。
 ナポリもいいよなあ。
 ナポリに行くっていい考えですよね。
 そうだ、ナポリに行こう。

 あ……あはは。

 一緒に行こうと言われ無いかビクビクしながら、
 次はカラカラ浴場に行きたいなあと言うのを、
 僕は真実の口に行くんでお別れですね。
 (俺がいやがっていることを悟れよ)と、
 何とか、フォロ・ロマーノ脱出後(中で完全に迷った)、
 分かれることに成功。
 いざ真実の口へ。

 長蛇の列。
 なんだよこれ、何マウンテンだよ。
 ミッキーいんのかミッキー?

 みんな、真実の口に手を入れる→友人が写真撮影。交代。
 の繰り返しのため、このアトラクション、一人あたり1・2分かかる。
 で、目測で100人は並んでいるから……
 うん、次行ってみよう。
 っていうか、キャプテン・イー何だよこれ。
 マイケルいんのかマイケル?
(まあ、キャプテン某は並ばなくても入れたとか、
 今はもう無いとか、そういうことはいいんだよこの際。
 マイケルであってるのか、今はもう無いって情報があってるのかの、
 真偽さえ疑わしいこんな世の中はポイズン)



 そのまま、パンクラチオン……じゃなかった。パンテオンへ。
 パンテオンの周辺には、カフェが多く、大概腹も減ってきたことだし
(実際にはパンテオンに行く間にも、チャリオッツレクイエムの歩いた軌跡をたどったり、
 やたら長い階段を上ったり、いろいろあったけど、
 もう相当この文も長くなってきたし、まだ昼飯前なので略)、
 適当に入った店で適当にピザを頼んで食う。
 まあ、ふつうの味。量多すぎ。
 二枚頼んだけど一枚で十分だった。



 腹もふくれ、パンテオンを見て、
 ナヴォーナ広場を抜け
(ここで見た、動かないことを技にしているパントマイマーはすごかった)、



 裏路地の露天DVD屋にて「Hentai vol.14」と言うDVD付き雑誌を見つけ、
 よく見ると、どう見ても日本のエロアニメで、
 エロ文化では日本は勝っているなあと思う下には、
 電映少女・AI vol.3のDVD+雑誌。
 表紙はシャーマンキングで、ジャパンのコミックの強さを思い知った。

 そんなこんなで、
 決戦の地、サンタンジェロ城へ。



 え?何が決戦の地かって?
 おいおい、ディアヴォロと、ジョルノの決戦の地さ。
 何度も言う。
 ジョジョを読め。

 むやみに、写真を撮り、
 ファラオの格好をしているパントマイマーを、
 ゴールドエクスペリエンスに違いないと、又、撮り、
 黒い格好をしているパントマイマーを、
 ゴールドエクスペリエンスレクイエムに違いない!!
 と、むやみに撮影。
 白い、自由の女神の格好をしているパントマイマーは、
 白……白……ホワイト……ホワイトスネイク!!!
 と、無理矢理こじつけむやみに撮影(部が違う!!)。



 で、

 ヴァチカン市国の入り口に向かい、
(超混んでたので、中には入らず。
 昼会った、コロッセオの男によれば、
 今日は休みだと言ってたはずなのだが……)
 そういえば、1978−2005と書いてあって、
 1978は俺生誕記念として、
 2005年て何かあったっけと思ったら、
 先代のローマ法王が亡くなったんでしたね。

 で、なんかいろいろ通って、スペイン広場とか、トレヴィの泉も見て、
 (投げやりなのは、そのとき非常に疲れてて、行動も投げやりだったから)
 ホテルへ。



 ここで、道中思いついた、ノートパソコンで文章を書き、
 iPodに保存、ホテルのPCに転送してコピー&ペーストで、
 メールと日記を書く作戦実行。

 失敗。

 ノートパッドで開くと文字化けする。
 な……なんやて。

 ここは、技術無駄遣いの俺の力を見せてやるぜ!!
 と、ファイルをIEにドラッグ&ドロップ。
 文字化けせずに表示成功。
 コピー&ペーストで無事、メールと日記を記述。

 部屋で少し休んでから、買い物。

 僥倖日記のMDLさんが、ブッフォンのユニフォームが欲しいと言ってたので、
 とりあえず、まあ、見るだけでも見てみるかと、
 ユニフォーム屋に。

 やっぱりユニフォームは高い。無理。却下。

 ※ところで、ま、店員に聞いてないからよくわからんのだが、
  トッティーと、デルピエロと、KAKA'(なんて読むんだ?)は、
  どの店にも飾ってあるんだが(それこそちゃちな偽ユニフォーム屋にも)、
  ブッフォンいないよ。
  有名なの?その人(←おまえ失礼すぎ)。

 で、適当にユベントスグッズを購入。
 20% SALDI(日本語で言うセールの意)と書いてあったので、
 適当に買ったら、割り引かれない。
 おいおい!と思って棚を見ると、
 なんか、この棚はセール除外品です的なメッセージが。

 ……ああ。期せずして、予定より高い買い物となる。

 近くにローマ三越(なんと店員が日本人!!!)があるというので、
 そこにも行く。

 そこで、俺が見たモノは!!!

 まあ、昼間のコロッセオでの彼に偶然で会う。
 本当か。本当に偶然なのか。
 ナポリには何時に行くか聞かれて、
 やべえなと思いつつ正直に告白。
 ああ、それよりは早く行きたいと言われ少しほっとする。
 てな話をしてたら、
 後ろを通りがかった女の子と「偶然〜。会うの3回目じゃない?」という会話を始め、
 「ねえねえ、○○君(女の子の彼氏っぽい)、超偶然だよ」と、
 人混みに消えていったので、
 心の中で、「Good job!、でも、おまえ勝手すぎねえか」
 と、つぶやきながら、ワインとチョコレートを購入。

 帰り際にもう一度出会い、
「明日もよろしくおねがいします」と言われたので、
「会えたらね」と、一応エスプリを効かせておく。

 で、レストランに行くのも金がかかりそうだし、
 おなかもさほどすいてないし、
 昨日買ったビールがあるしと、
 スーパーでサンドイッチとチーズとサラミを買って、
 ホテルにて食事。一日終了。あー疲れた。



 まあ、そんなところです。
 書くのに1時間30分もかかっちゃいました。
 それだけ、楽しかったと言うことです。
 写真も気づいたら220枚も撮ってました。てへ。

 それじゃあ、ノートPCで日本から持ってきた古畑見ながら寝ます。
 おやすみーーー。
 (2/11 23:47記す)


・一日目


 ローマに到着して買った切符です。
 レオナルド・ダビンチエクスプレスだから、
 レオナルド・ダビンチの絵が描かれています。



 これがレオナルド・ダビンチエクスプレス。



 中はこんな感じ。
 これに空港から30分揺られてローマ(テルミナ駅)へ。
 この写真を撮っている頃は、
 ぼられるなんて思わなかったなあ。

・朝焼け


 ホテルの廊下から撮りました。
 ローマにも朝は来るんです。

・外資系


 悪夢のテルミナ駅です。



 中はこんな感じ。外資系が攻めてきてる!!
 ちなみに、こっちでもI'm Lovin' it.

・地下鉄


 落書きだらけで怖いです。
 中にはスリや犯罪者がいっぱい(ガイドブックによる)。

・コロッセオ


 コロッセオです。



 中はこんな感じです。
 例の彼(後ろ姿)が映ってます。
 詳しくは本文参照。

・もえー


 トイレの落書きです。
 もえーって。



 便座が無くて、濡れてました。
 トイレットペーパーで何とか。

・食いちぎられてえ


 真実の口です。
 手を突っ込んでみたかったんですけど、



 こんなに混んでたので断念。
 正直、いい加減疲れてました。

・柱の中には超人が埋まっているらしい


 パルテノンパンテオン。
 50万超人ドルで、キン肉マンゼブラの味方になりました。



 ピザロッソと、プロシュート(生ハム)のピザ。
 プロシュートと言えばペッシペッシペッシよおおお。
 というわけで、ペプシコーラも一緒に。
 そういえば、基本コカコーラなのでペプシコーラは珍しい。

・ザ・ワールド


 これは、全部同じ人だし、
 僕はカメラを3個もってません。

 ずっとこの格好で止まってます。
 ネクタイや服はこの形に針金かなんかで固定してあるみたいです。

 にしてもこの格好は大変だと思うのですが。

・終わりがないのが終わり


 決戦の地です。



 さっ 探して!
 ジョルノッ!
 あいつを探すのよッ!

 いや・・・
 探す必要はない
 全てはもう終わっている・・・

 ヤツはもう どこへも向かうことはない

 終わりの無いのが『終わり
 それが『ゴールド・E・レクイエム


・終わりがないのが終わり


 ゴールドエクスペリエンス
 ホワイトスネイク(準備中)
 ゴールドエクスペリエンス・レクイエム
 (むしろブラック・サバスだけど)

 ※今思いついたけど、五部でホワイトって言ったらホワイトアルバムだね。


・トレヴィの泉


 ホテルから近いんで、実は一日目にも見に行ってます。
 今日(3日目)も行きました。

 トーリービアーーー

・一人酒盛り


 夕食。
 プロシュートのサンドイッチと、
 サラミと、何かチーズ。



 と、酒。
 一人で飲んでます。
 左のビールは草っぽくてそんなにうまくなかった。
 中央のノートPCで時効警察を見ています。


 2006 /2 /14
・パリ
 今日はツアーに参加しました。

 さすがにね。疲れますよ。
 タフだと静謐日記には書かれてますけどね、
 貧乏性なだけです。

 ちなみに今日はパリから350km離れたところに行ってきました。

 8時間バスだったので、
 肉体的に疲れてないんですけど、
 精神的には疲れてます。

 それでは、日付を2日戻して、
 イタリア2日目をお楽しみください。

・ネアポリス
 疲れています。
 昨日の疲労と、今日の疲労がダブルに襲いかかっているのに、
 ビールが後押ししてくれています。
 イタリアの夜も今日が最後です。
 又来たいな。そんな気持ちにさせてくれる国でした。
 最初のタクシー事件を除けば。

 旅行中、いろんなことを考えるのに、
 日本に置き換えて考えるといろいろわかりやすいのではないかと。
 たとえば、一日目の夕食は20ユーロしましたが、
 それは、ハレの食事だったから仕方ないと。
 日本で言えば、スシですね。
 有名で日本人はこよなく愛するけど、毎日食うわけじゃない。
 そして、お高い。
 だから、イタリア人はこんな高いものを毎日食べているのか!!
 というのは違うのではないかと。

 又、ローマという町は、遺跡が多く、町全体がイタリアの雰囲気を醸し出しています。
 今日、ナポリという町に行ったのですが、
 その途中、車窓から見える景色には、
 日本のような高層ビル群も存在してましたから。

 だとすれば、ローマは日本で言うところの京都です。
 そう考えると、何でイタリア料理屋が多いのかも解る気がします。
 京都には日本料理屋が多いのと同じです。

 さて、今日ナポリに行ったと書きました。
 これを、日本に置き換えてみましょう。

 ローマから、ナポリまでは特急で2時間。
 新幹線で1時間30分です。

 つまり、京都に泊まっている人間が、日帰りで東京見物に行くようなモノです。
 そして、ポンペイも見てきたのですが、
 このポンペイ、ナポリから電車で30分弱かかります。
 京都に泊っている人間が、日帰りで東京見物に行き、
 ついでにディズニーランドに寄るのと、
 時間的には変わりません。
 このことに気づいて、あ。俺ってもしかして、馬鹿なのかなと思いました。

 朝9時にテルミナ駅に到着。
 で、気づいたんですけど、
 一日目の夜に僕が降りた場所って、
 裏口っぽいところなんですね。
 そりゃあ、正規のタクシー来なくて当たり前田のクラッカーですね。
 しかも、ここで気づいたんですけど、
 そこからだと、右に進んで正解なんですね。
 正面からだと、左なんですけど、裏口からだと、右になる。

 だから、スタートの時点では遠回りはしてなかったんです。
 まあ、後でルートを整理すると、
 確実に遠回りはしているんですけど。

 特急のチケットは買ってあるので、
 テルミナ駅で本屋などを散策。
 日本の歩き方というような本では、
 日本の名物として、「メイドコスプレして街頭に立っている人」
 が紹介されていました。
 確かに異質なんだろうなあ。

 あとは、アニメ何タラとか、マンガ何タラとかいう本があったので、
 見てみたんですけど、アニメの描き方と、漫画の描き方でした。
 ちえっと、思って日本の漫画無いかなと思うと、
 英語書コーナーに「Love Roma」と言う漫画が。
 聞いたこと無いけど、日本の漫画です。
 ラブロマなのか、ラブローマなのか微妙なところです。
 ところで、ローマって英語だとRomeで、イタリア語だとRomaで、
 微妙に紛らわしいです。
 ぺらぺらめくると、日本語のページもありました。
「SEXしてーよ」という台詞が書かれていました。
 外人はこれを見て、どう思うのでしょう。



 売店でも日本の漫画を探しました。
「東京ミュウミュウ」「ポケモン」「おジャ魔女どれみ」等の、
 ジャパニメーションの塗り絵だとかそういったモノが結構ありました。
 あ、後遊戯王も。

 そんななか、Dr.スランプの多分古本が2ユーロで売ってたので購入。
 1997年発行らしい。ずいぶん古いなあ……。

 あとは、パズル本が多く、
 特にSUDOKUが大人気で、おもちゃもありましたね。
 数独は、日本発のパズルなので、何かちょっとうれしい気分。
 パズル誌には、必ず鉛筆が付いてて、
 あー。日本もこうならなあと思いました。



 雑誌に漫画はなく、
 本屋でも漫画コーナーは少ないですね。
 本屋に、ゲームも売っていて、
 実は僕の前の会社での最後の仕事が、
 自分の作ったゲームをヨーロッパ向けに作り替えるという作業だったので、
 売ってないかなと探しましたが、
 ありませんでした。その会社のほかのゲームはあったんですけどね。

 あと、トイレが有料。これは新宿なんかもそうなので。
 気づいたら女子便所で用を足してた事は内緒です。
 出てきたら女の人しかいなくてびっくり。

 閑話休題。
 ローマをでて、いざナポリへ。

 例の彼にであうかなと、ビクビクしてましたが、
 結論から言うと、であいませんでした。

 つーか、乗客にほとんど日本人はいませんでした。

 ナポリはガイドブックでは超危険と書かれています。
 裏路地にはいるな。一人で歩くな。バッグは持つな。

 注意だらけです。だから、日本人は少ないのかも。

 でも、行ってみたかったんです。
 ジョルノや、アバッキオ、ナランチャ、ブチャラティ、フーゴの生まれ育った町へ。

 駅を降りると、露天商だらけです。
 人がごちゃごちゃしています。
 日本で言えば大阪の通天閣のあたりみたいな感じです。
 アメ横の露天商しかいない版みたいな感じです。

 本当の予定では、
 ナポリに着いたらポンペイに行き、それからナポリに戻って食事。
 の予定だったのですが、お腹がすいてたこともあり、
 先にナポリ観光をすることにしました。

 はじめに、あらかじめ調べておいた、
 ナポリ1おいしいと言われているピザ屋が二つあり、
 しかもその二つが近くにある
 と言うことなので、
 よし、食べ比べてみようと、ネットで調べた地図を手に。

 よくよく考えると、僕、ガイドブックを持っているのに、
 ガイドブックに書かれている店には一軒しか入ってないんですよね。
 ま、その一軒は後ほど。

 地図には、人通りが多いと書かれている通りなのに、
 何か閑散としています。
 そうか、今日は日曜か。
 気づきました。そして、ほとんどの店が閉まっていることに、戦慄を覚えます。

 嫌な予感は的中します。
 一軒目のピザ屋、見事に閉まってます。

 ええええええええ……ここまで、マルガリータを食べに来たのに。
 ま、……まだ、二軒目があるさ。

 二軒目。
 実はこっちの方が有名だったりします。
 僕の買ったガイドブックにはなかったモノの、
 ほかのガイドブックにはありました。
 店の前に二人ほどの観光客がいます。
 あれ?何かトラブっているのか?
 と思ったら、ウエルカム。
 ドアが開いて、さあ入れよというジェスチャー。

 マルガリータをおいしくいただきました。
 一枚の大きさが大きいので、
 二軒は食えなかったな。とも思いました。



 町を歩きつつ、海へ。
 本当は船でカプリ島(ブチャラティがポルポの財宝を隠した島)に
 行きたかったんですけど(ジョジョ解らない人は置いていきます)、
 冬は青の洞窟という超きれいな洞窟に入れる確率が低く、
 又、往復に数時間かかるというので、
 とりあえず今回は見送ることに。

 海沿いに歩き、卵城に上り、
 ナポリを見渡し、
 さて、駅に帰ろうと。



 しかし、駅から卵城までは上では数行ですが、
 実際には一時間くらい歩いてます。
 昨日からの疲労もあってくたくたですが、
 タクシーは怖いので、又歩き出します。
 ガイドブックに載っているカフェに(これが唯一ガイドブックを頼った飲食店)
 立ち寄りながら、駅に向かおうと。

 カフェの近くには大きな広場があり、
 お祭りなのか知りませんが、
 コスプレイヤーたちがうろうろしています。



 と言っても、10歳にも満たないような子供たちですが。

 サッカーをやっている少年たちや、
 風船を売っているおじさんなど、
 何か、気持ちいい広場でした。

 カフェで、糞甘い、でもたまに苦く、ナッツが香ばしい飲み物……
 というより、デザートを食べ、出発。
 ちなみに、ここのカフェは、先払い形式だった。
 昨日のところもそうだったのかもしれない。
 レジスターに注文。レシートをカウンターに持って行くという形式。
(でも、昨日はいったピザ屋は、確実にレジが後だったけれど)



 ショッピング街を通り、
 ここはふつうのショッピングモールに、露天商がいるタイプの商店街。
 コピーブランド品や、コピーCD、コピーゲームなど。
 ニンテンドッグスのCDがあったけど、あれは何でやるんだろう。
 エミュレーターかな。タッチできないけど。
 又、脇道は結構暗く、ああ、こっちは行っちゃ行けないんだなと思いながら、
 駅へ。



 駅と行ってもガイドブックに寄れば、
 最初に到着した駅とは少し離れたところにある駅からじゃないと、
 ポンペイには行けないらしい。

 怪しい市場の横を通り、
 なんだかという駅へ。
 もう、今日はトラブルもなく、あまりおもしろくないなあ。
 なんて思ってました。



 ここまでは。

 駅の前には、フランクに「金くれ(イタリア語)」と紙コップを差し出してくる、
 乞食のお兄ちゃんや、
 ケツ丸出しで、でも、けつの穴のところにはタバコの空き箱を挟んで、
 かろうじて穴は見えないようにしている太っている人(性別不明)が、
 ダジダジと尿を排泄しているなど、結構怖い感じの駅。

 こええと思いながら、チケット購入。
 で、時刻表を見ると30分後まで電車は出ない模様。

 えええええ。
 時計を見ると、今2時45分。
 電車が出るのが3時11分。
 ちなみに、ナポリからローマまで帰る電車の発車時刻は
 5時30分。

 しまった。時間がない。

 で、ポンペイまでどれくらいかかるんだろう。
 と思い、日本にいるときダイソーで買った、
 イタリア語会話事例集を頼りに、
 聞いてみると、どうやら45分らしい。

 45分?うわあ、ぎりぎりだなあ。
 帰りの電車もあるか解らないしなあ。

 ええい。
 何とかなれ!!

 と、電車に乗車。
 次の駅が、どうやらナポリの特急なんかが出ている駅と直結しているらしい。
 なんだよガイドブック。
 そういう事書いておけよ。
 おかげでこっちは、見たくもない放尿シーンを……
 ……まあ、おもしろかったからいいけどさあ。

 で、電車に揺られること30分弱。
 ポンペイ到着。
 あ、さっきの45分より早く着いたんですけど、
 これは、どうやら、乗った列車が急行だったからっぽい。
 途中20駅くらいのうち、4駅くらいにしか止まってないですから。

 で、じゃあ、帰りの電車は?
 と見てみると、10分後と、40分後と、70分後がある。
 ただ、40分後の電車はグレー表記で、
 70分後の電車は、今の電車と違うマークが付いている。

 もしかしたら、40分後の電車はこれ、素通りするって事で、
 70分後の電車は各駅停車(=45分かかる)ってことか。と推理。

 もしそうなら、特急の時間には間に合わない。
 うーん。
 ここは、10分後の電車に乗るしかないのか。
 と腹を決め、
 ポンペイの入り口で写真撮影をした後、
 ポストカードを買って、その10分後の電車に乗る。



 ナポリ駅に4時30分につく。
 一時間暇。

 そして気づいたんだけど、
 俺帰りの切符買ってない。

 というのも、改札という概念が基本的にないんですよね。
 このイタリアって国は。
 改札代わりに自分で印字。
 たまに、入り口に自動改札がある駅もありますけど、
 出口はノーチェック。
 うーん。キセルし放題じゃないのかこれは。

 というわけで、ポンペイは中に入れず。
 いつか又来てそのときこそ、犬の絵にある鍵を手に入れてやると決意。
 フィレンツィエ行き超特急(実際はミラノ行きだったけど)に乗り、
 ローマへ帰る。

 ところで、行きはICと言う特急
 帰りはES(ユーロスター)という超特急に乗ったんですが、
 それぞれ一等席が20ユーロ強、30ユーロ強。
 2等席だとそれよりさらに安いわけで、
 距離を考えると、日本の鉄道よりだいぶ安いなと。
 だって、新幹線だったら、
 東京から京都までグリーン車使ったら2万近く行くでしょう。



 ローマに戻り、
 フェットチーネを食べ、
 ホテルに帰り、ビールを飲みつつこれを書いてます。



 さらば(アリーベデルチ)、イタリアよ!!
 (2/12 22:14記す)



・イタリアから見た日本


 ラブロマ。

 よく知らなかったですけど、
 アフタヌーンで連載していた漫画のようです。



 イタリア版、東京観光案内。
 フランスの日本人向けの新聞にも、
 東京は変わったといって、メイド関係の記事が載ってたなあ。
 やっぱり、こういう国は稀有なんでしょうねえ。



 イタリアで、漫画といえば萌え。
 フランスではそうでもなかったけどね。

・GET DAZE


 ポケモン。
 SUDOKUの姿も見えます。



 ジャパニメーション。
 基本的に美少女アニメが多い。

・そういや、どこ行っても水とコーラが同じ値段で、水頼むのも何か癪だからコーラばっかのんでた気がする。


 ピッツアマルガリータ。
 ナランチャに食べさせてあげたい。

・卵城


 卵城からの景観。美しいナポリの町並み。



 卵城の屋上。
 これ絶対入ってるよね。(c みうらじゅん)

 俺の大砲が何とか言ってるに違いありません。

・コスプレパーティなのか?


 コスプレイヤー。



 広場をgifアニメを使って、パノラマで表現してみました。



 ここに来る途中に見かけた、
 ヴァレンタインデーの宣伝。

 何か、エロい。

・疲れた体には糖分がいいって言うじゃなーい。


 クロカンチーノ。
 糞甘い。

・怖いのか怖くないのかよくわからない町。


 横道は薄暗く、微妙に怖い。
 本道もちょっと怖いんだけどね。



 トイレと書かれているけど、
 何か嘘くせー。
 入ったら殺されるんじゃないだろうか。



 町中にはいたるところに落書き。
 その割に、歴史建造物には書かれていない。

 ルールは守るって事か。

・市場から駅


 市場。
 活気あふれる。



 駅。
 周囲には、乞食と浮浪者しかいないので、
 ものすごく怖い。



 電車。
 やっぱり落書きだらけ。

・噴火でいきなり町が滅んじゃったら嫌だよなあ。


 ポンペイ。
 ものすごく良かった。
 中は広いし。

 うん、入ってないんだ本当は。

・アイワナビアユーロスター


 ユーロスター。

 タイトルにもある下らないだじゃれを、
 脳の中で何回かリピート。

 日付は前後しますが、
 まさか、フランスで本家ポップスターを聞くとは思わなかった。
 というのの、フランスではNHKが放送されていて、
 日本のバラエティなどが放送されているのですね。



 ↑
 これはトリビア(どうも去年の9月放送分らしい)

 そこで今、危険なアネキが放送されています。



 ユーロスターの中。
 一等席です。アイワナビアVIPスター。

・食事


 夕食。
 フェットチーネ。


 2006 /2 /15
・疲れました。
 馬鹿みたいに疲れてます。
 疲れが馬鹿みたいなのか、
 疲れることが馬鹿みたいなのかは内緒です。

 今日の強行スケジュールは厳しいかったです。
 パリの名物は全て見てやったって感じです。
 ほとんど中に入ってないんですけどね。

 つうか、まだスケジュール終わってないんですけどね。

 これから、セーヌ川ディナークルーズに参加してきます。
 1万円以上する飯を食べてきますよ。
 これのためだけにスーツ・ネクタイ・革靴を持ってきました。

 あー。楽しみ。

 ああ、そうそう。
 一昨日は移動日、昨日はツアーで、
 書くことが少ないので、2つまとめて掲載します。

 これで時差が一日縮まります。

・移動日
 移動日です。
 トレヴィの泉に行ったら清掃中だったり、

 そこでジェラートを食べたらうまかったんだけど、
 受け取り損ねて、せっかくの生クリームを落としたり、
 ローマの地面は石畳なので、安物の鞄の足がとれたり、
 タクシーは怖いので地下鉄に再度乗ったらそっちも怖かったり、

 雑多な本屋に入ったら、エヴァとか、コナンとか、ワンピースとかに混じって、
 チャンピオンの結構マイナーなマンガ「フルアヘッド・ココ」が売ってて、
 ワンピースブームに乗じて販売かあ!!と思ったり、
 飛行場で飯を食べて、セルフサーヴィスだったので、
 適当にいろいろ頼んでたら、モッツラレラチーズとトマトが食べたくなり、
 よしこれだと思ってよそったら、
 チーズとトマトはどうやら量にかかわらず各3.5ユーロ(約500円)らしく、
 メインのリゾット&パスタ5ユーロより高くなってしまい、
 結局、すごく高い昼食になってしまったり、

 パリで、ツアー&ディナーツアーを申し込みたくて、
 でもパリに着いてからだと時間的に間に合わなそうだから、
 イタリアから国際電話でかけてみたら、
 途中でコインが無くなって。
 ま、でもこのペースならクレジットカードでかけてみようか。
 と思ってクレジットカードで書けるもうまくいかず、
 何か、近くにいる日本人風の人の笑い声が
 俺を嘲笑しているように聞こえ始め(被害妄想)、
 別の形の電話機でかけたらうまくつながって。
 でも、何か、さっきの電話機よりペースが速くて、
 結局14ユーロ(約2000円)取られたりとか、
 その、ディナーを最初は明日にして、明後日ツアーにしようとしてたんだけど、
 明日はバレンタインデーなので混んでて無理ですと言われ、
 あー。バレンタインデーか。とちょっと寂しくなったり、
 (結局、日にちを交換することで、両方行けることとなった)
 飛行機から見る、トリノ、アルプスがディ・モールト美しかったり、

 何でか解らないけど、毎日晴れだと思いこんでたら(だから傘がない)、
 パリでは小雨がぱらついてて、明日・明後日もどうやら……らしいということに、
 微妙に落ち込んでみたり、

 ホテルで無線LANが使えるらしいからと、使ってみたら、金払えと言われ凹み、
 でも金の払い方が解らないからフロントに行ったら、
 有線LANなら只だぜ(もちろん英語)!
 と言われて、今ネットをやってたりします。

 ところで、イタリアで変なのと思ったことを
 ちょっと書いてみようと思います。

ここが変だよイタリア人1
・信号を守らない。
 それもそうなのだが、
 信号がない交差点が多すぎるような気がする。
 あっても、歩行者用信号が青いのが10秒程度なのはざら。
 一歩足を踏み出したら黄色くなった信号もあった。
 その代わり、黄色時間が異様に長い。
 でも、基本的にイタリア人は好きなときに好きなタイミングで道路を渡る。
 あと、横断歩道が青なのに、車が通る(車側に信号がない)ときがある。
 信号の意味無いなあ。

ここが変だよイタリア人2
・食事を買うところと、会計が別。
 これねえ。すごいなあと思う。
 よく食い逃げないよなあと。
 どういうことかというと、
 たとえば、カフェでコーヒーを注文するとき、
 バーカウンターのようなところで注文すると、
 そこにコーヒーが出てくる。
 で、そのコーヒーを席に持って行って飲む。
 で、飲み終わったら、レジに行って何を飲んだか申告。
 (伝票はない)
 支払い。そして別れ。
 もしかしたら、飲む前にレジに行くべきなのかも。
 何も言われなかったんで、飲んでたけど。
 でも、なんか変。
 すげえちょろまかせそうなんだけど。

ここが変だよイタリア人3
・乞食がいる。
 いやあ、日本て基本的に乞食はいないじゃないですか。
 子供を抱えたおばあさんとか、
 片足が棒でできてる義足のお兄さんとか、
 I'm Hungryと書いた段ボールを持っているおじさんとか。
 見てるとねえ。軽いカルチャーショックをね。
 いや、でもそういう人に支払うと、
 裕福だと思われて、悪党にねらわれるという話もあるので、
 お金をあげはしないんですけど。
 一人、ふつうにかわいいんだけど、
 地面に座って手を合わせて、
 前に置いてある空き缶を見つめている少女がいたなあ。
 あの子なんかは何かほかにも道はありそうなんだけどなあ。

ここが変だよイタリア人4
smartに乗りすぎ
 ベンツのsmart(フォーツー)乗車率が高いような気がする。
 まあ、目立つ形だからそう感じるのかもしれないけど。

ここが変だよイタリア人5
・何でもつるしすぎ
 外灯や、信号が吊されている。
 家から家へ、建物から建物へ電線を張り、
 その中央から垂らしている。器用だなあと感心。


ここが変だよイタリア人6
・フロアが0階
 これは知ってたんだけど、
 地下が-1階は解る。
 0階の一個上の階が2階なのはどうしてなんだろう。
 でも、ホテルだとそうなのに、駅だと0階の上は1階だった。
 ちなみにフランスのホテルは2階が1階(わかりにくい)。
 どっちが正しいんだろう。
(どうも、2階は1階のようです。
 イタリアのホテルはわかりやすいようにしてたのでしょう)

ここが変だよイタリア人7
・道路が石畳
 アスファルトは敷いてない。
 だから、基本的に車が通るとガコガコうるさい。
 でも、雰囲気は出てるので、アスファルトにして欲しくないと思う。

ここが変だよイタリア人8
・物価が高い
 ユーロが強いからそう感じるんだろうな。
 コーラ500mlが2ユーロは高いよなあ。
 でも、スーパーだと1.5Lが1.8ユーロ。
 駅の自販機だと500ml、1.8ユーロ。
 って駅の自販機の方が安いんかい!!
 ちなみにナポリ駅の売店では2.3ユーロ。
 統一しろ統一。

ここが変だよイタリア人9
・タバスコがない
 タバスコがないんですよね。
 何かひと味足りないって言うか。
 俺たちは猪木ズムにとらわれているのかもしれない。
 (トリビア:日本で初めてタバスコを輸入したのはアントニオ猪木の会社)
 スーパーには売ってたから、言えば出てくるのかもしんないいけどね。
(2/13 21:45 パリにて記す)

・ツアー
 ハッピーバレンタインデー!!
 もらえないけど、貰えるはずがないから悲しくないぜ!!(強がり)
 実は今日は特に書くことがありません。

 今まで歩きまくって疲れているので、
 ツアーにしようと。

 で、本当はパリ1日目はディナーを食べに行き、
 2日目に行く予定だったんですけど、
 今日がバレンタインデーと言うことで、
 ディナーは混み混み。予約が取れませんでした。

 でも、バレンタインデーはバレンタイン特別価格で、
 50ユーロくらい高いので、
 ある意味僕の勝ちです。

 今日はパリから350km離れたところにある、
 モンサンミッシェルと言うところに行ってきました。

 バスで片道4時間かかります。
 だから、さすがにこれはツアーで行かないとなと。

 大天使ミカエルを祭っていると言うことで、
 これは、日本の神(天照大神)である、僕が行かないわけにはいきませんか?
 疑問形です。
 僕はいつまでこんなことを言い続ける気なのでしょう。

 朝6時に起き、7時15分パリ出発。
 眠いです。そして、疲れてます。
 どれくらい疲れているかというと、
 あまりに疲れて、自分の部屋(日本のね)で、
 眠りこけるけど疲れがとれないと言う夢を見ました。



 バスに揺られ4時間。
 モンサンミッシェルにつきました。



 昼食は、セットに付いているのですけど、
 ここでの名物オムレツも頼んでみました。
 10ユーロです。
 一人では食べきれないと思ったので、
 同じく一人で参加しているおばちゃんと、女子大生に、
 オムレツをプレゼント。



 ここまで、(25人くらいいるのに)誰とも話さなかったのですけど、
 やっと、会話することができました。

 おばちゃんは、ブラジルに住んでいて、
 フランスに住む兄貴のところに遊びに来ているそうです。
 ちなみに子供は日本にいるそうで、
 すげえワールドワイドだなあと。

 女子大生の人は、
 何か一年間大学を休学して、イギリスに一年暮らしているそうです。
 で、4月から復学するため3月に帰らなくちゃいけないから、
 最後に一ヶ月はフランスに来ているそうです。

 ちなみに、女性が多く、25人中男は3人(俺含む)。
 一人で来てるのは俺だけでしたあああああ!!
 彼女がいないのもな!!!!!!!

 その二人とは全く会話もなく、
 というか、食事後は特に会話もなく、

 モンサンミッシェルの中を見学した後、



 ぶらぶら、モンサンミッシェルの中を歩き、



 土産を買ったりして、



 パリへ帰る。
 バスの出発と同時に、いい天気だったのがにわか雨におそわれる。
 解ってるぜミハエル。
 天照大神である、俺への挨拶だろう?(いつか罰が当たると思う)

 帰りは事故渋滞で30分ほど遅れで、21時過ぎにパリ到着。
 昼から何も食べておらず、
 お腹ぺこぺこだったので、
 ホテルの近くの本場サッポロラーメン屋で、
 カツ丼セットを食べました。



 で、スーパーで酒を買ってきて、
 飲みながらこれを書いています。

 明後日はもう日本です。
 会社を辞めて、就職が決まって、フランスにいる。
 何か、妙な感じですが、これは現実なんですよね。
(2/14 23:05 パリにて記す。)



・トリヴィア


 トレヴィの泉はたまに清掃する。

・地下鉄


 やっぱり怖い。
 カメラを取り出すと、裕福だと思われるから、
 あんまり取り出さない方がいいそうです。



 地下鉄の中の注意。
 どんな挟まり方だよ!!

・トマトとチーズは一緒に食べるんです


 結局コーラ飲んでます。
 本当はワインにしようと思ったんですけど、
 頼み方が解らなくて……。

 ボトルでしか置いてないんだもんなあ。

・オリンポス


 飛行機の窓から作成。
 トリノのあたり(多分)。
 何か機内放送でオリンピックがどうたらとかいってたし。



 アルプス山脈。
 ディ・モールト綺麗。

・オペラ


 やっと、パリ到着。疲れてた。

・吊られた男


 そんな餌には(以下自主規制)

・土産屋
 モンサンミッシェルへ行く途中に寄った土産屋で見つけたものたち。



 コカコーラバニラはこっちではまだある。
 コカコーラブラックは買ってみたけど、
 コーヒー味のコーラ。まずくはないが、うまくもない。



 よくわからない飲み物。
 高いので買わなかった。
 栄養ドリンクか何かか?



 こっちはポッキーがMIKADOです。
 ちゃんとグリコ製。

・モンサンミッシェル


 モンサンミッシェル全景。
 壮大。



 日本の観光客は多いらしく、
 入り口や土産屋にも日本の文字が。

 でも、なんか微妙に違うんだよなあ。

・昼食


 前菜。パイでなんかを包んでる。
 おいしい。



 追加で頼んだオムレツ。でかい。
 みんなに写真を取られてた。
 (隣のテーブルの人たちも注文してたけど、
  写真をとる前に食べてしまったため、
  写真を撮らせてほしいといってきた。
  あと、個人参加の二人にも撮られてた)
 味はまあ、普通のオムレツ。
 卵3個使ってるらしいけど、これで10ユーロ
 (平成17年当時の10ユーロは現在の1450円)は
 高いよなあ。



 メイン。
 豚肉(ハム)とポテト。
 まあ、普通。前菜のほうがおいしかった。

 あと、アップルパイもあったけど撮り忘れた。
 残念。

 しかし、日本人の旅行者ってみんな食事撮影するね。
 俺もだけどさ。

 日本ではいただきますの前に写真撮影。
 なんて覚えられたらどうするんだ。

・雄大って言葉を使うとなんか微妙な気分になるんですが、それは僕の私生活にかかわってくることなので、何でかは内緒。わかる人にはわかる。


 モンサンミッシェルからの景色。雄大。

・土産屋どおり


 土産屋やレストランの並ぶ通り。
 日本語を話すフランス人がいっぱいいます。
 日本人もいっぱいいます。
 まるで日本みたい。

・土産屋


 さすがフランスです、
 シルバーチャリオッツがいます!!

 と見せかけてただの置物です。



 剣を売ってます。
 もちろん斬れませんが。

 しかし、日本刀は違うだろ。



 だめですよ。日本人の皆さん。
 (男女兼用トイレで撮影)

・夕飯


 夕飯です。
 カツどんと餃子とサラダと味噌汁のセットです。

 日本食が食いたくなりました。

 これで13ユーロは高いけど、
 やっぱり、カツどんはうまい。

 しかし、水が2ユーロもしたので、
 水なしでこれを食べました。
 水がただで出てくる国っていいよなあ。


 2006 /2 /17
・帰ってきました。
 帰りの税関で、
 鞄に鍵をかけてたら不審がられたらしく、
 鍵を開けて中を見せろと言われるが、
 何故か鍵が見つからない。
 ポケットを探していると、
 ポケットの中に土産として買ったエロトランプ
 これ見つかったらやばいよなあとドキドキしながら、
 でもやっぱり鍵は見つからず。

 ものすごく不審がられて、
 鍵、壊しても良いですかと言われ、
 まあ、どうせダイソーで買った百円の鍵だし、
 後は家に帰るだけだし良いですよ。壊してください。と。

 いろいろ調べられ、何とか帰国できました。
 周りの人は質問だけで終わっているのに。

 しかし、エロトランプ見つかって帰国できないとなったりすると、
 末代までの恥だよなあと思ってしまいます。

 旅行記はあと3話あります。
 今日の話はパリ2日目の話。
 

・ばかげた話
 馬鹿ツアーです。
 あえて俺は自分に言います。馬鹿じゃねーの。
 今日、見て回った(外観を写真で撮った)建物・場所一覧です。

 オペラ・ガルニエ
 ルーヴル美術館
 最高裁判所
 ノートルダム寺院
 パンテオン
 ソルボンヌ大学
 サンジェルマン・デ・プレ教会
 オルセー美術館
 コンコルド広場
 グラン・パレ
 シャンゼリゼ大通り
 凱旋門(中にも入った)
 バカラ美術館(ちょっとだけ入った)
 シャイヨ宮
 エッフェル塔
 パリ日本文化会館(ちょっとだけ入った)
 サクレ・クール寺院(中に入った)
 アベス広場
 マドレーヌ寺院

 全19箇所です。
 お馬鹿さんです。

 しかもその後ディナークルーズ行ってますからね。

 今日の日記は長い……かも。(ものすごく眠いんだけどね)

 起床8時。
 眠い目をこすりながら朝食。
 チーズと、パンと、シリアルと、ヨーグルトしかない。
 なんかこう、しょっぱいモノが欲しいんだよなあ。
 そう考えると、日本の朝食って、
 しょっぱいモノ……みそ汁、焼魚、漬け物
 酸っぱいモノ……梅干し
 甘いモノ……ご飯
 苦いモノ……ほうれん草や水菜等のおひたし、焼き魚の焦げ
 香ばしいモノ……焼き魚の焦げ
 辛いモノ……納豆のカラシ、わさび
 と、甘い辛い酸っぱい苦い香ばしい辛いが全部そろっているなあと感心。
 辛いモノはちょっととってつけたような気もしますが。

 で、ホテル9時出発。

 ホテルを出ると、小雨が降っていてげんなり。
 傘を買おうかなあと思うも、パリジェンヌの2/3は、傘を差してないことに気づき。、
 傘を差さない精神の僕としては、この町はもしかしたら自分に合っているのじゃないかと、
 傘を差さずに飛び出す。

 オペラ・ガルニエを後ろに見ながら、
 オペラ通りを、ルーブル美術館に向かって歩きます。



 9時15分 ルーブル美術館到着。
 ルーブルは明日ゆっくり見る予定なので、無視。

 9時30分 最高裁判所を横目に見ながら、セーヌ川を渡る。



 9時40分 ノートルダム寺院へ。
 子供たちがおそらく遠足できているのだろう。
 雨だというのに、傘も差さずにはしゃいでいる。
 中に入ろうかなと思うも、お金かかるしいいや。
 と思い、入りたかったけど中には入らず。
 裏手に回って写真を撮り、そのまま、まっすぐ進む。



 パンテオンに向かう途中、
 MANGAと書かれている店を発見。
 中に入る。
 日本の(日本語の)マンガが置いてあり、
 でも高いので買わない。
 日本の(フランス語の)マンガもあり、
 ジョジョがあったら買おうと思ったらあったので購入。
 ちょいと高い5.8ユーロ(約700円)。
 1から4部まで置いてあり、
 その中で好きなエピソードである、
 承太郎VSDIOを買おうと思ったが、その巻は無し。
 次に好きなバイツアダストアナザーワンの乗っている巻を購入。



 この適当な選択が、あとでちょっとした後悔を生む。
(と、言ってもたいしたことではないのだが)

 ぶらぶら歩くと、パソコンショップ発見。
 自分の作ったゲームがあるかもと思って探すも無い。
 と言うか、X-BOX360とPSPのゲームしかなかった。
 何だろう、この店。売る気無いのかな(←どー言う意味だ)。

 ソルボンヌ大学の横を通り、
 10時30分パンテノン到着。
 フーコーが振り子の実験をしたところらしい。
 ここも、入場料がかかるのでスルー。

 ところで、話は変わるが、
 この海外旅行中、何か土産は欲しいかい?
 と、妹に聞いたところ、何でもいいから、シールが欲しいと。
 あと、エッフェル塔のネックレス。
 ということで、シールを探してたのだが、
 全くない。
 イタリアの本屋でおもちゃも売ってたから、
 I want a sticker.と訪ねても、スティッカーの発音が悪いからか、無いからなのか、
 No, This is the bookstore.
 と言われてしまった。そんなことは見りゃわかる。
 おもちゃも売ってるし、性教育の本も売っているじゃないか。
 シールくらい売ってないか?と、
 でも、No, This is the bookstore.としか言われず、
 土産屋でなんとかみつけたシールも、
 ちっこいの一枚が3ユーロとかなり高く、
 なんとかないかなーと、探していた。

 で、ふらりと立ち寄った文房具屋。
 ソルボンヌ大学の近くだから、文房具屋が多いのだ。
 画材屋もあった。



 その文房具屋で、シール発見。良かった。
 これで何とか兄の面目も立つと、4シート10ユーロで購入。

 その後、近くにゲームショップを発見。
 ……でも、やっぱり僕のゲームはない。
 あの苦労は何だったんだ……。

 適度に迷った後、
 サンジェルマン大通りという、結構有名らしい通りに。

 おしっこがどうしてもしたくなり、
 ふと見ると公衆トイレ。
 お金が必要なのかな(イタリア・フランスの公衆トイレは基本的に有料らしい)
 と思ってみるがお金を入れる穴がない。
 どうやって開けるのかと思っていると、
 中から男の人。
 うーん……どうするんだと思って、
 適当にボタンをいじっていると開く。
 中は無料(?)公衆トイレにしては綺麗だが、
 中にはいっても、特に鍵はない。
 取っ手があるのだが、それをいじると、ドアが開く。
 とりあえず、どきどきしながら尿をすませるも、
 流し方が解らない。
 あ、もう。と思いつつ、そのままにして逃げ出す。



 道中、何回もそのトイレは目にしたが、
 怖くて中には入れなかった。

 そうこうしているうちに、サンジェルマン・デ・プレ教会の前を通り過ぎ、
 11時半といういい頃合いに。



 実は、このサンジェルマン・デ・プレ教会の近くにある、
 とある喫茶店で飯を食おうと思っていたのだ。

 その喫茶店のなは、
 ドゥ・マゴ。
 有名なお店らしいので、
 きっと、この喫茶店が、あの、カフェ・ドゥ・マゴの元ネタに違いないと、
 ここで昼食をとろうと決めていたのだ。

 というわけで、さっきの後悔。
 カフェ・ドゥ・マゴに来るなら、
 カフェ・ドゥ・マゴの缶を買うべきじゃあ無かったかと。

 ※ちなみに、知らない人が万一いると困るから書くけど、
  カフェ・ドゥ・マゴとはジョジョの奇妙な冒険第4部に出てくるイタリア料理屋。

 もちろん(?)トニオはいないし、
 娼婦風スパゲティもない。
 日本語のメニューもないから、
 何とかつたない英語力を駆使して、
 サンドイッチとコーヒーを注文。



 さっき買ったジョジョを読みながら
 (台詞はフランス語だけど、ほとんど覚えているから、別に問題はない)、
 昼食をすませる。

 食後、そのままサンジェルマン大通りを抜け、



 オルセー美術館は素通りし、
 12時30分コンコルド広場へ。



 そのまま、シャンゼリゼ通りを歩き、凱旋門へと向かう。

 さすがシャンゼリゼ通りは恋の道。
 すれ違う人すれ違う人が、カップル。
 しかも、手をつないでいる。

 軽く、レミングスの気分を味わいながら、
 尿意を感じる。

 トイレ発見。
 んが、鍵がかかっている。
 12:00から13:00まではお休みよん♪と書かれている。
 ええええええええええええ……。

 なんじゃそりゃあ。

 今、12時55分だから……あと5分で……

 ……本当に開くのか?

 疑わしかったので、とりあえず先に進むことに。

 ……

 ……あ、グラン・パレだ。

 ……

 ……

 やっほー。
 僕ウンコー。

 ええええええええええええ……

 尿意に加えて、便意までカムヒア。
 ユンカースカムヒアならぬ、ウンコーズカムヒア。
 こ……こいつは……めちゃ許せんよなあ。と、
 バージンレコード発見。

 バージンという言葉に、一瞬おちんちんが(以下自主規制)
 と言うことは無く、とりあえず、中にトイレくらいあるだろうと入る。
 マンガコーナー発見。
 コミックとマンガは違うゾーンになっており、
 日本でもマイナーなマンガなんかも置いてあっておもしろい。
 マンガコーナーを抜けると、ゲームコーナー。
 ここにも、自分のゲームはない。
 でも、自社ソフトはあった。
 フクザツナキブン。



 とりあえず、トイレを探すと、
 有料トイレ。
 0,20ユーロ(※欧州では小数点は,)と書かれている。
 20円くらい払ってやるわああああ!!
 と、レッツウンコ。
 ダイナミックダイクマ。

 そのまま、凱旋門に向かって歩くと、
 変な透明の箱。
 何カナーと思ってよく見たら、どうやらエレベーター。
 でも、故障中だった。
 道の真ん中にエレベーターとは。

 で、そのまま歩いていくと、
 ルイ・ヴィトンの本店発見。
 写真を撮っていると、アジア系の人に話しかけられる。
「Excuse me,Can you speak English?」
「A little.」
「Are you Korean?」
「No,I'm Japanese.」
「(聞き取れない)LOUIS VUITTON(聞き取れない)wallet(聞き取れない)imitation?」
 どうやら、ビトンの財布の偽物を売りつけられようとしているらしい。
 よく解らないので、適当な笑顔でヴィトンの本店に駆け込む。
 韓国人かあ。韓国人に見えるのかなあ。
 と思いつつ、ヴィトンの本店潜入。
 ごめんなさい。
 僕が悪かったです。

 6000ユーロって何?
 ねえ。
 車買えちゃうよ。
 ろくせんゆうろおおおお。



 とまあ、壊れつつ凱旋門へ到着したのはもう2時。
 ああ、そういえば俺が金城武で、織田信長を倒したなあと、懐かしくなる。

※えーと、……別に壊れたわけではありません。
 鬼武者3と言うゲームで凱旋門が出てくるのです。

 凱旋門の周りは信号および横断歩道がないロータリーで、
 車がビュンビュン。
 どうやってわたるのかと思っていると地下通路発見。
 何か、本当に鬼武者気分。

 凱旋門は、中に入ってみる。
 まあ、馬鹿と煙は高いところが好きと言いますから。
 馬鹿なモンで。
 高いところに、上ってみたくなるわけですな。

 屋上に上ると、又尿意。
 何回トイレに行けば気が済むのかって感じですが、
 出るモノはしょうがない。
 凱旋門で放尿。

 ついでに、あったから、という理由で妹にエッフェル塔のネックレスを買う。
 なんて優しい兄(自画自賛)。



 凱旋門を抜け、エッフェル塔に向かうが、
 そういえば母親の誕生日も近いし、
 土産にバカラグラスでも買っていってやるかと、
 途中にあるバカラ美術館に立ち寄る。
 が、言葉わかんないし、高いんで、
 ショップの時点で引き返す(ショップの奥……というか、上に美術館はある)。
 何でも、マドレーヌ寺院の近くには、
 日本語スタッフもいるとのことだし、
 それでいいかと。

 で、エッフェル塔に向かうが、迷う。

 やっぱり思いつきで行動しちゃだめだね。
 何とか、シャイヨ宮にたどり着き、そこからエッフェル塔へ。
 上ろうかなーと思ってたけど、10ユーロは高いし、
 何より、もう3時15分だ。
 今後の行動を考えると時間がない。
 並んでいる人たちもいることだし、
 次の目的地に急ごう。



 と、あっさりエッフェル塔を後にして、
 地下鉄の駅、ビル・アケムへと向かう。

 途中、日本パリ文化会館と言うところがあったので、
 寄ってみたけどおもしろくない。
 とりあえず、おしっこはしておいた。

 ビルアケムから電車に乗り、ピガールへ。
 のどがすごく渇いていたので、飲み物を買おうと思うも、
 自動販売機は硬貨しか受け付けてくれない。
 そして、硬貨だとお金が足りない。

 くそうと思いながら、ピガールで下車。
 ここは、有名なストリップ街らしく、
 至る所にセックスショップの文字。
 入ろうかなと思うも、時間ないしと、モンマルトラン乗り場を探す。



 モンマルトランとは、
 この、モンマルト地区を30分くらいで一周してくれる観光バスで、
 汽車の格好をしているらしい。
 どうせなら、それに乗るかと。
 本当は目的地のサクレ・クール寺院に一番近い駅は、
 アンヴェールという駅なのだが、一つ早く降りたのだ。

 んが、どうもそれらしき乗り場はない。
 仕方ねえなあ。と、アンヴェールまで歩くことに。

 アンヴェールから、サクレ・クール寺院までは、結構な坂になっており、
 途中から、坂を上るのが大変ならば、お金を払えばいいじゃない。
 と、フランスの貴族、マリーアントワネットも行っているように、
 ちょっとしたゴンドラがある。片道1.4ユーロ。
 いい加減疲れていたのと、乗り物好きなので、乗車。
 階段をひっしこいて歩いている人たちを見下ろすのは気持ちがいい(最低)。
 どんな手段を用いようとも、登れば良かろうなのだあ!!

 ゴンドラに乗るとき、黒人から、ミサンガ!ミサンガ!と、ミサンガを売りつけられそうになり、
 怖かったので無視してたら、「Korean?アニョハセヨ」と言われる。
 又、韓国人だと思われている。
 パリにはそんなに韓国人が多いのか?
 それとも、韓国系の顔なのか。
 ちなみに、ローマだと、日本人だと思われます。
 まあ、その結果、ああいう……タクシー……(涙で画面が見えません)。

 ちなみに、電車を使っていることから解るかもしれませんが、
 この、サクレクール寺院、モンマルトル地区というのは、
 パリ市内からちょっと外れています。
 本当は来る気ありませんでした。
 じゃあ、何故来たのか。

 話は一日戻り、
 モンサンミッシェルでの話。
 食事を一緒にとったブラジリアン柔術ブラジル在住のおばちゃんが居たと。
 その人が、絶対にモンマルトルは綺麗だから行け。
 行かないと、月に代わってオモプラッタよ。
 と、言ったか言わないか覚えてないんですけど、
 まあ、そういうわけで行ってみようかなと。
 オモプラッタかけられるのも嫌ですし。

 で、行ってみた結果。


 すげえええええええええええええええええ。

 超綺麗。
 嘘。マジ?抱いて。
 って感じ。

 パリが一望できて、とてもいい!!!
 こいつはすごい。
 サクレ・クール寺院は、入場料ただだし。



 エッフェル塔に登ったら、もっと景観良かったのかなあ。
 とも思いますが、夕日の効果も相まってか、
 すごく綺麗でした。巴里の街。

 で、もう4時30分なので、
 階段を下り(ああ、貧乏人ですよ。下りにゴンドラを使えてこそ真のブルジョワだと思います)
 アベス広場にあるアベス駅から、マドレーヌへ。

 マドレーヌ寺院を見て、
 バカラショップへ。
 日本人スタッフは、日本人相手に忙しいらしく、フランス人が僕につく。
 どれもすごく高いのだが、50ユーロのグラス発見。
 しかも、なんか、新作らしい。
 父親の分と合わせて買っても100ユーロだし、これにしようと。
 安いかな?とも思ったけど、もう、金銭感覚が麻痺してます。
 100ユーロっていったら、約14500円です。
 コップ一個7000円だったら相当上質なものだと思うのですが。
 どうなんでしょう。

 とりあえず、現金はもうないので、カードで購入。
 なんか、手続きに待たされる。
 そりゃあ、あんたらの店では100ユーロなんて、
 ちんこの皮より無価値なものかもしれないよ。
 そりゃあ、そっちの日本人スタッフが相手している、
 その不細工な親子が見てるネックレスは、
 軽く数万円はするだろうさ。
 だけどね。
 僕にとっていちまんよんせんえんて言うのは、
 (以下、延々と愚痴)

 とか、思っているうちに(10分くらいかな)、
 なんとか、グラス到着。
 さて、割らないように帰らないとな。

 で、もう5時半だったので、7時からのディナークルーズに間に合うように、
 ホテルに帰る……途中、セックスショップがあったので、
 ちょっとのぞいてみる。

 というのも、フットサルのメンバーに、
 エロトランプがあったら買ってきてくれと。言われてたので。
 ないかなーと。

 入ると、ちんこの形をしたプラスチックの置物と、
 ちんこの形をした、プラスチックの置物と、
 ちんこの形をした、プレスチックの置物と、
 ち(もういい)
 エロDVDの山でした。

 なんか、恥ずかしくなってそそくさと(でも、一応一通り見た)、
 店を飛び出し。ホテルに突いたら6時。

 時間ねえ。とかいいつつ、今のうちに日記の更新だ。
 と、着替えながら日記の更新。

 あああああああああ!!
 しまったああ!!

 もって来たワイシャツが父親の。
 サイズが小さくて入りません。

 仕方なしに、いつも来ているてれてれのシャツに、
 無理やりネクタイ攻撃です。
 襟がてれてれですが、スーツを脱がなければ気づかれないでしょう。
 何とか着替えて、ホテルを出ると、豪雨とは言わないまでも、
 結構な雨。
 うわあ、これ、中止になったらどうしようと思いながら待ち合わせ場所へ。

 待ち合わせ場所には、
 カップル
 カップル
 夫婦とどうやら息子夫婦
 カップル
 老夫婦
 カップル
 女二人連れ
 カップル
 女二人連れ
 娘二人とお母さん
 カップル
 カップル
 俺

 あれ?カップルしかいない……。
 ここで、軽く死にたくなります。

 ディナークルーズは、長テーブルに相席だそうです。
 カップルたちに挟まれたら、どうしたらよいのでせう。
 雨ですが、クルーズは慣行されるようです。よかった。

 船に乗り込むと、添乗員にご指名です。
「一人で参加のYOLYさん!!YOLYさん!!(もちろん、YOLYは実名)
 あんたは、ここ」
 まあ、あんたとは言われませんでしたが、
 ほかの人は席自由なのに、一人だけ指定席です。
 半分泣きみそがえるになりながら、
 席に着くと、どうやら、娘二人とおかあさんと、僕の組み合わせです。

 ああ、窮屈だなあ。
 と思ってたんですが、
 そんな私を見かねて、3人とも話しかけてくれまして。
 いやあ、本当にありがたかったです。

 二人とも自分より年下だと思ってたら、
 姉のほうはどうやら年上で、しかも10年前に結婚しているとのことでビックリ。
 食事は劇旨ってわけでは無かったですけど、
 ロマンティックな風景、音楽、雰囲気等々、
 まあ、なんだかんだで、楽しい時を過ごせました。
 もう、抱かれてもいいと思いました(誰に)。
 皆さんも、好きな女の子を口説き落としたいときは是非フランスへ。

 楽しかった……でも、やっぱりカップルで来たいなあ。
 隣のカップル(新婚さんかな)なんか、
 ダンスタイムに踊りに行ってましたからね。
 いいなあ。俺も踊る相手が欲しいなあ。
 踊る君を見て恋が始まってですよ。踊る大捜査線ですよ。
 なんだかもう、よくわかんねえや。



 ……いつか……いつの日にか……。
 そう、心に誓った夜でした。

 ……やっぱり長くなりました。
(2/15 23:44 パリにて記す。)


・フォー


 ホテルの近くにあった店。
 扉の白い模様の位置が絶妙。
 ねらっているとしか思えない。

・変な看板


 手をつなげと言っているのかと思ったら、



 裏では禁止されている。
 どういう意味なんだ?

・ノートルダム寺院


 入りたいけど、お金がかかるから外から撮影。



 裏側。

・MANGA


 MANGA専門店。
 日本語の漫画も売っていました。

・MANGA2


 画材屋。
 漫画の描き方が売ってます。

・トイレ


 ルールの解らない公衆トイレです。
 鍵はどうやってかけるんだろう。

・キオスクみたいなもの


 露天の本屋です。
 ふつうにおっぱいの出てる女の人が表紙の雑誌が
 売っています。
 エロ本じゃあなさそうですけど。

・カフェ・ドゥ・マゴ


 ドゥ・マゴと、ジョジョ4部(フランス語版)



 ドゥ・マゴのアップ。



 昼食
 サンドイッチなのに挟まれてません。

・道ばたに落ちていたフロッピーディスク


 このフロッピーディスクから、モナ・リザの謎が!!
 って、ダヴィンチコードは読んでないんで、
 そんな話なのかどうかさえ解らないんですけど。



 ジム・キャリーっぽいなあと思ったら、
 ジム・キャリーだった。

・シャンゼリゼ


 シャンゼリゼ通りは恋の道。
 奥に凱旋門。



 鍵のかかったトイレ。

・MANGA3


 ジャパニーズマンガ。
 コミックとマンガは別のコーナー。
 フランス人は漫画が好きらしい。

・オーシャンゼリゼ


 謎の箱。



 外資系。シャンゼリゼ通りにマッチさせるために茶色らしい。



 ヴィトンの本店。



・地獄の凱旋門って、痛くないような気がするよね。


 凱旋門。



 凱旋門のトイレ。
 何か、妙に位置が高い。

・エッフェル塔


 エッフェル塔。



 下から。(なんか、ここのコメントがだんだん手抜きになってる)

・ピンク・パリ


 ストリップ街。
 エロい店は、ダイレクトにSEX SHOP。

・ウルトラセブンに、ノルマントの使者って言う話があるので、それとごっちゃになりますが、正しくはモンマルト。


 サクレクール寺院。



 モンマルトラン。
 ある意味、乗らなくて正解。



 パリを見下ろす。

・セーヌ川ディナークルーズ


 シャンソンショー。



 バイオリンの美しい音色。
 実は弾いているのは坂本九の上を向いて歩こう。



 光るエッフェル塔。
 意外にうまくとれた。


 2006 /2 /18
・ウルトラマンマックス
 やばい。
 ウルトラマンマックスがおもしろすぎる。
 (今週のあらすじを書いているので、
  ビデオ録画などをして、まだ見てない人は見ないでください)

 今週と、先週は続き物で、
 バルタン星人が地球に攻めてくる話。

 先週の話は、
 ダークバルタンが攻めてくることを知らせに来たタイニーバルタン
 
 何故かボクっ娘少女に変身し、
 重力バランスを調整……
 つーかどう見ても魔法を駆使する魔法少女となり、
 ホウキに乗って空を飛んだり
 ジェットコースターを空にとばしたりして、
 ダッシュ(地球人による正義のチーム)に何とか危機を知らせようとするが、
 きっと、集団幻覚ね(ええ!?)と、無視

 そんな中、ダークバルタンが攻めてきた。
 地球人は月や火星を侵略しようとしている(え?)。
 そんなやつらは滅ぼしてやる。との理論だ。
 ダッシュ基地内の重力バランスがめちゃくちゃに。
 アンドロイドのエリーも壊れちゃうし、
 マックスも倒されちゃうし、
 さあどうなる。

 っていうのが、先週の話。

 今週、

 萌えっ娘、タイニーバルタンは、
 何かダークバルタンを倒す方法があると、ダッシュのミズキ隊員に提言。
 未だに、信じてない(何でだ)けど、
 何とか説得して、宇宙船へ。
 タイニーバルタンは、バルタン星へ行って何かとってくると言う。

 一方そのころ、ダッシュ基地内はまだ重力がやばいことに。
 ここは、アンドロイドのエリーを再起動しないと。
 再起動方法は、惚れた男に告白されること(ええええええ?)。
 コバ隊員という隊員が、髪をなで目を見つめ
 告白し、再起動。

 やっとの思いでダッシュ基地の重力バランスはふつうに戻り、
 ダッシュバード(戦闘機)で、バルタンを攻撃する。

 だが、ダークバルタンには攻撃は通じない。

 ウルトラマンマックスは、来ないのか。

 そのころ、
 ウルトラマンマックスであるダッシュ隊員、トウマ・カイトは、
 がれきの下に埋もれていた。

 そこに通りがかった少年たちに助けを求めるカイト。
 少年たちは、魔法少女タイニーバルタンたちだった。
 バルルーという魔法の言葉で、がれきをどかし、
 「ウルトラマンマックスに変身するのよ」
 子供たちに正体バレバレだけど良いのか?


バルルー


 何か、エネルギーが足りないというカイトに、
 エネルギーみたいなモノを注入、
 ウルトラマンマックス大変身。

 一撃でバルタンを粉砕

 さすがマックス!!
 格好良い。

 だが、バルタンのクローン技術はすごかった。
 破片一つ一つが、ダークバルタン星人に成長。
 無数に増える、ダークバルタン。
 マックスピンチ。

 なぜか、マックスも無限増殖
 沢山のダークバルタンVS沢山のウルトラマンマックス。
 あまりにばかばかしい格好良い映像。


無限増殖バルタンVS無限増殖ウルトラマンマックス



 無限に増えるバルタンに、
 ウルトラマンマックスも押され気味。

 しかし、タイニーバルタンには秘策があった。
 何かよくわかんないけど、バルタン星から持ってきた銅鐸を、
 鳴らすと、クローンタイニーバルタンは消えていく。

 弱っているバルタンに近寄るマックス。

 何故か、肩をぽんぽんたたいて帰って行く


さ。帰ろうか。


 で、イデ隊員登場
 (実際にはイデ隊員を演じた二瓶正也さんが演じるダッシュの隊員)
 変なビームで、ダークバルタンは人間に
 (はじめからそれを使えば……)

 タイニーバルタンと、ダークバルタンは宇宙に帰って行くのでした。

 何故かそれを見守る巡査。
 (実はこれを演じたのは、ウルトラマンレオで
  レオに変身したおおとりゲン役の真夏竜)
 そして、地球の砂浜には大量のゴミが……。

 いやあ、もうね。
 バルタン星人が魔法少女になるだけで爆笑なのに、
 アンドロイドに告白、
 無限増殖バルタン星人VS無限増殖マックス等、
 見所ありすぎ。

 タイニーバルタンを演じたのは、
 半田杏という少女。

 公式によると、

 ウルトラマンマックス主演
 タイニーバルタン役(34&35話)


 ……

 バルタンは、主役じゃないだろ!!
 DVDが発売された暁には是非、見て欲しい一品でした。

 ※画像はウルトラマンマックス34話「ようこそ!地球へ 後篇 さらば!バルタン星人」からの引用。
  引用の範疇内であるという判断より使用していますが、
  著作者・出演者の気分を害した場合は削除いたします。

・ジャパニーズまんが
 週刊少年ジャンプ
 ビックコミックスピリッツ
 ヤングマガジン
 イブニング
 週刊少年サンデー
 週刊少年チャンピオン

 以上が今週ボクが買い逃した漫画雑誌です。
 一週逃すと話解らなくなるので、マンガ喫茶で読むかなと思って出かけました。

 軒並み漫画喫茶つぶれてやんの。

 2軒だけ残っているけど、
 1軒は、高い、未だに飲みもの代をとる、部屋が汚い、
 床がベコベコして、テーブルが安定しない、
 店員の態度が悪い。
 と言う、すてきな漫画喫茶なので行く気が起きず。

 もう一軒は行こうと思ったら、
 会員証の作成に、身分証明書が必要とのこと。
 免許証は、海外旅行中になくすと行けないと思い、
 自宅に置きっぱなしです。

 ……入れて貰えませんでした。
 インターネットのせいなんでしょうかね。
 身分証明書。

 仕方ないんで、古本屋とコンビニ巡って上の漫画を全部買ってきました。

 そうそう、そういえば、
 フランスもイタリアも、歩行者は基本的に信号を守らないんですよ。
 赤だろうが、車が来ていようが渡れそうならがんがん行っちゃう。

 何か、今日久々に日本の街を歩いたら、
 ふつうに、赤信号で渡ろうとしちゃいました。

 危険ですね。
 ま、ミーはおフランス帰りザンスから。
 車にひかれて死ね。シェーーーー

 と言うわけでフランス最終日。

・最後の晩餐
 パリも、と言いますか、海外もこれで最後です。
 今、空港でこれを書いています。
 何か今日もいろいろありました。

 それでは。

 8時起床。
 今日はヴェルサイユ宮殿と、ルーブル美術館に行くことにする。
 最後の最後で貴族っぽいことをしてみようと。

 で、問題となるのがバカラグラス。
 ホテルに預けておいて、割られたら大変だから、
 持って行かなくてはいけません。
 しかし、スーツケースはもういっぱいだし、
 手提げ鞄には入りきらない大きさです。
 かといって、バカラと書かれた袋を持って歩くのも、
 金持ちだと思われて、賊にねらわれてしまうかもしれません。

 何か無いかなと探してみると、
 モンサンミッシェルで買った土産の袋が、
 外から中が見えないし、ちょうど良い大きさです。

 これに、カメラとガイドブック、バカラグラスを入れて持ち歩きましょう。



 ホテルにスーツケースと手提げ鞄を預け、
 オペラ駅に向かいます。



 手提げ鞄に財布を入れ忘れてました。

 あわてて戻り、財布ゲット。
 ああ、危なかった。

 駅にて、モビリオ(一日中地下鉄が乗り放題になる切符。エリアによって、値段が違う)と、
 カルトミュゼ(いろいろな美術館等に入り放題になるチケット。
 凱旋門はOKだけど、エッフェル塔はダメとか、微妙に肝心なところを網羅してない)
 を購入。これでヴェルサイユ宮殿とルーブル美術館に行けます。

 ヴェルサイユ宮殿までは電車で40分弱。



 その間に本を見ていると、ノートルダム寺院もカルトミュゼで入れるらしいです。
 昨日入りたかったけど入らなかったので、どうせ暇だし、
 ここも寄ることにしましょう。

 さて、そうこうしているうちにヴェルサイユ宮殿の駅に到着。



 外資系がお出迎えです。
 今日の昼はそれを食べてみるのもいいなと思いつつ、



 ヴェルサイユ宮殿に到着。
 綺麗です。
 そして広いです。



 歩くのがだるいです。
 どうやら広場を周回してくれる馬車があり、
 しかも7ユーロ程度という事がガイドブックに載っていたので、
 馬車に乗りたいと思って探し回りますが、みつかりません。
 どこだろうと探しに探し、見つからないので、
 インフォメーションで聞くことにしました。

 あれ?
 馬車ってなんて言うんだっけ?

 英語の教科書を思い出します。

 How did you come here, Jack?
 I rided my car.

 あれ?ジャックは馬車に乗って来ないです。
 馬車って何?

 馬……Horse
 車……Car

「Excuse me, I want to ride Horse Car?」
 いぶかしげな顔をしています。やっぱり、馬・車じゃあ、……
 いや、まてよ……馬"の"車なら……!!
「Hourse's car」
 通じました。
 良かったです。
 ここをまっすぐ行って左。

 まっすぐ行って……。
 まっすぐ……

 相当まっすぐ行ったのですが、
 それらしい標識がありません。
 引き返すと、馬車がいました。
 すげえ小さい看板でやんの。

 昨日のモンマルトラン乗り場もわかりにくかったですが、
 これまたわかりにくいです。
 フランス人はまともに商売する気があるのか……。

 で、乗ろうと。
 近づいていったら、看板には45ユーロの文字。
 あれ?7ユーロじゃなかったの?

 貸し切りだと、45ユーロみたいなことが書いてあります。
 貸し切り以外の表示はありません。
 7人乗りとのことなので、確かに貸し切りなしなら
 約7ユーロですが……。

 よくわからないし、疲れていたので、
 もういいやと帰ることに。



 途中寄った土産物屋で、
 無事、エロトランプも発見し、



 外資系で食事もし、



 いざ、ノートルダム寺院へ!!

 ……

 ……

 ……

 ……あれ?

 電車が止まってる。
 何か車内放送もなってます。
 何だろう、待ち合わせかな?

 ……

 ……

 ……あ。やっと動き出した。

 ……

 ……次の駅で又停車です。

 10分くらい停車してます。
 乗客も降りだしてます。
 車内放送はフランス語なので全く解りません。
 一部、ノートルダム寺院がどうたらという地名だけ聞き取れます。
 これは……

 ……電車止まってない?

 20分くらいして気づきました。
 近くに別の地下鉄の駅がある駅だったので、乗り換えて何とかノートルダム寺院へ。

 何か、電車が止まるほどの事故に運良く(?)巡り会えるなんて……
 ……僕ってなんて幸運なんでしょう。あはは。

 気を取り直してノートルダム寺院です。
 中に入ります。
 料金は取られません。
 あれ?
 なんだこれなら中に入れば良かった。
 ……
 ……あれ?
 展望台に上れると聞いてたのに、入り口らしきモノがありません。
 うろうろして、やっと見つけた入り口は、どうやら展望台ではなく、
 宝物殿の入り口らしいです。
 しかも、宝物殿はカルチェなんたらでは入場できません。
 困りました。

 散々迷ってから、
 インフォメーションに聞きに行こうとすると、
 インフォメーショに、「展望台は教会を出て右」と、日本語で書いてあります。
 ムキイイイイイイイイイ!!
 相当聞かれる質問なのでしょう
 相当解りにくいと言うことが解っているのに、
 何で改善しようとしねえんだフランス人はよおおおおお。

 何か、フランスにやられてます。

 バターになるかと思うくらいぐるぐるぐるぐる螺旋階段を上り、
 やっと、パリを見下ろすことができました。
 でも、昨日、モンマルトで見下ろしてるからなあ……。



 さて、相当疲れました。
 最後のメインイヴェントです。
 ルーヴル美術館です。



 ……なんて言うか、
 疲れてたことと、
 ものすごい人がいたこと、
 何か微妙にあついこと、
 進むには階段を何度も上り下りしなくてはいけないことや、
 今まで散々綺麗なモノや、すごいモノを見てきたため、
 何か、別にふつうの大きい美術館だなと。





 モナ・リザも展示してあったんですけど(写真撮影不可)、
 ガラスのケースに入れられてて、
 ガラスに光が反射して、よく見えなかったです。
 まあ確かにすごいと思うんですけど、
 その周りの絵もすごいんで、
 その周りの絵に比べて、モナ・リザが何故それだけ特別すごいのか。
 と言うのがよくわからないんですよね。

 まあ、芸術的センスが僕にはないのでしょう。

 一時間ほどで脱出。
 人混みって苦手なんですよね。

 この時点で4時。
 まあ、早めに空港行くかあと、空港に出発。
 ちなみにフライトの時間は11時。

 空港まで一時間ほどバスに揺られ、
 5時過ぎに空港到着。
 チェックインしようとおもったら、
 さすがに6時間前は早すぎたらしく、
 今、チェックインするカウンターの前でこれを書いています。

 そろそろチェックインの時間ですが、
 フライトまであと3時間。
 日本まではあと15時間もあります。
 早く、日本のお風呂に入りたいよお。

(19:47 パリの空港にて記す)

・鞄


 これでカモフラージュです。



 土産を買いすぎて、鞄はいっぱいです。



 ローマの道はがたがたしていて、
 いつの間にか足がもっきりおれちゃいました。

・オペラ座


 オペラ座の朝。

・電車


 RER(郊外と郊外をつなぐ列車)。
 日本で言えば総武横須賀線か。
 関東の人しか解らないだろうけど。

 そういえば、会う人会う人フォッサマグナ以西の人だったなあ。
 例の彼も、岐阜県出身名古屋在住。
 モンサンミッシェルで出会った女子大生は、三重出身。
 同じくモンサンミッシェルで出会った大学生グループは名古屋在住。
 ディナークルーズで一緒になった母娘は滋賀出身。



 時刻表はモニタに映し出されます。

・信号


 多分、押しボタン式信号。
 の筈なんだけど、押しても特に反応無し。
 周囲の人は赤信号でがんがん渡っていくし。
 仕方なしにボクもがんがん渡っていく。

・転がる石


 ぬう。あれは……
 知っているのか雷電

 廊輪酢斗怨厨(ろおりんぐすとおんず)
 人の死ぬ様を示す(スタンド)……
 掘られた姿を見た者は近いうちに死ぬという……

 なお、余談ではあるがジョジョの奇妙な冒険63巻に登場する
 ローリングストーン(ズ)というスタンドは、
 この伝承を元に作られている。

 (民明書房刊・驚愕!世界の石大百科より)



 ※今回ジョジョネタ少ないからさあ……。

・革命返えし


 ヴェルサイユ宮殿。



 中では食器が売ってた。
 バカラグラスよりこっちの方が安いじゃねえかよおお。
 こっちにすれば良かったかも。



 シャッタースピードを戻すのを忘れたため、
 しらけた写真に。
 しかし、庭広いね。
 庶民がパンも食えないって言うのに、
 これだけ贅沢してたら、そりゃ革命も起きますわな。

・馬車乗り場


 看板小さいよ。
 通りからこれだけ離れてて、
 この大きさの看板て。

 不案内だよなあ。



 で、看板には一人乗りの項目は無し。
 なんだよ。あのガイドブック……。

・エロトランプ


 エロトランプは女子が3種類。
 男子が1種類。

 男子にしようかなとも思ったけど、
 誰も喜ばないだろうからやめた。

 右の写真は、チンポが隠されているけど、
 実際のトランプは出てるのかな?

 女性の3種類は1種類が売れ残ってて、
 2種類あるうちの1種類は半分風が開いてたから、
 残りの1種類にした。

 しかし、この乳は、何でこんなにパンパンにふくらんで居るんだろうねえ。

 ちなみに、この写真を撮るためにトランプを並べてたら、
 後ろに日本人(多分女子大生)が通って、
 やたら気まずかったです。

・外資系


 ビックマックにチーズバーガーを付けるというのが、
 フランスでは一番お得な組み合わせ。

 バーガー2個は要らないなあと思い、
 チキンナゲットに。

 セットのバーガーは、
 ビックマック、
 フィレオフィッシュ、
 ベーコンレタスバーガーしかない模様。



 開けるとこんな感じ。

 ところで、コーラの氷が大きかった。
 日本みたいに砕いた氷じゃないのね。

 ところで、ボクはずっと外資系外資系言ってますが、
 この外資系が嫌いなのですか?

 No, I'm lovin' it.(どうやら、このキャッチフレーズは全世界展開している模様)

 ポテトとナゲットは日本のよりうまい気がしたけど、
 ビックマックは、レタスの切り方が雑。

・リベンジ


 リベンジ・オブ・ノートルダム寺院



 上から下を見下ろす。



 ノートルダムの鐘。

 だと思ったら、あの映画の舞台はノートルダム寺院ではなく、
 ノートルダム大聖堂だそうな。

 ……紛らわしい。

・ルーブル


 入り口。解りにくい。
 なんだあの、変なピラミッド。
 ガラス張りで、なんか、この雰囲気にそぐわないなあ。
 と思ったら、そこが入り口。



 反省する少年(俺の脳内タイトル)。

・ミロのヴィーナス


 ミロのヴィーナスの尻。

 ちゃんと半ケツ出て居るんですね。
 あまりこちら側を見ることはないでしょうから掲載。

・気に入った彫刻3つ


 何か格好良いんだけど、
 ちゃんとチンコはむき出しで、
 しかも、包茎です。

 なんか、格好良いけど間抜けだよなあ。



 「おまえ、背中のんなや」
 「ええやんかあ」
 「むずがゆいっちゅうねん。そこ、手届かんし」



 「腹出過ぎてチンコようみえへんわあ」

・サモトラケのニケ


 サモトラケのニケです。

 このほかに、絵画も見ましたが、
 絵画は写真撮影禁止。
 まあ、絵画は俺よりうまく撮っている人もいるしなあ。

・最後の写真


 本場のボルビック。
 スーパーで買うと1.5リットル0.8ユーロ(約100円強)。
 レストランで頼むと、500ml 2.5〜3ユーロ(約300円から450円)。
 なんだ、そのボリ価格は。

 日本だったら、
 水のほかに、牛丼とみそ汁が食べられますよ。

 水が只で出てくるだけで、日本ていいなあと思っちまいますね。



 メガネのパリーミキは、本当にパリにありました。
 これが最後の写真です。

 そうそう、フランスの信号って黄色がないんですよ。
 青から、パって赤に変わっちゃう。
 危険じゃないんですかね。
 あと、あの十字の信号の意味が解らないんですよね。
 何なんでしょう?

 長かった旅も後一話で終わり。
 最終回は飛行機の中で書いた総括です。
 写真はありません。

 明日更新予定ですので、最後までお楽しみください。それでは。


 2006 /2 /19
・イタリアン
イタリア2日目、携帯で撮った写真

 をアップしました。

 イタリアから見た日本てこんな感じなのかな。

 さて、最後は飛行機の中で書いた総括、ここが変だよフランス人です。
 どうぞ最後までお楽しみください。

・僕らのロマン飛行
 今、飛行機の中です。
 あと4時間半もありやがりますので、
 適当にいろいろ書いていきます。

 機内ではいろいろ映画が見られるんですが、
 日本映画チャンネルでは(映画版)電車男を上映してました。
 英語の訳が出てるのですが、納得がいきません。
 せめて、キターーーーーーーーは、
 Cooooooooooooooooooooooooooooming!!
 にするとかすればいいのに。
 萌えも、hotってどうなのよ。
 途中で寝ちゃったんで後は知りませんが。
 それって、「時計仕掛けのオレンジ」の主人公が
 訳したらふつうに日本語を使っているようなもんだと思うんですけど。
 それじゃあ、台無しじゃないですか。

 ちなみに、行きの飛行機では星になった少年と、
 なぜかPIKA☆☆NCHIを上映してました。
 なんで、そんなマイナーな映画をチョイスするんだエールフランス。
 もちろん見ちゃいましたが、最後のいいところでフランス到着直前。
 機内アナウンスが入って、途中がカットされました。
 まあ、DVD持ってるし、映画館、DVD、DVD解説付きと3回は見ているので、
 別に覚えているからいいっちゃあいいんですけどね。

 星になった少年は点けたら途中だったので、
 帰りこそは星になった少年を見ようと思ったら、
 行きと帰りでは上映する映画が違うのです。がっかり。
 帰りは、電車男と四日間の奇跡だった。

 そうそう、あの後、飛行場で飯食おうと思ったら、
 パンを売っているスタンドくらいしか無くって、
 何かもっとちゃんとした食堂はないのかよ。
 と悲しくなりました。
 こんな事なら飯食ってから飛行場に来れば良かった。
 機内食では和食コースを頼みましたが、
 やっぱり米っていいですね。
 君は日本の米を知っているのか。
 人間の愛を解っているのか。
 愛は心の仕事だ、バカモノ。
 そういうわけで、ここが変だよフランス人。どうぞ。

ここが変だよフランス人1
・電車いろいろ
 イタリアからずっと違和感があったんですよ。
 電車に。
 ホームがこう上りと下りがつながって無くて向かい合わせになっている、
 ってわかりますかね。
 電車を乗り過ごしたときに、目の前のホームに乗るんじゃなくて、
 いったん、上るか下るかしないと、反対側のホームに行けないタイプ。
 地下鉄の駅は大抵そうですよね。
 で、電車が来る音がするじゃないですか。
 お、来たな。って思うと大抵逆のホームなんですね。
 最初は、なんだよ。俺、方向感覚ねえな。なんて思ってたんですけど、
 最終日にやっと気づきました。
 こっちの電車って、車と同じく右側通行なんですね。
 日本の場合、左側通行じゃないですか。
 だから、右側から電車が来る音がすると、
 自分のホームに来ると錯覚してしまうんです。
 このことに気づくのに5日かかりました。
 それと、イタリアもですが、
 車内放送がないですね。
 外をずっと見てないと降りる駅かどうか不安になります。
 日本て親切だなあと思ってしまいます。
 あと、これはフランスだけなんですけど、
 ドアが開くのが電車が完全にストップする前なんですね。
 ドアが開いてから、ストップする。
 ドアを開けるのが手動だから何でしょうかね。
 何か危ない気がするんですけど。

ここが変だよフランス人2
・携帯はどこでも使います。
 イタリアもですけど、電車の中でも携帯電話は使います。
 まあ、電車内で禁止されているのって、
 日本だけだって話ですけどね。

ここが変だよフランス人3
・メリーゴーラウンド
 何か、パリにはメリーゴーラウンドが矢鱈あるんですよね。
 思い出せるだけでも、市役所前、エッフェル塔、アベス広場……。
 ほかにもあったような気がしますが思い出せません。
 市内に(最低)3つもメリーゴーラウンドがあるんですよ。
 そんなに回ったらバターになっちゃうよ。
 高い建物の階段は大抵螺旋階段だし。
 回るの好きなのかな。

ここが変だよフランス人4
・ゴミの分別
 外資系で食事をしたときに気づいたのですが、
 ゴミの分別って無いんですよね。
 イタリアもそうでしたね。
 ローマの街はゴミ箱が5m置きくらいにあるんですけど、
 みんな、何でも捨てちゃう。
 ローマ見物中、ピザと缶コーラを飲んだ後に、
 一緒に捨てることにすごい罪悪感を感じました。
 日本人が気にしすぎなのか。
 欧米人が気にしなさ過ぎなのか。

ここが変だよフランス人5
・エレベーターの止め方
 僕の泊ったホテルだけかもしれませんが、
 エレベーターを止めるときに、↑と↓ではなく、
 止めるボタンしかありません。
 なので、1階から0階に行こうと思って、止めるボタンを押したら、
 上に向かって動き出しました。
 何か、不合理な気がします。

ここが変だよフランス人6
・風呂場にカーテンがない
 これも、僕が泊ったホテルだけかもしれませんが、
 ユニットバスにカーテンがないんですよね。
 まあ、髪の毛を洗うと周囲がびしょびしょに。
 そういえば、石けんとシャンプー、ボディーソープのほかに
 シャワーアンドバスジェルって言うのがあったんですけど、
 あれは何に使うんでしょう。
 お湯に溶かして、泡泡すれば良かったんでしょうか。

ここが変だよフランス人7
・札が嫌い
 お札がとことん嫌いらしいです。
 自動販売機も、切符の自動販売機も基本、札が使えません。
 切符って、数枚買ったり、長距離買ったりするから、
 札が使えてもいいようなモンですけどね(イタリアでは使えた)。
 まあ、クレジットカードを入れる穴があるから、
 そういう高額切符はカードで買うか、窓口で買えってことなんでしょうけど。

ここが変だよフランス人8
・ユーロの柄ってよく見ると違うのが混じってる
 お金と言えば、ユーロのコインって結構格好いいんですよね。
 特に2ユーロ。縁だけ金色でゲーセンのコインみたい。
 で、よく見ると、裏(数字の書いてない方)のデザインが、
 何パターンかあるんですよね。
 最初、あれ?なんだこれ?っておもったら、そういうモンらしいです。
 (ガイドブックにもそう書いてある)
 変なの。

ここが変だよフランス人9
・天気
 フランス人と言うより、パリです。
 天気が変わりやすいです。変わりやすすぎです。
 あ、雨がぱらついてきたと思った5分後には雲間から太陽が顔を出して、
 いい天気になったなと思ったら、太陽が出ているのに雨が降ってきて、
 おいおい、と思ってると雨はやんだけど曇り空になって、
 仕方ねえなと歩いていると、又晴れたと思いきや豪雨になります。
 はじめ、雨が降っているのに傘を差さないパリジェンヌが多く
(そういえば、前の会社いた後輩にフランス人のクォーターが居て、
 フランス語もぺらぺらで、年に何回かフランスに行くらしいんですけど、
 彼も、傘を差すくらいなら濡れた方がいいというタイプでした)、
 自分も傘を差すくらいなら濡れた方がいい派だったんで、
 仲間仲間と思っていましたが、
 あの天候じゃそれもやむなしかなと。
 だって滞在した4日間ともそうだったんだもん。

ここが変だよフランス人10
・落書きが多い
 イタリアもだけど落書き多いですよね。
 地下鉄の構内はもとより、路線にも書かれてます。
 どうやって書いたんだよと。
 線路から壁までスペースはほとんど無いから、
 結構命がけですよね。
 電車のガラスや、鉄板にも何かで削った落書きがありますし、
 落書きが本当に大好きなんでしょうねえ。

ここが変だよフランス人11
・手を洗うのが長い
 2人だけ見かけましたが、2分くらい洗っているんですよ。
 まるでファミレスの店員並みに念入りに手を洗っています。
 しかも、ウンコする前に。
 手を洗って洗って、洗って、さて、俺も手を洗うかなと思ったら、
 そのまま、ウンコボックスへ入っていくんですよね。訳解らん。
 でも、それだけ手を長く洗うなら、
 水道の水が長く出続けることもやむなしかなと。

続・ここが変だよイタリア人
・街頭時計がほぼ必ず狂っている。
 あと、イタリアで思い出したこと。
 フランスは街頭時計がほとんど無いんですけど、
 イタリアはあっちこっちにあります。
 便利なんですけど、
 大抵狂って居るんで、役に立たないんですよね。
 二つ時計が並んでて、全く違う時間を指していることもあって、
 これはもしかしたら、俺の知らない時計の表現方法なんじゃじゃないか、
 サマータイムみたいな。
 と思ったんですけど、只狂っているだけみたいです。

俺が変だよ日本人。
・異常に鼻くそがたまる
 何かねえ、乾燥しているせいかもしれないんですけど、
 鼻くそが異常にたまるんですよね。
 イタリアで、本当に疲れて眠ってて、
 明け方くらいなのかな、鼻が詰まって。
 でも、半分寝てるからトイレットペーパーを(ティッシュはなかった)
 撮りに行くのは面倒くさいんで
 夢うつつに鼻くそを穿ったんですよ。
 そしたら、直径1センチくらいの鼻くそ玉ができて。
 こんなでっけえ鼻くそ玉オラ初めてだ。
 ってな感じで、どうしようかなあ。
 とりあえず、ベッドの下に置いておくかと、
 おいといたはずなんですけどね。
 朝起きたら無かったんですよね。
 あれは夢だったのか、それとも鼻くその神様が、
 どこかに持って行ってしまったのかしら。

 まあ、そんなこんなで旅行もあと4時間で終了です。
 長かった旅よさらば。

 旅行データ

 2/10
    日本時間 9時頃 成田発
    現地時間14時頃 フランス到着、乗り換え
    現地時間18時頃 イタリア到着
    イタリア泊
    写真撮影枚数 5枚(携帯電話での撮影1枚含む)
    乗った乗り物:
           飛行機
           レオナルドダヴィンチ・エクスプレス
           タクシー
    食事:
       担々麺
       機内食×3
       パン
       ペンネ・アラビアータ
       ティラミス
 2/11
    ローマ見物
    イタリア泊
    写真撮影枚数 218枚
    乗った乗り物:
           地下鉄
    食事:
       ホテルのビュッフェ
       (パン・ゆで卵・ハム・チーズ・ヨーグルト)
       ピザ・ロッソ+プロシュート入りピザ
       メローネ(メロン)のジェラート
       プロシュートとマッシュルームのサンドウィッチ
       黒いチーズ
       サラミ
 2/12
    ナポリ見物
    イタリア泊
    写真撮影枚数 212枚(携帯電話での撮影3枚含む)
    乗った乗り物:
           インターシティー
           ユーロスター
           私鉄
    食事:
       ホテルのビュッフェ
       (パン・ゆで卵・ハム・チーズ)
       ピッツア・マルガリータ
       パン
       フェットチーネ
       ポテトチップス系のおかし
       なんかチーズ
 2/13
    移動日
    現地時間15時30分頃 イタリア発
    現地時間17時30分頃 フランス到着
    パリ泊
    写真撮影枚数 53枚
    乗った乗り物:
           地下鉄
           レオナルドダヴィンチ・エクスプレス
           飛行機
           ロッシーバス
    食事:
       ホテルのビュッフェ
       (パン・ゆで卵・ハム・チーズ)
       メローネとチョコラータのジェラート生クリーム添え
       モッツアレラチーズとトマト
       リゾットとフェットチーネ
       機内食
 2/14
    ヴァレンタインデー
    モンサンミッシェル見物
    パリ泊
    写真撮影枚数 204枚
    乗った乗り物:
           バス
    食事:
       おにぎり(ツアーに付属)
       海老と何かのパイ焼きクリームソースがけ
       オムレツ
       ポテトと豚肉の何か
       アップルパイ
       カツ丼・ギョーザ・味噌汁・サラダ
       ドリトス
       ナッツ詰め合わせ
 2/15
    パリ見物
    パリ泊
    写真撮影枚数 276枚
    乗った乗り物:
           地下鉄
           ゴンドラ
           船
    食事:
       ホテルのビュッフェ
       (パン・チーズ・シリアル)
       ハムとチーズと卵のサンドウィッチ
       パン
       玉ねぎと海老を何か細かく切って固めたやつ
       ポテトにバターを混ぜてパイで包んだもの
       焼いた肉
       チーズ3つ
       生チョコのデザートと、アイスクリーム
       ドリトス
 2/16
    ヴェルサイユ宮殿・パリ見物
    現地時間23時頃イタリア発
    帰国
    写真撮影枚数 250枚
    乗った乗り物:
           地下鉄
           RER
           ロッシーバス
           飛行機
    食事:
       ホテルのビュッフェ
       (パン・ライチ)
       ビッグマック
       チキンナゲット
       ポテト
       ピザ
 2/17
    日本時間19時ごろ成田着(予定←着きました!!(2/19の俺))
    帰国中
    写真撮影枚数 0枚
    乗った乗り物:
           飛行機
    食事:
       機内食×2
       ジャパニーズ・スシ(日本帰国後)(←2/19の俺記述)

 総写真撮影枚数:1224枚(携帯撮影4枚を含む)

 ここまで読んでいただいて本当にありがとうございました。
 (2/17 15:32←日本時間 飛行機内にて記す)



 2006 /2 /20
・眠い眠い眠い眠い
 いやあ、非常に眠いd…………

 ああ、ああ?

 寝てました。

 すみいいいいいいいいいいいいいいいいいいい……。

 あああ、ごめんなさい。

 これ、時差ぼけってヤツですかね。
 異常に眠くて仕方ないんですけど。

 今日はハローワークに行ってきました。
 これで、金が少し貰えるはずです。

 しかし、俺が今まで払った金はそんなもんじゃねえぞと思うのですが、
 ハローワーク利用費もそこに入っているのかと思うと、
 まあ仕方ないのかなとも思ったり。
 全くハローワークの施設利用してないけど。

 今はリクナビとか毎日就職ナビとか@typeとかあるから、
 それで十分なんじゃあないかとも思うんですが、
 まだ僕が若いからそう思うんですかね。

 でも、無料で就職活動ができたり、
 無料で就職相談ができたり、
 無料で面接向上セミナーに参加できるんですから、
 何かすごい世の中になった者です。

 結局、最終的にはいることになった会社は、
 リクナビ等を使用した訳ではなく、
 直接、会社のホームページを見て送ったところですが、

 面接向上セミナーに参加してから
 3社受けたうちの2社に内定もらっていますから、
 相当役に立ってたんではないかとおもっっっっっっt

 ああ、眠い。

 しかし、ハローワークっていつ行っても混んでますねえ。
 あのハローワークに行くのはうちの市内からだけですから、
 日本全体でどれくらい失業者が居るんでしょ……

 ……眠い。

 昨日から20時間くらい寝てるんだけどなあ。


 2006 /2 /21
・詩的私的ジャックと豆の木といとしさと切なさと空と大地よ勇気をオラに分けてくれ
 そろそろ、構造改革の時期じゃあないかと。

 あ、いや、別に小泉内閣がどうとかという話ではないです。
 2002年4月、僕が社会人になって以降
 毎年4月には当サイトは××篇というのを変えてきたわけです。

 1997年4月〜2002年3月 青春篇(後付け)
 2002年4月〜2003年3月 立志篇
 2003年4月〜2004年3月 輪廻篇
 2004年4月〜2005年3月 転生篇
 2005年4月〜現在    降臨篇

 とまあ、やってきているわけですが、
 これは、テーマを決めて、
 その年年にやりたいことを決めたり、
 新しい風を吹き込んだり、
 そういった意味も込めて4月に篇を変えるようにしているわけです。

 で、まあ、そろそろ、その季節かなあと。

 でね、ちょうど3月に転職が決まったことだし、
 俺神だからさあと言っているのも辛くなってきたし、
 まあ、本当なんだから仕方ないんですけど、
 そろそろ、降臨篇も(神だって言い張るのも)飽きたなあと。

 で、デザインを変えようと思ったんですけど、
 そのとき気づきました。

 静謐日記のblue先生の小説が10月以降更新されてない。

 冨樫先生並の遅筆っぷりです。
 そういえば、冨樫先生は、また休載ですってねえ。

 続きは書くのですかい?

・ベストは本当に売れるのか
 ※最終的には特撮の話になります。

 宇多田ヒカルのKeep tryin'が明日発売になります。
 この曲は売れ線のメロディな気がするし、
 CMでよくかかっているので売れるんじゃあないでしょうか。
 PassionのときはキングダムハーツIIがシングルより後発売だったこともあって
 シングル販売時には曲がそんなに広まってなかったような気がします。

 PVも妙に凝ってて良いですしね。
 ちょっと、宇多田も老けたなあと思っちゃいましたけど。
 かわいい格好は……うーん、まあ、ねえ。

 と言っても、僕はCDは多分買わないですけど。

 あ、いや、嫌いなわけじゃあないですよ。
 宇多田ヒカルも、むしろ例の曲も好きです。

 じゃあ、何で買わないのかっていうと、
 今回のシングルはDVDが付くわけでもないし、
 iTMSで買えちゃうんでねえ。

 それに、3月だか4月だかにアルバムが出るっていううわさ……

 ……あれ?調べたらそんなうわさねえな。
 俺の勘違いだったか。

 こうなると話が、いや、まあいいや。

 で、じゃあ、宇多田のアルバムが出るとしますよ。
 そうなると、Utada名義を除けば、
 前に出たアルバムは、Singles Bestになるわけです。

 これは、相当売れまして、
 2004年アルバム売り上げランキングで1位になっています。

 じゃあ、ベストは売れるんだ!!

 と、これは違うと思います。

 僕も、このベストアルバムを買ってしまった人間の一人だから言いますが、
 シングルを持ってないから買うんです。

 名前は知っている。
 ある程度好き。
 カラオケで誰かが歌っていた。
 シングルはレンタルで借りたことがあるけど、手元に持っておきたい。
 そういえば、あの曲CMで流れてた。

 などの理由で、
 シングルは買えば一曲1000円……
 ……もちろんカップリングはありますけど、
 そうそう好きでなければカップリングまでチェックしない……
 と思うんですがね。

 だったら、アルバムで買えば、
 ベストで買えば、お得ジャン!!
 と言う超ライトな層が、
 あのアーティストのCDならなんでも買うぜという、
 コアな層と相乗し、
 さらに、売れているCDなら何でも買う層が、
 購入するため、売り上げが上がるわけです。

 で、普段のアルバムはどんな人が買うかというと、
 もちろん、
 あのアーティストのCDならなんでも買うぜという、コアな層
 そして、あのアーティストは好きだけど、選んで買うという。ライトな層
 (売れた場合、売れているCDなら何でも買う層も)

 これが、購入するんだと思います。
 ベストは買わない、普通のアルバムは買うという、ライトな層より、
 ベストで買えばお得ジャンという、超ライトな層が多ければ、

 ベスト盤は売れるわけです。

 さて、特撮ですが。

 残念ながら、超ライトな層は、ほぼ皆無だと思います。

 まず、
 名前は知られていない。
 よって、ある程度好きになることもできない。
 カラオケで誰かが歌うことなんてほとんどない(そもそもカラオケに曲がほとんどない)。
 シングルはレンタルで借りたいけど、店においてない。
 そういえば、あの曲CMで流れてた……なんてこともない。

 この曲いいなーとか、
 こんなバンドあるんだとか、思った人は、
 基本、買わなきゃ手に入らないし、
 手に入れられなきゃあっさり忘れられる存在です。

 非情ですが、これが現実です。

 だから、特撮のベスト盤は売れない
 断言します。

 じゃあ、なぜ、ベスト盤は売れるのか。

 え?お前おかしな事言ってねえ?
 と思われるかもしれませんが、
 ある一点においてのみ、ベスト盤が売れる(少なくとも層思われる)、
 場所があります。

 そ・れ・は、

 初期発注段階です。

 例えば、あなたがCD屋の店長だったとして、
 次の4枚のCDがあったとします。
 そのうち、一枚を発注するとしたら、どれを発注しますか。

 ぺ・ヤング「酢飯伝説」
 わくわく男爵「わくわく男爵・ザ・ベスト〜10年間の歴史」
 ザ・ポチョムキンズ「愛のままに我侭さ」
 くずかご「最後の夏」

 いや、まあ、基本適当なんで、
 面白優先で、「酢飯伝説」を選ぶ人もいるかもしれません。
 しかし、売ると言うことを考えたら、
 ベスト盤を買ったほうが売れる可能性が高いと思うでしょう。
 いくら知らないバンドでも、
 ベスト盤が出るほどCDが出ているんだ。と、錯覚するために。

 そういう、小売が多いと、ベスト盤の初期発注は多くなる……

 ……のかもしれません。

 いや、実際、特撮のベストは通常のアルバムに輪をかけて売れてないので、
 こうでも考えないと、ベストが売れると考える理由がわからない。

 筋肉少女帯の場合、
 知名度はありましたから、
 そこそこCMは打ってましたから、
 だから、ベスト盤を出せば売れたかもしれませんが……

 はっきりいって、特撮のベスト盤に売れる要素が見つからない……。


 2006 /2 /22
・まえけん
 睡眠不足の頭を揺らしながら、
 生きていることがとことん嫌になり、
 じゃあ、塩酸モルヒネか砒素でも静脈に注入しようかと思い、
 ゆらゆらと薬局にはいるが薬事法が同鱈と、
 意味のわからないことばかり抜かしやがって。

 だったら映画でも見に行くかと、
 渋谷に赴くことにする。

 ハローワークに月曜日に行った以外、
 外つ国より戻ってきてから一歩も家を出ていないことに気づき、
 唖然と言うか吃驚する。

 ちょうど一週間前の水曜なんかは、
 朝から晩まで巴里の街を歩き回っていたというのに。

 満員電車に揺られながら、
 何とか渋谷に到着。
 人の多さに辟易しながら、109の前を通ると、
 テレビクルーが撮影をしていた。

 どうやら、女子高生の格好をした前田健
 化粧品を薦める類のコントだかCMだかのようだった。

 裏ではスタッフらしき人が爆笑していた。

 よくもまあ、そこまで笑えるモンだ。

 ところで、最近知ったのだが、
 前田健氏は本当にゲイなのだそうだねえ。
 昔は、そう言う類の人を揶揄しているかのように見えて、
 かなり嫌いだったのだが、
 その話を聞いて、路傍の石程度にまで好感度はアップした。
 いやあ、別におもしろいとは思わないんだよね。

 と言うことを夢想しながら映画館へ。
 開くまで30分ほどあるというので、
 本屋で立ち読み。
 嫌韓流2とKERA原宿スタイルBOOKをたち読む。
 さすがに、KERAをたち読むのは勇気が要るなあ。

 元から43Pと言う情報をfor Visitorで知っていたので、
 ぱらぱらめくり、一人だけ何かふつうの(でも、ぬいぐるみ持ってるから何か異様な)
 カリスマの姿を確認して、妙な気分になり、本を戻す。

 暇もつぶれてきたので、
 江戸川乱歩の全集をそろえたいなあとふと思い、
 光文社文庫の江戸川乱歩全集1を購入。
 映画館に向かう。

 見たのは、ギミー・ヘブンという映画。
 連チャンで同じ映画館で上映している
 カミュなんて知らないも見ようかと思っていたのだが、
 何か疲れたので帰ることにする。

 家に帰り、ウルトラマンのシーボーズの回のDVDを
 ビールを飲みながら見、
 こんな自堕落な生活もあと一週間なのだなあと、
 ゆらゆらとした妙な気分になって、
 無機質な笑い声で笑いながら寝る。


 2006 /2 /23
・実印
 転職するのに、実印が必要だと言うことで、
 実印というヤツを作った。

 全く面倒くさい。

 市役所に行って登録。
 何か簡単に作れちゃうんだなあ。

 免許書の写真が金髪なので妙に恥ずかしい。

 その後暇だったので、
 トイザらスに行って、何か買おうかと思うが、
 特に大したものも見つからず。

 ムシキングの携帯ゲームが今日発売と言うことで売っていた。
 売れているようなら、値上がりもあるか?買おうか?
 と思ったが、案外売れてなさそうだったのでスルー。

 トイザらスの上の階にあった
 スポーツショップが潰れてたので、妙な気分になる。

 と、いうのもそのスポーツショップができる前にあった
 セガ系のアミューズメントテーマパークでバイトをしていたからです。

 その、セガ系のアミューズメントテーマパーク。
 セガが1000人リストラ、アミューズメントの縮小を決定した、
 1999年にその煽りを食らって閉館。
 その後、セガのアミューズメントの主軸であった
 ジョイポリスも、ほとんど閉館。
 関東存在するジョイポリスはお台場の東京ジョイポリスを残すところになったが、
 そこも、死亡事故が起きたため、半年ほど休館(現在は営業中)。

 セガがアミューズメントに手を出すと、
 成功しないんだなあ……と、思っていたら……

 横浜に日本版ブロードウェー・セガ、1000億円投じ施設

 ……

 い……一千……億!?

 いや……やめといたほうが……

 話が七転八倒してよくわからなくなってしまいましたが、
 そう言うことで。


 2006 /2 /24
・筋少
 たまには筋少の話。

 ベストを買う。

 と言っても、ゴールデン☆ベストではない。
 スーパーバリュー筋肉少女帯だ。

 これは、ビクター時代の曲を10曲詰めたモノで、
 2001年12月19日に発売されたモノである。

 ただ、その10曲はすべて、BEST&CULTに収録されているモノであり、

 ・再殺部隊
 ・リテイク-Acoustic Version-
 ・北極星の二人-内田のラブソング-
 ・蜘蛛の糸-第二章-

 の4曲が収録されていないという、え?何でその4曲を減らす?
 と言った、片手落ちCDであると言えよう。

 買ってみて解ったが、ジャケットの写真も画質が悪いし、
 CDのレーベル面は特に何の絵も描かれておらず、
 歌詞カードのは写真の一枚もなく、淡々と歌詞が書かれているだけという、

 これ売る気本当にあるのか?
 と言わざるを得ない一品。

 これなら、BEST&CULTを、そのまま安くしたほうが良いんじゃねえの?

 まあ、よほどのマニアなら。
 ということで、よほどのマニアなので買ってみました。

 いやねえ。
 調べたら、アマゾンなんかでは、プレミア価格付いてるし、
 ヤフオクにも無いんで、

 どっかにないかなー。

 ってしらべてたら、ふつうにヤフーショッピングにあったんで購入した。
 というわけ。

 もし、よほどのマニアがいたとして、
 欲しい場合プレミア価格で買うより、
 こっちで定価で買った方がお得かと。
 ※別に、アマゾンはアフィリエイト参加しているから、儲かるけど、
  ヤフーショッピングで買い物されても僕は儲かりません。

 まあ、これ買うならBEST&CULT(Amazon)買った方が良いとは思いますけどね。

・しかし、
 こうなってくると、どこまでCDを買うべきかという基準が、
 だんだん揺らいでくる。

 EAT-MANサウンドトラック(Amazon)←お約束で漢字間違えてるし や、
 ど根性ヒッツ(Amazon)は買うべきか。

 それよりも、矢沢永吉トリビュート(Amazon):大槻ケンヂ参加 や、
 ルパン3世トリビュート(Amazon):電車参加、
 寺山修司トリビュート(Amazon):大槻ケンヂ参加
 が先だろうとかね。

 そういえば、特撮の公式ページのディスコグラフィーが
 充実してきて、
 こんなのやってたんだあてのが紹介されていて、
 おもしろい反面、まだこれだけあるのかあと言う気分。

 結構細かいが、上の寺山修司トリビュート等、
 何枚か書かれて無いCDも存在しているので、
 僕の知らない、そして書かれてないCDはまだ存在するかも。

・負けるが勝ち
 ふらふらと本屋にいざなわれてみると、
 京極夏彦著、後巷説百物語が、単行本化している。
 愛憎版持っているからなあ、
 それより早く邪魅の雫でねえかなあと思って、

 ※邪魅の雫
   京極夏彦の書く、京極堂シリーズの最新刊のタイトル。
   昨年夏、一度発売が発表されるも、
   そんな時期に出るわけねえと、作者自らその発売日を否定
   その事件から半年たとうというのに、いまだに発表されていない一品。

 本屋をふらついていると、
 後巷説百物語の横に、綾辻行人の文字。
 あれ?綾辻新刊出たんだ。
 よく考えずに購入。

 家に帰って、後付見たら、

 本書は平成十四年八月、自社単行本として刊行されたものです。

 うわあ、ただの再販だ。
 まあ、でも、読んだ事ない(多分)から、
 いいっちゃあいいんだけどさあ。

 なーんか、負けたような気がするんだよなあ。


 2006 /2 /25
・ノロイ
 ノロイという、映画のDVDを借りてきて見る。

 失踪した怪奇実話作家・小林雅文氏が、
 失踪する前に残したビデオ。
 そこには恐るべき、事実が映し出されていた!

 という、映画。

 コレがねえ。

 凄いねえ。

 んー。ネタばれになっちゃうけど、

 ↓





























 まるで本物みたい。

 つう事は、フィクションなんだけどさあ。

 上にリンクも張ったけど、小林雅文氏のサイトもあるし、
 映画公開時には氏の小説を出版していた、杉書房のサイトもあったらしい。
 結構凝ってて面白いなあ。

 DVDが5.1ch DTSだったり、
 実名は明かせないといっておきながら、顔や実名が出たりしていることから、
 まあ、作り事だろうなあとは思うのだけど、
 いや、面白い。
 映画館で見たかったなあ。

・そういえば、
 今日は本当はスノボに行く予定だったんですけど、

 前にも、俺は駄目なのかな?って書いたことがあります。
 予定では、今日、草津に泊まって、
 明日、草津から特急で渋谷に帰って、
 空手バカボンのライブに行こうと。
 そういう話だったわけですが。

 僥倖日記の人が東北に行くと書いてたのは、
 何のためかはよくわからないのですが(俺を厭な気分にさせるためか?)、
 嘘だったのですが、

 その後なんでかはよくわからないのですが、
 長野に行くことになって。
 まあ、でも長野駅から旅館が近いという話だったので、
 (草津じゃないんだよなあと思いつつも)
 行ってもいいかな。
 と思ったら、

 長野駅から車で数十分の旅館に変更したよ。
 と、僕が海外に行っている間に、
 携帯電話のメアドにメールが届いてて(さすがにそれは受信できません)、
 まず、そのアホさ加減に腹が立ったのと、
 海外旅行でだるかったのと、
 駅から車で数十分という−−

 何か面倒くせええええええ。

 と思って、行くのをやめました。
 何か我侭ね僕って。

 というわけで、駄目な日程はなくなったんですが、
 ある意味それよりも駄目な人間になってしまったような気分ですか?

・ショック
 ボードにいっていると思われてたらしく、
 フットサルの誘いが来なかった……。
(フットサルのメンバーで行っているので、
 行った人は除外して誘ってたらしい)

 ……という事が、今、判明しました。
 ショックだなあ。 

ちょっと驚いたこと 結構驚いたこと 巡り巡って、何かいろいろ。
 上に書いたノロイですが、
 松本まりかという……女優?かな……が、
 出演しているわけですが、
 この子、真夜中の弥次さん喜多さんや、タイガー&ドラゴン、
 劇団演技者。「ロンリーマイルーム」なんかに、
 ちょい役で(劇団演技者は一応ヒロインかな)出てるんですけど、

 何で、そんなに覚えてたかって言うと、
 顔がかわいいって言うのもあるんですけど、
 声が声優みたいなんですよ。
 で、こう、目立つわけですね。
 ロンリーマイルームでは、
 ロリータ系ファッションをする女の子の役でしたし。

 なーんておもってたら、
 声優の仕事もやってるんですねえ。

 FF−Xのリュックやってたんですねえ。

 ……ええっ?リュック?
 リュックってあんな声だっけ?

 そうか、じゃあ、リュックには中も外も萌えられるって訳か。
 ああ、やっぱりだめだこの人。




 とまあ、ここまでが想定の話のまとめだったわけですが、
 そんなことを書きながら、
 公式サイトをまあ、見ながら、
 本当にリュックだったのか等をね、確認してたら……

 ……東京理科大学 理大祭 トークショー 2003.11.24


 えええええええええ!?

 うちの大学来てるよ!2年前。
 うちの大学って言えばあれだよ、
 生徒会が金ないから、誰も来ない年もあるので有名な。
 つーか、声優しか呼んでるのみたことないよ。
 (声優は呼ぶのが安くて集客力があって、うちの大学生に大人気だからね)

 ……あ、声優か。

 でも、声優としては2・3しか仕事してないみたいだし、
 でもまあ、リュックだったら……

 いやあ、最後に驚かされたよ。この子には。
 要チェックやで。


 ちなみに、ちょっと調べてみたら、去年は

 マジレンジャーが来たらしい。




 ……すまん、母校に誇りを持たせてくれ……。

 ※ちなみに、上の話は東京理科大学野田校舎の話。
  神楽坂校舎は結構いろいろな人が来ているらしい。
  つーか、この、学園祭に当たっての心がけ……
  ……がんばってサイトを作っているかがねえ、
  如実に表れていると思うんだなあ僕は。
  比較1:神楽坂校舎の理大祭りのサイト
  比較2:野田校舎の理大祭りのサイト

 ……ふう。


 2006 /2 /26
・鬱な気分になりたくて、冬
 ノロイと一緒に借りてきたDVD、
 亀は意外と早く泳ぐをみる。

 軽快なコメディ。
 監督は、三木聡。

 岩松了やら、ふせえりやら、村松利文やらどこかで見たような人選。

 と思ったら、彼らは三木聡氏の映像にはよく出てくる人たちだったのですね。

 ちなみに、

 三木聡氏は現在、時効警察で監督をしており、
 岩松了やらふせえりやらも出てきます。

 何で、このDVDを借りたかと言えば、
 その前日に購入したサマータイムマシーンブルースで、
 上野樹里ブームが到来したからで、
 上野樹里かわいいなあ。
 広末と深津理絵を足したような美しさだなあと、
 そう言う理由で借りてきたんですけど、

 ごめんなさい。
 ブーム終了です。
 三木聡ブームが来ました。

 調べてみたら、
 すでに、「TV'S HIGH」、「演技者。いい感じに電気が消える家」の2本を所有していました。
 時効警察もおもしろいしなあ。
 時効警察と言えば……って話もあるんですが、
 それは、後ほど筋少日記で。

 あ、でも、やっぱり上野樹里もかわいいなあ。
 ばかばかしいなあ、この映画。
 ああ、でも、上野樹里いいなあ。抱いてくんないかな。

 とそんなことを思ってたら、
 鬱な気分になりたくて、
 鬱な気分になる映画を見てきました。

 カミュなんか知らない

 まあ、あれですね。
 別に今日、鬱になりたくなったわけではなくて、
 チケットは買っていて、本当は先週見ようと思っていたんですけど、
 まあ、今日、渋谷で空手バカボンのライブがあるから、
 今日見ようとそう言うことに(僕の中で)なったわけです。

 主演が柏原崇の実弟、柏原収史。
 ヒロインが吉川ひなの。という、
 まあ、何か最近いろいろ話題の人たちの周りにいる人たち

 それはそれとして、
 長回しが無駄に多くておもしろい。
 ストーリーも結構引き込まれる感じで。

 ただ、一つだけ。

 右後方に座っているおっさんが寝てて、
 いびきをかいてたのだけが、欠点。

 で、映画もみたし、
 ライヴまでも2時間ほど時間あるしなあ……あ。
 オーケンファンなら一度は行ってみたいカレーショップ、Mが
 この近くにあると言うことを思い出し、
 行ってみることに。

 ちなみに、このカレー屋の話は、
 オーケンの行きそで行かないとこへ行こう(Amazon)に登場。
 ここに書かれているおじいちゃんはすでに他界しているという話は知っていた。

 食べてみると旨かったけど、
 上の本に書かれているような、
 辛さがなくて少し残念。
 辛口にもできるようなので、
 辛口にすればよかったのかも。みそは結構甘くて旨い。

 又、渋谷に行く機会があったら寄りたい。

 その後、本屋や、タワーレコードをまわり、

 陰鬱になれるらしいDVD、レクイエム・フォー・ドリーム(Amazon)購入。

 で、空手バカボンライヴに行ったのですが、
 その話は筋少日記で。

・見事に
 陰鬱な気分になれました。
 やっぱり、麻薬はダメだね。


 2006 /2 /27
・呆け
 呆けてます。
 ()けではありません。(ほう)けです。
 別にどっちでも良いのに、
 上の文章を、
 「ぼけではありません。ほうけです」
 と入力する律儀さを、世界平和に利用できないモノでしょうか。

 別に、()けでも良いんですけどね。
 間抜けすぎないか俺。と言うようなことが。

 昨年の9月に、
 ゲームボーイミクロのファミコンカラーを購入しまして、
 IIコンバージョンのフェイスプレートが欲しいなあ。
 と思ってたら、IIコンバージョンのフェイスプレートは、
 製造が間に合わないから、引き替え延期と言われていました。

 で、そのことを思い出したんで、
 任天堂のホームページに行ってみたんですけど、
 引き替え延期の記事が無くなっている。
 あ、引き替え始まったのか?と思うが、それもない。

 どうなってんのさあ!!
 と思って調べてみると、
 12月8日から12月20日で引き替え終わってました。

 ええええええええええ。

 なんか、メール来たってサイトも見つけたんですけど……

 ……うちに来てないんですけど。
 あれ?削除しちゃったかな?迷惑メールと間違えて。

 しかし、2ヶ月後に気づくとは私も相当な間抜けですね。

・トリノオリンピック
 ヤフーの企画で、
 トリノオリンピックを応援しようという企画がありまして、
 みんなの写真を使って、
 フォトモザイクを作ろうと。
 それが完成したらしいです。

 これなんですけど。

 あたしの撮った写真が使われています。

 いやあ、全く応援しちゃいないんですけどね。
 ほとんど見てないし(フィギュアと、開会式は向こうでちょっと見た)。

 下から5番目・左から3番目です。
 ハワイで撮った写真で、青い写真ならつかわれっかなー。
 くらいの勢いで応募したんですが、使われました。

 よーし、トリノオリンピック応援するぞ!!(今さら?)

 でも、このフォトモザイクが、安藤美姫だって言うのが、
 まあ、なんというか、ね。いろいろ哀愁を誘いますよね。

 ※個人的にはつり目フェチなので、安藤美姫は好きです。

 そんなことより、俺の写真の下三つ目がや・ば・い。

・なるほどね。
 ……トリノオリンピックってもう終わってたんだ……。

 で、日本のメダルは……

 …………ああ、そう……。


 2006 /2 /28
・おまけの一日
 あー。明日から仕事だー。

 働きたくないよー。今夜はー。
 働きたくないよー。
 うちに金入れたくないよー。

 と、未来少年カトリのテーマ曲(?)を、
 歌いたい気分です。

 別に働きたくないわけではないわけでもないんですけどね。

 おまけの一日、さりとてするべき事はなく、
 何となく日が暮れるのも厭だったんで、

 フライトプランと、県庁の星を見てきました。

 さすがに映画のはしごは疲れますね。

 フライトプランは、
 飛行機の中で娘が居なくなったお母さんが、
 娘を捜す話。
 調べていくうちに、娘は死んだことになっていて、
 乗客450人と乗務員全員が彼女を信じない。
 果たして娘はどこにいるのか。
 そもそも、本当にいるのか。
 居るとしたら犯人は誰なんだ?っていう話。
 密室劇と、誰も自分を信じてくれない話って好きなんですよね。
 息詰まる感じが。
 ストーリーは、個人的には好きです。
 ネットでちょこっと調べると、結構たたかれていますけど。
 確かに、偶然に頼りすぎていて、
 おいおいおいおい。ってところは多いですけど、
 まあ、それはそれで、楽しかったです。
 セットがしっかりしていて。
 本当に飛行機の中にいるような気分になれました。
 でも、最後のクライマックスシーンは何か、ちゃちい合成で、
 あれは、何とかならんかったのかなあと。

 県庁の星は、
 踊る大捜査線の逆バージョンって感じですね。
 織田裕二が、書類や規則を大事にする男で、
 だんだんそれより大事なモノがあるって事に気づくという。
 そこに、スーパーの女を加えた感じです。

 確かにおもしろいんですけど、
 展開が読めすぎておもしろくないというか、
 次のシーンでこう言うのかな?と思うと、まんまその台詞を言われたり。
 もう少し、毒気や裏切りがあっても良いんじゃあないかなあと。

 最後の展開はちょっとグッと来てしまいましたけど。
 ああいうのを、途中にも入れて欲しかったかなあと。

・ホームページ改革中
 3月1日から変えようかなー。

 なんて言ってたんですけど、
 いろいろやりたいことをやっていくうちに、
 それは絶対無理だと思い始めました。

 現在、レイアウトを作成しているのですが、
 やっとレイアウトが出来上がりました。

 これから、色とか細かいことを決めていく予定です。
 スクリプトを4つ書かなきゃいけないとか、
 トップ画像も書かなければいけません。

 今、やっと20%ってところでしょうか。

 何とか4月までには完成させたいなあと。
 もう、この作業だけで7・8時間かかってますからね。
 ふう、やれやれ(といいながら、楽しいんですけどね)。

 4月1日、生まれ変わりますんで、ひとつ、よろしくお願いいたします。

・ミミ
 耳糞をほじっていたら、
 奥のほうがガリッと言った。
 何だろう?かさぶたかな?と思いながら掻き出してみると、

 砂だった。

 砂あ?

 よく見ると、粒が丸い。
 ……これ……

 ……沖縄の砂じゃないか?

 そういえば、沖縄で砂まみれになったときに、
 耳に沢山砂が入ったけど……。

 あれ、去年の6月だぜ……。

 8ヶ月も耳の中に入ってたのか……。

・クレジット
 何で今日映画を見に行ったかというと、
 火曜日はその映画館の会員は安くなる日なんですね。
 だから見に行きました。

 最近、単館上映(あるいは少数館上映)の映画や、
 公開日に見に行くことが多かったのですが、
 今回は全国公開な上に、公開日でも何でもありません。

 単館上映の映画を見に行く人や、
 公開日に見に行く人って言うのは、
 やっぱり映画好きな人が多いんでしょうね。

 と、言うのも、今日、すごい気になったことがあったんですよ。

 僕はね、エンドクレジットを見て、余韻を楽しむのがすきなんですが、
 エンドクレジットが出た瞬間にもう、表に出ようとする人が、多い多い。

 半数以上は立ち上がって外に出て行ってしまったんじゃないでしょうか。

 最近、こういうシチュエーションで映画を見ていなかったもので、
 あまりの多さにびっくりしてしまいました。

 別にクレジットを見ろ!
 って言うんじゃあないんですけど、
 たまに、よく(どっちなんだよ!?)、
 クレジットの後にワンカットはいる映画ってあるじゃないですか。

 ああいうのは、もう、どうでもいいんですかね。
 すげえ重要なシーンだったりして、
 それ見たのと見ないんでは、
 印象が180度変わる映画もたまにあったりしますよね。

 ま、今回の2作はそういうのじゃなかったんで良いっちゃあ良いんですけど、
 そんなにその数分が惜しいのか?
 って思っちゃうんですよね。

 よくよく考えると、
 何でクレジットって必要なんだ?
 って話ですけどね。

 ゲームもね。
 エンディングに自分の名前が出たときは、そりゃあうれしいけど、
 誰も見ないんじゃあないかな……なんて思っちゃいます。

 クレジットってのはいったい誰が始めたものなんでしょうね?
 (って昔調べてたな2003年4月5日の日記参照)


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